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ウインタートウル・スイス


●ウィンタートウル・スイスが撤退、あいおい損保に包括移転(03年2月3日)
 スイスの大手損保会社ウィンタートウル・スイス保険会社(「WSI 」 マンフレッド ブロスカCEO)が日本の損保事業からの撤退を決定したことにより、同社日本支店(「WSIJ 」日本における代表・ワルター・ベヒリ氏)の保険契約を2003 年定時株主総会の承認および関係当局認可を前提として包括移転することで、1月31日に基本合意した。
 あいおい損保は、1973年以来の業務提携先であるWSI が日本の損保を取り巻く環境の悪化により中長期的な事業利益率の達成が不可能と判断し、日本における損保契約の引受を停止すると決定したことから、従来からの両社の友好関係を考慮し、本年4月以降WSIJ の保険契約をあいおい損保の商品で引受けること、および2003年10月1日を目処に必要手続きを経て保険契約の包括移転を行なうことに合意。これにより、同社はWSIJ の契約者に対して従来どおりのサービス、商品の提供を行うことで保護できるとしている。

1 . WSI の概況:WSI は1875 年設立のスイス損害保険会社であり、2001年末現在、資本金194百万スイスフラン。2001年収入保険料は18 ,412百万スイスフランで、1997年クレディ・スイス・グループの傘下となり、2001年海外分野をエクスエルキャピタルへ売却(現在エクスエル・ウィンタートウル・インターナショナル)後は、スイス国内の保険事業に重点をおいている。
2 .WSIJ の概況:日本進出は1985年に日本支店を設立。以降業務を拡大してきたが、2001年7月通販自動車保険をチューリッヒ日本支店に包括移転。現在は代理店事業と傷害通販および、外資系企業を中心とした企業分野を中心に業務を展開。
【WSIJ の2002年3月期業績】
▽元受収入保険料2 ,838百万円、▽従業員数52名

●チューリッヒへの保険契約移転が完了(2001年7月3日)
 ウインタートウル・スイス保険のリスク細分型通販自動車総合保険契約の包括移転を完了。金融庁の正式な認可を受けたことにより、ウインタートウル・スイス保険の同保険契約は、2001年7月1日をもって正式にチューリッヒ保険に移転された。今回の合意により、チューリッヒ保険はウインタートウル・スイスの保有するすべての通販用自動車総合保険契約を引き継いだ。また、ウインタートウル・スイスの通販用自動車保険事業に携わる従業員に雇用機会を提供、すでに7月1日から数名を正社員として受け入れた。なお、チューリッヒ保険は2000年4月に、米国系のオールステート損害保険の日本での業務を引き継いでいる。



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