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損保ジャパン・ディー・アイ・ワイ生命



●35億円増資、資本115億円に(07年10月26日)

 07年11月20日を払込期日とする35億円の資本増強(増資)を決定。この増資は100%株主である損保ジャパンへの株主割当とし、増資後の資本金と資本準備金の合計は115億円になる。

●夏のボーナスと家計調査(07年7月4日)
 20〜50代のサラリーマン世帯の主婦500人を対象に、今夏のボーナス(手取り額)と家計の実態を調査。回答結果をみると、ボーナスが「減った」人が20.2%に対して、「増えた」人が49.2%と約2.5倍にのぼる。景気回復を反映して、ボーナス支給額も緩やかな右肩上がりの曲線を描いている。夏のボーナスの平均手取額は77.9万円(平均4.4万円増)。ちなみに、平均へそくり(夫に内緒の資産)金額は267.9万円。

●3月期決算:収保13.2%増に(07年5月23日)
 07年3月期決算概要を発表。営業成績は、個人保険の新契約年換算保険料は前年同期比39.2%減の3億4,900万円(第3分野は39.1%減の8,200万円)で、新契約高は41.0%減の938億円。解約失効高は12.1増の403億円(解約失効率は1.8%増の5.7%)。保有契約年換算保険料は6.5%増の32億3,700万円(第3分野は4.8%増の7億2,300万円)で、保有契約高は4.0%増の7,619億円に。損益面では、経常収益は12.6%増の33億円、うち保険料等収入は13.2%増の33億円、資産運用収益は8.6%減の3,800万円。経常損失は38.4%減の6億円余、当期純損失も6億円余に。基礎利益はマイナス6億円余。実質純資産額は11.1%減の41億円、総資産は7.4%減の49億円余。ソルベンシーマージン比率は28.9ポイント上昇して938.0%。

●保険金・給付金等の不払調査結果を公表(07年4月13日)
 2月1日付で金融庁より報告徴求のあった「保険金等の支払状況に係る実態把握に関する調査報告」を、4月13日に提出。
<支払状況実態調査結果の概要>
1.調査結果
▽調査対象:平成13年4月〜平成18年3月に保険金等の支払い事由が発生した2,166事案
▽追加的な支払いを要する件数:60件(53事案)、金額1,857,400円
2.追加支払を要するに至った内容
@事務手続き上のミスが原因で追加的な支払いが必要となったもの:11 件(10 事案)・218,200円(うち1件・8,000円を除き全て支払済み)
※診断書の記載内容見落し2件(1事案)、支払期間計算の誤り1件(1事案)、免責期間適用を誤ったもの8件(8事案)。
A契約者への請求勧奨を実施した結果、追加的な支払いが必要となったもの:49件(43事案)・1,639,200円(全件支払い済み)
※請求時点の診断書内容に「現在加療中」の記載がある等、その後の状況によっては追加的な支払いの可能性がある事案で、今回、その後の状況を確認したところ、追加支払いの必要性があったもの。通院等47件(41事案)、特定疾病2件(2事案)。
3.対応状況
@事務手続き上のミスが原因で、追加的な支払いが必要となったもの:調査は終了し、支払い手続中。
A契約者への請求勧奨を実施した結果、追加的なお支払いが必要となったもの。
(イ)請求勧奨を行なったもの:809事案
(ロ)追加的な支払いが必要となったもの:49件(43事案)
(ハ)追加的な支払いが不要と確認できたもの:354事案
(ニ)現在、確認中のもの:412事案(既に連絡が取れ請求書類を発送したもの205事案、未だ連絡がとれていないもの207事案)。
※全ての調査が終了するのは5月末の見込み。


