生保各社の商品・サービス最新情報
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AIGエジソン生命



●上半期業績:収保2.5%増、基礎利益13.1%減に(07年11月26日)

 07年度上半期業績を発表。営業成績は、個人保険+個人年金保険合算の新契約年換算保険料は前年同期比3.7%減の193億円(うち第3分野は15.0%増の78億円)で、新契約高は3.6%増の4,622億円。解約失効高は2.9%減の3,885億円(解約失効率は横ばいで4.4%)。保有契約年換算保険料は3.4%増の2,923億円(うち第3分野は11.6%増の797億円)で、保有契約高は1.5%減の9兆1,121億円に。団体保険分野の保有契約高は、団体保険が2.7%増の4兆3,462億円、団体年金が3.1%減の1,096億円。
 損益面では、経常収益は2.8%増の2,647億円、うち保険料等収入は2.5%増の1,987億円(うち個人保険分野は2.9%増の1,887億円、団体保険分野は4.5%減の93億円)、資産運用収益は2.7%増の604億円で、経常利益は21.4%増の261億円となり、中間純利益は8.6%増の157億円に。
 その他諸指標では、基礎利益は13.1%減の223億円に。有価証券含み損益は233億円増加して260億円。実質純資産額は28.1%増の2,939億円(一般勘定資産に対する実質純資産比率は2.28ポイント上昇し10.97%)、総資産額は1.5%増の2兆6,844億円。ソルベンシーマージン比率は87.8ポイント上昇し1,196.7%。営業職員数は6.3%増加して4,056人。
<銀行窓販の状況>(収入保険料。カッコ内は前年同期比)
▽定額年金保険:52億円(64.4%減)、▽一時払終身保険:3億5,200万円(10.2%減)


●臓器移植啓発団体に寄付(07年11月1日)
 「NPO法人日本移植者協議会」と「社団法人日本臓器移植ネットワーク」に対し、それぞれ100万円を寄付。10月31日、寄付目録の贈呈式を行った。寄付は臓器移植に関する知識、臓器提供意思表示カードの普及・啓発活動に役立てられる。

●「07グリーンリボンランニング」に協賛(07年8月29日)
 臓器移植、臓器提供意思表示カードの普及・啓発を目的とした「2007 グリーンリボン ランニングフェスティバル」(9月17日、国立競技場〜神宮外苑コース)を特別協賛。 移植者やドナーファミリー、一般ランナーが供に走るランニングフェスティバルで、今年は神宮外苑を周回する10 キロコースを新設。グリーンリボン駅伝、谷川真理さんのランニング教室など盛り沢山の内容。

●久石譲コンサートに協賛(07年6月8日)
 音楽家・久石譲氏が8月2日の「ザ・シンフォニーホール」(大阪)を皮切りにスタートする全国コンサートツアー『There is the time』(全7公演)を特別協賛。4年目となる今年のコンサートは過去3年間の集大成とも言うべきもので、クラシック曲とロック音楽の融合を実験的に試みるなど、盛りだくさんの内容。ソプラノ歌手の林正子さんをゲストに迎えて、“久石譲&新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ”がクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」などロックの名曲を取り上げる。

●3月期決算:収保19.7%増、基礎利益8.8%増に(07年5月30日)
 07年3月期決算を発表。個人保険+個人年金の営業成績は、新契約年換算保険料が前年
同期比16.8%増の454億円(うち医療保障・生前給付型保障など第三分野商品の新契約年換算保険料は3.8%減の146億円)、新契約高は12.2%増の9,690億円。解約失効高は3.7%増加し8,652億円、解約失効率は0.5ポイント上昇して9.5%。保有契約年換算保険料は4.3%増の2,886億円、保有契約高は1.9%減の9兆1,689億円。銀行窓販の収入保険料は定額年金が39.2%減の202億円(02年10月以降の実績は3,026億円)、一時払終身保険が5億円余。団体分野の保有契約高は団体保険が3.3%増の4兆3,428億円、団体年金が6.6%減の1,125億円。
 収支面では、経常収益は0.03%減の5,409億円で、うち保険料等収入が19.7%増の4,221億円(個人保険が22.1%増・3,997億円、団体保険が11.3%減・211億円)、資産運用収益が37.4%減の1,158億円などとなり、経常利益は9.4%減の446億円、当期純利益は15.7%減の278億円を計上。
 その他の諸指標では、平均予定利率は0.07ポイント上昇し2.61%、基礎利益利回りは4.14%、一般勘定運用利回りが3.70%。基礎利益は8.8%増の520億円。資産状況は、総資産額が4.4%増の2兆6,748億円。実質純資産額は52.7%増の2,902億円。有価証券含み損益は346億円増加し445億円。資産の含み損益がゼロになる水準は日経平均株価1万2,944円、国内債券1.649%、外国証券116.63円。ソルベンシーマージン比率は142.0ポイント上昇し1167.2%。


●ドル建終身保険に3大疾病保障新特約2種発売(07年5月28日)
 主力商品であるUSドル建終身保険「AIGエジソンのドル建とく割終身保険」に付加できる三大疾病保障の新特約2種「特定疾病ドルとく割特約」「特定疾病保険料免除特約」を6月4日から発売。新特約を付加することで、USドル建商品では初めて、三大疾病への生前給付と保険料払込免除を実現。「特定疾病ドルとく割特約」は、ガン・急性心筋梗塞・脳卒中と診断され、所定の状態になった場合に、一時金(特約特定疾病給付金)が支払われる。また払込期間中の解約払戻金を低く抑えることによって、三大疾病保障を低料化。

●生存給付金付ドル建終身保険を発売(07年5月25日)
 主力商品の「AIGエジソンのドル建とく割終身保険」に生存給付金支払特則を付加した2商品を6月4日発売。従来のドル建終身保険では被保険者が死亡もしくは高度障害の際に保険金を支払っていたが、新商品ではこれに加え、USドル建が円建に比べて高い運用効果が見込める点をいかして、総額で保険金額の2割もしくは3割に相当する生存給付金(USドル建。所定の利率で据置くことができ、為替動向や入学時期に応じて円でも受取可能)を保険料払込期間中に複数回に分けて支払うもの。最低保険金額は50,000USドル(1契約当たり)。
 新商品は加入年齢により、生存給付金の保険料払込満了時の給付金を手厚くした15年払込満了タイプ(AIGエジソンのドルにしようかな:契約年齢9〜65歳)と、子供や孫の教育資金にフォーカスし、大学進学時期(17歳)の給付金を手厚くした20歳払込満了タイプ(AIGエジソンのドルまる君:0〜8歳)の2タイプがある。
 なお、05年11月発売の「AIGエジソンのドル建とく割終身保険」はUSドルで運用(現在の予定利率は3.5%)し、また保険料払込期間中の解約払戻金を低く抑えることで低料化したもの。


●保険金・給付金等の不払調査結果を公表(07年4月13日)
 2月1日付で金融庁より報告徴求のあった「保険金等の支払状況に係る実態把握に関する調査報告」を、4月13日に提出。
<支払状況実態調査結果の概要>
1.追加支払事案に関する検証方法:平成18年3月に支払査定検証チームを発足させ、平成13年4月から平成18年3月までの5年間に保険金等の支払事由が発生した約43万5,000件を対象に再検証を実施。なお、契約者が提出している請求書類等のみでは追加的な支払いの要否が判断できないものについては、継続して検証し、対象契約を抽出している。その結果、4月13日現在、検証対象事案の6割弱の検証が終了しているが、約1万1,000件の追加的な事実確認を要する事案が抽出されている。今後、この検証作業を進め、5月末までに完了させる予定。
2.追加支払事案の件数と金額 (4月13日時点):保険金・給付金等において、本来支払いをすべきであったと判断される事案が合計836件、金額で約1億1,900万円あることが判明した。
3.追加支払事案の発生原因:診断書情報の入力漏れや誤入力、査定時の見落としや点検漏れ等の人為的ミス、並びに窓口のコールセンターや営業担当者、事務担当者において、保険金・給付金等に関する正確な請求案内が図れていなかったこと等により発
生したもの。
4.追加支払の対応状況:保険金・給付金において追加支払いが確定している事案574件は、契約者への案内が概ね完了し、4月12日までに361件、約2,980万円(件数進捗状況:61.9%)の支払手続きが完了。
 一方、当時の病状や診療内容などについて確認することによって、支払いの要否判断ができる事案については引き続き調査・点検しており、4月13日現在、契約者への確認により支払いが確定している事案は252件で、うち39件についてはすでに支払手続きが完了。
5.再発防止策:追加支払漏れの防止策として、機械査定システム改善によるチェック体制の強化とともに、保険金等支払管理部門の人員の増強と、教育・トレーニングを通じ、営業担当者、事務担当者等のスキル向上に努める。さらに、支払管理部門を中心とした社内の連携強化を進めるとともに、保険金支払担当部門とは独立した組織として、外部の専門家も含めた社長諮問機関「支払管理態勢審査会」や社内第三者による監視機能「支払検証部会」の継続的取組み等により、公平かつ客観的な視点での検証態勢の強化を進める。


●本社住所移転(07年3月29日)
 晴海、亀戸、錦糸町に分散していた本社機能を昨年9月より順次オリナスタワー(東京都墨田区錦糸町)に移転集約してきたが、主要部門の移転完了に伴い、4月2日付で本社所在地を変更する。
<新本社所在地>〒130-8625 東京都墨田区太平4-1-3 オリナスタワー
<代表電話番号>03-6658-6000(大代表)
※今回オリナスタワーに移転しない主要部門の所在地は以下のとおりです。
▽金融機関営業本部 〒130-0013 東京都墨田区錦糸3-2-1 アルカイースト
▽オペレーション本部 〒220-8401 横浜市西区みなとみらい3-3-1


●円元本保証型外貨建定額年金の販売網拡大(07年3月22日)
 年金原資保証型一時払新個人年金保険USドル建を2月以降金融機関で「AIGエジソンの3つの約束」の商品名で窓販しているが、4月2日より営業社員チャネル、代理店チャネルでも「AIGエジソンのえんドル姫」の名称で販売する。外貨建定額年金保険で、@据置期間(10年)満了まで、USドルを固定利率で殖やす、A中途解約をせず、据置期間満了を迎えた場合、年金原資額(円元本を年金支払開始日の為替レートTTMでUSドル換算した金額と基本年金原資額のいずれか大きい金額)について「円元本」を最低保証、B死亡給付金額について、円元本を最低保証する。

●死亡保険値下げ、医療保険は据置(07年3月15日)
 予定死亡率(生保標準生命表)の改定に伴い、4月2日から個人保険・個人年金保険、団体保険の保険料率を改定。個人保険・死亡保障分野は、一部商品を除き引き下げ。個人保険・医療保障分野は現行水準を据置。
<改定保険料例>
▽無配当終身保険(保険金額1,000万円、保険料60歳払済、男性40歳、口座月払保険料):現行3万2,100円→3万1,440円(2.1%減)


●円元本を保証する初の外貨建定額年金発売(07年1月29日)
 2月1日より大分銀行、北國銀行、多摩信用金庫、2月5日より北陸銀行、2月16日より東京信用金庫で年金原資保証型一時払新個人年金保険・USドル建「AIGエジソンの3つの約束」の販売を開始。中途解約をせず、据置期間満了時(据置期間は10年)を迎えた場合、年金原資額について「円元本」を最低保証する初の外貨建定額年金保険。外貨建の好利回りを固定利率として享受しながら、外貨建商品の不安要素であった為替変動リスクに対し、据置期間満了時の年金原資・据置期間中の死亡給付金の円支払いについて、円元本が最低保証されることで資金の安全性を確保する仕組み。

●本社住所移転(07年1月18日)
 本社、金融機関営業本部などを昨年末から4月2日にかけて順次移転。
▽本社、情報システム本部、経理本部、資産運用本部、運用リスク管理部、サービス改善部:東京都墨田区太平4−1−3 オリナスタワー
▽監査部、金融機関営業本部:東京都墨田区錦糸3−2−1 アルカイースト


●3社中間期合算:個人収保3.5%増、保有高2.5%増に(06年11月27日)
 AIGグループ3社合算の06年度中間期業績を発表。個人保険+個人年金保険合算の新契約年換算保険料は前年同期比12.1%減の1,359億円(うち第3分野は16.8%減の330億円)で、新契約高は10.4%増の2兆6,528億円。解約失効高は2.3%減の1兆6,269億円。保有契約年換算保険料は10.7%増の1兆4,554億円(うち第3分野は6.7%増の4,120億円)で、保有契約高は2.5%増の42兆4,073億円に。
 保険料等収入は3.1%増の1兆1,419億円(うち個人分野は3.5%増の1兆732億円)。基礎利益は15.2%増の833億円。実質純資産額は前年度より15.7%増の1兆377億円。
<窓販収入保険料>(カッコ内は前年同期比増減率)
▽定額年金保険:2,969億円(24.9%減) ▽変額年金保険:413億円(4.8%増) ▽一時払終身保険:223億円、一時払養老保険:2億円


●中間期業績:個人収保17.6%増、保有高2.0%減に(06年11月27日)
 06年度中間期業績を発表。個人保険+個人年金保険合算の新契約年換算保険料は前年同期比7.4%増の201億円(うち第3分野は0.5%減の67億円)で、新契約高は9.7%増の4,461億円。解約失効高は1.0%減の4,002億円(解約失効率は4.4%)。保有契約年換算保険料は4.5%増の2,826億円(うち第3分野は14.0%増の714億円)で、保有契約高は2.0%減の9兆2,536億円に。団体分野の保有契約高は団体保険が8.4%減の4兆2,313億円、団体年金は8.3%減の1,131億円。
 損益面では、経常収益は8.5%減の2,572億円、うち保険料等収入は15.3%増の1,938億円(うち個人分野は17.6%増の1,833億円)、資産運用収益は45.9%減の588億円。経常利益は29.3%減の215億円、中間期純利益は33.4%減の145億円に。基礎利益は2.5%増の257億円(利差損なし)。
 資産面では、有価証券含み損益は23.0%減少して26億円。国内株式含み損益がゼロとなる水準は日経平均株価1万3,940円程度。実質純資産額は前年度より16.6%増の2,293億円。ソルベンシーマージン比率は38.7ポイント上昇して1,108.9%。
<窓販収入保険料>(カッコ内は前年同期比増減率)
▽定額年金保険:149億円(38.4%減)、▽一時払終身保険:3億9,200万円


