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ピーシーエー生命



●変額年金に3種の特別勘定を追加(07年7月2日)

 変額個人年金保険「PCAプラチナ インベストメント」に、BRICS株式型、新興成長国債券型、世界リート型の3種類の特別勘定を7月1日より新設。同商品の特別勘定は合計16種類となり、顧客の資産運用の選択肢を拡大。
<特別勘定の概要>
1.BRICS株式型:BRICS諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)において中長期的に高い成長が期待される企業の株式に積極的に投資することにより、資産の中長期的増大を目指す。当特別勘定は、JPモルガン・アセット・マネジメント(株)が運用する投資信託を利用する。
2.新興成長国債券型:将来の成長が期待される新興成長国の現地通貨建公社債に積極的に投資することにより、資産の中長期的増大を目指す。当特別勘定は、JPモルガン・アセット・マネジメント(株)が運用する投資信託を利用する。
3.世界リート型:日本を除く主要国の上場不動産投資信託(REIT=Real Estate Investment Trust)を中心に運用することにより、資産の中長期的増大を目指す。当特別勘定は、野村アセットマネジメント(株)が運用する投資信託を利用する。


●3月期決算:収保63.1%増、基礎利益△29億円余(07年5月31日)
 07年3月期決算概要を発表。営業成績は、個人保険+個人年金保険の新契約年換算保険料は前年同期比265.1%増の46億円余で、新契約高は10.1%減の434
億円。保有契約年換算保険料は13.6%増の154億円(第3分野は13.7%減の30億円)で、保有契約高は14.3%減の4,012億円に。
 損益面では、経常収益は26.9%増の358億円、うち保険料等収入は63.1%増の320億円、資産運用収益は37.2%減の37億円余。経常損失は60億円余。当期純損失は65億円余。基礎利益は29億円余のマイナスに。総資産は6.6%増の1,480億円。ソルベンシーマージン比率は546.7ポイント低下して1,487.5%。


●保険金・給付金等の不払調査結果を公表(07年4月13日)
 2月1日付で金融庁より報告徴求のあった「保険金等の支払状況に係る実態把握に関する調査報告」を、4月13日に提出。
<支払状況実態調査結果の概要>
 平成13年度から平成17年度の5年間における個人保険および団体保険の保険金等の支払いが適切に行われたかの点検を実施した。
1.死亡保険金・給付金にかかわる点検
(1)点検結果:当該期間中に保険金・給付金の支払いを行った全3万587件(個人保険・団体保険合計)の点検を行った結果、26名の契約者に対する約121万円(契約件数: 26件)の支払漏れが判明した。併せて、契約者から保険金の請求依頼を受けていない契約についても、社内の情報に基づき点検したところ、追加的な情報(診断書等)を受けることにより支払いできる可能性がある契約(追加請求の有無の確認を要する案件)が349件あった。
(2)契約者に対する対応:支払漏れが判明した26件については、契約者への連絡および支払手続きを早急に進めている。なお、追加請求の有無の確認を要する案件349件については、今後、追加情報の提供を勧奨し、請求依頼を受けた案件は査定の上、支払いを進めていく。
2.死亡保険金・給付金以外のお支払にかかわる点検
(1)点検結果:当該期間中に満期保険金、解約返戻金などの保険金・給付金以外の支払を行った全11万5,220件の点検を行った結果、118名の契約者に対する遅延利息の支払漏れ約43万円(契約件数:1,292件)が判明した。
(2)契約者に対する対応:遅延利息の連絡を速やかに進め、支払手続きを早急に行う。併せて、失効中の契約のうち返戻金が残存する契約1万439件について、これまでにも失効時および失効後3年目に案内していたが、契約者が返戻金の存在を十分に認識していない可能性があることから、契約の復活または解約を案内する書状を発信した。


●変額年金組み入れ投資信託の名称変更(07年4月6日)
 4月27日より、変額個人年金保険「PCAプラチナインベストメント」で設定している特別勘定が組み入れている投資信託の名称を変更。なお、今回の変更は投資信託の名称及び当該投資信託が買い付けているマザーファンドの名称の変更であり、特別勘定の運用方針及び投資信託の運用並びに費用に変更が生じるものではない。対象特別勘定は世界株式型(A)、対象投資信託は適格機関投資家私募アライアンス・グローバル・グロース・オポチュニティーズ−P3、投資信託運用会社はアライアンス・バーンスタイン株式会社 。
<変更項目>
▽投資信託の名称:適格機関投資家私募アライアンス・グローバル・グロース・オポチュニティーズ−P3→適格機関投資家私募アライアンス・バーンスタイン・グローバル・グロース・オポチュニティーズ−3
▽投資信託が買い付けるマザーファンドの名称:アライアンス・グローバル・グロース・オポチュニティーズ・マザーファンド→アライアンス・バーンスタイン・グローバル・グロース・オポチュニティーズ・マザーファンド


●フィッチより「A−」格付新規取得(07年3月2日)
 3月2日付でフィッチ・レーティングス社より、「A−」の保険財務格付を新規取得。

●役員人事(07年1月11日)
<1月10日付役員人事>
▽取締役(バイスプレジデント兼経営数理部ヘッド)加藤隆


●中間期業績:収保等28.1%増、保有高22.2%減に(06年11月27日)
 06年度中間期業績概要を発表。個人保険+個人年金保険合算の新契約年換算保険料は62.7%増の12億円で、新契約高は前年同期比67.9%減の114億円。保有契約年換算保険料は14.6%減の127億円(第3分野は11.5%減の33億円)で、保有契約高は22.2%減の4,086億円に。損益面では、経常収益は10.3%減の146億円、うち保険料等収入は28.1%増の130億円、資産運用収益は48.3%減の16億円。前年同期に引き続き経常損失は5億円余、中間期純損失は9億円余。基礎利益はマイナス13億円。ソルベンシーマージン比率は498.8ポイント低下して1,717.7%。

●「ピンクリボンシンポジウム06」に協賛(06年10月1日)
 乳がんの早期発見・診断・治療を啓発する「ピンクリボン運動」の趣旨に賛同し、10月1日に東京で開催した「ピンクリボンシンポジム2006」に協賛。「ピンクリボンシンポジウム 2006」では、東京都立駒込病院の戸井雅和外科部長が基調講演、女優の音無美紀子さんと乳がん患者団体「あけぼの会」のワット隆子会長が、乳がんとの向き合い方について対談、乳がんの患者と専門医および看護師を交えたパネルディスカッションなどを行った。

●新逓増定期保険を発売(06年8月18日)
 8月21日より法人向け新商品「新逓増定期保険(無配当)」を発売。保険金額の増加開始年度は第3・4・5・6・7保険年度から選択。保険金額は一定期間経過後、複利50%で基本保険金額の5倍まで逓増。基本保険金額は最高1億円で、逓増限度は5倍・最高5億円まで。

●3月期決算:収保等3.5%減、保有高16.9%減に(06年7月21日)
 06年度3月期決算概要を発表。個人保険+個人年金保険合算の新契約年換算保険料は12億円(第3分野は7,200万円)で、新契約高は前年同期比57.1%減の483億円。保有契約年換算保険料は135億円(第3分野は15.5%減の35億円)で、保有契約高は16.9%減の4,683億円に。損益面では、経常収益は20.4%増の282億円、うち保険料等収入は3.5%減の196億円、資産運用収益は96.0%増の60億円。引き続き経常損失は4億円余、当期純損失は46億円。基礎利益はマイナス24億円。総資産は4.9%減の1,389億円。ソルベンシーマージン比率は266.9ポイント下降して2,034.2%。

●スタンダードチャータード銀行で変額年金窓販(06年3月30日)
 スタンダードチャータード銀行東京支店と変額個人年金保険の販売提携契約を締結。同行が日本で展開している「プライオリティバンキング」の富裕層顧客を主な対象として4月3日から、新規オープンした同行丸の内支店で変額個人年金保険 「PCAプラチナ インベストメント」の窓販を開始。

●東京スター銀行で変額年金窓販(06年2月8日)
 東京スター銀行と変額個人年金保険の販売代理店契約を締結。同行の32本支店店舗で2月13日から、変額個人年金保険「PCAプラチナインベストメント」の窓販開始。