●「1年組み立て保険」の保険料改定(07年2月16日)
 予定死亡率(標準生命表)の改定に伴い、4月2日以降に成立する契約から、無配当定期保険(保険期間1年)「1年組み立て保険」の遺族(死亡)保障保険料を改定。男性6歳〜30歳、34歳〜89歳、女性6歳〜89歳とほとんどの年齢層で引き下げとなる(男性31歳〜33歳は据置)。なお、入院保障、ガン保障、月給保障の各特約の保険料の変更はない。
<現行保険料と改定後保険料の比較例>
▽男性40歳、遺族保障保険金額1,500万円、月払保険料:現行3,960円→3,855円(-2.7%)
▽女性40歳、遺族保障保険金額1,000万円、月払保険料:現行2,140円→2,040円(-4.7%)


●冬のボーナスと家計調査(07年1月18日)
 20〜50代のサラリーマン世帯の主婦500人を対象に、今冬のボーナス(手取り額)と家計の実態を調査。回答結果をみると、ボーナスが「減った」人が21.6%に対して、「増えた」人が40.8%と約2倍にのぼる。「いざなぎ景気」を抜く景気で企業の支給額は大幅増と言われているが、実際に家計に入る手取額は、定率減税の廃止や厚生年金の負担など公的費用の増加などの影響から、微増に留まり、「実感なき景気拡大」が続いている。冬のボーナスの平均手取額は69.3万円(平均2.1万円増)。ちなみに、主婦のへそくり(夫に内緒の資産)額は306.3万円で、これも昨年調査241.3万円より増加している。

●佐藤正敏損保ジャパン社長の年頭所感(07年1月4日)
〈信頼回復に向けて〉
 07年の経営の軸は「お客さま第一」で、その第一歩は業務改善計画、再生プランに沿った形で経営基盤を強化すること。まずは足元の喫緊の課題である保険金支払漏れの調査や火災保険構造級別誤り等、過去の誤りをきちんと正すことが重要であり、特に保険金支払漏れの調査は確実に4月末までに完了させなければならない。可能であるならば、1日でも早く調査を完了させることがお客様からの信頼回復につながる。
〈お客さま第一を軸とする5つの課題〉
 今年も重要取り組み課題として、「お客さま第一を軸とする5つの課題」に継続して取り組んでいく。
(1)保険金支払部門の強化:今年は保険金支払部門のマネジメント層を増員し、担当者が困ったときには、仕事のことを相談できるようにし、コミュニケーションが円滑にいくようにしていく。保険金支払部門の品質向上のために、部、課、グループの数を増やし、適正な管理スパンになるよう組織変更を行う。
(2)代理店との共生:今年は代理店とのきずなを深め、その先にいるお客様の信頼を回復していく年。代理店との接し方においては、代理店が永続的に成長していくための課題を社員がともに考え、課支社のチームワークを活かして取り組んでいくことが大切だ。
(3)社員・代理店教育:一連の保険金支払漏れ等の問題では、お客様へ保険商品の内容を正しく説明することや、支払い可能な保険金をこちらから進んで案内することなど、あたりまえのことがきちんとできていなかった。お客様からの信頼を回復するためには、営業部門、保険金支払部門とも社員が正しい知識を身につけ、代理店へ周知徹底することが何より大切だ。
(4)女性活躍推進:女性活躍については、一人ひとりの価値観を大切に考え、家庭と仕事を両立し、安定的に長く会社に貢献できるよう各種制度を充実させていく。また、リーダーへの登用も積極的に行っていく。
(5)基盤がっちり推進、社員いきいき推進:日々の業務のなかで、コンプライアンスを常に最優先で考え、問題解決の判断を行って欲しい。「社員いきいき」と「基盤がっちり」は表裏一体、何かおかしいことがあったとき、一人ひとりが声を出し、職場で仲間と一緒に解決を図り、できないことは会社が組織で取り組むことが肝要だ。営業部門、保険金支払部門、本社部門といった部門やグループ会社といった垣根を超えて全社員がつながり、全国の職場がお客さま第一を実現していく会社を目指す。社員いきいきの風土が生まれれば、保険金の支払いやお客様への適切な商品説明といった通常の保険業務のなかで、「基盤がっちり」が自然に実現され、代理店とともに一緒に実践されていく。現場の知恵、本社の知恵が横断的に共有され、成長が持続していく会社を目指す。そのために、今年1年、コールセンターの拡充、商品・事務・システムの革新、ナレッジマネジメント・システムの構築といったインフラ整備を進める。

