●中間決算：収保9.1％減、基礎利益10.2％増に（07年11月15日）
07年度9月中間決算を発表。営業成績は、個人保険＋個人年金保険合算の新契約年換算保険料は前年同期比12.5％減の164億円（うち第3分野は32.4％減の46億円）で、新契約高は38.5％減の7,240億円。解約失効高は7.5％減の6,935億円（解約失効率は0.33ポイント低下し3.93％）。保有契約年換算保険料は4.5％減の6,493億円（うち第3分野は0.1％減の1,114億円）で、保有契約高は2.2％減の17兆3,670億円に。団体分野の保有契約高は、団体保険が0.7％増の10兆4,724億円、団体年金（責任準備金）は0.1％増の7,839億円。
損益面では、経常収益は2.6％減の5,051億円、うち保険料等収入は9.1％減の3,303億円（うち個人保険分野は6.2％減の2,715億円、団体保険分野は20.7％減の581億円）、資産運用収益は6.4％減の1,089億円で、経常利益は11.4％減の352億円となり、中間純利益は42.7％減の98億円に。
その他諸指標では、基礎利益は10.2％増の305億円に。有価証券含み損益は1,684億円増加し5,479億円。実質純資産額は30.2％増の8,933億円（一般勘定資産に対する実質純資産比率は3.1ポイント上昇し13.7％）、総資産額は0.9％増の6兆5,491億円。なお、資産の含み損益がゼロとなる水準は、国内株式では日経平均株価7,760円程度。ソルベンシーマージン比率は137.3ポイント上昇し1,153.9％。営業職員数は7.1％減の7,807人。
＜保険金等の不払追加支払金額など＞
▽追加支払済金額：7.7億円、▽支払調査に要した費用：2.7億円