生保各社の商品・サービス最新情報
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アリコジャパン



●上半期業績:収保10.2%減、基礎利益44.2%増に(07年11月26日)

 07年度上半期業績を発表。営業成績は、個人保険+個人年金保険合算の新契約年換算保険料は前年同期比24.5%減の711億円(うち第3分野は6.7%減の210億円)で、新契約高は7.8%減の1兆7,368億円。解約失効高は16.9%増の8,850億円(解約失効率は0.29ポイント上昇し3.79%)。保有契約年換算保険料は4.6%増の9,758億円(うち第3分野は1.5%増の2,935億円)で、保有契約高は6.3%増の23兆9,736億円に。団体保険の保有契約高は6.2%増の3兆784億円。
 損益面では、経常収益は6.4%減の8,626億円、うち保険料等収入は10.2%減の7,083億円(うち個人保険分野は13.5%減の6,437億円、団体保険分野は6.6%増の48億円)、資産運用収益は11.3%増の1,441億円で、経常利益は55.3%増の509億円となり、中間純利益は57.1%増の293億円に。
 その他諸指標では、基礎利益は44.2%増の524億円に。有価証券含み損益は225億円減少し245億円。実質純資産額は6.1%増の5,970億円(一般勘定資産に対する実質純資産比率は0.4ポイント低下し10.1%)、総資産額は11.3%増の6兆8,255億円。ソルベンシーマージン比率は35.9ポイント上昇し1,008.0%。営業職員数は4.3%減少して4,303人。
<銀行窓販の状況>(収入保険料。カッコ内は前年同期比)
▽変額年金保険:436億円(5.7%増)、▽定額年金保険:1,026億円(61.8%減)、▽一時払終身保険:257億円(17.5%増)
<保険金等の不払追加支払金額など>
▽追加支払済金額:15.1億円、▽支払調査に要した費用:12.3億円


●新規契約数に連動し難病活動に寄付(07年9月20日)
 「日本エイズストップ基金」と「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」に対し、社会貢献プログラム「ワンダラー・ドネーション(ODD)」による総額約2,200万円を寄付。06年12月から07年5月までに同社の代理店、コンサルタント社員を通して販売した医療保険、ガン保険等の新規契約数に応じて同社とAIG が基金を拠出し、「日本エイズストップ基金」に約1,500万円、「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」に約720万円をそれぞれ寄付した。寄付はエイズに関する知識の啓発・普及、難病児の夢をかなえる活動に役立てられる。

●リタイヤ後の「フォト&エッセイ募集」(07年7月13日)
 3回目の「ザッツ・ゴールデンタイム!フォト&エッセイ募集」コンテストを実施。7月15日より9月15日まで募集。リタイア後の「ゴールデンタイム」を象徴する写真1点と、その理由や背景をまとめたショートエッセイ(400字以内)と共に応募する。
 応募作品の中から、ゴールデンタイム大賞1名(副賞100万円の旅行券)、金賞5名(副賞20万円の旅行券)、銀賞50名(副賞5万円の旅行券)、審査員特別賞(副賞5万円の旅行券)を選考。


●米ドル建定額年金に円建年金移行特約追加(07年7月13日)
 7月17日より、積立利率変動型個人年金保険(米ドル建2005)「レグルスV」用の新特約「円建年金移行特約」の販売を開始(銀行窓販除く)。契約時または更改時から3年経過以降、予め設定した円建の目標額に到達した場合に、自動的に円建の定額年金に移行するもので、従来の主契約のみでは実現できなかった据置期間中の円建での運用成果の自動的な確保が可能になる。また、目標額に到達しなかった場合でも、契約時に設定される積立利率により確定するドル建の年金原資をもとに、年金受取が可能。
<新特約の特徴>
1.契約時に円建の目標額(ターゲット)設定ができる:解約返戻金の円換算額の目標額を設定する(円換算一時払保険料に対して%で指定)。据置期間5年の場合120%〜140%(10%刻み)、据置期間10年の場合120%〜160%(10%刻み)。
2.目標額(ターゲット)に到達したら自動的に運用成果を確保:契約時または更改時から3年経過以降の月単位の契約応当日に、目標額に到達したか否かを判定。目標額に到達した場合は自動的に円建の定額年金に移行。円建の定額年金移行後は、年金支払開始日を変更し早期に年金受取を開始することもできる。
3.目標額(ターゲット)に到達しない場合でも契約時に設定される積立利率により確定するドル建の年金原資をもとに、年金の受取が可能:一括での受取や据置期間の延長も可能。


●東大のネット高校生公開講座に寄付(07年7月12日)
 昨年度に引き続き、東京大学教養学部主催の07年度「高校生のための金曜特別講座」の双方向同時配信プロジェクトに対し、約270万円の寄付を行った。インターネットで東京大学駒場キャンパスの教室と参加高校を結ぶことにより、公開講座に遠隔地の高校生が同時参加できる。昨年、試験的に5校から始まった同時配信は、現時点で参加30校。これまでの参加者は駒場会場で延べ1,116名、配信先遠隔地では延べ約3,000名。

●引受基準緩和型終身保険を発売(07年7月12日)
 既往症で通常の終身保険に加入できない人や現在健康に不安がある人でも、簡易告知のみ(健康状態に関する告知項目は2項目)で加入できる終身保険を7月17日より発売。所定の条件を満たす場合は現在通院治療中でも加入できる。死亡保障は最高1,500万円まで(最高保険金額は契約年齢により異なる)。災害死亡給付特約(引受基準緩和型)の付加により、最高85歳まで災害死亡保険金額を上乗せできる。契約日から1年間、病気死亡の場合は保険金額が50%に削減される。契約年齢は30歳から80歳までの中高年層を対象。
 通信販売(販売名称「ずっとスマイル」)で7月17日から販売開始。営業社員、募集代理店による販売は7月23日開始。セカンドオピニオンや24時間電話健康相談、入院サポートサービスが受けられる。


●広銀年金窓販記念で社会貢献プログラム創設(07年6月25日)
 7月2日より、広島銀行での変額個人年金保険「プラチナライフアヴァンセ」の販売開始を記念して、同行との共同社会貢献プログラムを創設。(財)ひろしまこども夢財団を通じて広島県内11児童養護施設に寄付を行う。子どもの健やかな成長と子育て家庭の支援を目的に、広島地域で活動する社会公益団体を支援する。同プログラムでは、顧客が広島銀行において同社の積立利率変動型個人年金保険(米ドル建2005)「シリウスハーモニー」または変額個人年金保険(災害20%加算型2004)「プラチナライフアヴァンセ」を契約した場合に、件数に応じた一定額を両社で積み立て、寄付金の原資とする。第1期の寄付金積立期間は7 月2日から9月30日までで、新規契約件数1件あたり1,000 円を乗じた金額を各社ごとに拠出し、11月に寄付金の贈呈を実施する予定。また、第2期以降の積み立ては、10月から6ヵ月ごとに行う予定。