●上半期業績:収保等19.1%増、保有高9.3%増に(06年11月22日)
 06年度上半期業績を発表。個人保険の新契約年換算保険料は前年同期比40.8%減の1億8,500万円(第3分野は44.8%減の4,200万円)で、新契約高は40.2%減の510億円。保有契約年換算保険料は10.4%増の31億円(第3分野は7.8%増の7億円)で、保有契約高は9.3%増の7,508億円に。損益面では、経常収益は18.5%増の17億円、うち保険料等収入は19.1%増の16億円、資産運用収益は5.1%増の1800万円。経常損失、中間期純損失はそれぞれ3億円余に。基礎利益はマイナス3億円余。ソルベンシーマージン比率は72.1ポイント低下して875.5%。

●決算資料のSM比率誤表示(06年10月27日)
 「平成17 年度上半期報告」「平成17 年度決算(案)のお知らせ」および、ディスクロージャー誌「損保ジャパンDIY生命の現状2006」において、ソルベンシー・マージン比率関連数値に一部誤りが判明、訂正した。
<平成17 年度上半期報告正誤表>
▽13頁9ソルベンシー・マージン比率の表中:平成17年度上半期末ソルベンシー・マージン比率948.0%→947.6%、平成17年度上半期末資産運用リスク相当額R3134→3135
<平成17 年度決算(案)正誤表>
▽15頁11ソルベンシー・マージン比率の表中:「平成17年度末ソルベンシー・マージン比率909.4%→909.1%、「平成17年度末資産運用リスク相当額R3142→3143
<ディスクロージャー誌正誤表>
▽1頁文中:ソルベンシー・マージン比率も909.4%→909.1%と
▽3頁表中:平成17年度ソルベンシー・マージン比率909.4%→909.1%
▽4頁文中:平成18年3月末ソルベンシー・マージン比率は909.4%→909.1%
▽20頁表中:平成17年度ソルベンシー・マージン比率909.4%→909.1%
▽25頁8の表中:平成17年度末ソルベンシー・マージン比率909.4%→909.1%、平成17年度末資産運用リスク相当額R3142→3143


●夏のボーナスと家計調査(06年7月13日)
 20〜50代のサラリーマン世帯の主婦500人を対象に、今夏のボーナス(手取り額)と家計の実態を調査。回答結果をみると、ボーナスが「減った」人が17.4%に対して、「増えた」人が49.8%と約3倍にのぼる。景気回復を反映して、昨年の同調査よりボーナスがアップしている。夏のボーナスの平均手取額は77.8万円(平均5.6万円増)。ちなみに、へそくり(夫に内緒の資産)額は313万円で、これも昨年調査230万円より増加している。

●3月期決算:収保等15.2%増に(06年5月24日)
 06年3月期決算を発表。個人保険の新契約年換算保険料は前年同期比8.3%増の5億円余、新契約高は9.9%増の1591億円。保有契約年換算保険料は16.9%増の30億円、保有契約高は16.8%増の7326億円。保険料等収入は15.2%増の29億円。経常損失は10億円余。基礎利益は10億円余の赤字。総資産は9.5%減の53億円余。ソルベンシーマージン比率は144.1ポイント低下して909.4%。

●新社長に塩田修三常務取締役が昇任(06年5月24日)
 5月24日の取締役会で6月29日付社長人事を決めた。加P等取締役社長が退任し、新社長に塩田修三常務取締役が昇任。