●新社長にJ・リップマン氏(06年1月30日)
<2月1日付役員人事> 
 ▽代表取締役社長(英国プルデンシャルアジア生保事業戦略担当リージョナルディレクター)ジュリアン・リップマン
<J・リップマン新社長の略歴>
1968年オーストラリア生まれ。旧エトナ生命(オーストラリア)入社、英国プルデンシャル商品開発担当アクチュアリーなどを経て、アジア生保事業戦略担当リージョナルディレクター。オーストラリアアクチュアリー協会会員。


●聴導犬協会に助成金贈呈(05年11月9日)
 FA社員による「聴導犬支援クラブ」は11月5日、日本聴導犬協会に100万円の助成金を贈呈。

●不払該当事案なし(05年11月7日)
 金融庁の報告徴求を受け、平成12年度〜16年度の5年間の不払事案を再検証した結果、不適切な不払該当事案は確認されなかった。

●申込書類の紛失判明(05年8月9日)
 個人情報保護法施行に伴い、個人情報管理態勢に係る全社一斉点検を実施。その結果、契約申込書等の書類60件(契約者数115件)の所在が不明であることが判明した。書類は誤って破棄された可能性が非常に高く、外部への情報漏洩の懸念は低い。また、外部からの問合せや同社に対する不正請求等は発生していない。

●機構改正(05年8月1日)
 <8月1日付機構改正>
▽営業統括部を「FA推進部」「PD推進部」に再編。▽営業企画部を「営業戦略部」「マーケティング部」に再編。▽収益管理部を「経理部」「財務分析部」に再編。▽コーポレートプランニング部、人財・総務部、リスク管理部を「コーポレートアフェアーズ部」「人財・教育部」に再編。

●ホームページでキッズ写真展(05年7月14日)
 05年7月2日で日本での営業開始5年目を迎えた。7月15日から9月30日までの期間、同社と同じ01年7月2日生まれの子供の写真を「ピーシーエー・キッズ・アルバム」として、ホームページ(http://www.pcalife.co.jp/kids/)上に掲載。

●変額年金特別勘定に中国株式型を増設(05年5月31日)
 変額個人年金保険(無配当)「PCAプラチナ インベストメント」に、HSBC投信の運用による「HSBCチャイナ・ファンドVA(適格機関投資家専用)」を主な組入投資信託とする中国株式型の特別勘定を増設。この特別勘定では中国株式での資産運用に高い実績を持つHSBC投信の運用する投資信託を通じて、高い成長が期待される中国企業に積極的に投資。「PCAプラチナ インベストメント」の保険料払込方法の自在性が高い特徴に加え、今回の特別勘定の増設により、投資する対象市場の選択肢が増した。
<新特別勘定の内容>
▽特別勘定名:中国株式型
▽運用方針:主に香港および中国本土の証券取引所に上場している中国関連企業の株式を投資対象とし、中国の経済発展に伴い利益成長が見込まれる業種・銘柄に積極的に投資することにより、資産の中長期的増大をめざす。
▽組入投資信託名:「HSBC チャイナ ファンドVA(適格機関投資家専用)」
▽運用会社:HSBC投信株式会社
▽為替ヘッジ:原則として無し
<HSBC投信株式会社>
 英国に本部を置く世界有数の金融グループであるHSBCホールディングスplcの運用部門であるHSBCインベストメンツグループの傘下。HSBCグループの総資産は04年12月31日現在、1兆2767億米ドル(約132兆4274億円)にのぼり、HSBCインベストメンツグループの運用資産は04年12月末現在、2041億米ドル(約21兆2692億円)に上る。HSBC投信1985年に日本法人として設立され、機関投資家に対する投資一任業務、グループ以外の運用会社に対する投資アドバイスを行うと同時に、グループ内で行う運用商品の日本への「輸入」(同種のファンドの日本での設定)も行う。


●3月期決算:保有1.5%減、収保等10.9%減に(05年5月31日)
 05年3月期決算を発表。新契約高は前年同期比24.2%減の1127億円。保有契約高は1.5%減の5634億円に。
 収支面では、経常収益は17.6%減の234億円、うち保険料等収入が10.9%減の203億円、資産運用収益が43.1%減の30億円などとなり、経常損失は39.4%減%の40億円。その他の指標では、基礎利益はマイナス39億円。資産面では、総資産は前年同期比5.0%増の1461億円。ソルベンシーマージン比率は631.0ポイント上昇し2301.1%。


●組織変更、11支社体制に(05年4月1日)
<4月1日付組織変更>
ファイナンシャルアドバイザーの拡大に伴い、これまでの6リージョン体制を11支社体制に拡充。
<支社一覧>
▽仙台支社:〒980-0014 仙台市青葉区本町2-1-29 仙台本町ホンマビルディング4階
Tel:022-711-0325
▽池袋第1支社:〒170-0013 豊島区東池袋1-21-11 オーク池袋ビル2階
Tel:03-5391-3389
▽池袋第2支社:〒170-0013 豊島区東池袋1-21-11 オーク池袋ビル2階
Tel:03-5391-3372
▽池袋第3支社:〒170-0013 豊島区東池袋1-21-11 オーク池袋ビル5階
Tel:03-5391-3610
▽新宿支社:〒163-0650 新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル50階
Tel:03-5339-1621
▽新宿中央支社:〒163‐0690 新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービルMB1階
Tel:03-5339-1721
▽渋谷支社:〒150-0013 渋谷区恵比寿4-3-8 恵比寿イースト438ビル4階
Tel:03-5739-3080
▽渋谷中央支社:〒150-0013 渋谷区恵比寿4-3-8 恵比寿イースト438ビル4階
Tel:03-5739-3100
▽横浜支社:〒220-0004 横浜市西区北幸1-11-20 相鉄KSビル4階
Tel:045-315-0203
▽名古屋支社:〒460-0003 名古屋市中区錦3-24-24 JPR名古屋栄ビル11階
Tel:052-957-8020
▽大阪支社:〒530-0004 大阪市北区堂島浜1-4-16 アクア堂島西館16階
Tel:06-4799-7800


●いちよし証券で変額年金窓販開始(05年4月1日)
 いちよし証券と変額個人年金保険の販売提携契約を締結し4月1日から、いちよし証券の31本支店店舗で「PCAプラチナインベストメント」を窓販開始。いちよし証券向けに、各種研修プログラムに加え、アセット・アロケーションを支援する「PCAアセット・アロケーションツール」を提供、コンサルティングをサポート。
 「PCAアセット・アロケーションツール」は、アセット・アロケーションの提案機能に加え、最新のファイナンス理論に基づいたファンド(特別勘定)の選定ならびに組み入れ比率を提案する機能を備えたシステム。アセット・アロケーションのシミュレーション機能も持ち、将来のリターン、目標金額達成の可能性やそれに伴うリスクなどを数値化し、資産運用ニーズに合致した最適なアセット・アロケーションを顧客が合理的に行なうことをサポートする。

●聴導犬デモンストレーションを開催(05年3月7日)
 3月3日の「耳の日」にちなみ、東京赤坂のPCAラーニングセンターで社会福祉法人・日本聴導犬協会によるデモンストレーションとセミナーを開催。「ピーシーエー生命聴導犬支援クラブ」のメンバー80人が参加。当日はまた、フィナンシャルアドバイザー有志が、補助犬が店舗や公共施設で同伴できることを示す「補助犬同伴可ステッカー」の掲示を働きかけるキャンペーンを全国の営業拠点で行った。なお、過去1年の活動を通し、全国約500個所の商店等でステッカーが掲示される成果を挙げている。

●ユニバーサル商品に配偶者医療保障特約を新設(05年1月13日)
 定期保険特約付利率変動型積立保険「PCAプラチナユニバーサル」の発売1周年を記念し、1月15日から、配偶者の医療特約を新発売。同商品既契約にも新特約が付加できる。
<配偶者医療特約の内容>
▽配偶者災害入院特約(利率変動型積立保険用):主契約の被保険者の配偶者が、この特約の保険期間中に所定の不慮の事故により継続して2日以上入院した場合に、災害入院給付金を支払う。
▽配偶者疾病入院特約(利率変動型積立保険用):主契約の被保険者の配偶者が、この特約の保険期間中に疾病により継続して2日以上入院、または所定の手術を受けた場合に所定の給付金を支払う。


●聴導犬支援クラブが聴導犬協会に助成金を贈呈(04年12月15日)
 同社のフィナンシャルアドバイザー有志による聴導犬支援クラブは12月12日、日本聴導犬協会を訪問し、同社からの総額100万円の助成金とウインドブレーカーを贈呈。ウインドブレーカー作成費用は、各営業部店で支援クラブのメンバーが朝礼時に呼びかけを行うなどして集めたもの。助成金は、補助犬が店舗や公共施設で同伴・利用できることを示す「補助犬同伴可ステッカー」の増刷に使われる。

