
●日本興亜生命の社長に伊東氏(2001年2月16日)
4月1日発足の合併新会社・日本興亜生命の役員人事が内定。社長に伊東誠氏(興亜火災まごころ生命社長)、副社長に前田廣氏(日本火災静岡支店長)ら取締役4人、監査役3人の役員体制決まる。新本社住所は〒104ー8407中央区築地3−4−2。
●日本興亜生命、4月1日スタート(2001年1月11日)
日本火災パートナー生命と興亜火災まごころ生命が、それぞれの取締役会の決議を経て「合併契約書」に調印。
<合併の趣旨>
興亜火災まごころ生命と日本火災パートナー生命は、両社の親会社である興亜火災と日本火災が、進展する自由化・規制緩和を含めた競争環境の変化を改革の機会ととらえ、新しい総合保険グループの創生を目的として2001年4月1日に合併することに伴い、グループ事業全体の統合効果を一層高めるため、関係当局の認可を前提に合併することとした。
この合併により、商品開発体制等のインフラならびに代理店ネットワークを充実させ、顧客ニーズにより的確に応えることによって、顧客からより信頼を得ることのできる企業を目指していく。また、両杜がそれぞれに持つ強みの拡大と相互補完、ノウハウの共有等による機能強化を実現するとともに、経営資源の効率的配分ならびに業務の統合・集約化を通じて収益カと財務基盤の強化を実現し、事業の健全拡大を図っていく。
<合併契約書の要旨(合併の内容)>
▽合併の方法=興亜火災まごころ生命と日本火災パートナー生命は対等の立場で合併するが、法手統き上、興亜火災まごころ生命を存続会社とし、日本火災パートナー生命を解散会社とする。
▽合併期日=2001年4月1日
▽商号=日本興亜生命保険株式会社(にっぽんこうあせいめいほけんかぶしきがいしゃ)
▽本店所在地=東京都中央区築地3丁目4番2号〈現日本火災パートナー生命本店所在地)
▽合併比率=興亜火災まごころ生命1:日本火災パートナー生命1
▽新資本金=200意円(なお、増加すべき資本金は100億円とする)
▽合併承認総会=興亜火災まごころ生命と日本火災パートナー生命は、2001年1月26日に両社それぞれ臨時株主総会を開催し、合併契約書の承認および合併に必要な事項に関する決議を求める。
▽合併に際して就任する取締役および監査役
[取締役]川野隆平(現日本火災パートナー生命常務取締役)、前田廣(現日本火災静岡支店長)、中村隆俊(現日本火災パートナー生命経営管理部長)
[監査役]野見山諭(現日本火災パートナー生命常勤監査役)
●単品の医療保険、がん保険発売(2001年1月5日)
日本火災パートナー生命と興亜火災まごころ生命は、外資系保険会社等への第三分野の激変緩和措置終了に伴い、単品の「終身医療1・2・3(ワン・ツー・スリー)」「医療保険1・2・3」、「終身がん保険」を発売。「終身医療1・2・3」「終身がん保険」には死亡・高度障害保障・解約返戻金のないタイプ(特則付加)を設定、従来商品より保険料を低減。
医療保険は疾病・災害入院給付金(1泊2日以上の継続入院から保障)、手術給付金のほか、死亡・高度障害保険金(特約)、20日以上継続入院後の退院のとき支払う退院療養給付金(特約)を保障。通算支払限度日数は1095日(3年)。契約年齢は6〜65歳。保険期間は10年(自動更新、3大成人病拡大保障コース=特定疾病診断給付金特約、無事故給付金ありのタイプが選択できる)、終身の2タイプ。入院給付金日額は2000〜1万円(1000円単位)。成人病保障特約、女性医療特約のほか、まごころ生命ではがん入院特約、がん診断給付金特約も付加できる。
がん保険は上皮内がんから保障。入院給付金(支払限度無し)、手術給付金、診断給付金(特約)、20日以上継続入院後の退院のときの退院療養給付金(特約)、死亡・高度障害保険金(特約)がある。契約年齢は6〜70歳。保険期間は終身。入院給付金日額は5000〜4万円(5000円単位)。