●上半期業績:収保等12.7%増、保有19.2%増に(05年11月22日)
 05年度上半期業績を発表。個人保険の営業成績では、新契約高は21.8%増の854億円。保有契約件数は4万160件と4万件を超え、保有契約高は19.2%増の6869億円。団体保険の保有契約高は95%減の7億円。
 収支面では、経常収益は12.2%増の14億円で、うち保険料等収入が12.7%増の14億円、資産運用収益が30.7%減の1700万円などとなり、経常損失は6億円、中間期純損失は6億円。その他の指標では、基礎利益はマイナス5億円。その他の主要指標では、総資産は11.9%減の57億円。ソルベンシーマージン比率は162.1ポイント低下し948.0%。


●不払事案30件判明(05年11月1日)
 平成12年度から平成16年度まで5年間の保険金・給付金の不払事案について、その処理の妥当
性についての検証を行った結果、不適切な不払事案が4件(保険金2件、給付金2件)、事務手続上のミスなどで26件(給付金)、計30件の不払事案があったことが判明した。
〈再発防止策〉
(1)保険金支払部署への牽制態勢の整備・強化:今後は判断が難しい案件および重要な不払事案の判断(自殺免責の適用、詐欺無効、重大事由解除、不法取得目的解除など)について、他部門との十分な牽制をはかるため、法務・コンプライアンス部門が中心となった審査委員会などを組織し、法的見解の確認などの点から関与して牽制を行うなど、態勢を整備・強化する。
(2)保険金支払業務に関する基準・ルール等の整備:基準・ルール等を中心に見直しをすすめていく。


●カカクコムに募集委託、設計メニュー提供(05年9月8日)
 価格比較サイト「価格.com」を運営する株式会社カカクコムの子会社である生命保険代理店「カカクコム・インシュアランス」と代理店業務委託契約を締結し、生命保険の募集業務を委託。同代理店サイトにユーザー自ら保険設計ができる「生命保険シミュレーション」を提供・資料請求の受付を行う。

●ヤフー系代理店に募集委託(05年8月30日)
 インターネットポータルサイト国内最大手のヤフー株式会社のグループ会社で生命保険代理店のワイズ・インシュアランス株式会社と代理店業務委託契約を締結し、生命保険の募集業務を委託。大型死亡保険の通信販売というビジネスモデルをインターネットユーザーを通して浸透させる。

●3月期決算:保有14.2%増、収保等22.4%増に(05年5月26日)
 05年3月期決算を発表。個人保険の営業成績では、新契約件数は前年同期比16.0%減の8296件、新契約高は17.4%減の1447億円、解約失効高は17.1%増の309億円(解約失効率5.5%)、保有契約高は14.2%増の6292億円。団体保険の保有契約高は89.9%減の18億円。
 収支面では、経常収益は43.6%増の31億円で、うち保険料等収入が22.4%増の25億円、資産運用収益が1006.2%増の5億円などとなり、経常損失は30.1%増の6億円。当期未処理損失は19.1%増の39億円。その他の指標では、基礎利益はマイナス10億円。資産面では、総資産は12.9%減の59億円。ソルベンシーマージン比率は198.5ポイント低下し1053.6%。


●上半期業績:保有21.1%増、収保等29%増(04年11月25日)
 04年度上半期業績を発表。個人保険の営業成績では、新契約高は前年同期比26.5%減で701億円、保有契約高は21.1%増の5764億円。団体保険の保有契約高は25.6%減の147億円。
 収支面では、経常収益は26.2%増の12億円で、うち保険料等収入が29.0%増の12億円、資産運用収益が横這いの2500万円などとなり、経常損失は30.7%増の5億円余、中間期純損失も5億円余。その他の指標では、基礎利益はマイナス5億円余。総資産は前年同期比9.8%減の65億円。ソルベンシーマージン比率は459.2ポイント低下し1110.1%。