●上半期業績:保有1.5%増、収保等9.5%減(04年11月26日)
 04年度上半期業績を発表。個人保険(個人保険含む)の営業成績では、新契約高は33.4%減の629億円、保有契約高は1.5%増の5734億円。団体保険の保有契約高は82.1%減の289億円。
 収支面では、経常収益は12.8%減の132億円で、うち保険料等収入が9.5%減で116億円、資産運用収益は14.4%減の15億円などとなり、経常損失、中間期純損失は半減し、それぞれ21億円余に、20億円余の赤字を計上。その他の指標では、基礎利益はマイナス23億円余。総資産は前年同期比4.5%増の1400億円。ソルベンシーマージン比率は212.4ポイント上昇し1330.6%。


●変額年金の死亡保険金に年金払特約(04年10月1日)
 10月1日より変額個人年金保険(無配当)「PCAプラチナ インベストメント」に付加できる「年金払特約」を発売。この特約を付加することで、死亡保険金を毎年分割の形で受け取れる。積立(運用)期間中に被保険者に死亡した場合に支払う死亡保険金を年金原資として設定し、一括受取に代えて遺族年金として支払うもの。年金種類は確定年金として5年、10年、15年、20年の中から選べる。

●ピンクリボン運動を支援(04年8月23日)
 日本における最大級のピンクリボン運動(アメリカで1980年代に始まり、乳がんの早期発見を啓発する運動)「ピンクリボンフェスティバル」の協賛社として、10月1日に東京・有楽町で行なわれる「ピンクリボンシンポジウム2004」開催を支援。同社は、乳がんの早期発見・早期診断・早期治療を啓蒙するこのキャンペーンへの支援を通じて、女性の健康をサポートしていく。
 「ピンクリボンフェスティバル」では、シンポジウムやウオークイベント「ピンクリボンスマイルウオーク」(東京・神戸)などのイベント開催や、東京タワー、神戸ポートタワー、明石海峡大橋のライトアップ、街頭のバナー掲出、JRの車体広告を通じてピンクリボンのメッセージを発信するなど、「街」と「人」をコンセプトに、さまざまな活動が10月に行われる予定で、「ピンクリボン あなたの笑顔のために〜乳がんに負けない〜」と題して行われるシンポジウムでは、聖路加国際病院外科医長による特別講演などが行われる。

●ユニバーサル商品に3特約新設(04年6月30日)
 7月1日より定期保険特約付利率変動型積立保険「PCAプラチナ ユニバーサル」に付加できる3つの特約を発売。これにより主力のユニバーサル商品で合計8つの特約を備えることとなり、きめ細かい保障設計が可能に。新設の3特約は既契約にも付加できる。
<新設の3特約の概要>
配偶者定期保険特約(利率変動型積立保険用): 主たる被保険者の配偶者が傷害または疾病を原因として死亡・所定の高度障害状態になったとき保険金を支払う。
生活習慣病入院特約(利率変動型積立保険用): 所定の生活習慣病により入院したとき入院給付金を支払う。
▽3大疾病保障特約(利率変動型積立保険用): 初めて所定の「悪性新生物(がん)」と診断されたとき、または「急性心筋梗塞」「脳卒中」のいずれかで所定の状態に該当したとき保険金を支払う。

●森田氏が新社長に(04年6月18日)
 18日付でトーマス J.ホワイト社長兼CEOが退任し、森田均(ひとし)取締役執行役員財務管理部門長兼リスク管理部門長が代表取締役社長に就任。森田氏は、旧東邦生命、スイス・リーを経て、01年10月に同社に入社。日本アクチュアリー会正会員。

●「夢の保険コンテスト04」グランプリ決定(04年6月2日)
 「夢の保険コンテスト04」のグランプリと特別賞受賞者が決定した。応募総数770点の中から、今回のグランプリには埼玉県在住の中村幸美さんの作品「夫婦仲良し保険」が選ばれた。 グランプリを受賞した「夫婦仲良し保険」は、結婚記念日から数えて5年ごとに夫婦が仲良く健康に暮らしていればボーナスが出るなど、夫婦ともに元気で長生きするほど楽しみな保険という着想で、夫婦の愛情に満ちた視点が高く評価された。中村さんには賞金50万円が贈られます。グランプリ受賞者には50万円、特別賞10名に5万円の賞金が贈られる。

●3月期決算:保有7、3%増、収保等24.2%減に(04年5月21日)
 04年3月期決算を発表。主力のユニバーサル型商品や変額年金の販売に注力した結果、新契約高は前年同期比11.6%増の1487億円。保有契約高は7.3%増の5720億円に。
 収支面では、経常収益は24.4%減の284億円、うち保険料等収入が24.2%減の228億円、資産運用収益が27.7%減の53億円などとなり、経常損失は14.3%減の67億円。その他の指標では、基礎利益はマイナス68億円。資産面では、総資産は前年同期比2.5%増の1391億円。ソルベンシーマージン比率は401.7ポイント上昇し1670.1%。


●夢の保険コンテスト04を実施(04年2月27日)
 「実際にあったら」という生命保険のアイデアを募集する、第2回「夢の保険コンテスト2004」を実施。応募期間は04年3月1日(月)から5月15日(土)。ウェブサイトとモバイルサイトより受け付ける。応募作品は「生命保険」として考えられるもので、アイデアは未発表かつオリジナルのものに限る。一人で何回でも応募できるが、応募1回に1作品のみ。
 選考の上グランプリ1名に賞金50万円、特別賞10名に賞金5万円を贈る。
当選者本人へは書面(メールまたは郵便)にて連絡した後、電話にて確認する。当選者は5月下旬に同社ホームページ上にて発表。

<モバイルサイト>
www.pcalife.co.jp/i/ (iモード)
www.pcalife.co.jp/au/ (au)
www.pcalife.co.jp/vd/ (ボーダフォン)

●ユニバーサル型新商品を発売(04年1月9日)
 1月15日より、ユニバーサル型新商品「PCAプラチナ ユニバーサル」(利率変動型積立保険:定期保険特約付)を発売。新商品は主契約の利率変動型積立保険の積立部分と、自在に選択可能な各種特約の保障部分で構成されている。いつでも保障内容や保険料を見直すことができ、自在性が高く、ライフステージの変化にともなう多様なニーズに応えることが可能。
<新商品の特徴>
1. 契約の内訳を変えられる高い自在性:主契約である積立部分と各種特約の保障部分で構成されたユニバーサル型の保険。就職から結婚、出産、子供の進学・独立、住宅取得、ゆとりある老後生活など、ライフステージの変化に合わせて保障内容と保険料の見直しを自在に行なうことができる。1泊2日からの入院をカバーする医療保障や万一に備えた死亡保障など、各種特約(1年更新)を付加することでニーズに合わせた保障を確保できる。
2. 積立金の利便性:定期的払込保険料は、まず主契約の利率変動型積立保険の保険料として所定の諸費用を控除した後、積立金として積み増しされる。積立金は市場金利に連動し、毎月1回見直しされる積立利率により積立られる(最低保証積立利率1%)。この積立金の中から保障部分の各種特約保険料が毎月充当される。積立金は保険料払込の調整機能を持ち、自由自在に保険料、保障額の見直しが可能。積立金は手数料なしでいつでも引き出すことができる。
3.積立金の透明性:新商品は主契約にかかる諸費用を公開、明示した。保険料比例費(保険契約の維持管理費用)として、毎月の定期的払込保険料および追加保険料から5%差し引く。積立金比例費(災害死亡保険金のための費用、資産運用費用および保険契約の維持管理費用)として、積立金より毎日、その日の始めの積立金額に年率0.5%の365分の1を乗じた金額を差し引く。また、保険契約1件当たりにかかる費用として、保険契約新契約費(保険契約締結のための費用)を積立金から初年度における契約日始および毎月の契約応当日始に1500円を、保険契約維持費(災害死亡保険金費用および保険契約維持管理費用)を積立金から契約日始および毎月の契約応当日始に300円を差し引く。
4.情報公開:年1回の契約応当日に現在の保障内容、払込保険料、積立金残高、適用積立利率の推移、諸費用などを明示したレポートを届ける。