●エフアンドエム「TaxHouse」と業務提携(06年11月15日)
 税理士・公認会計士によるワンストップ・ファイナンシャル・ショップ「TaxHouse」をボランタリーチェーン方式で全国467店舗展開している(株)エフアンドエムと代理店登録支援・保険販売支援で業務提携。エフアンドエム社は「TaxHouse」加盟の税理士・会計事務所におけるAIGエジソン生命の代理店登録を支援し、「TaxHouse」各店舗での継続的な保険販売の支援活動を行う。また、「TaxHouse」加盟店はそれぞれの税務顧問先を保持しており、今回の提携によって法人向け・個人向け双方のAIGエジソン生命の保険商品が新たに販売メニューに加わる。

●旧セゾン生命の利息追加支払事案判明(06年9月22日)
 内部管理態勢の強化・見直しの一環として実施した社内自主点検の結果、対象契約総数3万7,861件、金額にして約1,360万7,000円の利息の追加支払事案のあることが判明。支払金額の内訳は100円以下が1万9,009件で全体の50.2%を占め、最大額3万58円、最小額2円、1件あたりの平均金額は359円。
 旧セゾン生命(02年10月合併)で加入した平成2年4月1日以前を契約日とする契約の4月2日以降の解約返戻金、保険金等の諸支払金の遅延利息について、加入時の約款に定める「請求書類到着後5日以内に支払う」ではなく4月2日改定後の約款に定める「請求書類到着後5営業日以内に支払う」の算出に係わるシステムのプログラムミスによるもの。顧客に対しては9月25日以降、支払について案内する。
▽カスタマーサービスセンター:0120−981−088


●健康還付金で実質保険料負担0円に(06年8月30日)
 健康還付給付金付無配当医療保険(終身型・定期型)「AIGエジソンの健康ノススメ」を9月4日より発売。払込満了までの保険料相当額から支払われた入院等の給付金および無事故給付金を差し引いた金額を「健康還付給付金(ヘルシーボーナス)」として支払う特徴を持つ。入院給付金等の受取が少ないほど還付給付金が大きくなる。
<主な特徴>
1:健康還付給付対象期間の満了時に健康還付給付金を受け取ることで、無事故給付金および入院給付金等の受取金額と合わせて、契約者の実質保険料負担額は0円となる。なお、被保険者の死亡(基本入院給付金日額x100の死亡保険金を支払う)や解約(解約払戻金を支払う)により健康還付給付金が支払われない場合には保険料の実質負担額が0円とならない場合がある。
2:終身型に加入の場合、健康還付給付金を一時金もしくは年金として受け取ることが可能。
3:健康還付給付金受け取り後も終身医療・死亡保障が継続。
4:日帰り入院・手術から給付金を支払う。


●支払管理態勢審査会を設置(06年8月17日)
 保険金等支払管理態勢の強化を図るために、社長の諮問機関として「支払管理態勢審査会」を設置。外部有識者の意見も取り入れて審査し、社長や取締役会に提言する。同審査会は四半期ごとに開催。第1回目は9月末を予定。
<審査会の構成>
▽社外有識者メンバー:潘阿憲首都大学東京法科大学院助教授、清水俊彦弁護士 
▽社内メンバー:オペレーション本部長、コンプライアンス本部長、サービス改善部長


●「06グリーンリボンランニング」に協賛(06年8月17日)
 AIGグループ加入3周年を記念して、「臓器移植、臓器提供意思カード」の普及・啓発を目的とした、「2006グリーンリボンランニングフェスティバル」を特別協賛する。
<概要>
▽日時:10月21日13:00〜16:30
▽場所:国立競技場および競技場外周
▽内容:谷川真理ランニング教室=5kmランニング(競技の部)、3kmランニング(ファンランの部)、グリーンリボン駅伝(1km×4名)
▽主催:NPO法人日本移植者協議会、東京新聞、東京中日スポーツ、(社)東京陸上協議会
▽後援:厚生労働省、東京都、千代田区、新宿区、(社)日本臓器移植ネットワーク、東京新聞社会事業団
▽公式HP:http://www.tokyo-np.co.jp/event/sp/greenribbon/run


●久石譲コンサートに協賛(06年7月20日)
 音楽家・久石譲氏が10月3日の「りゅーとぴあ・コンサートホール」(新潟)を皮切りにスタートする全国コンサートツアー『Joe Hisaishi AsianX.T.C(エクスタシー)』(全12 公演)を特別協賛。3年目となる今年のコンサートは「アジア」をフィーチャーしたピアノと弦のアンサンブル。演奏曲は、アジアをテーマにした新曲にアジア映画ヒット作品を織り交ぜるラインナップ。演奏はピアノの久石氏のほか、「Quartet(カルテット)」のサウンドトラックでも久石氏をバックアップしたバラネスク・カルテット(弦楽四重奏)や、日本でも評価の高い中国の演奏家・姜建華(二胡)、姜小青(古筝)などが出演。

●3月期決算:収保等14.1%減、保有高2.3%減に(06年5月26日)
 06年度3月期決算概要を発表。個人保険+個人年金保険合算の新契約年換算保険料は前年同期比4.5%減の389億円(第3分野は64.6%増の151億円)で、新契約高は9.6%減の8,637億円。保有契約年換算保険料は4.9%増の2,767億円(第3分野は15.8%増の681億円)で、保有契約高は2.3%減の9兆3,443億円に。団体保険の保有契約高は10.8%減の4兆2,034億円。
 損益面では、経常収益は1.8%減の5,411億円、うち保険料等収入は14.1%減の3,525億円、資産運用収益は35.2%増の1,851億円。経常利益は9.9%増の493億円、当期純利益は23.6%増の330億円。基礎利益は19.6%増の478億円。総資産は5.9%増の2兆5,617億円。ソルベンシーマージン比率は0.8ポイント下降して1,025.3%。


●ドル建一時払終身を全国の拠点で販売(06年3月30日)
 積立利率変動型一時払終身保険(USドル建)「AIGエジソンのあいドル君」を昨年12月の提携金融機関での窓販に引き続き、4月3日より全国の営業拠点で販売開始。
<商品の特徴>
1、契約時の市場金利に応じて予定利率(積立利率)、保険金額が設定される。契約時から10年間適用される予定利率(=積立利率)は、市場金利に応じて毎月設定される。そして、予定利率により設定される保険金額(基本保険金額)を最低保障金額として一生涯の保障が得られる。なお、予定利率の水準には最低保証(2.75%)がある。
2、金利の上昇に応じて保険金額が増加する。契約時に設定された積立利率はその後10年ごとの契約応当日(積立利率計算基準日)毎に、その時点の市場金利に応じて更改される。更改後の積立利率により計算される保険金額が契約時に定めた保険金額(基本保険金額)を上回る場合は、保険金額が増加し、一度増えた保険金額は減少しない。
3、死亡保険金・高度障害給付金を一時金に代えて年金として受け取ることが可能(年金支払特約付加)。また、積立金の全部または50%を年金として受取ることも可能(年金移行特約付加の場合)。保険金等の受取はUSドルでも円でも可能。また、USドルと円との換算に為替手数料は不要。
4、契約年齢79歳までは告知書扱で医師の審査は不要。また、加入限度額について「保険金額(基本保険金額)−積立金額」という新たな基準を導入することにより、告知書扱で加入できる保険金額が従来より大幅に拡大された。


●高利回りの豪ドル建一時払定額年金を発売(06年3月27日)
 外貨建定額年金「えんドル君プラス」をオーストラリアドルに対応させた一時払新個人年金保険(豪ドル建)「AIGエジソンの豪ドル君プラス」を年4 月3 日より発売。日豪の金利差を活用して効果的な資産形成ができ、従来商品同様に、円と外貨との交換時の為替手数料はゼロというメリットがある。据置期間と予定利率(カッコ内は一時払保険料に対する年換算利回り)は、5年5.00%(4.14%)、7年5.00%(4.23%)、10年5.05%(4.40%)と高利回り。
<主な特徴>
(1)「死亡給付金最低保証特約」付加により、死亡給付金の円での元本保証が実現。
(2)年金支払開始日を繰下げた場合、「円建契約者価額指定特約」付加により、あらかじめ指定された円換算額になった時点で自動的に円での年金支払を開始。
(3)年金支払開始日を1 年毎に、最長90 歳まで繰下げが可能。
(4)円による保険料払込時、年金支払開始日の一括受取時、年金受取時、円と豪ドルにおける為替手数料は不要。なお解約時には為替手数料TTB(TTM−2円)適用。


●ドル建低解約返戻金型終身保険を発売(05年11月24日)
 無配当解約払戻金抑制型終身保険特約(USドル建)付無配当終身保険(USドル建)「AIGエジソンのドル建とく割終身保険」を12月1日より発売。
 一生涯の死亡・高度障害保障をUSドルの運用(予定利率3.5%)で確保し、保険料払込期間中の解約返戻金を低く抑えることで割安な保険料を実現。健康状態が良好で過去1年以内に喫煙していない場合は「非喫煙割引特約」が付加でき、さらに保険料が割安になる。保険料払込は「円」で、各種受取りは「円」と「USドル」の選択が可能。また保険料払込、保険金等の受取りには為替手数料はかからない。年金移行特約を付加することで、保険料払済後、一生涯の保障に代えて年金(円建)受取も可能。<新商品の概要>
▽販売名称:契約年齢15歳〜80歳
▽保険料払込方法:年払・半年払・月払
▽保険料払込期間:終身払、10年払込、40・50・55歳払済、60歳〜95歳払済(5歳きざみ)
▽最低保険金額:50,000USドル(1契約あたり)
▽付加できる特約:無配当解約払戻金抑制型終身保険特約(USドル建)・無配当年金移行特約・無配当年金支払特約・非喫煙割引特約・給付金の受取人に関する特約・リビング・ニーズ特約・特別条件付取扱特約・保険料口座振替特約 (新契約時に必須付加)・保険料等円入金取扱特約 (新契約時に必須付加)・貸付金円入金取扱特約 (新契約時に必須付加)・円支払取扱特約


●不払事案3件判明(05年10月31日)
 過去5年間(平成12年4月〜平成17年3月)の不払事案を再検証した結果、支払うべきと判断される契約が合計3件(保険金額659万円)あったことが判明。
〈不払事由別件数〉(@保険金、A給付金、B計)
▽告知義務違反解除:@1件、B1件
▽支払事由非該当:A2件、B2件
▽合計:@1件、A2件、B3件
〈発生原因〉
 事実誤認、入力事務における事務疎漏、並びに機械査定プログラムにおけるプログラムミス等によるもの。
〈再発防止策〉
 保険金等の支払管理体制のチェック機能強化を検討し即効性・実効性を高めることとした。機械査定システムを改善し、一段の機能強化を図る。


●主婦の健康管理と医療保険意識調査(05年9月21日)
 全国の20代〜50代の夫婦200組に対して、主婦の健康管理に対する意識・行動調査をインターネットで実施。この調査結果で、主婦は健康や保障に対する意識は高いものの、約7割の妻が定期的に健康診断を受けていないことが判明。20代の主婦の2人に1人が女性特有のがんについて「非常に気になる」と答えるなど、若い世代ほど病気に対する不安が高くなっている一方で、健康診断の受診率では20代が12%と最も低い結果となっている。
<主な調査結果>
▽81%の主婦が乳がんなど女性特有のがんに対して「気になる」と意識しているが、「健康診断を欠かさず受けている」のは28%にとどまる。定期健診を受けない理由(複数選択回答)としては、「健康診断に関する情報があまりない」と「健康診断にかかる金額が高いから」がともに45%、続いて「健康診断申し込みの手続きが面倒だから」と「育児が忙しく時間が取れないから」がともに38。
▽78%の主婦が「食生活に気を配る」が、「健康保持のために運動をする」のは41%となり、実際に労力の伴う健康対策になるほど実施率は低くなる。53%が「習慣的にサプリメント・健康食品などで栄養を補給」、49%が「食品添加物や環境ホルモンなど有害なものをとらないように気をつける」と回答。
▽病気に対する保障について、「医療(入院・ガンなど)保険の加入率」は82%で、「保険を検討するなら死亡保障より医療保障」と回答した主婦は47%と、夫(20%)よりも医療保障に対する意識は高い。40%が保険商品や加入経路の多様化により、「保険を選ぶときに比較検討する」と回答。一方で45%が「商品の種類が多すぎて、どれにすれば良いか分からない」と回答。32%が「入っている保険の内容について把握している」と回答。


●代理代行でアリコの「生活習慣病保険」を販売(05年7月1日)
 AIGグループのAIGエジソン生命とアリコジャパンは相互に業務の代理・事務の代行に関する契約を締結。AIGエジソン生命は自社の営業社員を通じて7月1日よりアリコジャパンの「生活習慣病保険」の取扱を開始。「生活習慣病保険」の取扱を開始することで、AIGエジソン生命は医療保険、長期傷害保険、介護保険、ガン保険を含め第3分野商品のラインアップが拡充する。
<生活習慣病保険の特徴>
▽ガン、糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患を原因とする入院を日帰りから保障。また、20日以上の継続入院(ガンは診断時)には生活習慣病一時金を支払う。
▽終身保障。
▽病気や災害で所定の身体障害状態に該当した場合、以後の保険料は払込免除となる。
▽10年ごとに生活習慣病一時金の支払がなかった場合、無事故ボーナス(無事故給付金)が支払われる。


●ガンの種類で給付倍率が異なる新商品発売(05年6月30日)
 無配当ガン保険「AIGエジソンのガン保険」を7月2日より発売。初期のガン(上皮内ガン)から白血病まで、ガンの種類に応じたガン治療給付金を支払う(無配当ガン治療給付特約V型の場合)。ガン給付倍率例は、基本ガン治療給付金額120万円の場合、白血病600万円、食道の悪性新生物360万円、気管・気管支・肺の悪性新生物240万円、胃/乳房/子宮の悪性新生物120万円、上皮内新生物60万円。
 解約払戻金が無い廉価タイプ「タイプ1」と保険料の払込年月数に応じて解約払戻金のあるタイプ「タイプ2」がある。法人加入タイプ(無配当ガン治療給付特約はF型となり、ガンの種類によらず一律の給付倍率)もあり、福利厚生プランとして活用できる。 
 新商品には、名医紹介やセカンドオピニオンを手配するサービスと、24時間・年中無休の電話による「健康・医療相談サービス」の2種類の「ドクターオブドクターズネットワークサービス」を付帯。