●生存還付給付金付終身医療保険を発売(07年6月22日)
 6月25日より、保険料の払込終了後に生存還付給付金(リターンボーナス)を受け取ることで、実質的な保険料負担をなくす生存還付給付金付終身医療保険を発売。入院、手術、退院、通院、死亡を保障し、保険料払込期間中は5年ごとに健康祝金を支払う。契約の際に指定した年齢に達したときには、リターンボーナスとして、払込保険料相当額(それまで支払った各給付金・健康祝金の合計額は差し引く)を支払う。リターンボーナス支払後も保障は継続するので、実質的な保険料負担なしで終身医療保障を確保できる。リターンボーナスの受取時期は保険料の払込満了時のほか、その5年後・10年後から選べる。リターンボーナスは、一括受取のほか、年金受取や健康状態や年齢等の条件により日常生活動作障害保障への移行が可能。保険料払込期間中に所定の身体障害状態に該当した場合、以後の保険料の払込は免除される。その場合でも、リターンボーナスは払込を免除された保険料を含む払込保険料相当額を支払う。
 新商品は6月25日から通信販売での広告を開始し、コンサルタント社員・代理店による販売は7月1日から開始。


●3月期決算:収保2.2%増、基礎利益82.2%増に(06年5月30日)
 07年3月期決算を発表。個人保険+個人年金の営業成績は、新契約年換算保険料が前年同期比16.9%減の1,683億円(うち医療保障・生前給付型保障など第三分野商品の新契約年換算保険料は22.1%減の444億円)、新契約高は8.5%増の3兆5,534億円。解約失効高は10.1%増加し1兆5,943億円、解約失効率は0.04ポイント低下して7.43%。保有契約年換算保険料は9.2%増の9,633億円、保有契約高は8.8%増の23兆3,310億円。銀行窓販の収入保険料は変額年金が37.5%減の755億円、定額年金が24.3%減の3,904億円(02年10月以降の実績は変額年金4,768億円、定額年金2兆6,346億円)。団体保険の保有契約高は3.0%増の2兆9,354億円。
 収支面では、経常収益は6.4%減の1兆7,922億円で、うち保険料等収入が2.2%増の1兆4,902億円(個人保険が0.3%増・1兆3,665億円、団体保険が9.4%増・94億円)、資産運用収益が35.2%減の2,916億円などとなり、経常利益は104.4%増の836億円、当期純利益は123.3%増の481億円を計上。
 その他の諸指標では、平均予定利率は0.11ポイント上昇し4.86%、基礎利益利回りは5.20%、一般勘定運用利回りが4.67%。基礎利益は82.2%増の938億円。資産状況は、総資産額が19.0%増の6兆5,884億円。実質純資産額は37.4%増の6,536億円。有価証券含み損益は976億円増加し427億円。資産の含み損益がゼロになる水準は日経平均株価1万3,947円、国内債券1.8%、外国証券117.86円。ソルベンシーマージン比率は111.0ポイント上昇し1,575.4%。


●PC廃棄ミスで顧客情報紛失(07年5月1日)
 コンサルタント社員や代理店が使用していた顧客情報を最大で1,236件含むノートパソコン17台が紛失していたことが判明。4月初め、PCの保管・メンテナンス業務を委託している東芝ITサービス(株)に対し、定例の在庫確認を要請したところ、同社より、紛失しているPCがあることが発覚。紛失したPCは、06年に同社が行った事業所内のレイアウト変更の際に誤って廃棄処分された可能性が高いとの報告を同社より受けている。
 紛失したPCには、独自の営業支援システムがインストールされており、顧客情報を保存できる形式になっていた。なお、これらのPCでは、全ての情報は暗号化されており、またパスワードによるアクセス制限などにより、担当者以外がデータを得ることは困難なシステムになっている。
 紛失が判明したPC17台は04年4月から06年11月までに東芝ITサービスに保管を委託したもので、当該PCの中には、顧客の氏名、住所、電話番号などの基本情報に加えて、一部には引落とし先の金融機関口座番号、保険証券番号、保険契約内容なども含まれている。病歴や告知内容に関する情報は含まれていない。現在までのところ、当該情報が第三者に流出した事実や、不正利用されるなどの二次被害は確認されてない。


●保険金・給付金等の不払調査結果を公表(07年4月13日)
 2月1日付で金融庁より報告徴求のあった「保険金等の支払状況に係る実態把握に関する調査報告」を、4月13日に提出。
<支払状況実態調査結果の概要>
1.検証を行った対象契約:平成13年4月から平成18年3月までの5年間に保険金等の支払いを行った全事案(平成17年10月に不払事案として公表した案件を除く)約154万件
2.検証結果(4月13日時点):これまでに、約8,500件の支払事由で合計約7億3,000万円の追加的な支払いを必要とする事案が判明。
3.追加的な支払いを必要とする事案の具体例
▽見落とし等による未払い:入院給付金を支払ったが、診断書の経過欄に記載がある手術を見落として支払いをしていなかったもの。
▽過少支払い:入院給付金を支払ったが、日数が過少であったもの。
▽請求勧奨漏れ:医療保険と特定疾病給付保険の双方に加入している契約者から脳出血を原因とした入院に対する入院給付金(医療保険による保障)の請求があり支払いをしたが、特定疾病給付保険(脳出血が支払事由)の保険金請求がなく、その請求勧奨を行っていなかったもの。
4.その他:これまで契約者から提出された請求書類等に基づき、見落とし等による未払いや別途請求書が提出されれば支払いできる保険金等を調査してきたが、今後、提出されている請求書類等のみでは追加的な支払いの要否の判断ができないものについても、契約者に対して事実確認を行い、支払いできることが分かれば速やかに保険金等を支払う手続きを取る。このような追加的な事実確認の案内を要する契約は約6万8,000件あり、主な事例は以下の通り。
▽通院費保障がある契約者に入院給付金を支払ったが、その後通院給付金の請求を受けておらず、支払事由に該当する可能性がある契約者(約58,000 件)
▽障害給付金保障(不慮の事故により一定の障害に該当した場合に給付金を支払う)がある契約者で、災害入院給付金を支払いしたが、診断書から障害給付金の支払事由に該当する可能性があり、その後障害給付金の請求を受けていない契約者(約1,600 件)
5.主な発生原因
@保険金等支払管理部門の態勢整備の不備:教育態勢、マニュアル・ツール、問題発生の予防・発見体制
A保険金等支払管理態勢の牽制機能の不備
6.再発防止策
@保険金等支払管理部門の強化:今回検証を担当した部門を存置し、常に二重チェックを行う体制とする。
A査定能力の強化:「査定シミュレーター」を導入し、査定者により実務的な研修を実施する。
B保険金等の支払いに係る牽制機能の強化:外部識者を含む審議委員会など各種委員会の設置。
C顧客への情報提供の充実:定期的案内物の内容改善等。
D経営陣による各種委員会、審議委員会への直接・間接的な関与ならびに当該委員会報告に対する定期的なレビューの実施。