●スルガ銀行と銀行窓販で提携(03年12月1日)
 スルガ銀行と変額個人年金保険の販売提携契約を締結、11月7日からスルガ銀行の107支店で、変額個人年金保険「PCAプラチナ インベストメント」の販売を開始。
 今回の提携に際して、同社では販売話法などのさまざまな研修プログラムを提供するほか、システムツールとして、「PCAプラチナ インベストメント」のアセット・アロケーションを支援する業界初のシステム「PCAアセット・アロケーション・ツール」を提供し、質の高いコンサルティングをサポートする。
 「PCAアセット・アロケーション・ツール」は、アセット・アロケーションの提案機能に加え、最新のファイナンス理論に基づいたファンド(特別勘定)の選定ならびに組み入れ比率を提案する機能を備えており、アセット・アロケーションのシミュレーション機能により、将来のリターン、目標金額の達成可能性やそれに伴うリスクなどを数値化して確認できる。顧客にとっては、資産運用ニーズに合致した最適なアセット・アロケーションを合理的に行うことが可能となり、営業活動においてはコンサルティングの質が向上、変額個人年金保険を活用した投資を検討している顧客に分かりやすく、リスクの大きさや期待される収益率などの目安を示すツールとしても活用できる。


●上半期業績:保険料収入等17.2%減(03年11月27日)
 03年度上半期業績を発表。保険成績は、個人保険・年金の新契約高は前年同期比34.4%増の840億円、保有契約高は11.2%増の5647億円。団体保険の新契約高は85.0%減の3億円、保有契約高は50.5%減の1615億円。 収支面では、経常収益は20.1%減の151億円で、保険料等収入が17.2%減の128億円、資産運用収益が46.8%減の18億円などとなり、経常収支残高は41億円のマイナス。基礎利益は41億円余のマイナス。資産面では、総資産は前年同期比6.6%増の1341億円。ソルベンシーマージン比率は55.9ポイント上昇し1118.2%。

●金融庁が業務改善命令(03年11月6日)
 11月6日、金融庁が不祥事件の当局への届出が遅延したことに関して業務改善命令。同社では今回の処分を厳粛に受け止め、今後の再発防止に向けて全社挙げて取り組むとしている。

《業務改善命令の内容(保険業法第132条第1項の規定に基づく業務改善命令)》
(1)違法な募集行為により行われた保険契約について、調査を行い適切な対応を行うとともに、違法な募集行為の再発防止に向けた保険募集管理態勢の充実・強化を図ること。
(2)法令等の遵守について、役員、使用人および生保募集人に対する教育・指導の徹底をはじめ、会社組織における法令等遵守体制の整備・充実を図ること。
《業務改善命令の原因となった行為》
 平成5年から代理店契約を締結していた保険代理店による違法な募集行為が認められたことから、平成13年11月に当該代理店の新規募集を停止させた。しかし、保険業法第127条第8号に基づく不祥事件届出を当局に行っていなかった。
《今後の再発防止策》
(1)当該代理店を通じて保険契約を結ばれた顧客に既に募集時の状況等を確認する書状を送っているが、継続的に調査し適切に対応。
(2)保険募集管理態勢の充実・強化を目指し、苦情対応体制を一層強化。
(3)法令等遵守態勢の充実・強化を目指し、全役職員へのコンプライアンス教育を充実。
 なお、同社は9月末日付で代理店チャネルを経由した新契約の募集を停止しており、今後代理店による新契約募集に関する不祥事件は発生することはなくなったが、引き続き全社的な観点からコンプライアンス態勢の整備を進めていく。


●変額年金の特別勘定12本に拡充(03年10月15日)
 10月15日より、変額個人年金保険「PCAプラチナインベストメント」に新たに9つの特別勘定(ファンド)を追加。これにより、従来の3つの特別勘定を加え合計12の特別勘定拡充。新たに設定された特別勘定は、日本株式型3種類、日本債券型1種類、世界株式型2種類、世界債券型2種類、マネー型1種類の5資産クラス9特別勘定。特別勘定の選定にあたっては、中長期的に良好なパフォーマンスを達成できるかどうかに主眼を置いた。運用会社についても、運用実績などの定量面のみならず、運用哲学や運用プロセス、さらにはサポート体制などからも総合的に判断を行い選択した。また、これらの評価にはS&Pファンド格付も活用。さらに、長期投資では運用コストも大きな影響をもつため、資産運用関係費用(信託報酬金額)も考慮に入れた。
 「PCAプラチナ インベストメント」は主に銀行窓販を拡大していく予定だが、一方、フィナンシャル・アドバイザーを通じたコンサルティングセールスによる販売も積極的に行って行く方針

●新社長にT・J・ホワイト氏(03年10月1日)
<10月1日付役員異動>
▽代表取締役社長兼CEO(取締役副社長)トーマス・ジェームス・ホワイト ▽取締役会長(非常勤)・プルーデンシャル・コーポレーション・アジア担当マネージングディレクター(代表取締役社長兼CEO)ゲーリー・レイモンド・ベネット


●東京フィルハーモニーのスポンサーに(03年8月6日)
 東京フィルハーモニー交響楽団 の活動を支援していくことで東京フィルと合意。今後スポンサーとして冠コンサートの開催等を行う。同社は「耳を傾ける」ことを企業理念としており、東京フィルの演奏に、より多くの人が耳を傾けてもらう趣旨で支援するもの。今回の合意について、ゲーリー・ベネット社長は、「東京フィルの奏でるハーモニーに耳を傾けていただければ何より」とコメント。

●3月期決算:新契約高41%増、保有契約高7.7%増に(2003年6月4日)
 03年3月期決算概況を発表。保険成績は、個人保険・年金の新契約高は前年同期比41.0%増の1332億円、保有契約高は7.7%増の5333億円。団体保険の新契約高は68.6%減で22億円、保有契約高は15.8%減の2435億円。収益面では、経常収益は30.7%増の376億円、うち保険料等収入は21.4%増の301億円、資産運用収益は87.5%増の74億円、経常損失は13.1%減の78億円、基礎利益は93億円のマイナス。総資産は6.7%増の1357億円。ソルベンシーマージン比率は367.9ポイント上昇して1268.4%。

●無解約返戻金型の定期保険を発売(03年6月2日)
 6月2日から、無解約返戻金タイプの定期保険「PCAシンプロテクト」を新発売。解約返戻金を無くすことで、最大約40%保険料が安くなる。高額割引も保険金額1500万円上から適用され、3000万円以上で最高の割引が適用される。契約年齢は20〜65歳。保険金額は500万円〜3億円。最低保険期間10年。

●大阪の営業体制を強化(03年3月3日)
 3日、大阪市の北区梅田から、同市北区堂島浜に大阪支社を移転。併せて同じ建物内に、フィナンシャル アドバイザー(FA)をサポートする西日本初の拠点となる「大阪コンタクトポイント」も開設。支社とコンタクトポイントが相乗効果を発揮することで、大阪地区の営業体制を強化。
 販売チャネルの中核である代理店チャネルとFAチャネルのオフィス環境を統合したことで、従来のコンセプトを脱した新しいオフィス環境を実現。また、社内ネットワークなどのIT(情報技術)インフラや、バックオフィス機能も共有することで、コスト効率を高めている。コンタクトポイントは、昨年5月に横浜で開設して以来、池袋、新宿に次ぐ全国で4ヵ所目。今年は名古屋と仙台でも支社を移転し、同時にコンタクトポイントを開設する予定。

●低廉な女性医療保険を発売(03年2月28日)
 雛祭りの3月3日より、女性医療保険「PCAmedi woman (ピーシーエー メディウーマン)」を発売。 また、保障以外の新しいサービスとして、電話による健康相談サ−ビスもスタート。看護士の資格をもった女性アドバイザーが、24時間365日、健康、介護、女性医師の紹介等幅広い相談に対応。

<主な特徴>
1. 女性特有の病気・ガンでの入院を重点保障:乳ガン・子宮ガン・子宮筋腫など、所定の女性疾病で継続8日以上入院した場合、入院給付金が倍額で受け取れる。

2. ほとんどすべての入院を1泊2日から保障:病気やケガで1泊2日以上入院した場合、入院一時給付金が受け取れる。虫垂炎や胃ポリープなどに多い短期入院に対応。

3. 低廉な保険料:1入院の支払い限度を120日に絞り、さらに病気・ケガによる入院・手術・病気通院保障に重点を置くことで、低廉な保険料を実現。

4. 病気による入院前・退院後の通院保障:疾病入院給付金の支払い事由に該当し、「入院日の以前60日間」もしくは「退院日の翌日から120日間」いずれかの期間に通院したとき通院給付金が受け取れる。入院前や退院後に予想外の負担となる交通費・薬代・リハビリ費用などに対応。