●上半期・個人保険保有契約高34・8%増に(2000年12月1日)
平成12年度上半期の業績発表。個人保険新契約高は前年同期比31・8%増の1221億円。保有契約高は34・8%増の8459億円に。保険料等収入は56・3%増の90億4600万円。総資産は37・4%増の328億3400万円に。ソルベンシーマージン比率は1909・7%。
●「優良体保険」「100歳満了定期保険」など新商品発売(2000年5月2日)
「優良体保険」(区分料率適用特約)は、喫煙状況の有無、健康状態が所定の優良体基準を満たす場合に、保険料率を3段階に区分(非喫煙者優良体料率、非喫煙者標準体料率、喫煙者優良体料率)することにより、保険料が最大約32%割安となる。
定期保険または収入保障保険に適用。契約年齢範囲は20〜70歳、特約保険期間は5年以上で主契約保険期間と同一、最低保険金額は定期保険が2000万円、収入保障保険が基本年金額150万円。
「100歳満了定期保険」は、従来の最長90歳だった定期保険の保険期間満了年齢を100歳まで拡大。付加できる災害疾病関係特約も100歳までの保障となるため、高年齢層の入院・けがの医療保障も充実。
一方、逓増定期保険の逓増率のバリエーションを従来の3種類から9種類に拡大、多様なニーズに対応。逓増タイプは、毎年逓増タイプが定額型(10%)、定率型(5%、10%、20%)、5年ごと逓増タイプが定率型(30%、40%、50%、70%、150%)と多様化。
●興亜火災まごころ生命と2001年4月に合併(2000年3月23日)
99年10月の3社による基本協定後、三井海上の統合離脱を経て、興亜火災との2社合併を1年前倒しして2001年4月に実施することで合意、合併覚書締結。今年10月に合併契約書締結、12月の臨時株主総会で合併契約書承認へ。
98年度末の単純合計で新会社は売り上げ(正味収入保険料)6900億円余、マーケットシェア10%の第5位規模に。会見で、岡本・興亜火災社長は「(三井海上の離脱による)2社の合併でかえって一体感が増した」、松澤・日本火災社長は「新会社は非系列の独立系損保という強味を発揮できる」と述べた。
合併比率は1対1を目途とし、外部機関の評価も踏まえ2社で協議の上決める。存続会社は日本火災。本店所在地は興亜火災の本店所在地(東京都千代田区霞が関3の7の3)。新会社名は2000年上半期を目途に決定。最高経営責任者はCO―CEO体制を取り、代表取締役会長に岡本・興亜社長、代表取締役社長には松澤・日本火災社長が就任。取締役数は社外取締役を含め10人程度。
親会社の合併に伴い、両社の生保子会社も2001年4月1日に合併、存続会社は興亜火災まごころ生命の予定。
合併効果として、経営規模の拡大では、顧客数が個人顧客1100万人、企業顧客110万社、上級以上の代理店数約2万店に。2003年末にM/S11%に拡大。
収益力の向上では、2003年度までに正味事業費率32%台に。社員数2000人減(自然減、生保部門等への移転)で7000人、営業拠点数218拠点減で330拠点、損害サービス拠点数86拠点減で210拠点に。システム統合は、ノンマリン分野は日本火災、マリン分野と生保分野は興亜火災のシステムをベースに統合。これらにより社費440億円削減。ROEは10%に。
IT戦略では、顧客データベースを中心とした商品開発、販売、サービスのトータルシステムを構築。代理店ネットワーク、インターネット・イントラネット販売システムを拡充。2000年度から3年間で500億円強の投資。
100人規模の生保販売支援要員を全国展開し、生損保総合販売体制を強化。
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