●医療保険新契約数に連動し「エイズ基金」寄付(07年3月5日)
 アリコジャパン全国代理店会連合会、MDRTアリコ会と連携し、5月までにコンサルタント社員、代理店が販売する医療保険の新規契約数に連動して積み立てられる基金から、「日本エイズストップ基金」等へ寄付を行う。

●三菱UFJ信託銀行で一時払終身窓販(07年2月27日)
 3月1日より、三菱UFJ信託銀行で「積立利率変動型一時払終身保険(米ドル建含む)」(ディア マイ ファミリー)の窓販を開始。05年12月の追加解禁以来、同商品を36金融機関で販売しており、昨年までに約500億円の販売実績がある。

●Web上でドル建年金の通販開始(07年2月2日)
 積立利率変動型個人年金保険(米ドル建2005)「シリウスハーモニー」のインターネットでの通信販売を、2月5日より新生銀行のホームページ(http://www.shinseibank.com/)を通じて開始。インターネットでいつでも資料請求ができる。ホームページ上で希望する申し込みコースを選び、据置期間満了時の年金原資額をシミュレーションできる機能により、ライフプランにあわせた設計を行うことが可能(シミュレーション機能部分は同社のサイトへリンク)。資料請求した顧客には、商品概要や専用申込書をセットした通信販売キットを送り、必要事項を記入し返送する。

●保険金審議委員会を設置(07年1月25日)
 保険金等支払管理態勢の強化を図るため「保険金審議委員会」を設置。1月末に第1回を開催、以後、四半期ごとに開催する。同社は05年10月に経営陣直下の委員会として査定判断の検証等を行う「保険金サービス委員会」を設置済みで、さらに外部の専門家を加えた「保険金審議委員会」を新設することで、保険金等支払管理態勢を強化する。
<保険金審議委員会の概要>
1.保険金審議委員会の役割:保険金等の支払管理態勢の客観性・透明性の強化を図り、かつ支払部門に対する牽制機能確保のため、社外の専門家による第三者的な視点から、@保険金等支払管理態勢の妥当性・有効性、A保険金等不支払事案の査定判断の妥当性、Bその他、保険金等支払業務に関し、同社が特に意見を求める事項について検証、提言を行う。
2.保険金審議委員会の構成:末岡浩慶應義塾大学医学部助教授、田島潤弁護士、コ本穰筑波大学法科大学院助教授、社内委員(保険金等支払部門担当執行役員、プロフィットセンター担当執行役員、コンプライアンス本部長、法務部長など)


●予定死亡率改定で2月から主力商品低料化(07年1月16日)
 積立利率変動型終身保険(市場金利連動型・米国通貨建2002)と収入保障保険(解約返戻金抑制型)の保険料を2月より引き下げる。07年4月に予定されている標準責任準備金計算基礎率のうちの予定死亡率(標準生命表)の改定に伴うもので、同社は予定死亡率を改定し、一部商品の保険料改定を行う。主力3商品については2月から前倒しで引き下げるもの。
<予定死亡率改定に伴う保険料改定の概要>
1.07年2月に保険料を改定する商品(契約日が07年2月2日以降の契約)
 積立利率変動型終身保険(市場金利連動型)、積立利率変動型終身保険(米国通貨建2002)、収入保障保険(解約返戻金抑制型)
2.現行保険料と改定後保険料の比較
〈積立利率変動型終身保険・市場金利連動型〉(保険金額:1,000万円、払込期間:65歳払済、男性の場合の月払保険料)(単位:円)
▽加入年齢 30歳 40歳 50歳
▽現行保険料 18,600 27,400 47,690
▽改定後保険料 18,240 26,810 46,590
▽改定後/現行 98.1% 97.8% 97.7%
〈積立利率変動型終身保険・米国通貨建2002〉(保険金額:100,000USドル、払込期間:65歳払済、男性の場合の月払保険料)(単位:USドル)
▽加入年齢 30歳 40歳 50歳
▽現行保険料 140.20 214.20 386.00
▽改定後保険料 136.20 207.10 372.30
▽改定後/現行 97.1% 96.7% 96.5%
〈収入保障保険・解約返戻金抑制型・特定疾病診断保険料払込免除特約なし〉(保険金額:10万円、保険期間:65歳満了、逓増率:0%、確定保証期間:5年、男性の場合の月払保険料)(単位:円)
▽加入年齢 30歳 40歳 50歳 60歳
▽現行保険料 4,510 5,610 6,480 6,910
▽改定保険料 4,220 5,100 5,680 5,650
▽改定後/現行 93.6% 90.9% 87.7% 81.8%


●窓販に備え広島銀行で傷害保険の通販開始(06年12月20日)
 07年12月以降の銀行窓販全面解禁を見据え、12月22日より広島銀行の店頭にて通信販売専用・積立傷害保険「骨折・ケガの救助隊」の取り扱いを開始。「ケガ」による万が一の死亡・障害状態や入院、手術の保障に加え、「骨折」や「熱傷」等の特定損傷に対する一時金の支払機能、および満期ボーナスを付加した団塊世代を主体に満50〜85歳までのシニア向けの保険。店舗に備え置きした専用申込書に必要事項を記入の上郵送するという通信販売方式で販売する。
<取扱概要>
▽契約年齢:満50歳〜85歳、▽保険期間:5年、▽プラン:標準コース、節約コース


●入院サポートサービスを医療保険に付帯(06年11月30日)
 12月より、加入者とその家族が入院した際に、食事の用意や掃除などの家事代行、食事のデリバリー、ベビーシッターやペットシッター、入院に付添いするための病院近辺の滞在施設など各分野の専門会社を紹介(優待利用)することで、入院期間中の家族の日常生活を支援する「入院サポートサービス」を一部の医療保険の付帯サービスとして導入する。複数のサービスを同時に利用できる。当面、7月より販売している医療保険(引受基準緩和型)「まもりたい」の契約者とその家族を対象に提供し、今後は他の医療保険商品の加入者にも拡大する予定。