●3月期決算:保有2.4%減、収保等6.9%増(05年5月30日)
 05年3月期決算を発表。個人保険・個人年金の新契約年換算保険料は前年同期比4.9%増の404億円、新契約高は13.3%減の9553億円。保有契約件数は1.2%増の229万件となり、東邦生命包括移転後初の純増、保有契約年換算保険料は7.5%増の2635億円、保有契約高は2.4%減の9兆5668億円。団体保険の新契約高は53.5%増の577億円、保有契約高は0.9%減の4兆7121億円。団体年金は3.5%減の1256億円。
 収支面では、経常収益は0.6%増の5510億円で、うち保険料等収入が6.9%増の4102億円、資産運用収益が12.0%減の1368億円などとなり、経常利益は448億円。基礎利益は399億円を計上。資産面では、総資産は6.4%増の2兆4187億円。ソルベンシーマージン比率は15.6ポイント低下し1026.1%。


●「年金確定型」を選択すると利率がアップする新型年金(05年4月27日)
 一時払新個人年金保険「えん熟君(円建)」5月2日より紀陽銀行を皮切りに親和銀行、筑邦銀行、東京信用金庫で順次販売開始。また、一時払新個人年金保険「えんドル君プラス(USドル建)」を6月より銀行窓販、営業社員、代理店のオールチャネルで販売する。新商品は、年金支払期間予定利率事前確定特約が付加された契約を「年金確定型」、付加されない契約を「一括可能型」とし、契約時に「年金確定型」を選択すると利率がアップする初の一時払年金保険。なお、債券市場の利率を反映しており、債券市場の状況によっては契約時に「年金確定型」を選択しても「一括可能型」より利率が低くなる場合もある。
<新商品の特徴>
1. 契約時に年金受取額が確定する「年金確定型」を導入。「年金確定型」を選択すると高い利率が適用される。据置期間終了後に一括受取りを希望する場合には「一括可能型」がある。
2.据置期間と年金種類が選択可能。据置期間は「えんドル君プラス(USドル建)」が5・7・10年で、「えんじゅく熟君(円建)」は10年のみ。年金種類は両商品とも、「年金確定型」では5・10・20・30年確定年金の中から、「一括可能型」では5・10・20・30年確定年金のほか、10年保証期間付終身年金、保証金額付終身年金の中から選択できる。
3.死亡給付金の年金受取が可能。遺族年金支払特約を付加すると、死亡給付金を一時金にかえて所定の年金で受け取ることが可能。
4.為替手数料は不要。「えんドル君プラス(USドル建)」は、円での入金と受取りが可能。為替レートの変換はTTM(解約はTTB)で行うので、保険料の支払や年金の受取時には為替手数料はかからない。USドル建の個人年金で為替手数料が不要なのは同社独自の特徴。
<商品内容>(@えんじゅく熟君、Aえんドル君プラス)
▽正式名称:@一時払新個人年金保険(円建)、A一時払新個人年金保険(USドル建)
▽通貨:@円、AUSドル
▽しくみ:@保険料は円を一時払保険料とし、据置期間満了後に年金を支払う目的とする年金保険。A保険料はUSドルを一時払保険料とし、据置期間満了後に年金を支払う目的とする年金保険。
▽据置期間:@10年、A5、7、10年。払い込まれた一時払保険料は、契約時費用相当額を控除した金額が据置期間中、予定利率で年複利にて運用される。
▽予定利率:据置期間中の予定利率は募集期間に応じて毎月2回(毎月1日と16日)設定。この契約時に適用された予定利率は据置期間を通じて一定。また、一時払保険料が1,000万円(100,000ドル)以上の高額契約には0.1%の利率を上乗せ。
▽最低保険料:@200万円、A10,000ドル
▽契約時費用:契約の維持・管理のために必要な費用で、通貨および据置期間ごとに定める。
▽解約払戻金:年金支払開始日前において、契約者はいつでも解約することができる。解約払戻金額は、経過に応じた契約者価額(一時払保険料から契約時費用を控除した金額を予定利率で運用した元利合計)から市場価格調整(MVA:解約払戻金または年金一括支払金を計算する際に、それに対応する資産の時価を反映させる手法。一般的に解約払戻金は金利上昇時には減少し、金利下落時には増加する)による調整額を控除した金額。
▽死亡給付金:一時払保険料、契約者価額、解約払戻金のうち、最も大きい金額を支払う。
▽解約控除:なし
▽為替手数料:A為替レートの変換はTTM(解約はTTB)で行うので保険料の支払や年金の受取時の為替手数料は不要。
▽年金の種類:「年金確定型」=確定年金(5、10、20、30年)、「一括可能型」=確定年金(5、10、20、30年)・保証金額付終身年金・10年保証期間付終身年金
▽年金確定型:「年金支払期間予定利率事前確定特約」が付加された契約を年金確定型と呼称する。年金確定型は契約時に年金額が確定する。ただし、契約以後に年金の種類と年金支払期間の変更は不可。
▽遺族年金支払特約:据置期間中の死亡給付金の全部または一部を一時金にかえて、確定年金にて支払う特約。 


●セゾン自動車火災がAIGエジソン生命と販売提携(05年4月8日)
 セゾン自動車火災はAIGエジソン生命との業務の代理・事務の代行に係る認可を金融庁より取得し、生保募集代理店委託契約を締結。4月12日からセゾン自動車火災の直販営業社員がAIGエジソン生命の生保商品の募集を開始。
 セゾン自動車火災は従来、直販営業社員が個々に個人代理店としてAIGエジソン生命の商品を販売してきたが、今回の会社間の販売提携を機に直販営業社員による生損保対面販売を推進する。なお、これまでセゾン自動車火災の直販営業社員がAIG エジソン生命の個人代理店として販売した生保全契約をセゾン自動車火災が継承し、アフターサービスを行う。今後とも両社は提携関係を強化する方針。


●無配当逓増定期保険・初期低解約払戻型を発売(05年1月31日)
 2月2日より無配当逓増定期保険(初期低解約払戻金型)「AIGエジソンの新逓増定期保険」を発売。一定期間経過後(3・5・7・9・11年から選択)、保険料は同額のまま、保険金額が50%複利で逓増する(基本保険金額の5倍が上限)仕組み。
<新商品の特徴>
▽保険金は後継者へ事業を引き継ぐための資金として利用できるほか、遺族への弔慰金や死亡退職金としても利用できる。一定期間経過後(3・5・7・9・11年から選択)、保険料は同額のまま、保険金額が50%の複利で逓増する(基本保険金額の5倍が上限)ため、企業の発展とともに大型保障が備えられる。
▽解約払戻金を財源に経営者・幹部社員への退職慰労金を準備することが可能。契約後4年間は低解約払戻金期間となるが、ピーク時の解約払戻率は従来商品の逓増定期特約付終身保険と比較して10%程度高くなる。
▽支払った保険料は全額損金算入できるため、法人税・事業税・住民税が軽減される。
▽ガンにより死亡・高度障害状態になった場合、普通死亡保険金・高度障害給付金に加えてガン割増保険金等を支払う。
▽契約者貸付制度の利用により、保障を継続しながら急な資金需要に対応できる。


●上半期業績:保有2.5%減、収保等21.3%増(04年11月26日)
 04年度上半期業績を発表。個人保険(個人年金含む)の営業成績は、新契約年換算保険料は年金商品の販売が伸び前年同期比19.5%増の248億円。新契約高は個人保険が減少、個人年金が増加したことなどから11.9%減の4820億円となった。解約失効率は1.2ポイント低下し5.0%。保有契約件数は0.6%増(個人保険2.8%減、個人年金15.9%増)の227万件、保有契約高は2.5%減の9兆6991億円(個人保険3.4%減、個人年金19.0%増)に。団体保険の新契約高は119.2%増の542億円、保有契約高は4.0%減の4兆7750億円。団体年金の保有契約高は5.8%減の1255億円。
 収支面では、経常収益は前年同期比33.5%増の3219億円で、うち保険料等収入が21.3%増の2033億円、資産運用収益が84.7%増の1133億円などとなり、前年同期の赤字から経常利益は264億円、中間期純利益は157億円、基礎利益は243億円の黒字転換。03年度でのれん代の償却、113条繰延資産の償却が終了しており収益改善の主因に。
 その他の諸指標では、総資産は6.8%増の2兆4359億円。ソルベンシーマージン比率は126.2ポイント上昇し1018.2%。


●AIG、第3四半期の純利益25.1 億ドル(04年10月27日)
 04年10月21日(ニューヨーク発):AIG本社は04年第3四半期の純利益が、03年同期の23.4億ドル(一株当たり0.89ドル)に対し、25.1億ドル(一株当たり0.95ドル)になったと発表。また、第3四半期の実現キャピタル・ゲイン(ロス)調整前の純利益は、前年同期の25.8億ドル(一株当たり0.98ドル)に対し、25.4億ドル(一株当たり0.97ドル)となった。04年初めから9ヶ月間の純利益は、前年同期の65.7億ドル(一株当たり2.50ドル)から22.3%増加し、80.3億ドル(一株当たり3.05ドル)となった。
 第3四半期の損害保険事業は米国内外ともに好調で、当期実現キャピタル・ゲイン(ロス)調整前の営業利益は、前年同期の13.2億ドルに対し、8億9,430万ドル。第3四半期の異常災害損失ならびに実現キャピタル・ゲイン(ロス)調整前の損害保険事業の営業利益は、前年同期から17.5 %増加。正味収入保険料は前年同期から19.7%増加し107.3億ドルに達した。うち日本・韓国地域の損害保険事業は大幅な伸びを達成。日本では、企業向けならびに個人向けの傷害保険事業分野が躍進した。
 第3四半期の全生命保険事業とリタイヤメント・サービス事業は、当期、実現キャピタル・ゲイン(ロス)調整前の営業利益は前年同期の18.3億ドルから19.9 %増加し、21.9億ドルに。米国GAAP基準に基づく収入保険料は前年同期から32.1%増加し、73.7億ドルに達した。当期の収入保険料、預り金、その他の報酬の合計は前年同期から27.9%増加し、172.5億ドルとなった。
 日本では住友生命との間で業務提携合意が交わされた。この合意により、住友生命がアリコの生命保険商品を販売することが可能になる。提携の第一弾として、住友生命は約4万人の営業職員を有する販売網を通じて、アリコのガン保険を販売する。また、アリコと住友生命は将来的にその他の保険商品も含めた提携関係の拡大についても検討することで合意した。日本におけるAIG の生命保険会社であるアリコ、AIGスター生命、AIGエジソン生命の3 社は強固な財務力、多様な商品ポートフォリオならびに広範な販売網により、当期、初年度収入保険料は前年同期から31.3 %増加した。

●長崎カスタマーセンターが業務開始(04年9月3日)
 9月より長崎市内に開設したカスタマーサービスセンターの業務を開始。これに伴い、04年12月までに現在横浜市で行っているコールセンター業務はすべて同カスタマーサービスセンターに移管する予定。長崎市内ではAIGグループのアリコジャパン、AIGスター生命が既にコールセンター業務を行っており、長崎に業務を集約してノウハウを共有することにより、事務の効率化・コスト削減を進める。すでに長崎県内で60名の社員を採用しており、今後も順次採用を行いながら12月の移管完了時には約90名、05年には約100名の体制に拡大していく予定。
<長崎カスタマーサービスセンターの概要>
▽住所:長崎県長崎市興善町6−5
▽ブース数 :100ブース


●AIG上半期業績:純利益30.4%増に(04年7月29日)
 <04 年7 月22 日(ニューヨークAIG本社発表>04 年第2 四半期の純利益が前年同期の22.8億ドル(一株当たり0.87 ドル)から25.7 %増加し、28.6 億ドル(一株当たり1.09 ドル)に達したと発表した。第2 四半期の実現キャピタル・ゲイン(ロス)調整前の純利益は、前年同期の25.2 億ドル(一株当たり0.96 ドル)に対し、19.2 %増加し30 億ドル(一株当たり1.14 ドル)となった。
 04 年上半期の純利益は、前年上半期の42.3 億ドル(一株当たり1.61 ドル)から30.4 %増加し、55.2 億ドル(一株当たり210 ドル)となった。04 年上半期の実現キャピタル・ゲイン(ロス)および会計方針の変更による累積的影響額の調整前の純利益は、前年上半期の48.9 億ドル(一株当たり1.86 ドル)から19.5%増加し、58.4 億ドル(一株当たり2.22 ドル)に。
<モーリス・R ・グリーンバーグ会長のコメント>
 04 年第2 四半期、AIG は損害保険事業全体ならびに米国外生命保険事業とリタイヤメント・サービス事業の業績をはじめとして、全体的に素晴らしい結果を達成した。
 第2 四半期、日本の損保事業は経済回復が当社の成果に貢献した。特に成長目覚しい企業向けおよび個人向けの傷害保険分野が当期の業績に大きく寄与した。日本の生保事業では、AIG エジソン生命の当社生保事業への統合が順調に進んだ。AIG スター生命は新商品の導入ならびに営業基盤の拡充により、初年度収入保険料を伸ばすとともに、効果的に保有契約の保持を進めていることから利益を得ている。日本での年金事業は商品の刷新ならびにパッケージ力、およびAIG 各社の強固な財務力に裏づけされた高い信頼性のおかげで急速に伸びている。さらに、銀行窓販、職域営業、ダイレクト・マーケティングおよび強力な代理店や営業職員チャネルを含めた、AIG の多様な販売チャネルが、今後の成長のための堅固な基盤となっている。

●久石譲コンサートツアーを協賛(04年7月20日)
 AIGグループへの加入1周年(8月末)を迎え、11月3日(水:グリーンホール相模大野)から11月29日(月:京オペラシティ コンサートホール)までの期間、全国14ヵ所で開催される作曲家 久石譲氏のコンサートツアー「JOE HISAISHI Freedom PIANO STORIES 2004〜Presented by AIGエジソン生命」を特別協賛する。
 今回のコンサートツアーは、久石譲氏がカナダの女性弦楽グループ「アルジェル・デュボー&ラ・ピエタ」を率いて演奏。 また今回のツアーでは、久石氏の書き下ろしオリジナル楽曲や、なじみの映画楽曲が新たなアレンジで披露されるほか、04年秋公開の宮崎駿監督最新作「ハウルの動く城」のテーマ曲などが披露される予定。