5. 何度でも受け取れる手術給付金:手術の種類に応じて受け取れる手術給付金には回数の制限はない。また、支払いには入院を条件としないため、治療のためのポリープ摘出手術などの日帰り手術も対象となる。

●新宿にFA拠点を開設(02年10月15日)
 フィナンシャル・アドバイザー(FA)をサポートする拠点として「新宿コンタクトポイント」を15日開設。コンタクトポイントの開設は、今年5月の横浜、6月の池袋に続き、全国で3カ所目、都内では2カ所目となり、現在積極的な採用を続けているFAの活動拠点となる。
新宿コンタクトポイントは、FAが日常業務の遂行や管理職とのミーティングに使用、会議室の壁が可動式であることから、セミナーや社内外の研修、FA採用説明会など、既存のコンタクトポイントと比べて幅広い用途で、柔軟にスペースが活用できる。
 今回のコンタクトポイントの開設に当たり、ホワイト副社長・COOは、「交通の利便性が高い新宿にFAの活動拠点を増設した。これからもFAチャネルの強化に積極的に取り組み、顧客が希望する時に、希望するチャネルで、希望する商品やサービスを提供するという、ピーシーエー生命の多角的販売チャネル体制を実現する」と述べている 。
《新宿コンタクトポイント概要》
▽住所=東京都新宿区西新宿1−25−1新宿センタービル50階(電話:03−5339−1621)
▽総床面積=358.37u(108.4坪)
▽設備=専任のアシスタントスタッフが常駐、インタビュールーム4室:8名収容…3室、10名収容…1室、可動式の壁、受付、フリーアドレステーブル:14名用テーブル5台、70名収容、RM用ブース:1、SDM用ブース:10、ドリンクコーナー、FAX、プリンター、コピー、プロジェクター、TV、VTRなど設置


●資本金240億円に増資(02年10月1日)
 9月27日に、プルーデンシャル・コーポレーション・ホールディングス・リミテッド(英国)全額引受による60億円の株主割当増資を実施。このうち、30億円を資本金に、残りの30億円を資本準備金に充当し、新資本金は240億円となった。また流動性の高い資本準備金を30億円とすることにより、資本の機動性を高めた。この増資をもとに昨年に引き続き積極的な投資を実施することで、さらなる事業拡大と経営基盤強化を図り、保険契約者サービスを拡充していく。今回の増資は、英国プルーデンシャルグループが日本における積極的な事業展開を図るために、事業計画に基づいて実施。英国プルーデンシャルグループは、今後もピーシーエー生命を長期的視野に立って積極的にサポートしていく方針。

●変額個人年金を発売(02年9月30日)
 10月から、変額個人年金保険「プラチナ インベストメント」を代理店、フィナンシャル・アドバイザー等を通じて発売。また、銀行窓口を通じても販売する予定。
 加入時の一時払保険料を最低50万円に設定するとともに、契約後も任意あるいは定期的な増額により追加保険料の払込や停止・再開が、ライフステージに合わせて自在にできる柔軟性の高い商品とし、特別勘定の運用は、英国プルーデンシャルグループの傘下にある日本、英国そして米国に展開する三つの資産運用会社で行う。グループの資産運用力を最大限に活用し、日米欧の債券や株式などグローバルな資産運用の機会を低いコストで提供する。
《「プラチナ インベストメント」の主な特長》
▽申込時の一時払保険料は、50万円からと始めやすい金額からスタート可能。
▽契約後の増額は開始・停止・再開ともに、いつでも自由自在=定期的な増額(規則的増額)は1万円から、余裕資金の随時増額(任意増額)は10万円から可能。
▽毎年1回まで、積立金の引き出し(減額)が解約控除なしで可能=1保険年度1回を限度とし、積立金の減額により積立金の10%まで、解約控除なしで引き出しが可能。減額により解約せずに長期に渡る資金づくりに対応できる。
▽被保険者が年金支払開始日前に死亡した場合、積立金の合計額または基本保険金額(払込保険料相当額)のいずれか大きい金額を死亡保険金として支払う。
▽医師により余命6カ月以内と診断された場合、解約控除なしで解約または積立金の減額による資金の受け取りが可能で、先進医療による最善の治療、高額医療費や家族の生活費・自宅療養に伴う介護費用等の経済的負担の軽減等に利用できる。
▽グローバルなファンド(特別勘定)を厳選、英国プルーデンシャルグループの運用ノウハウを活用し、できる限り低コストでグローバルなファンドを提供する。
▽年金の受取方法は、確定年金と保証期間付終身年金の2種類。


●夢の保険コンテストでグランプリ決定(02年9月17日)
 「夢の保険」コンテストのグランプリおよび特別賞受賞者を発表。同社の社名変更1周年を記念して実施した「夢の保険」コンテストでは、実際に存在したら素晴らしいと思う生命保険を募集。同社社員・役員で構成される審査委員会は、グランプリに千葉県在住の徳吉直子さんの作品「大往生保険」を選んだ。17日、同本社で授賞式を行い、グランプリの徳吉さんに賞金30 万円と表彰状を贈呈。応募総数1640 作品の中で扱われたテーマには、出産、育児、子育てにかかわる様々な心配を保険に託した作品や、老後健やかに安心して過ごせるよう願う作品などが多かった。最近の社会情勢を反映し、平和を題材に人々を勇気付け励ます内容の応募作品もあった。グランプリ作品の他、10 作品が特別賞に選ばれ、特別賞受賞者にはそれぞれ賞金10 万円を贈呈。審査委員長を務めたゲーリー・ベネット社長は、「どの作品も夢のある素晴らしい内容でグランプリ作品や特別賞を選ぶのは大変だった。徳吉さんの作品は、これから一段と進む高齢化社会を見据え、人々に夢や希望を与える前向きなメッセージに強く共感した」とコメント。グランプリに選ばれた徳吉さんは、授賞式で「多くの作品の中から選ばれ、大変驚いたのと同時に光栄に思っている。生命保険は、死亡した時にお金をもらえるものというイメージが強いが、『夢の保険』では、本人も家族も長生きできて良かったと思える保険を表現してみた」と述べた。

●がん保険のダイレクト販売開始(2002年8月29日)
 多角的販売チャネル拡充の一環として、携帯電話販売やコンテンツ配信などを行っているエムティーアイ社(MTI)と業務提携し、9月4日からがん保険の販売を開始。MTIは、各種のテレマーケティングなどを通じてデータベースを構築し、テレマーケティングのノウハウを蓄積しており、ピーシーエー生命は、社内外の人材育成の研修機関である「PCAユニバーシティ」を通じて、MTIのテレコミュニケーターが生命保険募集人の資格を取得することを支援する。資格取得後も、がん保険販売に必要な商品知識を高めるため、継続的なトレーニングとサポートを提供。
 今回の提携に当たり、MTIの前多俊宏社長は「MTIは、携帯端末の販売等のテレマーケティングで大きな成功を収めてきた。このノウハウを応用するために、顧客中心のサービスを提供しているピーシーエー生命というパートナーを得て、今後ますます需要拡大が見込まれるがん保険の販売においても成功することを確信している」と述べている。
 一方、ピーシーエー生命のホワイト副社長は「MTIのテレマーケティングの高度なノウハウと、当社の営業サポート体制および研修機関であるPCAユニバーシティが相乗効果を生み、新しい販売チャネルが誕生した。ピーシーエー生命は、さらに多くの新しい顧客層にがん保険を提供できることになった。これからも引き続き多角的販売チャネルの拡充と浸透に務めていく」とコメント。


●東京第1支社をリニューアルオープン(02年8月16日)
 7 月22 日に都内池袋の東京第一支社をリニューアルオープン。ロゴマークの色である赤と白を基調としてレイアウトされた赤坂本社と同じ内装仕様となり、全面的にピーシーエー生命のブランドイメージを打ち出した初めての支社となった。今後順次、全国の支社の改装を行い、ハード面においてもブランドイメージの確立を図る。8 月下旬にはPCA ビジネスセンターが同建物内に開設することにより、横浜支社に続く複合オフィスが東京にも完成する。東京第一支社のリニューアルにあたり、トーマス・J ・ホワイト副社長は、「今後も統一されたブランドイメージの中で、主要チャネルの一つである代理店への支援を強化する環境をつくり上げていく」とコメント。