●3社中間期合算:個人収保3.5%増、保有高2.5%増に(06年11月27日)
 AIGグループ3社合算の06年度中間期業績を発表。個人保険+個人年金保険合算の新契約年換算保険料は前年同期比12.1%減の1,359億円(うち第3分野は16.8%減の330億円)で、新契約高は10.4%増の2兆6,528億円。解約失効高は2.3%減の1兆6,269億円。保有契約年換算保険料は10.7%増の1兆4,554億円(うち第3分野は6.7%増の4,120億円)で、保有契約高は2.5%増の42兆4,073億円に。
 保険料等収入は3.1%増の1兆1,419億円(うち個人分野は3.5%増の1兆732億円)。基礎利益は15.2%増の833億円。実質純資産額は前年度より15.7%増の1兆377億円。
<窓販収入保険料>(カッコ内は前年同期比増減率)
▽定額年金保険:2,969億円(24.9%減) ▽変額年金保険:413億円(4.8%増) ▽一時払終身保険:223億円、一時払養老保険:2億円


●中間期業績:個人収保5.2%増、保有高10.1%増に(06年11月27日)
 06年度中間期業績を発表。個人保険+個人年金保険合算の新契約年換算保険料は前年同期比15.2%減の942億円(うち第3分野は22.3%減の225億円)で、新契約高は12.1%増の1兆8,818億円。解約失効高は7.3%増の7,569億円(解約失効率は3.53%)。保有契約年換算保険料は13.6%増の9,324億円(うち第3分野は5.4%増の2,893億円)で、保有契約高は10.1%増の22兆5,463億円に。団体分野の保有契約高は団体保険が17.7%増の2兆8,975億円。
 損益面では、経常収益は4.9%減の9,217億円、うち保険料等収入は4.9%増の7,883億円(うち個人分野は5.2%増の7,445億円)、資産運用収益は39.8%減の1,294億円。経常利益は72.8%増の328億円、中間期純利益は82.2%増の186億円に。基礎利益は49.4%増の363億円(利差損なし)。
 資産面では、有価証券含み損益は228億円減少して202億円の含み損。国内株式含み損益がゼロとなる水準は日経平均株価1万4,559円程度。実質純資産額は前年度より11.5%増の5,628億円。ソルベンシーマージン比率は63.7ポイント低下して972.1%。
<窓販収入保険料>(カッコ内は前年同期比増減率)
▽定額年金保険:2,687億円(27.7%減) ▽変額年金保険:413億円(4.8%増) ▽一時払終身保険:219億円、▽一時払養老保険:2億円


●「フォト&エッセイ」受賞者決まる(06年11月21日)
 「ザッツ・ゴールデンタイム!フォト&エッセイ募集」コンテストの受賞者を発表。応募総数1,658件の中から、ゴールデンタイム大賞に京都府の佐竹孝夫さんが選ばれたほか、金賞5名、銀賞50名、審査員特別賞3名が決定。受賞作品は12月初旬より、同社HP(http://www.alico.co.jp/annuity)上で掲載。11月29日に都内で表彰式を開催。

●新社長に橋和之COO、宮本氏は会長に(06年11月16日)
 12月1日付で新社長(日本における代表者)に橋和之COOが就任する。宮本富生社長は会長(常勤)、戸國靖器会長(非常勤)は副会長(非常勤)に就任。
<橋和之(たかはし・かずゆき)新社長の略歴>
1958年(昭和33年)2月12日東京都生まれ。1980年3月中央大学経済学部卒業、4月アリコジャパン入社。96年4月医療保険部長、98年5月AIG ニューヨーク本社勤務、02年1月執行役員マスマーケティング本部長兼営業統括部長、04年6月常務執行役員、06年2月チーフ・オペレーティング・オフィサー。


●盲導犬団体とエイズ基金に寄付(06年10月24日)
 社会貢献活動の一環として、2件の寄付を行った。
<全国盲導犬施設連合会へ200万円寄付>
 95年以来、「盲導犬育成プロジェクト」による全国盲導犬施設連合会への寄付を通じ、盲導犬育成活動を継続支援して11年目を迎える。今年も同連合会に対し200万円の寄付を行った。このほか、社内に募金箱設置、年1回の社内募金、ノベルティグッズ(卓上カレンダー)の斡旋を通じた寄付などの取り組みを実施。
<「日本エイズストップ基金」へ200万円寄付>
 「日本エイズストップ基金」の趣旨に賛同し、04年以来同基金を支援。今年も同基金に対して200万円の寄付を行った。


●変額年金に年金額最低保証特約を追加(06年10月2日)
 10月3日より、変額個人年金保険(2004)「北斗七星U」の新機能として「年金額最低保証特約」の取扱いを開始(一部の窓販チャネルではすでに実施済み)。据置期間満了の際、運用実績にかかわらず毎年受け取る年金額は一時払保険料の10%が最低保証だが、10年確定年金で受け取る最低保証年金額の受取総額は一時払保険料の100%相当額となる。運用実績が好調であれば、積立金(年金原資)に基づき所定の方法で計算された年金額を受け取れ、プラスαが期待できる。契約年齢は80歳までで、一時払保険料200万円から申込み可能。契約時に払込む一時払保険料を、国内外の株式や債券に分散投資し、専用の特別勘定で年金資産を運用。据置期間中に被保険者が死亡した場合には、一時払保険料相当額が最低保証された死亡給付金を受け取れる。この特約は新契約時のみ付加することができ、据置期間は10年、15年、年金受取方法は10年確定年金。なお、別途特約保険料がかかる。

●市場金利型利率変動終身保険を発売(06年7月28日)
 8月1日より、積立利率変動型終身保険(市場金利連動型)を発売。従来商品は積立利率の決定方式をファンドの運用実績としていたが、昨今の日本経済の景気回復に伴う長期金利の上昇を鑑み、市場金利(10年国債応募者利回り)を基準とする方式に変更したもの。
<主な特徴>
(1)積立利率は10 年国債応募者利回りを基準に設定。
▽契約月の積立利率:契約日の属する月の前月に発行された10 年国債の応募者利回り−運営費・保証費=適用利率。
▽契約後の積立利率:契約日の属する月の前月から当該契約応当日の属する月の前月までに発行された毎月の10 年国債の応募者利回りの平均−運営費・保証費=適用利率。10年経過後は直近10年間の10年国債応募者利回りの平均で計算。
(2)積立利率は年1.75%を最低保証。
(3)契約時の保険金は確定保証。積立利率が1.75%を上回ると、死亡保険金にプラスして増加保険金が受け取れる場合がある。
(4)保障の一部に代えて年金受取が可能。年金種類は、確定年金・保証期間付終身年金・保証期間付夫婦年金・定額保証付終身年金・保証金額付終身年金の5種。