●利率変動型介護保障付終身保険を発売(04年6月30日)
 7月2日から積立利率変動型介護保障付終身保険(販売名称:AIGエジソンの積立利率変動型終身保険)を発売。運用実績によって保険金額が増加し、最低でも1.75%の積立利率が保証された終身保険。介護保障が設定でき、介護一時金も運用実績に応じて増加する仕組みを日本で初めて取入れた。
<新商品の特徴>
▽運用実績によって保険金額が増加:保険料は他の保険商品と区分して管理され、運用実績に応じて保険金額および解約払戻金額が増加する。また運用状況に関わらず1.75%の積立利率が最低保証されており、約定した基本保険金額が減ることはない。
▽介護保障の付加が可能:介護一時金の設定で、一部を介護保障とすることが可能。介護保障部分も運用実績に応じて金額が増加する仕組みを日本で初めて採用。要介護状態にならなかった場合でも死亡・高度障害保障としての機能が残る。
▽死亡保障から年金への変更が可能:払込満了後は、一生涯の保障に代えて積立金を原資として年金を受取ることもできる。積立金は全額移行のほか、積立金の半分だけを移行することも可能。
▽非喫煙者割引:健康状態が良好で過去1年以内に喫煙していない場合は保険料を割り引く。
▽ニーズにあわせた保障設計が可能:死亡や介護保障に加え、収入保障特約や傷害特約等のさまざまな特約を組み合わせることで、ライフプランにあわせた保障設計が可能。

●3月期決算:保有3.4%減、収保等35.5%増(04年5月28日)
 04年3月期決算を発表。個人保険・個人年金の新契約件数は前年同期比19.3%増の25万8千件、新契約年換算保険料が40.2%増の469億円、新契約高は前年同期比13.3%増の1兆1022億円。保有契約件数は226万4千件となり、東邦生命の保険契約の包括移転を受けて以来、初めて増加に転じた。保有契約高は3.4%減の9兆7972億円。団体保険の新契約高は95.7%減の376億円、保有契約高は6.1%減の4兆7537億円。団体年金は11.6%減の1302億円。
 収支面では、経常収益は7.5%増の5476億円で、うち保険料等収入が35.5%増の3837億円、資産運用収益が10.8%減の1556億円などとなり、経常損失は28.2%減の414億円。基礎利益は355億円のマイナス(償却前基礎利益は前年比44.8%増の326億円)。資産面では、総資産は1.8%減の2兆2724億円。ソルベンシーマージン比率は130.0ポイント上昇し1041.7%。
〈格付〉S&P:AAA、ムーディーズ:Aa1、JCR:AAA

●アメリカンホームと業務事務の代理代行実施(04年5月20日)
 AIGグループのAIGエジソン生命と損保会社のアメリカンホーム保険は業務の代理及び事務の代行に関する契約を締結。この契約に基づきAIGエジソン生命は自社の営業社員を通じて6月1日(火)よりアメリカンホーム保険の傷害保険商品と自動車保険商品の販売を開始する。
<エジソン生命の取扱損保商品>
【傷害保険】 「ご家族まるごと保険」(ファミリー交通傷害保険)、「新・どんとこい」(シニアケア保険特約付普通傷害保険)、「人生まだまだ!!これからだ」(長期保障傷害保険)
【自動車保険】リスク細分型自動車保険(ファミリー自動車総合保険)

●コールセンター業務を長崎に移転(04年5月7日)
 神奈川県横浜市で行ってきたコールセンター業務を移設し、長崎県長崎市にコールセンターを開設。新コールセンターは9月に業務を開始し、12月以降は全コールセンター業務の長崎への移管が完了する予定。長崎への移転理由は、すでにグループの生保各社がコールセンターを運営している長崎にコールセンター業務を集約して効率化を図るためで、グループ各社の前例から、顧客サービスの改善や事務の効率化ならびにコスト削減の効果が期待できる。長崎での業務開始に伴い、約100名の社員を現地で新規に採用する計画を進めており、長崎県および長崎市の助成金制度が適用される予定。
《長崎コールセンター概要》
▽住所:長崎県長崎市興善町6−5
▽フロア面積:717平方メートル
▽ブース数:100席程度を予定


●本社移転が完了(04年5月6日)
 晴海アイランドトリトンスクエア(東京都中央区)への本社移転を完了、5月6日から新オフィスにおける業務を開始。この本社移転は、AIGグループの一員となったことに伴い実施したもので、移転に伴い、賃借料軽減やグループの各拠点間とのアクセスの改善等によるコスト削減が実現されるが、今後は、削減されたコストを営業部門等、顧客に直接関連する分野に投入することによって、一層のサービス向上に努めていく。
▽新本社所在地:東京都中央区晴海1−8−10 晴海トリトンX43・44F(電話番号03-5547-2300)


●米国AIG本社、03年の純利益68%増(2004年2月17日)
 米国AIC本社は03年通年の純利益が前年度の55.2億ドルから68%増加し、過去最高の92.7 億ドルに達した。
 03 年通年の実現キャピタルゲイン(ロス)および会計方針の変更による累積的影響額の調整前の純利益は前年度から43.6%増加し、102.2億ドルとなった。03年第4四半期の純利益は、前年同期が1億380 万ドルの損失であったのに対し、過去最高の27.1 億ドルとなった。実現キャピタルゲイン(ロス)および会計方針の変更による累積的影響額の調整前の03年第4四半期の純利益は、前年同期の5億3750 万ド
ルに対し27.5 億ドルとなった。02年第4四半期および通年の結果には、税引後で正味18 億ドルの損害保険準備金が含まれている。
 03年通年の法人所得税、少数株主持分、会計方針の変更による累積的影響および税引前実現キヤピタルゲイン(ロス)調整前の純利益は、前年度から45%増加し153.4億ドルとなった。また03年第4四半期の法人所得税、少数株主持分、会計方針の変更による累積的影響および税引前実現キャピタルゲイン(ロス)調整前の純利益は、前年同期の6億7160 万ドルに対し、41.4億ドルとなった。


●千葉銀行で外貨建積立個人年金窓販(04年1月30日)
 2月2日から、予定利率市場連動型積立個人年金保険「月ドル君」「月ユーロ君」の販売を千葉銀行で開始。「月ドル君」「月ユーロ君」は、毎月一定の円貨額を積み立てることによって外貨建の資産形成ができる個人年金保険商品で、「えんドル君」「ユーロ君」の特徴を生かしながら少額から始められる商品として開発。営業社員や代理店においても3月1日から「月ドル君」「月ユーロ君」の販売を開始する予定。また「えんドル君(ドル建タイプ)」も、2月2日から親和銀行、北国銀行における販売が開始された。これで、同社商品の取り扱い金融機関は22行庫となり、銀行窓販における販売実績は04年1月末現在で933億円に達している。
[「えんドル君」(USドル建)取り扱い行庫]千葉銀行、三重銀行、香川銀行、東京信用金庫、大分銀行、横浜銀行、静岡銀行、常陽銀行、長崎銀行、あおぞら銀行、筑邦銀行、足利銀行、みちのく銀行、ジャパンネット銀行、紀陽銀行、山形銀行、鳥取銀行、親和銀行、八十二銀行、北国銀行、十六銀行、関西アーバン銀行
[「ユーロ君」取り扱い行庫]千葉銀行、三重銀行、紀陽銀行
[「月ドル君・月ユーロ君」取り扱い行庫]千葉銀行


●JCR格付「AAA」に(04年1月29日)
 1月28日付で、日本格付研究所(JCR)の保険金支払能力格付が、「AA」から「AAA」(債務履行の確実性が最も高い)に格上げ。今回の引き上げは、03年8月29日に同社がAIGの一員となったことに伴い、再度ビジネスレビューが行われた結果によるもの。なお、AIGグループへの加入以降、同社の格付は、S&Pによる保険財務力格付が「AAA」(03年8月29日取得)に、ムーディーズによる保険財務格付が「Aa1」(03年12月24日取得)に引き上げられている。

●長期傷害保険を新発売(03年12月25日)
 長期にわたり不慮の事故や感染症も保障する無配当長期傷害保険「AIG エジソンの長期傷害保険」を04 年1 月5 日より発売。事故や感染症による入院・手術・通院・障害状態・死亡を長期にわたり保障。1 月1 日の新社名変更後、初の新商品となる。
<新商品の特徴>
1 .長期にわたる保障:保険期間10 年の定期型と、保障が生涯続く終身型がある。ケガやSARS 、O−157 などの感染症による入院・手術・通院から死亡まで長期にわたり保障。
2 .障害状態への手厚い保障:不慮の事故で障害状態になった場合、障害の状態(1級.・2級・3級)に応じて災害死亡保険金額×100・70・50 %の障害給付金を支払う。不慮の事故による傷害で180日以内に障害状態2 級または3 級に該当したときには、以後の保険料は免除される。主契約で保障される災害死亡保険金および障害給付金に加え、追加障害年金特約をセットすることで、障害給付金の支払割合が100 %に達し、その後生存している時には、追加障害年金を毎年(通算10 回まで)支払う。
3 .無事故給付金の支払:定期型の場合、保険期間中に入院・手術給付がなければ、満期時に無事故給付金が支払われる(災害入院保障特約A 型を付加した場合)。
4 .家族特約の付加で、家族のケガ・感染症による入院・手術・通院もカバー:定期型の場合、家族特約(妻型・子型)の付加によって、家族の保障も確保できる。
5 .企業の福利厚生にも活用可能:労災保険の上乗せ・補完保障として法人契約の福利厚生制度にも活用可能。


●ケナック氏がAIG本社bQに昇任(03年12月8日)
 AIGカンパニーズは04年1月1日付役員人事を発表。ドナルド・P・ケナック日本・韓国地域社長兼CEOが米国AIG本社副会長兼共同COOに昇任。同役位のマーティン・J・サリバン氏とともに、グリーンバーグ会長に次ぐbQとなる。後任の日本・韓国地域社長兼CEOにはロバート・W・クライド同地域リージョナル・バイスプレジデント兼COOが昇任。日本の生保部門はアリコジャパン、AIGスター生命社長、AIGエジソン生命会長を歴任した戸國靖器氏が統括するもよう。

●本社を移転(03年12月5日)
 04年5月に本社を東京都中央区晴海に移転。今回の移転は、同社がAIGグループの一員となったことに伴い実施するもの。移転に伴い、賃借料軽減やグループの各拠点間とのアクセスの改善等によるコスト削減が実現されるが、今後は削減されたコストを営業部門等顧客に直接関連する分野に投入することで、一層のサービス向上に努めていく。
<新本社所在地>
東京都中央区晴海1−8−10、晴海アイランド トリトンスクエア オフィスタワ−X 43・44F。
 なお、本社機能の一部(資産運用本部・経理本部マネジメントレポーティング部・情報システム本部)は本社新所在地以外に、東京都墨田区錦糸町のアルカイースト等への移転を予定している。


●上半期業績:保険料等収入7.4%増に(03年11月27日)
 03年度上半期業績を発表。保険成績は、個人保険・年金の新契約高は前年同期比0.3%増の5473億円、保有契約高は4.2%減の9兆9454億円。団体保険の新契約高は83.7%増の247億円、保有契約高は15.4%増の4兆9744億円。団体年金の保有契約高は13.9%減の1333億円。収支面では、経常収益は7.4%減の2413億円で、保険料等収入が7.4%増の1676億円、資産運用収益が11.8%増の615億円などとなり、経常収支残高は287億円のマイナス。基礎利益は227億円のマイナス。資産面では、総資産は前年同期比5.3%減の2兆2818億円。ソルベンシーマージン比率は29.3ポイント上昇し892.5%。

●AIGエジソン生命に社名変更(03年11月26日)
 04年1月1日から社名(商号)を「AIGエジソン生命保険株式会社」(英文名: AIG Edison Life Insurance Company)に変更。03年8月29日の株主の変更以来、AIGグループの一員として、ふさわしい社名への変更を検討してきたが、「AIG」の名を掲げることによりAIGグループの一員であることを明示するとともに、顧客との信頼関係に基づき創立以来5年間にわたって親しまれてきた「エジソン生命」の名を継承した。社名の変更に伴い、ホームページのURLはhttp://www.GEedison.comからhttp://www.AIGedison.co.jpに、収納代行会社の社名はジー・イー・エジソンサービスからAIGエジソンサービスに変更。

《会社概要》
▽代表者=代表取締役社長・片岡一則、代表取締役会長・戸國靖器
▽本社所在地=〒150-8674 東京都渋谷区道玄坂1−12−1
▽営業開始日=1998年4月1日
▽資本金=665億900万円
▽収入保険料=3077億円(02年度)
▽総資産=2兆3149億円(03年3月31日現在)
▽社員数=営業社員4512名、内務社員1455名(03年9月30日現在)


●ジャパンネット銀行でドル建変額年金窓販(03年10月24日)
 予定利率市場連動型個人年金保険「えんドル君(ドル建タイプ)」を10 月24 日からジャパンネット銀行のネット窓口で販売開始。「えんドル君(ドル建タイプ)」の銀行窓販は、2003 年度上半期に入っても順調に拡大しており、取扱金融機関数はジャパンネット銀行も含めて17 行庫。販売実績は2002 年度下半期(02 年10 月〜03 年3 月)は135 億円、2003 年度上半期(03 年4 月〜9 月)は取扱金融機関数増加によって370 億円。02 年10 月の銀行窓販開始以降の1 年間の累計販売額は、505 億円。