●「夢の保険」コンテスト実施(2002年6月28日)(2002年7月2日)
 2001年7月2日の社名変更から1周年を迎え、これを記念して「夢の保険」コンテストを行う。このコンテストは、実際に存在したら素晴らしいと思われる生命保険について全国から声を募るもの。募集期間は、2002年7月8日〜8月16日で、創造性に富み、人々の共感を呼ぶ作品の中からグランプリ1名に賞金30万円、特別賞10名には賞金10万円を贈呈する。当選者決定については、ピーシーエー生命のコンテスト事務局で構成する審査委員会が選定。ピーシーエー生命は社名変更以来、「顧客の声に耳を傾ける」という企業理念の下、事業を展開。このコンテストも「こんな保険があったら」という消費者の夢に耳を傾ける趣旨。
《応募要項》
▽応募方法=「夢の保険」のタイトル(最大30字)、内容(最大200字)と、必要事項(郵便番号、住所、氏名、生年月日、職業、勤務先、学校名、性別、電話番号、メールアドレス、ピーシーエー生命からのメールまたはダイレクトメール等による商品に関する案内の要不要)を、所定の応募はがきもしくは官製はがきに記入のうえ、〒104−8691 東京都京橋郵便局私書箱183号 ピーシーエー生命「夢の保険コンテスト」係(電話:03−3959−3573〈平日9:00−12:00、13:00〜18:00〉)まで送付する。ピーシーエー生命ホームページの応募専用フォームでも応募可能〈専用ウェブサイトhttp://www.pcalife.co.jp /yume/)。
▽応募期間=2002年7月8日(月)〜8月16白(金)、当日消印・受付有効(ホームページでは8月16日24時まで応募有効)
▽応募規定=応募作品は「生命保険」に該当するものでオリジナルに限る。応募作品は返却されない。応募点数に制限はないが、郵送で応募の場合は1通に1作品。1人何点でも応募できるが、1作品につき1回の応募とする。また、応募作品は未発表のものに限る。応募作品の著作権・版権はピーシーエー生命に帰属。応募は日本国内居住者に限る。
▽賞金=グランプリ…1名・30万円、特別賞10名・各10万円
▽選考基準@創造性に富み人々の共感を呼ぶ内容、A生命保険として考えられるもの、B公序良俗に反しないもの−−の3点を満たしたものを対象に審査する。
▽当選発表=当選者本人へ書面(eメールまたは郵便)で連絡後、電話で確認する。9月17日から10月末日まで同社ホームページでも発表。


●優秀代理店の海外研修実施(2002年7月2日)
 2001年度優秀な成績を収めた代理店を招待し、成績に応じてロンドンまたは香港の二つのコースで海外研修を実施。6日間におよぶロンドン研修コースでは、新契約、保有純増、継続率など一定の功績を達成した30名と、ピーシーエー生命関係者が6月1日から「プルーデンス」の母国を訪れた。ロンドン滞在中は、セールスサポートツールの「プロフェッショナルアドバイザー・ワークベンチ」ソフトウエアや、e−ラーニングの社内研修機関「PCAユニバーシティ」などについてプレゼンテーション。英国プルーデンシャルの歴史、企業文化、事業概要など多くの情報を学んだ。また本社見学では、英国プルーデンシャルグループのチーフエグゼクティブであるジョナサン・ブルーマー氏との面会や表彰式が行われ、英国プルーデンシャルやピーシーエー生命の役員・社員と懇親した。香港研修コースも、新契約や継続率など一定の成績を達成した代理店40名と、ピーシーエー生命関係者合わせて総勢70名が5月26日から4日間の日程で実施。滞在中ロンドンと同様の研修内容を実施したほか、香港に拠点を置く地域本社であるPCA(プルーデンシャル・コーポレーション・アジア)の見学や、香港の保険市場についてのプレゼンテーションが行われた。また、参加者は香港の代理店を訪問し、市場や文化の違いを超えた意見交換を行った。

●新会社1周年で絵本プレゼント(2002年7月2日)
 ピーシーエー生命として生まれ変わって一周年を迎えたのを記念して、2001年7 月2 日生まれの子供に絵本をプレゼント。絵本はそれぞれの子供を主人公に個別に作成される。フリーページも用意されており、1 歳の誕生日を迎える子供との日々の出来事を両親の言葉で記入できるもの。
 <申込方法>
▽応募方法:はがき・ファクス(03-5404-7120)で応募。
▽応募先:「ピーシーエー生命 ベビーブック・プレゼント」係
▽事務局:ギャビン・アンダーソン担当、 和 田 /鈴 木
▽〒105-0011 東京都港区芝公園1-8-21 芝 公園リッジビル TEL:03-5404-0640
▽応募の締め切り:9 月2 日(消印有効)

●窓販など多角的なチャネル構築(2002年7月2日)
 英国プルーデンシャルグループが旧オリコ生命を買収、ピーシーエー生命に社名変更してから1年経過したのを機に経営幹部が2日会見。
 ゲーリー・R・ベネット社長は「実りある1年だった」として、顧客第一主義のビジネスモデルを貫徹し、5年計画で優れて収益性の高い保険会社となること、ライフスタイル・ライフステージ別の消費者調査を踏まえ多角的な商品・販売チャネルを構築すること、とりわけ変額年金の銀行窓販、プロ代理店1000店増強、FA採用拡大に注力し、2002年度にも成果を出したいとの基本方針を示した。
 トーマス・J・ホワイト副社長は、日本生保の問題点として、@収益性の低さ・不安定性、A消費者にとって分かりにくい商品、B顧客サービスの低さ、などを挙げ、退職者市場・富裕層をターゲットに保障型・投資型商品をラインナップし、プロ代理店やFA(6月から年間300人採用開始)、税理士・会計士チャネルによるコンサルティングセールスを重視するとともに、窓販(主に地銀・信金67行と交渉中)、オリコカードホルダーへの直販なども含め顧客ニーズに即して多角的チャネルを構築、効率的なサービスを行うとし、「規制緩和により投資型商品、401k、窓販などでビジネスチャンスが拡大した」と述べた。
 ラッセル・D・ロック取締役CFOは「2001年は基盤投資の年だった。今年は増資、法定準備金積み増しなどで財務の安定化を図り、将来収益を創出する基盤を構築する」と述べ、プルーデンシャルグループの収益管理として、英国・日本GAAP(会計基準)、EV(潜在的価値:エンベディッドバリュー)、新契約価値(新契約アチーブドプロフィット)を採用し、効率的な経営を行っている旨説明した。


●3月期決算:新契約3.5%減、保有11.7%減に(2002年6月5日)
 個人保険の新契約高は前年同期比3.5%減の945億円、保有契約高は11.7%減の4954億円余。団体保険の新契約高は75%減の70億円、保有契約高は4.6%減の2893億円。保険料等収入は9.5%減の248億円、基礎利益は▲62億円、計上損失は▲90億円。総資産は10%増の1272億円余。ソルベンシーマージン比率は395%低下し900.5%。

●赤坂新本社で業務開始(2002年5月7日)
 5月7日、都内・池袋のサンシャイン60から港区赤坂のATT新館に本社を移転し業務を開始。多角的販売チャネルを展開する生保会社となることを目指す同社は、日々拡大している業務に迅速・効果的に対応するため都心に近代的で高効率なビジネス環境を実現。今後は新しいオフィス環境をフルに生かし、顧客サービス拡充に努めていく。
▽本社住所=〒107−0052 東京都港区赤坂2−11−7 ATT新館(代表電話番号:03−6800−0888)