●来店型直営保険ショップを開設(06年7月19日)
 直営の来店型保険ショップ「アリコいいなショップ」で販売を開始。テレビ・新聞等を通して案内している商品について、顧客のニーズに合わせた商品説明や契約の手続きと、既契約者を対象にしたアフターサービスを行う。都心部を中心に、主婦層やファミリー層との接触機会が多く見込める場所に出店する方針。専業店舗を設置し、専任スタッフを配置することで、顧客ニーズに即したきめ細かなアドバイスとサービスを提供。7月22日にダイエー東大島店(グルメシティ)(江東区)、ダイエー西台店(板橋区)に2店舗を同時オープン。

●フォト&エッセイ募集(06年7月12日)
 「ザッツ・ゴールデンタイム!フォト&エッセイ募集」と題したフォト&エッセイの募集キャンペーンを7月15日〜9月15日まで実施。2回目の今回は、「幸せな人生のゴールデンタイム」を象徴する1コマを写真に撮り、その理由や背景をまとめたショートエッセイと共に募集する。入賞作品はゴールデンタイム大賞1名(JTB旅行券100万円分)他を選定し、11月中に都内会場にて表彰式を実施予定。
<募集内容の概要>
▽キャンペーン名:アリコジャパン第2回「ザッツ・ゴールデンタイム!フォト&エッセイ募集」
▽募集内容:あなたにとって『しあわせな人生のゴールデンタイム』を象徴する1コマの写真とその背景や理由を400 字以内にまとめたエッセイ(日本語のみ)
▽応募方法:写真1 点とエッセイを添えて、事務局へ郵送、または専用サイトから応募
▽応募期間:7月15日〜9月15日(当日消印有効)
▽発表・表彰: 受賞者には直接連絡の上、11月中に都内会場にて審査員出席の表彰式を実施予定。
▽賞品(予定):ゴールデンタイム大賞1名JTB旅行券100万円分、金賞5名JTB旅行券20万円分、銀賞50名JTB旅行券5万円分
▽応募先:〒151-0073 東京都渋谷区笹塚1-64-8 笹塚サウスビル5 階
『アリコジャパンザッツ・ゴールデンタイム!』事務局
03-5484-7607(月〜金 10:00〜18:00) 応募専用サイト http://goldentime.jp/

●加入前発症も保障する引受緩和型医療保険(06年7月6日)
 健康状態の告知項目を簡素化し引受基準を緩和することにより、従来の告知型の医療保険に加入できなかった人でも加入しやすい「医療保険(引受基準緩和型)」7月10日より発売。新商品は契約日以前に発症した病気の悪化による入院や手術についても給付金を支払う(ただし、契約日より前に医師に勧められていた入院や手術については支払対象とならない)。45歳から加入でき、最長で90歳まで保障する。5年もしくは10年の年満了型(自動更新)、または90歳満了型のいずれかを選択できる。
 日帰り入院から1入院につき60日(45日のタイプもある)、通算最高1,095日まで保障。手術保障、退院後の通院保障、死亡保障のほか、所定の日に生存していた場合は生存給付金を支払う。なお、ご契約日より1年以内は給付金・保険金は50%削減される。


●3月期決算:収保等18.2%減、保有高10.6%増に(06年5月26日)
 06年度3月期決算概要を発表。個人保険+個人年金保険合算の新契約年換算保険料は前年同期比19.6%減の2,026億円(第3分野は5.0%減の569億円)で、新契約高は17.5%減の3兆2,763億円。保有契約年換算保険料は20.5%増の8,824億円(第3分野は11.2%増の2,870億円)で、保有契約高は10.6%増の21兆4,472億円に。団体保険の保有契約高は29.9%増の2兆8,492億円。損益面では、経常収益は0.5%減の1兆9,153億円、うち保険料等収入は18.2%減の1兆4,582億円、資産運用収益は221.0%増の4,501億円。経常利益は169.6%増の409億円、当期純利益は220.9%増の215億円。基礎利益は109.9%増の515億円。総資産は30.4%増の5兆5,350億円。ソルベンシーマージン比率は67.8ポイント上昇して1,005.9%。

●外貨建年金に「積立金定期引出特約」(06年3月30日)
 外貨建定額年金保険の新機能として「積立金定期引出特約」の取り扱いを4月3日より開始。日本より利回りの高い海外金利で運用できる外貨建定額年金保険に、この特約を付加することで、運用益を毎年受け取りながら資産を米ドルで増やし、10年後の据置期間満了時に一時払保険料の110%相当額の年金原資(米ドル建)を確保できる。
 特約の型は、契約の翌年から定期引出金を一定額で受け取れる[定額型110]と、契約の3年後から受取開始して定期引出金額が逓増する[逓増型110]がある。この特約が付加できるのは「積立利率変動型個人年金保険(米ドル建2005)」(販売名称は、営業社員・一般理店扱の名称は『レグルスV』、銀行窓販の名称は『シリウスハーモニー』など)。特約が付加できる時期は、積立利率保証期間10年の新契約もしくは更改時。
なお、取扱金融機関は以下のとおりですが、4月以降も順次増やしていく予定です。
〈4月3日取扱開始予定の金融機関30行〉
愛知銀行、伊予銀行、大垣共立銀行、沖縄銀行、京都北都信用金庫、近畿大阪銀行、群馬銀行、
埼玉りそな銀行、滋賀銀行、十八銀行、荘内銀行、新生銀行、泉州銀行、第三銀行、但馬銀行、
但陽信用金庫、千葉興業銀行、東邦銀行、富山銀行、百五銀行、福井銀行、北越銀行、北海道銀行、みちのく銀行、みなと銀行、宮崎銀行、宮崎太陽銀行、武蔵野銀行、山梨信用金庫、りそな銀行
<取扱概要>
1.付加できる通貨・積立利率保証期間など
▽付加できる通貨:米ドル建のみ、▽積立利率保証期間:10年、▽特約の付加:契約時および更改時、▽定期引出しの通貨:円(「定期引出金を円により支払う場合の特則」を適用した場合に円貨で受け取れる)、米ドル、▽特約の最低一時払保険料:円貨10,000米ドル、米ドル100,000米ドル
※銀行窓販では、「定期引出金を円により支払う場合の特則」を適用して定期引出金を円貨で受け取ることを前提としての取り扱いとなる。
2.販売プラン(特約の型)
▽定額型110:基本給付金額の110%。1年目〜9年目まで毎年一定の率で引出しが行われる。引き出し日は1年後の契約応当日に定期引出しを開始し、以後、定期引出開始日の年単位の応当日。
▽逓増型110:基本給付金額の110%。3年目〜9年目まで毎年一定の率で引出しが行われる。さらに次回以降引出率は毎年3%ずつ逓増する。引き出し日は3年後の契約応当日に定期引出しを開始し、以後、定期引出開始日の年単位の応当日。
3.定期引出額
▽定額型110:基本定期引出額(基本定期引出額は定期引出額の基準となる金額。特約の型により異なる)
▽逓増型110:基本定期引出額×(1 + 3%)(経過年数−3)
4.定期引出金の分割受取:毎年の定期引出額を2、3、4、6、または12等分に分割して受け取れる。定期引出開始日および年単位の応当日に1年分を積立金とは別に分割支払いを行う。
5.定期引出金の円での受取り: 「定期引出金を円により支払う場合の特則」を適用した場合に、定期引出金を円で受け取れるが、受取通貨の変更(米ドルへの変更)はできない。円での受取額は為替変動の影響を受ける。また、円での受取額は保証しない。