●新社名AIGエジソン生命、新社長に片岡氏(03年9月1日)
 8月29日にAIGIがGEエジソン生命と米国GEの自動車・火災保険事業会社の全株式を取得。これに伴い、同日S&PはGEエジソン生命をAA−からAAAに格上げ。今後、新社名をAIGエジソン生命保険株式会社に変更する予定。AIGは同日付でエジソン生命の新経営陣を選任。片岡一則氏(AIG株式会社執行役員兼生命保険部門担当、プロダクト・デベロップメント・オフィサー)が代表取締役社長に、戸國靖器氏(AIGスター生命取締役会長兼任)が代表取締役会長に就任。
<新経営陣>
▽代表取締役社長:片岡一則、▽代表取締役会長:戸國靖器、▽取締役副会長:石坂恭博、▽取締役:笠原孝之、小林保(エイジェンシー営業本部長)、福里通陽(セールス・オペレーション担当)、神戸博幸(マーケティング担当)、神澤俊介(金融機関営業本部長)、西依雄二(数理部長)、長嶋ひろみ人事部長)、▽エグゼクティブ・オペレーティング・オフィサー:二見通(オペレーション担当)、マーク・ロス(情報システム担当)、サミエル・マクドナルド(財務・運用担当)、本庄暢夫(団体保険担当)、湊谷恵雄(セールス・オペレーション担当)、本間正浩(法務担当)、吉川憲一(フィールドセールスサポート担当)、関谷和樹(クオリティ担当)

<会社概要>
▽新会社名:AIGエジソン生命保険株式会社
▽代表取締役社長:片岡一則
▽本社所在地:〒150-8674 東 京都渋谷区道玄坂1-12-1
▽営業開始日:1998 年4 月1 日
▽資本金:665 億900 万円
▽収入保険料:3077 億円 (02 年度)
▽総資産:2兆3149 億円 (03 年3 月31 日現在)
▽社員数:営業社員4699 名、内務社員1453 名 (03 年8 月1 日現在)

●初のユーロ建利率変動型個人年金発売(03年7月1日)
 7月1日から予定利率市場連動型個人年金保険の新商品として「ユーロ君」を発売。 ユーロ建の無配当型個人年金商品で、予定利率はユーロベースで設定。一時払保険料を6年間または10年間、予定利率で複利運用し、年金一括支払金(一時金)もしくは確定年金(5、10年)で受け取れる。また据置期間中の災害死亡には、一時払保険料の2倍相当額の災害死亡給付金が支払われる。
《主な特徴》
▽ユーロ建の保険料および諸支払金について、円による払込や支払いも取り扱う。
▽契約時に適用される年金支払開始日前の予定利率(契約時の予定利率)は市場金利に連動し、毎月の募集期間(月初から当月の月末最終営業日の前営業日まで)ごとに設定。
▽設定された契約時の予定利率は据置期間を通して一定。
▽年金支払開始日には、その時の市場金利に応じた予定利率に更改され、設定された予定利率は年金受取期間を通して一定。
▽保険料全額が予定利率の付利対象となるため、予定利率=利回り(複利)となり、据置期間満了時の一時金受取額(年金一括受取額)が簡単に計算できる。
▽ユーロ建の保険料および諸支払金は、円による払込や支払も可能で、円とユーロの換算には「TTM(対顧客電信仲値)」が適用され、換算のための「為替手数料」は徴収されない(解約の場合はTTB〈対顧客電信買相場〉が適用される)。
▽年金・一時金をユーロで受け取れる(為替リスクは生じない)。
▽最長1年にわたって年金支払日を繰り下げ(延長)し、為替相場の回復を待つことができる(繰り下げ期間中の予定利率は変更される)。
 契約年齢範囲は20〜79歳、据置期間は6・10年。最低保険料は5年確定年金の場合が3000ユーロ、10年確定年金の場合が6000ユーロ(100ユーロ単位)。告知書扱いで、付加できる特約は保険料円入金特約(ユーロ建年金用)と円支払特約(ユーロ建年金用)。

IG


●AIG、GEがM&A公式発表(03年6月26日)
 AIGとGEは6月26日、日本のGEエジソン生命と米国のGE損保部門(自動車保険、ホームオーナーズ分野)をAIGが買収することで合意。AIGグリーンバーグ会長も来日、詰めの交渉を行った。買収金額は21〜22億ドルで、9月末ないし03年中に完了予定。当面、株式譲渡以外でエジソン生命の体制に大きな変化はないもようで、AIGのドナルド・P・ケナック日本・韓国地域CEOも本紙に対し、「日本の生保市場の将来は明るい。エジソン生命はAIG傘下生保会社とビジネスモデルが相違する部分・重複する部分があるが、規模を追求するつもりはなく、不経済な合併は考えていない」と述べた。また、グリーンバーグ会長は「世界第2位の日本市場でAIGのプレゼンスが拡大する重要な機会となる。AIGスター生命、アリコジャパンにエジソン生命が参加することで外資系生保のリーダーとなり、かつ強固な販売体制が得られる」とコメント。

●AIG、GEエジソン生命を買収(03年6月25日)
 <25日付日経新聞の報道より>米保険大手のAIGは25日、米GEグループの日本の中核生保会社であるGEエジソン生命保険(旧東邦生命保険)を買収する方向で最終調整に入った。9月末までに全株式を取得する予定。GEの米自動車保険・火災保険部門も併せて買い取る。買収金額は合計3000億円前後の見通し。買収でAIGの日本での生保部門の保険料収入は年間約1兆1000億円と国内六位に浮上、大手に匹敵する規模となる。
 日本で積極的な買収戦略を続けてきたGEの保険部門撤退で、日本に相次ぎ進出した外資系保険会社の優勝劣敗が鮮明になり、再編の引き金になる可能性もある。AIGは週内にもGE側と合意し、買収を正式に発表する見通し。早ければ9月末までの株式取得を目指し、遅くとも年内には買収を完了する。
 AIG傘下の日本の生保会社は1973年に営業を始めたアリコジャパン、2000年に破たんした千代田生命保険を買収したAIGスター生命保険に続き3社目。保険料収入(生保事業)は現在約8000億円。買収で国内八位から六位になる。
※<本紙>AIG、GEエジソン両社は26、27日にも会見し公式発表するもよう。破綻した旧東邦生命の受け皿会社として、GEエジソン生命の経営は00年3月開業以来僅か3年余に止まった。同社は契約者保護機構から3663億円の資金援助を受けており、短期間での売却には国内生保業界から早くも批判が出ている。


●3月期決算:新契約高1.8%増、保有契約高4.5%減(2003年6月3日)
 03年3月期決算概況(GEエジソン生命と旧セゾン生命の合算値)を発表。保険成績は、個人保険・年金の新契約高は前年同期比1.8%増の1兆843億円、保有契約高は4.5%減の10兆1469億円。団体保険の新契約高は47.5%増で8851億円、保有契約高は15.4%減の5兆625億円。団体年金の責任準備金は7.4%減の1472億円。収益面では、保険料等収入は5.0%増の3077億円、資産運用収益は43.5%減の1794億円、経常損失は595億円、当期利益は469億円の赤字、基礎利益は680億円のマイナス。総資産は6.4%減の2兆3149億円余。ソルベンシーマージン比率は911.7%。
〈格付〉ムーディーズ=Aa2、S&P=AA−、JCR=AA


●GEエッセイ大賞の募集開始(03年5月21日)
 「第16回GE横河メディカル・エジソンEssay大賞」(GEエジソン生命・特別協賛)の募集開始。応募締め切りは8月20日。大賞受賞者には賞金50万円が贈られる。発表は「文藝春秋12月号」誌上で。大賞作品は同誌に全文掲載される。テーマなど問い合わせはホームページ参照(http://www.geedison.com)。

●利率変動型ドル建年金の窓販10行に(03年5月16日)
 市場連動型個人年金「えんドル君(ドル建タイプ)」の窓販が今月19 日から静岡銀行、常陽銀行で開始。同商品の取扱金融機関は10 行となる。2003 年5 月15 日時点で同商品を取扱っている6 行庫の販売実績累計は、件数が約4,600 件、保険料が169 億円に達している。

●ドル建年金の窓販8行に、金融機関事業部設置(03年4月17日)
 4〜6月にかけて、新たに横浜銀行、関西銀行、大分銀行、長崎銀行、東京信用金庫の4 銀行・1 信用金庫で市場連動型個人年金「えんドル君(ドル建タイプ)」の銀行窓販を開始する。販売提携金融機関は、既存の取扱行も含めて8 行庫。同年金商品の3 月末の窓販実績は、販売件数約3,700件、保険料約135 億円と順調に推移。同年金商品の予定利率はUS ドル債券の市場金利に応じて毎月設定され、契約時に設定された予定利率は据置期間中(6 年、10 年)一定。保険料10,000 ドル以上、据置期間10 年の場合、2003 年4 月の予定利率は2.75 %。保険料をUS ドル建で運用し、年金をUS ドルまたは円で支払う。
 なお、同社は取扱金融機関の増加に対応して、4 月1 日付で銀行窓販を専任する「金融機関事業部」(神澤俊介執行役員担当)を設置。


●優績営業社員らが「あしなが育英会」に寄付(03年3月24日)
 20日、社員のチャリティーバザーの売上金55万1100円を「あしなが育英会」を寄贈。優績営業社員のコンベンションで毎年チャリティーバザーを実施している。

●金融機関10行でドル建変額年金窓販へ(03年2月12日)
 02年10月以降、千葉銀行151店舗、三重銀行74店舗で市場連動型個人年金保険「えんドル君・ドル建タイプ」を窓販しているが、03年1月末の販売実績は件数役2300件、保険料役78億円に。1件当たり保険料は約340万円。新たに2月3日から香川銀行89店舗、4月1日から東京信用金庫28店舗で取り扱う。今春までに取り扱い金融機関は10行程度に拡大する見通し。

●上半期業績:新契約高33.3%増、保有契約高23.9%増(02年11月28日)
 02年度上半期業績を発表。旧セゾン生命との連結ベースで、保険成績は、個人保険・年金の新契約高は前年同期比33.3%増の5454億円、保有契約高は23.9%増の10兆3826億円。団体保険の新契約高は97.7%減の134億円、保有契約高は20.2%減の4兆3088億円。収支面は、経常収益は8.0%減の2606億円、うち保険料等収入が31.2%増の1560億円、資産運用収益が11.1%減の698億円。基礎利益は214億円のマイナス。経常収支残高は196億円のマイナス。総資産は28.0%増の2兆4084億円、実質純資産は1409億円。ソルベンシーマージン比率は94.7ポイント低下し863.2%。格付は、ムーディーズ「Aa2」、S&P「AA−」、JCR「AA」。

●銀行2行の窓販実績を発表(02年11月5日)
 10月から千葉銀行・三重銀行で市場連動型個人年金「えんドル君(ドル建タイプ)」の取り扱いを開始しているが、2行における10月の販売実績は合計498件、保険料14億5000万円となった。1件当たりの平均保険料は約290万円。なお、2行の取り扱い店舗数は、千葉銀行151店、三重銀行74店。
 「えんドル君(ドル建タイプ)」は1998年12月、日本初の外貨建個人年金商品として発売以来、同社営業職員・代理店を通じて販売されており、シンプルで分かりやすい商品特長が銀行顧客にも受け入れられた。銀行からは、@顧客に勧めやすい商品設計、A同社の強い財務基盤(ダブルA格)に裏打ちされた安心と信用力、B効率的なサポート体制(代理店サポート専用のwebサイト、ヘルプデスク、販売トレーニングなど)、CシックスシグマなどGEが持つマネジメント・テクノロジーをプログラム化して提供−−などの点が評価されている。


●オーダーメード型の医療保険発売(02年10月2日)
 10 月2 日より、最適な医療保障を自在に選択できるオーダーメイド型の医療保険『GE エジソンの医療保険(無配当医療保険02)』を新発売。入院のみを保障する主契約と、多様な特則・特約をニーズに合わせて自在に組み合わせることができる。特に三大疾病(ガン・心筋梗塞・脳卒中)には、以後の保険料払込を全て免除する「特定疾病診断保険料免除特約」を日本で初めて医療保険に導入。
<主な特徴>
1 .入院のみを保障する主契約に、豊富な特則・特約から保障の種類、保障額を自在に設計することで、自分に最適なオーダーメイドの医療保険が備えられる。
2 .病気、ケガによる1 泊2 日の入院から保障。
3 .三大疾病(ガン・心筋梗塞・脳卒中)による所定の状態になった時、主契約および付加されている特約全ての保険料が免除される「特定疾病診断保険料免除特約」(終身型のみ)を日本で初めて医療保険に導入。また、「三大疾病入院給付金支払特則」を付加した場合、三大疾病による入院について、入院給付金を支払日数無制限で支払う。
4 .一入院についての入院給付金支払限度日数を、「124 日型」「365 日型」「1000 日型」の3 つの型から選択でき、長期入院に備えられる(通算限度日数は1000 日)。終身型は「124 日型」「365 日型」の2 つの型から選択。
5 .「退院費用保障特約」、「女性医療保障特約」、「特定損傷保障特約」、「死亡保障特約」を新設し、医療保障の充実を図った。
<取扱内容>
1 .販売名称 【正式名称】:GE エジソンの医療保険(定期型)/(終身型) 【無配当医療保険02 】
2 .保険期間:終身、5 〜40 年(5 年きざみ)、60 〜90 歳(5 歳きざみ)
3 .保険料払込方法:年払・半年払・月払
4 .主契約給付内容:入院給付金=疾病または不慮の事故により2 日以上継続入院した場合、入院給付金日額3000 円〜2 万円の範囲で1000 円単位で設定 × 入院日数
5 .付加できる特則・特約:三大疾病入院給付金支払特則、無事故給付金支払特則、ガン保障特約、手術保障特約、災害割増保障特約、通院保障特約、災害通院保障特約 、特定疾病診断特約、女性医療保障特約、特定損傷保障特約、退院費用保障特約 、 死亡保障特約、ファミリー医療特約【妻型・子型】、ファミリー手術保障特約【妻型・子型】、ファミリー通院保障特約、特定疾病診断保険料免除特約
●保険料例
<基本タイプ>( 保険期間終身60 歳払済・124 日型・口座振替月払・30 歳男性)
▽医療保険(主契約)124 日型日額5000 円、▽三大疾病入院給付金支払特則付加、▽手術保障特約5 ・10 ・25 万円=4,145 円
<レディースタイプ> (保険期間終身60 歳払済・124 日型・口座振替月払・30 歳女性)
▽医療保険(主契約)124 日型日額5000 円、▽三大疾病入院給付金支払特則付加、▽女性医療保障特約日額10000 円、▽手術保障特約5 ・10 ・25 万円=7,185 円
<三大疾病サポートタイプ> (保険期間終身60 歳払済・124 日型・口座振替月払・30 歳男性)
▽医療保険(主契約)124 日型日額5000 円、▽三大疾病入院給付金支払特則付加、▽ガン保障特約日額15000 円、▽特定疾病診断保険料免除特約付加、▽通院保障特約日額3000 円、▽手術保障特約5 ・10 ・25 万円=6,910 円