●個人向け収入保障保険の販売開始(2002年5月2日)
 5月2日から、個人顧客向けの収入保障保険の発売を開始、法人向け定期保険の内容を改定。
 収入保障保険は被保険者に万一のことがあった場合、指定された金額を毎月残された家族に年金のように支払うもので、被保険者の家族が必要とする現在の生活費に合わせた金額を毎月受け取れるように設定できるため、月々の生活に必要な保障額を計画的に備えることが可能となる。顧客のライフプランやニーズに合わせ、保険期間を1年単位できめ細かく設定できる合理性が特徴。
 一方、定期保険の改定は保険期間を従来の商品より8年延長し、最長98歳を満了年齢とすることにより、長期にわたる保障提供が可能となった。従業員に万一の事があった場合、死亡退職金、弔慰金の準備資金等としても利用できる。
 両商品とも、代理店やコンサルティングをベースとした個人向けの直販営業網FA(フィナンシャル・アドバイザー)を通じて販売。現在同社では、FAチャネルの立ち上げに向け、フィナンシャル・アドバイザーや管理職に当たるセールス・ディベロップメント・マネージャーの採用を積極的に進めている。今回の商品拡充について、ベネット社長は「二つの商品は、ピーシーエー生命の既存商品ポートフォリオを補完する役割を担っている。この新ポートフォリオをベースに、顧客の真のニーズに焦点を当てた革新的な新商品を今後導入していく。同時に、多角的な販売ネットワークを通じ、顧客がこれらの商品に容易にアクセスできる態勢を整えている」と述べている。
《商品概要》
[収入保障保険]
▽名称=無配当収入保障保険「ピーシーエー生命の収入保障保険」
▽契約年齢=15〜65歳
▽保険期間=15・20・25・30・35・40年満了、47〜80歳の各歳満了(性別、契約年齢別に取り扱い範囲に制限あり、保険期間15年以上)
▽保険料払込方法=年払・半年払・月払
▽年金=定額型で支払期間は保険期間の満了時まで。最低支払保証期間は5年(保険期間満了時前5年以内に死亡した場合は、5年間の年金受け取りを保証)、年金月額は5万円から1万円単位での取り扱いとなる。
▽付加できる特約=災害割増特約、傷害特約、リビング・ニーズ特約
[定期保険]
▽名称=無配当定期保険「ピーシーエー生命の定期保険」
▽契約年齢=15〜75歳
▽保険期間=5・10・15・20・25・30・35・40年満了、45〜90歳の各歳満了・98歳満了(保険期間5年以上)
▽保険料払込方法=年払・半年払・月払
▽付加できる特約=災害割増特約、傷害特約、定期保険特約、定期保険特約(逓増型)、災害入院特約、疾病入院特約、リビング・ニーズ特約


●営業部門の体制強化へ組織変更(2002年5月1日)
 5月1日付で組織変更。「マーケティング部門」の新設等により業務部門は、従来の6から8に増えた。各部門の役割をより明確にするとともに、業務の集約化を図り、今後予定している新商品と新サービスの導入に向け、より効率的な運営を目指す。
 新設のマーケティング部門は、現在多角的販売チャネルの立ち上げを進めている営業部門のサポートが主な業務となる。従来、営業部門で行っていた市場分析、商品戦略、セールスプロモーションなどの営業支援業務をマーケティング部門に移行することにより、営業部門は本来の営業活動に特化。
 同時に、部門全体の業務集約化を進める。FA(フィナンシャル・アドバイザー)チャネルの立ち上げを目指す営業部門は、部門内に「リクルート推進部」を新設し、FAの採用活動を強化。社長室を「コーポレート・アフェアーズ」部門と改称し、人財部門にあったコーポレートサービス部や営業部門にあったブランド&コミュニケーションズ部のコミュニケーシヨン機能を本部門に移行し、会社全体にかかわる業務を本部門に集約するとともに、社内外におけるより円滑なコミュニケーション活動を促進する。また、人財・コーポレートサービス部門を「人財部門」と改称し、教育機関であるPCAユニバーシティを含んだ人財強化に集中する体制とする。
 一方、相互牽制機能の強化のため、旧財務・リスク管理部門を「財務部門」と「リスク管理部門」に分化。旧数理部門を「数理部」と「商品数理部」に分割し、牽制体制を強化。お客様サービスセンターの新契約業務を「アンダーライティング部」に移し、「新契約&アンダーライティング部」と改称。さらに、将来予定している変額保険商品の投入に対応するために、お客様サービス&IT部門内にバリアブルサービス部を設置する。
 組織変更後の業務部門は、お客様サービス&IT部門、営業部門、マーケティング部門、人財部門、財務部門、リスク管理部門、数理部門、コーポレート・アフェアーズ部門の8部門。  
 新体制の発表にあたりベネット社長は、「今回の組織変更によりピーシーエー生命は、顧客が身近に感じる多角的販売チャネルネットワークの立ち上げに向け、より効率的な組織として事業展開する態勢が整った」と述べている。

●資本金を210億円に増資(2002年4月1日)
 3月29日に、プルーデンシャル・コーポレーション・ホールディングス・リミテッド(英国)全額引受による30億円の株主割当増資を行い、これまでの資本金180億円から増資後の資本金は210億円となった。
 アジアにおける新たなPCAモデルを実現するというミッションを達成するためには、財務基盤の強化と保険契約者サービスの拡充が不可欠とし、多角的販売チャネルの構築、商品開発、積極的な営業管理の実施、バックオフィスやシステムの再構築など、保険契約者サービス向上のための投資を今後も積極的に進めていく。同時に、信用力の強化による保険契約者利益の維持を図っていく方針。
 ゲーリー・ベネット社長は、今回の増資にあたり、「英国プルーデンシャルグループにとってアジア市場は重要なマーケットで、中でも特に日本市場には大きな期待を寄せている。今回の増資は、ピーシーエー生命の成長戦略に対する英国プルーデンシャルグループの長期的視野に立った支援姿勢の現われ」とコメント。

●赤坂に本社移転(2002年3月25日)
 池袋サンシャインビル60内から港区赤坂のATT新館(港区赤坂2丁目)への本社移転を決めた。赤坂新本社での業務開始は5月7日を予定。新本社はATT新館の10、11、12階の3フロアに置かれ、総床面積約2,500u。多角的販売チャネルを展開する生保会社にふさわしく機能的で高効率なビジネス環境を実現する。
【新本社住所】
〒107-0052
東京都港区赤坂2-11-7  ATT新館
ピーシーエー生命保険株式会社


●Web社員研修機関を開設(2002年2月22日)
インターネットを使ったオンライン学習(eラーニング)とクラス形式の集合研修で構成される社内研修機関「PCAユニバーシティ」を開設し、22日から運営を開始した。同社では、PCAユニバーシティの使命は、最高水準の利益の伸びを達成することを目指して、ビジネス能力・競争力を国際水準にまで引き上げる基盤となることとしている。
 PCAユニバーシティは、英国プルーデンシャルグループがアジア地域で展開する独自の社内研修機関で、2001年4月に香港で開設されて以来、現在12ヶ国、3700名以上の社員が受講している。「生命保険」「投資信託」「企業経営」「マーケティング」など、コースごとに体系建てて学べるバーチャルキャンパスの形態をとることによって、グループで働く全社員が自分の職務や興味にあった学習プログラムを自主的に選択できるようになっている。現在約500以上のプログラムがあり、日本での開設に伴い日本語化したプログラムを今後徐々に増やしていく。
 プログラムの約半数はインターネット経由で学べるeラーニング方式を採用し、受講生がいつでもどこでも自分のペースで学習できる環境を提供。ホームページは日本語や英語など計4カ国語に対応。学習プログラムの受講以外にも、トレーナーとのコミュニケーションなども可能
 コース修了者には「ピーシーエー単位」と呼ばれる修了単位が授与される。取得した単位は、そのポイントに応じて福利厚生制度の利用に充当でき、また取得状況は年一回行われる人事考課の参考材料とされる。
 PCAユニバーシティのディーン・フジイ学長は、「PCAユニバーシティの開設は社員の生涯学習を支援し、社員に機会を均等に与えるというピーシーエー生命の企業姿勢をあらわすもの。語学研修のような基礎的なものから経営者養成といった高度なものまで幅広いコースを提供し、日本独自のプログラムの開発も予定している。受講対象者は全社員で、将来的には社員の家族や代理店にも門戸を広げることも検討している」とコメント。
 ゲーリー・ベネット社長は、「社員が自主的に自らの能力を最大限に引き出す努力に対して惜しみない支援を提供する。PCAユニバーシティでの学習を通して、すべての社員に対してスキル向上やキャリア形成の機会を提供することで、高度な専門知識と豊富な経験に裏打ちされたプロフェッショナルなサービスを求める日本のお客様の要望に応える体制を構築する」と述べた。