●リスク細分型平準定期保険を発売(06年3月16日)
 3 月20 日より、健康状態が優良な人に優遇保険料率を適するリスク細分型の無配当平準定期保険を発売。生活習慣や喫煙習慣、健康状態などを反映させた3 種類のリスク細分型保険料率を設定。非喫煙優良体保険料率を適用した場合、同社の現行の平準定期保険の標準体料率に対し、保険料は約半分になるケースもある。例えば、35 歳男性 保険金額3,000 万円、保険期間10 年の場合には最大で51.5%の割引が適用され、業界最高水準の低廉な保険料率となる。20 日から保険代理店・直販社員による販売を開始し、その後、通信販売でも広告を展開する予定。
【商品の特徴】
▽リスク細分型保険料率を適用し、査定基準=「喫煙の有無」「身長・体重のバランスが所定の範囲内であること」「血圧値が所定の範囲内であること」「被保険者の健康状態やライフスタイルが所定の引受基準に
適合していること」などにより、@非喫煙優良体保険料率、A非喫煙標準体保険料率、B喫煙優良体保険料率の3つの保険料率を設定。
▽保険料払込期間中の解約返戻金を無くし、保険料を低料化。
▽保険期間満了時には健康状態にかかわらず、最長80 歳まで契約が自動更新できる。


●低料型収入保障保険を発売(06年3月8日)
 3 月13 日より、「収入保障保険(解約返戻金抑制型)」を発売。保険料払込期間中の解約返戻金を無くすことで低料化し、同社の従来の商品と比較すると、約2割程度割安に。
<商品の特徴>
▽遺族の毎月の生活費を補填する。死亡・高度障害状態の場合、保険期間満了日(確定保証期間)まで毎月、月払給付金が受け取れる。
▽保険料払込期間中の解約返戻金無く、保険料が割安(ただし、短期払で保険料払込済の場合には、所定の解約返戻金がある)。
▽歳満了・年満了の取り扱いがあり、保険期間を自由に設定できる。家族が収入保障を必要とする期間に合わせ、所定の範囲内で自由に設定できる。
▽定額の月払給付金が受取れる定額型と、月払給付金が毎年一定の割合で増えていく逓増型(2.5%・5.0%)がある。
▽月払給付金の受取りには、確定保証期間がある。確定保証期間は1年・2年・5年10年から選択できる。保険期間が満了しても確定保証期間分の月払給付金が必ず受け取れる。
▽月払給付金の支払期間を変更できる。最初の月払給付金を請求される際、所定の範囲内で加入時の保険期間満了までの受取期間を5 年・10 年・15 年・20 年のいずれかに変更できる。
▽月払給付金の原価の全部を一括して受取ることや、そのうちの一部を一括して受取ることもできる。


●ドル建商品付加用のドル建定期特約発売(06年3月7日)
 3 月13 日より、米ドル建の定期保険特約『定期保険特約(無解約返戻金型 米ドル建)』を発売。新特約は積立利率変動型終身保険(米国通貨建2002)、積立利率変動型養老保険(貯蓄重視型・米国通貨建)、積立利率変動型生存保障保険(米国通貨建)に付加して販売。新特約の導入により、ドル建での死亡・高度障害保障を一定期間厚くすることができ、ドル建商品の保障の幅が広がる。特約保険料払済後も含めて解約返戻金をなくすことで低料化した。所定の身体障害状態になった場合は、保険料払込が免除。主契約の保険料払込が免除された場合には、特約保険料も払込免除になる。

●コンサル型直販センターが運営開始(05年11月21日)
 11月18日よりアリコダイレクトリレーションシップセンター(神戸市・神戸クリスタルタワー)の運営を開始。テレビ、新聞などを通じたアリコジャパンの通信販売部門において、一人のお客に一人の担当がつき、資料請求から申し込みに至るまで全て同一担当者がコンサルティングセールスを行う点が特色。ブース数は約290席で、担当者(リレーションシップレプレゼンタティブ)は当初約70名からスタートし06年末までに300名体制の拡大する予定。

●保険料が全額戻るドル建積立ガン保険(05年11月10日)
 11月11日より積立ガン保険(米ドル建)の販売開始。保険料支払から保険金等の受け取りまでを米国通貨建てにすることで運用力を高め、円建保険では困難であった「満期時に払込保険料をそっくり戻す( Return of Premium:ROP)」という返戻機能と保障機能を両立させた日本初の米ドル建ガン保険。
 また、悪性新生物と診断された場合、その後の保険料の払い込みが免除となるうえに、満期を迎えた際には契約当初に設定された満期保険金を支払う。ガン保障についても、ガン診断給付金を中心に手術、ターミナルケア保険金などの一時金による給付を充実させた。
 なお、11月11日から新保険の通販広告を開始(販売名称「アリコのガン保険・もどるんです」)、12月2日からは代理店・直販社員扱いでも販売する。
<積立ガン保険の主な特徴>
▽保険期間(20年)満了時には、既払込保険料相当額の満期保険金を支払う。満期保険金は給付金支払いの有無に関係なく支払う。満期保険金=月払保険料×12ヵ月×保険期間20年 
▽死亡した場合は死亡給付金を支払う。死亡給付金額はそれまでに払い込まれた保険料総額とほぼ同額。死亡保険金=月払保険料×12ヵ月×経過年数
▽ガン(悪性新生物および上皮内新生物)診断時にはガン診断給付金を支払う。診断給付金は2年に1回を限度に複数回払いするので、再発・転移などにも備えられる。
▽悪性新生物と診断確定された場合、それ以後の保険料の払込を免除。
<付帯サービス>
 日本国内でのガン治療等のための「セカンドオピニオンサービス」「専門医紹介サービス」の提供に加え、米国での治療等を希望する場合には、米ドルでの給付金支払いとともに全米で最も優れた医療機関(最新の全米「Best Hospitals」ランキングに基づく)の情報を総合別・疾患別に提供。さらに、渡航治療のアレンジ等を希望する人には海外医療専門のエージェントを紹介(情報提供のみは無料)。