●セゾン生命と合併(02年10月1日)
 10月1日をもってセゾン生命と合併。9月26日に金融庁長官から保険業法第167条第1項に基づき、合併の認可を取得しており、予定通り新生GEエジソン生命としてスタートした。なお、両社は保険業法第166条の規定に基づき、7月に合併決議の公告をしたが、異議申し立てはなかった。これより先、すでにセゾン生命の全株式を取得済み。なお、合併に伴う顧客の契約内容に関する契約条件変更は一切ない。「セゾン生命」の保険証券は、「GEエジソン生命」の保険証券として、そのまま使用できる。  この合併に伴い、GE エジソン生命とクレディセゾンを始めとしたセゾングループ各社が提携することで、1340 万人の《セゾン》カードホルダーやセゾングループの顧客にも、GE エジソン生命の商品とサービスの提供が可能となる。
 両社の合併について、伊藤社長、「今回の合併で、約500 名のコンサルティング力の高いライフスペシャリストを含む、優秀なセゾン生命社員をGE エジソン生命に迎え入れることができた。GE エジソ
ン生命ではマルチチャネル(営業社員チャネル、コンサルティングチャネル、代理店チャネル、法人チャネル等)を通じて顧客にサービスを提供しているが、今回の合併により、コンサルティングチャネルが大幅に強化され、ダイレクトマーケティングチャネルが加わることになった」とコメント。
<合併会社の概要>
▽名称=GEエジソン生命保険株式会社(GEエジソン生命を存続会社とし、セゾン生命は解散)
▽本社所在地=東京都渋谷区道玄坂1−12−1
▽代表取締役社長兼CEO=伊藤伸彦
▽資本金=665億900万円
<合併会社の取締役体制>
▽代表取締役会長 マイケル・ディー・フレージャー(非常勤)
▽代表取締役副会長 石坂 恭博
▽代表取締役社長兼CEO 伊藤 伸彦
▽専務取締役執行役員 デビッド・エイ・ストック (営業本部)
▽常務取締役執行役員 ウィリアム・アール・ライト (インベストメント部門)
▽常務取締役執行役員 笠原 孝之 (新任、検査部、前・セゾン生命代表取締役社長)
▽取締役執行役員 西村 豊 (マーケティング部門)
▽取締役執行役員 丸山 康幸 (個人顧客部門)
▽取 締 役 ケイ・ローン・ボールドウィン (非常勤)
▽取 締 役 ビクター・シー・モーゼス (非常勤)
▽取 締 役 マーク・ノーボン (非常勤)
▽取 締 役 土屋 泰昭 (非常勤)


●GEグループ総合展開く(02年9月27日)
 10月4日、都内文京区プリズムホールで「GEグループ総合展2002」を開催。メインシアターでGEグループ40社の事業を紹介、総合展示では各社の商品・サービス内容を展示。また、併せて各種セミナーも実施する。

●伊藤新社長が抱負(2002年9月2日)
 9月1日付で、伊藤伸彦代表取締役副社長兼COOが代表取締役社長兼CEOに就任。7月19日開催の定時株主総会および取締役会の決定に基づく人事で、伊藤氏は7月19日開催の同社定時株主総会および取締役会で、代表取締役副社長兼COOに選任され、同日から経営実務に携わってきていた。伊藤新社長は、「1998年の設立から4年半がたったが、当社は順調にその基盤を強化し、約2兆円の資産を有する生命保険会社に成長した。今後とも、全社員が徹底した顧客指向を持ち続けるとともに、革新的な商品開発と、顧客に安心して取引いただけるための優れたリスク管理を継続して行っていく」と抱負を述べている。

●新社長に伊藤伸彦氏(2002年7月10日)
 9月1日付で、代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)にグループ会社の伊藤伸彦GE横河メディカル・システムズ(株)代表取締役社長社が就任すると発表。ボールドウィン代表取締役社長兼CEOは米国に帰国、GEエジソン生命の親会社でゼネラル・エレクトリック社の消費者向け保険・投資事業部門であるGEファイナンシャルの戦略開発部門担当副社長に就任、主にM&A戦略を担当する予定。伊藤氏は7月19日開催のGEエジソン生命定時株主総会で、副社長兼COO(最高業務責任者)に選任され、同日より、経営実務の引継ぎ業務に携わる予定。
 今回の社長人事について、ボールドウィン社長は、「強い顧客志向の信念を持つ伊藤氏は、GE横河メディカルシステムを大きく成長させた優れた経営者だ。GEエジソン生命は設立以来の4年間で、約2兆円の資産を有する生保会社に成長することができた。この度の社長交代と、10月に予定されているセゾン生命との合併により、当社は伊藤氏のリーダーシップのもと、成長と成功に向けた新時代の幕開けを迎えることになる」とコメント。


●10月にセゾン生命を吸収合併(2002年6月5日)
 今年10月を目処にGE エジソン生命とセゾン生命を合併により事業統合することを決定した。GEエジソン生命が今年2 月にクレディセゾンおよびセゾングループ各社と合意した生命保険に関する業務提携に沿って実施されるもの。
ローン・ボールドウィンGE エジソン生命社長は、この合併について、「今年2 月の生保に関する業務提携の発表以来、セゾン生命に対する顧客の評価が非常に高くなっており、新契約件数と営業社員数は順調に伸展している。両社が合併することによってコンサルティング営業チャネルは600 名以上の規模になり、また1,340 万人のセゾンカードホルダーと150 ヵ所のセゾンカウンターというダイレクトマーケティングチャネルを活用することで、新会社の成長はさらに加速される」とコメント。
セゾン生命社長の笠原は、合併について次のように述べています。
<合併の概要>
1. 合併予定時期: 2002 年10 月
2. 会社名: GE エジソン生命保険株式会社
3. 本社所在地: GE エジソン生命の本社所在地(東京都渋谷区道玄坂1-12-1 )
4. 資本金: 66,509 百万円(現在のGE エジソン生命の資本金)
5. 合併比率: 100 %子会社の合併であり、株式の割り当ては行わない


●3月期決算:新契約高41.8%減、保有契約高21.1%減に(2002年6月5日)
 個人保険・年金の新契約高は前年同期比41.8%減の8792億円、解約返戻金は71%減少、保有契約高(特例補償分含む)は21.1%減の8兆1142億円。団体保険の新契約高は653.9%増の5926億円、保有契約高は27.8%減の5兆4378億円。団体年金の保有契約高9.9%減の1449億円。保険料等収入は3.6%減の2406億円、基礎利益は▲181億円、経常損失は▲196億円。当期利益は▲139億円余の赤字を計上。総資産は5.2%減の1兆9854億円。実質純資産は1543億円。ソルベンシーマージン比率は30%低下し1013.2%。
<格付>ムーディーズ:Aa2、S&P:AAー、JCR:AA

●セゾン生命が代理・代行でドル建年金販売(2002年5月1日)
 セゾン生命は4月26日から、GEエジソン生命の「市場連動型個人年金・えんドル君」を業務の代理・事務の代行に基づく募集代理で販売開始。セゾン生命にないタイプの商品で、ライフスペシャリストが資産形成商品としてコンサルティングし、販売する。両社は事業統合に向けて、営業面での融合を促進する。両社の利点を最大限に活かしつつ、競争力を高めるための最適な統合プランを策定する
<ドル建個人年金の特色>
● 従来の保障性商品や第三分野商品に加え、資産形成商品を販売することで、顧客ニーズにマッチしたコンサルティングが可能。
● 退職一時金や満期保険金など、まとまった資金の運用先商品として、顧客ニーズを充足。
● 日本の超低金利環境下で、米ドルベースの高い予定利率が確保できる。
● 予定利率は市場金利連動で、契約後は年金支払開始日前日まで変わらない確定利率。
● 加入時および年金受け取り時の米ドルと円の換算には、「換算のための手数料」がないので有利(ただし、途中解約時には手数料がかかる)
● ドル建個人年金で、資産の国際リスク分散が可能。


●セゾン生命の全株式を取得(2002年4月1日)
 GE エジソン生命はセゾン生命の全株式について、株式会社クレディセゾンおよびセゾングループの同社株主より1日取得した。今回の株式譲渡後1 年以内に、GE エジソン生命とセゾン生命は合併等の事業統合を予定している。今回の株式譲渡について、ローン・ボールドウィンGE エジソン生命社長は、「今回の株式譲渡によってセゾン生命は、世界最大規模のGE グループの一員となった。セゾン生命の契約者にはさらなる安心と信頼をいただき、近い将来より広範囲な保険商品とサービスをご提供していく。今後、GE エジソン生命とセゾン生命は、より高い顧客満足と競争力を実現するために、双方の利点を活かしながら統合プランをつくっていく」とコメント。
 なお、株主の変更に伴い、2002 年4 月1 日付でセゾン生命の代表取締役社長に笠原孝之常務が昇任。笠原新社長は、「今回の株式移転完了により、セゾン生命がGE グループの一員になったことを大変喜ばしく思う。この提携によって、GE エジソン生命の強い財務基盤に支えられ、当社の契約者には一層の安心と満足、幅広い商品やサービスを提供していく。今後は両社の利点を活かし、お客様に最大の付加価値を提供することを目指して、事業統合を遂行する」と述べた。


●ムーディーズ格付け「Aa2」確認(2002年2月18日)
 有力格付機関ムーディーズは15日、セゾン生命との合併(買収)を発表した同社の保険財務格付を引き続き「Aa2」(支払能力が優れている)とすることを確認。日本の生保市場をめぐる環境は引き続き厳しいが、同社の堅実な財務内容とセゾン生命買収による販売網の拡大を評価。なお、その他の格付はS&P「AA」、JCR「AA」。

●GEエジソン生命とセゾン生命が合併へ(2002年2月7日)
 クレディセゾンおよび西武百貨店・西友などセゾングループとGEエジソン生命が生保事業の包括提携で合意。
 クレディセゾンとセゾングループ各社はセゾン生命の保有株式を4月を目途にエジソン生命に譲渡。譲渡後1年以内にセゾン生命とエジソン生命が合併する。
 クレディセゾンはエジソン生命と募集代理店契約を締結、約1250万人のセゾンカード会員、セゾングループ各社の従業員・関係企業・顧客にエジソン生命の商品を販売する。セゾングループとエジソン生命・GEグループはマーケティング委員会を設置、さらなる提携の可能性を協議する。なお、クレディセゾンはセゾン生命と合併新会社への劣後ローンを継続する。今回の包括提携について、エジソン生命のローン・ボールドウィン社長は「コンサルティングセールスを行うセゾン生命の400人以上のライフスペシャリストによるサービス体制が整う。クレディセゾン・グループ各社が代理店になることでカードホルダー、グループ顧客の保険ニーズに対応できる。また、同グループのダイレクトマーケティングのノウハウをさらに発展させていけるものと確信する」、竹内敏雄セゾン生命会長兼社長は「エジソン生命の信用力、資本力により高い格付け取得が期待できる」とコメント。


●新逓増定期特約付終身保険を発売(2001年12月12日)
 法人向けに「GEエジソンの新逓増定期特約付終身保険(正式名称:無配当新逓増定期保険特約付無配当終身保険)」を2002年2月1日から全国で発売。
 短期運転資金の準備や借入金対策のニーズ、企業の成長とともに責任の重くなる経営者の死亡・退職慰労金の財源確保に対するニーズに応えるために、期間の経過とともに保障額が増加する新商品を開発。企業によって異なる必要保障額の推移、保障の必要な時期に合わせて、より柔軟な保険設計ができるように無配当新逓増定期保険特約の保険期間の前半(第1保険期間)に保険金額が逓増しない期間を設け、後半(第2保険期間)には保険金額が50%複利で逓増する仕組みで、第1保険期間は所定の範囲で選択できる。
《主な特長》
▽非喫煙割引特約が付加可能(業界初)=無配当新逓増定期特約には非喫煙割引特約を付加することが可能で、非喫煙体に該当する場合には割安な保険料となる。
▽ガンの倍額保障(業界初)=ガン割増保障特則(割増率100%)により、ガンを直接の原因として死亡・高度障害状態になった場合、無配当新逓増定期特約保険金に加えて、無配当新逓増定期特約保険金額と同額のガン死亡保険金またはガン高度障害給付金を支払う。
▽保険料は変わらず保険金だけが逓増=無配当新逓増定期保険特約の保険料は一定だが、保険金額は一定期間経過後毎年50%の複利で逓増(初年度の特約保険金額の5倍が限度)。経営者に万一のことがあっても、後継者へ事業を円滑に引き継ぐための資金などに利用できる。
▽経営者や役員の退職時に、保険契約のキャッシュバリューを退職慰労金原資として活用できる。
▽契約者・保険金受取人が法人の場合、無配当新逓増定期特約保険料は、期間の経過に応じて全額または半額を損金算入できる。
▽急な運転資金が必要になった場合、所定の範囲内で契約者貸付制度を利用できる。
《商品の概要》
 被保険者の死亡・高度障害を保障。保険期間中、特約基本保険金額(契約当初の特約保険金額)が一定期間、一定の割合で逓増する「無配当新逓増定期保険特約」を現行の無配当終身保険に付加した商品。契約年齢範囲は20歳以上75歳以下(付加する特約によって一定の制限あり)。
[無配当新逓増定期保険特約の内容]
 保険期間中、被保険者が死亡・高度障害になった場合、その保険年度における特約保険金額を支払うもので、特約保険金額は契約当初から一定期間(以下「第1保険期間」)経過後(以下「第2保険期間」)所定の逓増の型および逓増率によって、契約応当日に契約時の特約保険金額(特約基本保険金額)の5倍を限度として逓増する。
 保険期間は各契約年齢において、それぞれ2パターン取り扱いう。また、この特約の保険期間の満了年齢は主契約の払済年齢と同一とする(「各契約年齢において2パターン」については、法人契約で所定の契約形態〈契約者・保険金受取人:法人、被保険者:役員・従業員〉とした場合に、@保険料が全額損金算入できる範囲の保険期間の最長、A保険期間の当初6割について、保険料の2分の1を損金算入できる範囲の保険期間の最長を各契約年齢において取り扱う)。第1保険期間の年数は契約年齢、保険期間に応じて3、5、,7、9、11年の中から選択できる(契約年齢によっては一部取り扱わない年数がある)。逓増の型は複利型、逓増率は第1保険期間が0%、第2保険期間が50%。
 ガン割増保障特則は無配当新逓増定期保険特約に付加し、被保険者がガンで死亡、高度障害になった場合、死亡・高度障害時の無配当新逓増定期保険特約保険金額に特則の割増率を乗じた金額を支払うことを主な内容とする。この特則が付加された無配当新逓増定期保険特約のみ取り扱うこととし、ガン割増率は100%とします。また主契約、無配当新逓増定期保険特約とも非喫煙割引特約を付加できる。
《保険料例》
●男性、年払、特約基本保険金額100万円、ガン割増保障特則付加(割増率100%)