●G・ベネット社長が日本進出1周年で所見(2002年2月13日)
 ゲーリー・ベネットが日本市場進出1周年を迎えて、要旨次の通り所見を述べた。
 英国プルーデンシャルグループは、2001年2月13日にオリコ生命保険株式会社の株式譲渡に関するすべての手続きを正式に完了し、同社は英国プルーデンシャルグループの一員となり、同年7月2日には、ピーシーエー生命保険株式会社へと社名を変更し、正式に日本における英国プルーデンシャルグループの生命保険事業を開始した。そして今日まで、お客様のニーズに焦点を当てた革新的な商品やサービスの提供や、多角的な販売チャネルの構築を目指すとともに、「お客様の声に耳を傾ける」という弊社の企業理念の浸透を図ってきた。
 この12ヶ月間を振り返ると、いくつかの成果を着実に実現することができた。まず昨年11月に、ピーシーエー生命は、組織機構ならびに経営機構改革を実施した。組織のフラット化により、今後の事業の拡大と市場の変化に迅速かつ効果的に対応する柔軟性を実現するとともに、権限委譲による意思決定プロセスの改善を目指している。また今年1月には、弊社にとって国内初となるビジネスセンター、「PCAビジネスセンター」を横浜に開設した。同センターは、代理店の活動支援を目的とした多機能オフィスで、斬新な取組として、代理店からも好評いただいている。
 現在進行中の取組としては、今年から活動を開始するフィナンシャル・アドバイザー(FA)チャネルがある。この新しいFAチャネルは、今後日本のお客様の高度化するニーズに対応する資質を備えたプロフェッショナル集団として全国規模で展開する。加えて、ダイレクト・マーケティングを近い将来開始する。社員一人ひとりが英国プルーデンシャルグループの「お客様の声に耳を傾ける」という企業理念を実践すべく、よりお客様本意の組織へと変革を続けている。

●ピーシーエー生命として新たに発足(2001年7月2日)
 英国の金融サービスグループの大手、英国プルーデンシャル社は2日、日本法人「ピーシーエー生命保険株式会社」(本社:豊島区、代表取締役社長:ゲーリー・ベネット)の発足を発表。旧オリコ生命は2001年2月に英国プルーデンシャルが買収。今回の社名変更により、同社の生命保険事業はすべてピーシーエー生命のブランドの下展開される。
 ゲーリー・ベネット社長は、ピーシーエー生命の発足に当たり、「買収後の数カ月間、日本の顧客ニーズについて綿密にリサーチを行ってきた。この結果を基に、欧州、アジア、米国で培った金融サービスの豊富な経験を生かし、日本の顧客ニーズをより正確に反映した新しいコンセプトの生命保険を提案していきたい」と述べた。またトーマス・j・ホワイト副社長は「プルーデンシャルは、『顧客の声に耳を傾ける』という企業理念を基本に、150年以上にわたり世界各国で成功を収めてきた。日本の保険市場でも今後、ピーシーエー生命は顧客の声を聞くという企業理念を導入していく。これまでのリサーチで日本の顧客は、理解しやすく、個々のニーズに焦点を当てた新しいコンセプトの保険商品を求めていることが明らかになった」と述べた。ピーシーエー生命という社名は、プルーデンシャル・コーポレーション・アジアの頭文字を取ったもので、アジアのビジネスの中で日本が非常に重要であることを意味する。また、世界最大級の生保市場である日本で、ピーシーエー生命の成功を目指す英国プルーデンシャルグループの強い決意を表す。
〈英国プルーデンシャルグループ〉
 1848年にロンドンで設立されたプルーデンシャル社は、全世界の運用資産が約31兆円で英国最大の使命保険会社の一つ(S&P格付AAA)。同グループの傘下には英国で展開する大手投資信託会社の一つM&Gや独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)市場向け商品分野をリードするスコティッシュ・アミカブルなどがある。また、英国でオンライン金融サービスを提供するエッグ(Egg)の主要株主でもある。英国以外では、プルーデンシャル・アジア、米国ののジャクソン・ナショナル・ライフを保有するほか、欧州で新たな事業構築に取り組んでいる。英国プルーデンシャルは、ピーシーエー生命を傘下に納めたことにより、アジア11カ国(中国とインド含む)で生命保険事業および投資信託事業を展開することのなる。英国プルーデンシャルは、1923年にアジアで事業を開始し、アジアでは70年以上の歴史がある。現在では英国の生命保険会社としてアジアで最大の事業規模を誇っている。プルーデンシャルシンガポールは先ごろ「アジア生命保険業界賞のうち「2000年度におけるアジアナンバー1生命保険会社」に選ばれた。
〈ピーシーエー生命保険株式会社〉
 ピーシーエー生命(旧オリコ生命)は本社を東京に置き、国内主要10都市に支社を設置。保有契約高は24万件以上、総資産は約1156億円(2001年3月31日現を)に達している。ピーシーエー生命は、保険専業代理店、金融機関、税理士等、複数の販売チャネルを使い、定期保険、貯蓄性保険、医療保険など幅広い保険商品を提供している。ソルベンシーマージン比率は1295.5%(2000年度末)。


●2000年度決算:個人保険保有4.8%減に(2001年6月6日)
 新契約高は個人保険980億円(前年度比44.4%減)、団体保険281億円(同99.3%増)。保有契約高は個人保険5610億円(同4.8%減)、団体保険3033億円(同1.1%増)。全種目の保険料等収入は2742億円(同8.5%減)、資産運用収益は21億円(同55.1%減)、経常損失は19億円(同644.1%減)、当期未処理損失は75億円(同50.9%増)。総資産は1156億円(同10.5%増)。ソルベンシーマージン比率は1295.5%。なお、基礎利益は7億円のマイナス。

●英国プル社への株式譲渡完了、新社長にベネット氏(2001年2月13日)
 プルーデンシャル社への株式譲渡手続きが完了。取得金額は230億円。新社長にゲーリー・ベネット氏(プルーデンシャル・コーポレーション・アジア事業開発ディレクター)が就任。岡崎政更オリコ生命社長は副会長に。これにより、プルーデンシャル社は日本、中国、インドなどアジア11カ国で生保事業と投資信託事業を展開。新会長でプルーデンシャル・アジア最高経営責任者のマーク・タッカー氏は「プルーデンシャルグループの世界戦略にとって日本は非常に重要な市場で、オリコ生命の買収は重要な意義を持つ。オリコ生命は今後、プルーデンシャルグループの一員として日本有数の生保会社を目指す」、ベネット社長は「さらに高い競争力を持つ企業にする」とそれぞれ抱負を述べた。

●英国プルーデンシャル生命が買収(2001年1月23日)
 親会社のオリエントコーポレーションがオリコ生命の全株式を英国最大手のプルーデンシャル生命に譲渡することで合意、譲渡契約を締結。英国プルデンシャルは米国プルデンシャルとは別会社。すでにアジア10カ国で営業している。1848年創業の英国プルデンシャルグループの全世界での運用資産は約31兆円。

●上半期・個人保険保有契約高7%増に(2000年11月28日)
 平成12年度上半期の業績発表。個人保険の新契約高は前年同期比42・4%減の523億円。保有契約高は7%増の5851億円に。全種目保険料等収入は1・9%減の129億円。資産運用収益は45・9%減の10億8700万円。総資産は11・6%増の1086億円に。有価証券含み損益はマイナス400万円。

●社長交替、親会社が資本増強支援(2000年10月16日)
 設立10年目を迎え、経営基盤強化へ。臨時株主総会・取締役会で社長交替を含む新役員人事を決める。新社長に岡崎政更副社長営業本部長が昇任。また、第三者割当増資による新株16万株を親会社のオリエントコーポレーションが全株引き受ける。10月31日に発行総額の80億円を払い込む。

●自在設計の本格的な医療保険発売(2000年3月15日)
 新発売のフレックス医療保険「一身お助け」は、本格的な健康保険上乗せ商品。主契約(新医療保険)の給付内容を疾病入院給付と疾病・災害手術給付に限定したまさに健保同様の機能とし、これに必要に応じ、通院保障・家族保障・死亡保障の各特約をオプションで選択付加する仕組み。
 主契約は、@疾病・災害(ケガ)入院を一生涯保障する「終身タイプ」と、A一定期間の保障で、無事故で満期を迎えた場合、所定の無事故給付金が支払われる「無事故給付金付有期タイプ」の2タイプ。有期タイプの保険期間は、@5・10・15年満了、A5〜40年(1年きざみで設定)、B55〜90歳(5歳きざみで設定)、C80歳満了の4パターンの中から、自分に適した保険期間が設定できる。
 加入年齢は6〜70歳。1入院・通算とも最長1000日のロングラン保障。
〈終身型・男性の月払保険料例〉
 入院給付金日額が5000円、手術給付金がその内容により5・10・20万円、通院給付金日額が3000円の場合、30歳5611円、40歳7313円、50歳1万41円。