●夏のボーナスなどで主婦にアンケート(04年7月7日)
 サラリーマン世帯の主婦500人(20〜59歳、平均年齢36.4歳)を対象に、今夏のボーナスの実態と現在の暮らし向きなどを聞いたアンケートを実施。調査期間は6月14〜17日。
《調査概要》
▽今夏のボーナスの平均手取額は「65.8万円」。「減った」(27.6%)より「増えた」(38.4%)が多いものの、若い人が中心で、50代では“減った”人の方が多い。
▽今夏のボーナスの使い道は「預貯金など貯蓄」(56.2%)、「ローン・クレジットの支払い」(38.6%)、「生活費の補填」(37.8%)の順。
▽家計に最も不安と感じていることは、1位「厚生年金や健康保険料などの負担増大」(64.2%)、2位「自分たちの老後の生活」(56.4%)、3位「増税」「育児・教育費の増大」(55.0%)で、年金をはじめ、医療、介護など将来の生活への不安が高い。
▽夫の定年後、生活の柱として「退職金や自分の蓄えを柱にした生活設計を考える」(42.6%)人が多く、年金収入をあてにしている人は少ない。
▽夫の定年後、安心して生活をしていくための最低貯蓄額は、平均「2850万円」。8割以上(85.8%)が定年までに「準備できるか分からない」と不安に感じている。
▽家計の引き締めについて必要を「感じている」(93.2%)が大多数を占め、「非常に感じている」(46.0%)割合もかなり高い。

●3月期決算:保有30.9%増、収保等37.9%増に(04年5月27日)
 04年3月期決算を発表。個人保険の営業成績では、新契約件数は前年同期比2.5%減の9881件、新契約高は0.7%減の1751億円、解約失効高は34.4%増の264億円(解約失効率6.2%)、保有契約高は30.9%増の5509億円。
 収支面では、経常収益は40.1%増の2180億円で、うち保険料等収入が37.9%増の20億円、資産運用収益が4.7%減の5000万円などとなり、経常損失は12.8%増の8億円。当期未処理損失は40.9%増の32億円。その他の指標では、基礎利益はマイナス8億円。資産面では、総資産は9.4%減の68億円。ソルベンシーマージン比率は646.1ポイント低下し1252.1%。

●上半期業績:保険料等収入45.6%増(03年11月26日)
 03年度上半期業績を発表。保険成績は、個人保険(年金なし)の新契約高は前年同期比11.3%増の954億円、保有契約高は45.1%増の4759億円。団体保険の保有契約高は37.5%増の198億円。収支面では、経常収益は45.9%増の10億円で、保険料等収入が45.6%増の9億円、資産運用収益が8.7%減の2500万円。基礎利益は3億円余のマイナス。資産面では、総資産は前年同期比6.5%減の72億円。ソルベンシーマージン比率は953.1ポイント低下し1569.3%。

●1年組み立て保険で1泊入院特約(03年9月1日)
 9月1日から、「1年組み立て保険」に付加する入院保障特約で「1泊入院から受取型」を発売。入院期間の短期化傾向に対応したもので、販売に当たっては従来の「5日目から受取型」と「1泊入院から受取型」どちらかを選択できるようにした。
 「1泊入院から受取型」では、入院1日目(2日以上継続して入院の場合)から支払い対象となり、入院給付日額は1000〜5000円の範囲で1000円単位で選べる。病気、けがそれぞれの入院について1入院124日、通算790日限度の支払い(入院4日目までに対応する入院給付金の支払いは、病気、けがそれぞれ通算60日限度)。入院給付金の支払いが、病気、けがそれぞれ通算60日に達した時は、「5日目から受取型」に変更となる。


●3月期決算:新契約高15.7%増、保有契約高56.0%増(03年5月26日)
 03年3月期決算概況を発表。保険成績は、個人保険の新契約高は前年同期比15.7%増の1756億円、保有契約高は56.0%増の4002億円。団体保険の新契約高は91.5%減の7億円、保有契約高は22.6%増の205億円。解約・失効契約高は196億円(前年比66.7%増)、解約・失効率は6.8%(前年比18.1%減)。収支面では、経常収益が59.4%増の15億円余で、うち保険料等収入は67.3%増の15億円、資産運用収益は26.7%減となり、経常損失は21.1%増え7億円余を計上。当期損失は8億円余。これにより基礎利益は6億円余のマイナスに。資産面では、総資産は77.2%減で75億円余。ソルベンシーマージン比率は1362.3ポイント低下し1898.2%。