契約年齢 保険期間
(歳満期)
第  1
保険期間
無配当新逓増定期保険特約
非喫煙割引特約付加 標準保険料率
30歳 60歳 9年 19,460円 23,393円
70歳 34,234円 40,048円
40歳 65歳 31,806円 37,517円
72歳 48,906円 56,578円
50歳 70歳 49,681円 67,319円
77歳 81,590円 92,443円


●ムーディーズ格付「Aa2」に(2001年11月5日)
 11月5日付でムーディーズ・インベスターズ・サービスより保険財務格付「Aa2」(支払能力が優れている)を取得。同社はすでにS&PとJCRから「AA」格を取得している。

●収入保障保険を発売(2001年9月28日)
 10月1日から、「GEエジソンの収入保障保険」を発売。死亡・高度障害保険金を年金支払満了年齢まで毎年一定額の年金で支払う単品の保険商品で、終身保険や定期保険に付加する既存の収入保障特約に加え、顧客個々のライフサイクルやニーズに応じた柔軟な設計が可能となった。商品の主な特徴は@自由な保険期間設定(要望に合わせて、5年から40年までの5年単位、または55歳から95歳までの各歳満期の中から選べる。保険期間と年金支払満了年齢は同じ。各歳満期の場合、保険期間は5年以上となる)、A5年間の年金受け取りの保証(年金支払満了年齢前5年以内に死亡・高度障害となった場合)、B「非喫煙割引特約」の付加で保険料が割安となる−−など。
《取扱内容》
▽契約年齢=6〜80歳(保険期間などにより制限がある)
▽保険料払込期間=5・10・15・20・25・30・35・40年満期、55歳から95歳までの各歳満期(保険期間5年以上)
▽保険料払込方法=年払・半年払・月払
▽年金は定額型、年金支払満了年齢は保険期間の満了年齢と同一、年金支払保証期間は5年間(年金支払満了年齢前5年以内に死亡・高度障害となった場合)、年金額取扱単位は60万〜3000万円の範囲内で1万円単位。


●割安な低解約返戻金型終身保険を発売(2001年9月28日)
 10月1日から、「GEエジソンのとく割終身保険」を発売。「とく割特約」を付加することによって保険料払込期間中の解約払戻金額を低く抑え、割安な保険料を実現した終身保険で、保険料払込期間満了後の解約払戻金額は、従来の終身保険と同額。また、今回新たに「非喫煙割引特約」を開発し、喫煙の有無によってさらに割安な保険料を可能とした。《取扱内容》
▽名称=無配当解約払戻金抑制型終身保険特約付無配当終身保険「GEエジソンのとく割終身保険」
▽契約年齢=15〜80歳(付加特約・保険料払込期間により制限がある)
▽保険料払込期間=3・5・10年払込、40・50・55歳払済、60歳から95歳までの各歳払済、終身払
▽保険料払込方法=年払・半年払・月払(3・5・10年払込40歳払済は年払のみ)
▽保険金額
 ・とく割終身保険のみ:200万〜3億円
 ・とく割終身保険に非喫煙割引特約を付加:500万〜3億円
 ・とく割終身保険に定期保険特約等の特約も付加:1000万〜3億円
▽とく割特約の付加割合=終身保障額(主契約+とく割特約)の10%〜30%の範囲で付加可能
▽付加できる特約=非喫煙割引特約(健康状態が良好で過去1年以内に喫煙していない人はさらに保険料が割安となる)、リビング・ニーズ特約、無配当傷害特約、無配当災害入院特約、無配当疾病入院特約、無配当通院特約、無配当手術特約


●軽度の要介護状態から保障する介護保険発売(2001年8月31日)
 介護保険の販売・給付実績で全米bPの親会社GEファイナンシャル・アシュアランスのノウハウを生かし、「GEエジソンの介護保険」を10月1日から新発売。
 歩行、食物の摂取、衣服の着脱、排泄、入浴・洗身の5つの日常生活動作(ADL)障害と痴呆を対象とし、全面介助のADL障害が1つ以上あるケースから保障する。単体の終身型介護保険で、契約年齢は40〜75歳。介護給付金は通算して支払限度回数(60カ月、120カ月、無制限の中から選択)まで支払う。保険料払込期間中の解約返戻金を無くすことで保険料を軽減。要介護状態が90日以上継続したと診断された場合に介護一時金(1回)と介護給付金を支払う。この待ち期間90日は単体介護保険では最短。介護給付金の支払いがない場合、75歳から2年ごとに健康祝金を支払う。介護保険の社内販売資格検定テストに合格した営業社員、代理店が販売する。


●2000年度決算:個人保険新契約5.1%増に(2001年6月6日)
 新契約高は個人保険1兆3740億円(前年度比5.1%増)、個人年金保険1167億円(同185.3%増)、団体保険786億円(同53.4%減)。保有契約高は個人保険9兆3734億円(同29.2%減)、個人年金保険9147億円(同26.6%減)、団体保険7兆5359億円(同0.3%増)、団体年金保険1609億円(同16.9%減)。全種目の保険料等収入は2497億円(同93.2%増)、資産運用収益は951億円(同427.0%増)、経常利益は304億円、当期未処理損失は25億円(同75.7%減)。総資産は2兆944億円(同18.5%減)。ソルベンシーマージン比率は1043.2%。なお、基礎利益は287億円。

●上半期・個人保険保有契約高393%増に(2000年12月1日)
 平成12年度上半期の業績発表。個人保険の新契約高は前年同期比26・1%増の7813億円。保有契約高は393・9%増の11兆3200億円に。全種目保険料等収入は88・3%増の1209億円。総資産は593・3%増の2兆1688億円に。有価証券含み損益(時価情報)はマイナス48億円。ソルベンシーマージン比率は1007・7%。

●松井証券ホームページで商品リンク開始(2000年10月26日)
 松井証券ネットストック(http://www.matsui.co.jp/)で、「e−Term保険+医療保険」へのリンクを開始。 「e−Term保険+医療保険」はインターネット専用の無配当定期保険(直接募集型)と無配当医療保険(定期60日型)の組み合わせで、通常商品と比べ保険料は割安に設定されている。

●インターネット専用保険を新発売(2000年10月1日)
 ネット専用の直販型無配当定期保険「eーTerm保険」は、同社のホームページ(http://www.geedison.com)の画面上で必要事項を入力し送信すると、3日後に申込書類一式が郵送される。申込書に署名・捺印し、必要事項を記入した告知書とともに返送すれば申し込み完了。保険料は対面販売型の従来商品に比べ最大約30%安い。加入後の住所変更等もインターネットで対応可能。
 保険期間は5・10・20年(最長90歳まで自動更新)、保険金額は500万円・1000万円、契約年齢は20歳〜50歳6ヵ月。


●無配当終身保険発売、リスク細分割引を適用(2000年7月2日)
 従来の5年ごと利差配当終身保険に比べ無配当タイプのため保険料が割安。健康状態や喫煙の有無で保険料が割り引かれるリスク細分割引特約が付加できる。その他、無配当タイプの特定(3大)疾病保障定期保険特約、重度慢性疾患保障保険特約、特定損傷特約、収入保障特約、年金払い定期保険特約が選択できる。
 終身保険1000万円、男性30歳、60歳払済の月払い保険料の比較で、従来の5年ごと利差配当タイプの標準体1万8760円に対し、無配当タイプでは標準体1万7820円(5%割引)、喫煙者・健康体1万7540円(7%割引)、非喫煙者・健康体1万6360円(13%割引)と割安。


●東邦生命の契約移転終了、支払い業務開始(2000年3月9日)
 3月1日に包括移転完了、支払・請求手続きの受け付けを開始、9日から解約返戻金等の支払い開始。18日に東邦生命の契約者に対し、契約移転通知文書の発送を行う。
 支払い請求手続きや照合は各地サービスセンターで受け付ける。全店舗で電話による24時間音声サービスも実施。
 同社のK・ローン・ボールドウィン社長は、「契約移転により、東邦生命の契約者はAA格付の生保会社の顧客になり、また、当社の資産は約2兆円増加する。最高水準の顧客サービスを提供していく」とコメント。


●インターネットによる保険商品の受け付けを開始(1999年11月4日)
 取り扱い商品は新型医療保険「エジソンの医療保険(60日定期タイプ)」および資産形成年金保険「えんドル君(ドル建タイプ)」で、インターネット販売専用のサービス窓口「e-ビジネス部 お客様サポートデスク」も開設。
 なお、ホームページ(http://www.GEedison.com)では、保険商品の受け付けのほか、保険料や受取額のシミュレーション、eメールによる問い合わせ、eメールで相談できる最寄りの営業社員の紹介が行える。


●3大疾病で業界初の入院日数無制限保障(99年10月26日)
  新発売の「エジソンの医療保険」は従来に比べ給付条件を大幅に緩和するとともに、独自の4つの特約・特則を新設。2日以上(従来5日以上)の継続入院に対して入院1日目から保障。入院給付金の支払い日数も@1入院60日(通算500日)、A1入院124日(通算1000日)の2タイプから選択できる。
 ガン・急性心筋梗塞・脳卒中と診断され、それぞれ所定の状態となった場合は新設の特定疾病診断特約により一時金の特定疾病診断給付金が支払われ、また、新設の3大疾病入院給付金支払特則により、通常の疾病入院給付金に代えて、3大疾病入院給付金が1入院・通算ともに入院日数無制限で支払われる。
 無配当タイプで、かつ保険料払込期間中の解約返戻金を無くしたことで保険料の低料(低価格)化を実現。契約年齢は3歳から70歳。定期型と終身型の2タイプがある。


【旧セゾン生命関連情報】
●3月期決算:新契約高8.5%減、保有契約高7.6%減に(2002年6月5日)

 個人保険・年金の新契約高(転換含む)は前年同期比8.5%減の1862億円、保有契約高は7.6%減の2兆5163億円。団体保険の新契約高は23.2%減の73億円、保有契約高は9.1%減の5442億円。団体年金の保有契約高は0.1%減の141億円。保険料等収入は11.2%減の523億円、基礎利益は54.0%減の18億円、経常利益は302.2%増の91億円。総資産は6.1%減の4874億円。ソルベンシーマージン比率は166.5%増加し880.2%。

●エジソン生命と代理・代行でドル建年金販売(2002年5月1日)
 4月26日から、GEエジソン生命の「市場連動型個人年金・えんドル君」を業務の代理・事務の代行に基づく募集代理で販売開始。セゾン生命にないタイプの商品で、ライフスペシャリストが資産形成商品としてコンサルティングし、販売する。両社は事業統合に向けて、営業面での融合を促進する。両社の利点を最大限に活かしつつ、競争力を高めるための最適な統合プランを策定する
<ドル建個人年金の特色>
● 従来の保障性商品や第三分野商品に加え、資産形成商品を販売することで、顧客ニーズにマッチしたコンサルティングが可能。
● 退職一時金や満期保険金など、まとまった資金の運用先商品として、顧客ニーズを充足。
● 日本の超低金利環境下で、米ドルベースの高い予定利率が確保できる。
● 予定利率は市場金利連動で、契約後は年金支払開始日前日まで変わらない確定利率。
● 加入時および年金受け取り時の米ドルと円の換算には、「換算のための手数料」がないので有利(ただし、途中解約時には手数料がかかる)
● ドル建個人年金で、資産の国際リスク分散が可能。


●GEエジソン生命がセゾン生命の全株式を取得(2002年4月1日)
 GE エジソン生命はセゾン生命の全株式について、株式会社クレディセゾンおよびセゾングループの同社株主より1日取得した。今回の株式譲渡後1 年以内に、GE エジソン生命とセゾン生命は合併等の事業統合を予定している。今回の株式譲渡について、ローン・ボールドウィンGE エジソン生命社長は、「今回の株式譲渡によってセゾン生命は、世界最大規模のGE グループの一員となった。セゾン生命の契約者にはさらなる安心と信頼をいただき、近い将来より広範囲な保険商品とサービスをご提供していく。今後、GE エジソン生命とセゾン生命は、より高い顧客満足と競争力を実現するために、双方の利点を活かしながら統合プランをつくっていく」とコメント。
 なお、株主の変更に伴い、2002 年4 月1 日付でセゾン生命の代表取締役社長に笠原孝之常務が昇任。笠原新社長は、「今回の株式移転完了により、セゾン生命がGE グループの一員になったことを大変喜ばしく思う。この提携によって、GE エジソン生命の強い財務基盤に支えられ、当社の契約者には一層の安心と満足、幅広い商品やサービスを提供していく。今後は両社の利点を活かし、お客様に最大の付加価値を提供することを目指して、事業統合を遂行する」と述べた。


●GEエジソン生命とセゾン生命が合併へ(2002年2月7日)
 クレディセゾンおよび西武百貨店・西友などセゾングループとGEエジソン生命が生保事業の包括提携で合意。
 クレディセゾンとセゾングループ各社はセゾン生命の保有株式を4月を目途にエジソン生命に譲渡。譲渡後1年以内にセゾン生命とエジソン生命が合併する。
 クレディセゾンはエジソン生命と募集代理店契約を締結、約1250万人のセゾンカード会員、セゾングループ各社の従業員・関係企業・顧客にエジソン生命の商品を販売する。セゾングループとエジソン生命・GEグループはマーケティング委員会を設置、さらなる提携の可能性を協議する。なお、クレディセゾンはセゾン生命と合併新会社への劣後ローンを継続する。今回の包括提携について、エジソン生命のローン・ボールドウィン社長は「コンサルティングセールスを行うセゾン生命の400人以上のライフスペシャリストによるサービス体制が整う。クレディセゾン・グループ各社が代理店になることでカードホルダー、グループ顧客の保険ニーズに対応できる。また、同グループのダイレクトマーケティングのノウハウをさらに発展させていけるものと確信する」、竹内敏雄セゾン生命会長兼社長は「エジソン生命の信用力、資本力により高い格付け取得が期待できる」とコメント。