●モバイルサイトをリニューアル(05年11月7日)
11月7日にモバイルサイト(http://www.alico.co.jp/m )をリニューアルし、保険商品情報、生活関連情報などの情報提供や契約者向けの各種手続きの情報提供、オンライン完結型の契約者貸付申込サービスを開始。契約者貸付での書類手続きは一切不要になる(当サービスは当面ドコモiモードからのみ利用可能)。新メニューでは、ファイナンシャルプランナー監修による保険や年金、税金等に関する重要情報を簡単に学べる「保険基礎講座」を新規に追加。タイムリーな健康情報を提供する「健康一口メモ」を毎月更新のコンテンツとして採用。

●不払事案32件判明(05年10月31日)
 金融庁からの報告徴求を受けて、平成12年度から16年度までの過去5年分の保険金・給付金の不払事案について再検証を行った結果、支払うべきであった不払事案が32件判明した。
〈再検証の結果〉
 過去5年間で、本来保険金等を支払べき不払事案が保険金3件(合計金額7千万円)、給付金29件(合計金額764万円)あった。
〈不払事由別件数〉(@保険金、A給付金、B計)
▽告知義務違反:A17件、B17件
▽免責事由該当:@3件、A3件、B6件
▽支払事由非該当:A7件、B7件
▽その他:A2件、B2件
▽合計:@3件、A29件、B32件
〈発生原因〉
 支払査定する過程で診断書や事故原因証明書などの資料を確認する際に不十分な点があったことなど、査定処理上の疎漏が主な原因。
〈再発防止策〉
 支払査定が適切に行われているか否かを第三者的な視点から検証する機関として保険金サービス委員会を設置した。同委員会はオペレーション(契約引受、保険金等支払等)部門担当役員に加え、プロフィットセンター(収益管理、契約引受基準管理等)担当役員、コンプライアンス本部長等の保険金等支払部門以外の部門の責任者で構成し、一定金額以上の不払案件に関して、第三者的(客観的)視点からその判断の適切性の検証を行う。また、必要に応じ、社外弁護士に法的見解を求める。生命保険協会が策定した「正しい告知を受けるための対応に関するガイドライン」の趣旨を踏まえ、保険金等支払時のみならず新契約募集時に加入者が正しい告知を容易に行える仕組みを講じていく。


●主婦の健康管理と医療保険意識調査(05年9月21日)
 全国の20代〜50代の夫婦200組に対して、主婦の健康管理に対する意識・行動調査をインターネットで実施。この調査結果で、主婦は健康や保障に対する意識は高いものの、約7割の妻が定期的に健康診断を受けていないことが判明。20代の主婦の2人に1人が女性特有のがんについて「非常に気になる」と答えるなど、若い世代ほど病気に対する不安が高くなっている一方で、健康診断の受診率では20代が12%と最も低い結果となっている。
<主な調査結果>
▽81%の主婦が乳がんなど女性特有のがんに対して「気になる」と意識しているが、「健康診断を欠かさず受けている」のは28%にとどまる。定期健診を受けない理由(複数選択回答)としては、「健康診断に関する情報があまりない」と「健康診断にかかる金額が高いから」がともに45%、続いて「健康診断申し込みの手続きが面倒だから」と「育児が忙しく時間が取れないから」がともに38。
▽78%の主婦が「食生活に気を配る」が、「健康保持のために運動をする」のは41%となり、実際に労力の伴う健康対策になるほど実施率は低くなる。53%が「習慣的にサプリメント・健康食品などで栄養を補給」、49%が「食品添加物や環境ホルモンなど有害なものをとらないように気をつける」と回答。
▽病気に対する保障について、「医療(入院・ガンなど)保険の加入率」は82%で、「保険を検討するなら死亡保障より医療保障」と回答した主婦は47%と、夫(20%)よりも医療保障に対する意識は高い。40%が保険商品や加入経路の多様化により、「保険を選ぶときに比較検討する」と回答。一方で45%が「商品の種類が多すぎて、どれにすれば良いか分からない」と回答。32%が「入っている保険の内容について把握している」と回答。


●エジソン生命がアリコの「生活習慣病保険」を販売(05年7月1日)
 AIGグループのAIGエジソン生命とアリコジャパンは相互に業務の代理・事務の代行に関する契約を締結。AIGエジソン生命は自社の営業社員を通じて7月1日よりアリコジャパンの「生活習慣病保険」の取扱を開始。「生活習慣病保険」の取扱を開始することで、AIGエジソン生命は医療保険、長期傷害保険、介護保険、ガン保険を含め第3分野商品のラインアップが拡充する。
<生活習慣病保険の特徴>
▽ガン、糖尿病、心疾患、高血圧性疾患、脳血管疾患を原因とする入院を日帰りから保障。また、20日以上の継続入院(ガンは診断時)には生活習慣病一時金を支払う。
▽終身保障。
▽病気や災害で所定の身体障害状態に該当した場合、以後の保険料は払込免除となる。
▽10年ごとに生活習慣病一時金の支払がなかった場合、無事故ボーナス(無事故給付金)が支払われる。