●平野損保ジャパン社長の年頭訓辞(要旨)(03年1月6日)
 12月1日に大成火災も合流し、所期の姿の損保ジャパンとして新年を迎えることができたという晴れ晴れしさと、いよいよ損保ジャパンの総力を外に向かって発揮していくのだという緊張感を感じている。時代の変化をチャンスにつなげることは、私たち損保ジャパンが得意とするところで、私は、新創業初年度に迎えるこの新しい年を、損保ジャパングループの総力を結集して、大きく飛躍する年にしたい。

<2002年度の目標>
 2002年度の私たちの目標は、大きく「3つの合併を成功させる」ことと「創業元年を優秀な成績で締め括る」ことの2つだ。第一ライフ損保を含む3回の合併という大事業は、皆さんの絶大な努力により、トラブルなく成功することができた。創業元年の成績についても、他グループを圧倒する成績拡大に全社一丸となって取り組み、ここまで業界トップ水準の営業成績できている。この好調さを第4  四半期も維持し、損保ジャパン創業元年を優秀な成績で飾ろう。

<2003年度の課題>
 2003年度の課題は、損保ジャパンの強みである「好調なフロー」を、一層盤石にするということだ。具体的には「持続的な増収」と「ローコストオペレーションの早期実現」で、この2つの課題を両立させることは、簡単なことではない。しかし、増収の力強さを維持しながらローコストオペレーションを構築し、統合効果をいかに早く実現するかが求められている。そのためには、従来の仕組みや仕事の仕方を変革する必要があり、営業、本社ともに、従来の組織を見直し重複業務を徹底的に排除したり,役割分担を見直すことで、持続的増収とローコストオペレーションを両立させていく。筋肉質の力強い組織を実現し、自由化時代に相応しい体制を築いていく。

<コンプライアンスの徹底>
 先般、代理店会の会長さんから、「コンプライアンスは代理店の存続に係わる重要な問題であり、今や代理店経営の中枢になっている」との話を聞いた。代理店会向け研修の合同開催も予定している。我が社を牽引する代理店の意識は非常に高まっている。私たちも、その期待に応えていかなければならない。是非、コンプライアンスに対する取り組みを強化していただきたい。

●上半期業績:新契約高13.5%増、保有契約高69.7%増(02年11月26日)
 02年度上半期業績を発表。保険成績は、個人保険の新契約高は前年同期比13.5%増の857億円、保有契約高は69.7%増の3280億円。団体保険の保有契約高は748.4%増の144億円。収支面は、経常収益は63.9%増の7億円、うち保険料等収入が88.5%増の6億円余、資産運用収益は36.6%減の2700万円、基礎利益は3億円余のマイナス、経常収支残高は4億円余のマイナス。総資産は11.3%減の77億円余。ソルベンシーマージン比率は1725ポイント低下し2522.4%。

●3月期決算:新契約高80.5%増、保有契約高106.1%増に(2002年5月27日)
個人保険の新契約高は前年同期比80.5%増の1518億円、保有契約高は106.1%増の2526億円。団体保険の新契約高は612.5%増の82億円、保有契約高は915.9%増の167億円。保険料等収入は144.2%増の8億円余、基礎利益は▲5億円余、経常利益は30.6%増の6億円余。総資産は3.8%減の81億円余。ソルベンシーマージン比率は464.8%低下し5489.8%に。

●CD−ROM版「生命保険組立キット」を開発(2000年2月28日)

 必要な期間・必要な保障額だけ自分で生命保険を組み立てる「1年組立型保険」の通信販売を行う同社が開発。希望者に順次発送。パソコンで、@統計値の早見表で年齢に応じた平均的な必要保障額が確認できる、Aさらに自分の具体的な必要保障額が知りたい場合は、家計簿をベースに生涯収支を計算することで詳細な必要保障額が算出できる、B申込書作成もできる内容。