●自由設計型の医療保険を新発売(2001年11月22日)  
 入院・手術保障を主
約とし、通院、長期入院、こども入院、ガン入院、ガン治療給付など11種類の医療特約を自在に選択・付加できるカフェテリアプラン型医療保険「ほしいぶんだけ」(ライフサイクル無配当入院保険)を12月3日から新発売。6000通りの組み合わせが可能。保険期間は5〜30年(5年きざみ)、終身、55〜90歳満期(5歳きざみ)の中から選択。
主契約の給付内容は、入院給付金:入院給付日額×入院日数(1泊2日から保障)、手術給付金:入院給付日額×20・30・50倍(回数制限なし。日帰り手術も保障)。1入院(同じ傷病の治療入院)の入院給付金支払限度日数は120日・365日・1095日の中から選択。1095日型を選択しガン、心疾患、高血圧生疾患、脳血管疾患で入院した場合は入院給付金の支払制限はない。
 【付加できる医療特約】
 ●入院給付金:長期入院特約、ガン入院特約、特定疾病入院特約、女性入院特約
 ●通退院費用:通院特約、特定損傷特約、退院給付特約
 ●入院時の高額治療:ガン治療給付特約、急性心筋梗塞・脳卒中診断給付特約
 ●無事故給付:無事故給付特約
 ●こどもの入院・手術:こども入院特約


●2000年度決算:個人保険新契約2・3%増に(2001年6月5日)

 個人保険新契約高は前年度比2・3%増の2024億円。保有契約高は個人保険9・8%減の2兆4024億円、個人年金保険15・3%減の3220億円、団体保険10・6%減の5990億円、団体年金25・9%減の155億円。保険料等収入は9・7%減の589億円、資産運用収益は35・2%減の166億円、経常利益は179・9%増の22億円。総資産は5・9%減の5191億円。ソルベンシーマージン比率は360%上昇し、713・7%に。基礎利益は39億円。

●積立利率変動型終身保険を発売(2001年4月2日)
 専用特別勘定の最低保証予定利率を保険料平準払い(月払いなど)1・65%、一時払い1・50%に設定したうえで、運用実績を毎月積立金に反映し、継続契約について運用実績に応じて5年ごとに特別積立金を積み増す積立利率変動型終身保険(ライフサイクル積立利率変動型終身保険)を発売。セゾンカードで保険料を払い込むと口座振替保険料より割安となる。

●財務体質強化、SM率650%に(2001年3月14日)
  経営基盤のさらなる強化と信用力の増大を目指し、自己資本の増強、財務体質強化のための施策を決定。
 《自己資本の増強》
 3月29日付で、親会社クレディセゾンから200億円の劣後ローンを取り入れ、自己資本を増強。その結果、ソルベンシーマージン比率は2000年3月末の345%から約300ポイント増加、2001年3月末で650%前後(新基準)となる見込み。
 《営業力の強化・拡大》
 クレディセゾンとの協力関係を一層緊密化し、1100万人のセゾンカードホルダーとの効果的シナジーを追求。ライフスペシャリスト(営業職社員)および募集代理店を通じたコンサルティング営業の強化を図る。
 《資産運用リスクの軽減》
 運用リターンの確保と併せ、保険金支払い能力の向上を重視した資産運用を行う。保有株式は総資産の3.6%とごくわずかであり、昨今の株価下落の影響をほとんど受けていないが、今後さらに投資比率を下げ、資産運用リスクを軽減する。なお、ドル高・ユーロ高の進展で外貨建資産の含み損益は大きく改善、有価証券全体の含み損益は2000年3月末より約140億円改善し、2001年3月12日現在で約75億円の含み益を実現している。
 《商品販売政策》
 毎期の収益から内部留保を積み上げて財務基盤の充実を進める。事業の収益性の向上策として、保険商品ごとの利益率を重視した販売政策を推進。 なお、責任準備金については、2001年3月末において引き続き標準責任準備金に対する積立率100%(危険準備金除く)を達成する予定で、今後もこの水準を堅持していく。


●ネット保険ショップを開設(2001年1月18日)
 インターネット通販用サイト「セゾン生命保険ショップ」(http://www.saison-life.co.jp/)を開設。同サイトでは、新ガン保険、医療保険などの第三分野保険や、保障重視の定期保険など5商品「SELECT5(セレクトファイブ)」を取り扱う。性別・年齢による保険料試算、希望条件に合わせ商品を簡
単に選べる「クイックセレクト」機能、生命保険を選ぶ時に役立つ「保障額の目安」「ネット保険Q&A」「よく分かる生命保険辞典」などコンテンツに充実を図っている。
 また、健康情報ページ「ウエルエージング」も開設、同社社医による健康コラムや顧客インタビューなど、健康支援に役立つさまざまな情報を提供。 今回同サイトではオープン記念として、アンケート回答者の中から抽選で、商品券や図書券を贈呈する(第1弾は1月18日から29日受付分までとし、継続して3月上旬まで実施)。問い合わせは同サイト問い合わせページ、またはフリーダイヤル(0120−346−039)で。
<ネット保険ショップの特長>
 1.取扱商品ごとに、顧客の生年月日、性別、保険金額などを入力するだけで簡単に保険料の試算が可能。
 2.「クイックセレクト」機能により、顧客が探している保障内容(医療保障か死亡保障を選択)と、保険料の希望負担額をクリックするだけで、簡単に最適な商品を提案。
 3.顧客が自分自身で保障内容や保険金額を選択できるよう、コンテンツに「保障額の目安」「ネット商品Q&A」「よくわかる生命保険辞典」を加え、生命保険について分かりやすく解説。
 4.健康情報ページ「ウエルエージング」を開設、同社社医による健康コラムや顧客インタビユー、保険コンサルタントによるエッセーなど健康支援に役立つさまざまな情報を提供。
 5.サイト登録者には、定期的に希望の情報をメールマガジンで提供。
 6.暗号化通信技術(128ビットSSL)を採用、顧客データを安全に送受信。
 7.セゾンカード決済での保険料払い込みで、月払いの場合、口座振替よりも保険
料が安くなる(クレジットカード払特約)。
《取り扱い商品一覧》

商品名 商品内容
1 定期保険 定期保険10年更新型(1000万・800万・500万円)
三つの保険金額の中から選択できる
2 医療保険 医療保険10年更新型(入院日額5000・4000・3000円)
三つの入院日額の中から選択できる
3 新ガン保険 新ガン保険10年更新型(1〜4口/入院日額1万〜4万円)
四つの口数から選択できる
4 ニューフィジカルプラン 新ガン保険10年更新型(入院日額2万円)
         +
医療保険10年更新型(入院日額7000円)
5 医療保険90 医療保険90歳満了型(入院日額5000・4000・3000円)
三つの入院日額の中から選択できる


●法人福利厚生専用の終身ガン保険発売(2000年12月21日)
 法人契約専用「無配当終身ガン保険」は役員・従業員のガン罹患に対して、入院給付金・手術見舞金・ガン死亡保険金・ガン高度障害保険金を生涯保障する。給付金・保険金を活用して企業の見舞金・弔慰金を充実できる。キャッシュバリュー(解約返戻金)で退職一時金が確保できる。契約者貸付制度を事業運転資金に活用できる。保険料は損金算入できる。入院給付金日額は最低1万円〜最高4万円(1000円単位)。契約日から90日間は待ち期間で、それ以降有責となる。

●上半期・個人保険保有契約高6・4%減に(2000年11月28日)
 平成12年度上半期の業績発表。個人保険の新契約高は前年同期比7・1%増の1008億円。保有契約高は6・4%減の2兆5770億円。全種目保険料等収入は4・2%減の303億円。資産運用収益は33・5%減の80億円に止まった。総資産は1・6%減の5356億円に。有価証券含み損益(時価情報)はマイナス65億円。

●営業社員が投信8商品販売(2000年11月15日)
 東京、大阪管内の4支社でライフスペシャリスト(営業社員)が投信の販売開始。今回、販売する商品は野村アセットマネジメント投信、日興アセットマネジメント、クレディスイス投信などのトピックスインデックスオープン、日本成長株ファンド、アクティブニッポン(武蔵)、アタックシックス、MMF、海外株式オープン、海外債券オープン(高格付債型)、アセットナビゲーションファンド(4ステージ)の8ファンド。今後、証券外務員資格取得者の拡大を進め、保険をコアにした総合金融コンサルティングをめざす。

●インターネット上に保険ショップ出店(2000年2月1日)
 インターネットモール・楽天市場に「セゾンインターネット保険ショップ」を出店。アドレスはhttp://www.rakuten.co.jp/salifedm/。
 出店内容は、会社概要・商品一覧・FAQ・伝言板で、取り扱い商品は「ニューフィジカルプラン」「セゾンの新ガン保険」「セゾンの医療保険」「セゾンの医療保険90」「リビング・ニーズ特約付定期保険」。

●治療中の高血圧症・糖尿病も通常条件でOK(2000年2月1日)
 今までは加入できなかったり、保険料の割り増し・保険金の削減といった条件付でしか加入できなかった治療中の高血圧・糖尿病や肥満でも、通常の加入条件(加入年齢の範囲など限定せず)で契約できるよう範囲を拡大した「ウエルコントロールプラン」を導入。
 50歳男性で血圧値168/94と高血圧で、その他の疾患ない場合、定期保険(80歳満了)1,000万円・口座月払いでは、従来より月額5,860円(年額70,320円)保険料が安くなる。
 
プラン導入前と導入後の保険料比較

保険種類 保険金額 プラン導入前
保険料
プラン導入後
保険料
差額
定期保険
(80歳満了)
1,000万円 21,030円 15,170円 5,860円
3,000万円 62,790円 45,210円 17,580円
新・終身保険Jシリーズ
(60歳払込済)
1,000万円 66,020円 61,390円 4,630円
3,000万円 197,760円 183,870円 13,890円
新・終身保険Jシリーズ
(全期払)
1,000万円 30,150円 25,690円 4,460円
3,000万円 90,150円 76,770円 13,380円

(50歳男性で、(1)高血圧で血圧値が168/94、その他の疾患なし (2)高血圧で降圧剤を服用中、血圧値が148/94と安定しており、その他の症状がない (3)3年前に糖尿病を指摘され食事運動療法受けており直近の検査結果が良好で、その他の疾病がない (4)身長170センチ・体重100キロの肥満体で、体況・健康状態としてその他に特筆すべきものがない場合の例)

●口座振替料率より安いクレジットカード払料率を導入(1999年11月1日)
 「クレジットカード払特約」を設定し、全保険商品の保険料をセゾンカード決済で払い込むことが可能となった。
 保険料での利用額もカードポイントの対象となり、初回から全払込期間にわたり保険料をクレジットカード払いで決済できる。また、これまでの払込方法の既契約者もクレジットカード払いに変更できる。


【旧東邦生命関連情報】
保険管理人が旧経営陣を提訴へ(2000年2月29日)
 東邦生命の保険管理人は、旧経営陣の職務上の義務違反等についての調査結果をまとめた。平成2年以降10年間を調査対象期間とし、融資・有価証券・不動産の取得等につき適法性、妥当性を欠く事案を調査。
 調査報告によると、東邦生命の事業実態について、経営悪化の原因は予定利率の高かった時期に貯蓄性の高い商品を多売、総資産を短期間で急増させる一方、不十分な内部管理体制のもとで不適切な資産運用を行ったことにある。また、会社の重要な業務執行の決定や取締役の職務執行の監査面で、取締役会・監査役の機能が十分発揮されていなかった事案が存在した。中で、旧経営陣の刑事責任を追及しうる案件が存在した。また、民事上、取締役等の善管注意義務違反に基づく損害賠償責任についても、いくつかの融資案件等でその責任を追及しうる案件が存在した。
 以上により、保険管理人は3月1日付けで提訴権等委員会を設置。具体的な提訴案件を決定する。


●保険管理人が役員退職金の返還を要請(2000年2月22日)
 保険管理人(生保協会など)は、東邦生命が経常赤字に転落した平成5年度以降に退職した役員36人に対して、道義的責任を問うため、退職慰労金総額7億5000万円の返還を1月28日に文書で要請。、すでに返還に応じたものが1人いるが、ほかの役員は検討中と回答。調査委員会が報告書をとりまとめ中で、刑事・民事での訴えも。
 なお、14日に退任した齋藤邦彦副社長が21日、都内調布市の自宅で首つり自殺。死をもって償ったものとみられる。財務部門の責任者だった。実質的に親子でオーナー経営を行い、巨額の資産を蓄積してきた太田清蔵一族の責任の取り方が注目される。

●異議申し立て不成立、3月契約移転へ(2000年2月22日)
 破綻した東邦生命は保険業法137条・251条の規定に基づき、2000年1月15日に保険契約移転の公告を行い、17日から2月17日までの間、GEエジソン生命への契約移転および契約条件の変更に対する契約者の異議申し立てを受け付けてきた。
 期間中、異議申し立てを行った契約者数は862人で、移転対象契約者総数152万6705人のうち0.06%に止まった。また、異議申し立てを行った契約の積立金額は23億5158万円で、移転対象契約全体の積立金額2兆2774億7790万円にうち0.11%に止まった。
 いずれも法定の10分の1(10%)を超えなかったため、異議申し立ては不成立となった。異議を申し立てたハガキの総数は951通で、うち有効862通、無効(契約者名や契約者番号の相違など)89通。
 これにより3月1日にGEエジソン生命への契約移転が行われ、東邦生命は清算手続きに入る。契約移転完了後、3月初旬からエジソン生命において解約手続きなどの業務を再開。
〈GEエジソン生命カスタマーケアセンター〉 電話045(226)4028
 なお、東邦生命の契約移転に伴い、保険管理人(生保協会)は187金融機関に対して、ローン契約にかかる金利引き下げ措置などを要請。