●ICU費用など保障する初期入院給付特約を発売(05年7月1日)
 「初期入院給付特約」(初期入院給付特約、家族初期入院給付特約、終身初期入院給付特約、家族終身初期入院給付特約)を7月2日より販売開始。入院時に初期入院一時金を支払うとともに、特定集中治療室管理(ICU)を受けた場合はその日数に応じて集中治療給付金を支払う。対面・通信販売チャネルで取り扱い、医療保険(S63F)、無事故給付金付医療保険、終身医療保険に付加できる。
<新商品の保障内容>
▽初期入院一時金:日帰り入院から初期入院一時金(特約1口につき6万円)を支払う(第1回初期入院一時金)。さらに入院が通算して8日に達した場合に初期入院一時金(特約1口につき3万円)を支払う(第2回初期入院一時金)。初期入院一時金は主契約等の給付とは関係なく支払う。
▽集中治療給付金:特定集中治療室管理を受けた場合、集中治療給付金(特約1口につき日額20,000円)を主契約等の給付とは関係なく支払う。

●米ドル建利率変動型生存保険を新発売(05年6月15日)
 6月16日より、「積立利率変動型生存保障保険」を発売。被保険者が死亡した契約、解約した契約の積立金の一部もしくは全部を継続している他の契約者に分配する仕組み(生存保障効果)が大きな特徴。生存保険は同社が生保業界で唯一販売してきたが、新たに「積立利率変動型」という機能を加えて新商品として発売するもの。
 既存商品は特別勘定で運用されていたため積立金に対し最低保証がなかったが(満期保険金には最低保証あり)、新商品は一般勘定で区分経理をする積立利率変動型として開発し、最低保証を可能とした。さらに米ドル建てにすることにより、3%の高い積立利率の最低保証を実現。7月1日には同タイプの円建て商品、15日には一時払商品(円建て・米ドル建て)を発売開始。なお、積立利率の最低保証は、円建て月払1.75%、円建て一時払1.5%、米ドル建て一時払2.75%を予定。
<商品の特徴>
(1)長生きするほど、長く契約するほど、得をする保険:被保険者が死亡した契約、解約した契約の積立金の一部もしくは全部を継続している他の契約者に分配する。
(2)積立金は、毎月変動する積立利率に応じて増加する:積立利率は積立金に付与する利率であり、年3%を保証。
(3)米ドル建てのため、米国の金利情勢を反映させた運用が期待できる:主に米国の公社債を中心とした運用を行う。資産の分散保有として活用できる。
(4)保険期間満了時に生存保険金(満期金)が受け取れ、死亡時には死亡給付金の保障がある:生存保険金は基本保険金額が最低保証される。年金支払特約を付加することにより、生存保険金が年金として受け取れる。死亡給付金は既払込保険料相当額。
(5)月払保険料を決める保険料建てと、受け取る基本保険金額を決める保険金建てがある。
(6)告知扱いのみで、保険期間は60〜80歳まで5年刻み。


●個人保険感覚の新型団体医療保険を発売(05年6月1日)
 6月2日より、団体医療保険「グループメディカル・Basic+」を新発売。新商品は、これまでの団体保険にはなかった日帰り入院保障、手術給付、三大疾病保障など給付内容を拡充する一方、従来より保険料を引き下げた。従業員の任意加入による制度設計も可能とした。
 同社は団体保険(グループ保険)の新契約件数(団体数)で03年度に生保業界首位となっており、企業・団体マーケットの拡大と業界シェアの拡大を狙って、従業員福利厚生で関心の高い医療保障分野の新商品を開発したもの。10名以上の企業・団体就業者に対し制度販売を行う。
<新商品の特徴>
▽業界初・日帰り入院から保障。
▽ニーズの強い入院時の福利厚生制度(見舞金制度等)を従来型の5〜6割の保険料で実現。
▽手術特約、特定疾病給付特約(ガン、急性心筋梗塞、脳卒中の三大疾病)、健康保険自己負担部分をカバーする治療給付特約など、豊富なバリエーションの保障内容。
▽災害入院時の保障がすでにある場合等には災害入院を不担保とすることができるなど、合理的な福利厚生制度の再構築が可能。
▽労災上乗せ保険で給付されない可能性のある心疾患による入院等にも対応。
▽89歳まで継続加入可。
▽1入院の支払日数限度を選択可。通算支払限度1000日。
▽従業員の任意加入による制度設計も可能。
▽外部機関による健康増進支援サービス(24時間対応の電話健康相談サービス)を無料で付帯。


●3月期決算:保有15.4%増、収保等27.7%増(05年5月30日)
 05年3月期決算を発表。個人保険では、米ドル建の積立利率変動型終身保険、ISユニバーサル保険、無事故給付金付医療保険が件数・金額とも大きく伸展、11月発売の生活習慣病保険も順調に推移。個人年金保険は、外貨建定額個人年金保険が引き続き好調で、個人年金全体では前年同期比約1.3倍となったことなどから、個人保険・個人年金の新契約高は9.8%増の3兆9727億円、保有契約高は15.4%増の19兆3886億円。団体保険の新契約高は43.6%減の2233億円、保有契約高は4.1%減の2兆1934億円。
 収支面では、経常収益は27.7%増の1兆9259億円で、前年度初めて1兆円を突破した保険料等収入が一時払年金窓販の伸展が寄与して27.2%増の1兆7815億円、資産運用収益も33.1%増の1402億円などとなった。経常利益は23.4%減のの151億円。基礎利益は99.6%増の245億円。資産面では、総資産は49.4%増の4兆2430億円。ソルベンシーマージン比率は210.6ポイント低下し938.1%。


●外貨建定額年金の選択肢拡充し新商品発売(05年5月13日)
 外貨建定額個人年金保険に新たな特徴を付加した新商品「積立利率変動型個人年金保険(米ドル建2005)『レグルスV』」を5月16日から発売開始。
 新商品の特徴は、@従来の商品では据置期間は7年と10年の2タイプだったが、新商品は5年タイプを追加し、選択の幅を広げた。A運用通貨は米ドル、ユーロという主要通貨に好利回りの豪ドル加えた3種類の中から選択できる。B据置期間ごとに契約年齢を設定したことにより、85歳まで契約可能となった(据置期間5年の場合)。C確定年金の年金支払期間の選択肢が大幅に増え、5〜36年の8種類から選べる。D積立利率の最低保証利率が1.2%になった。E被保険者の死亡時には基本給付金、積立金相当額または解約返戻金相当額のいずれか高い金額を死亡給付金として支払う――など。
 「レグルスV」は同社営業職員、保険代理店での販売名称。金融機関の窓販では、「BLハーモニー」「シリウスハーモニー」等の名称で、5月16日から三井住友銀行、りそな銀行、伊予銀行、滋賀銀行、泉州銀行、第三銀行、東京都民銀行、奈良銀行、埼玉りそな銀行で販売開始。来月以降も販売金融機関を広げ、7月初めまでに約35行で取り扱う予定。
 なお、同社の個人年金保険の販売累計額は99年8月の発売以来2兆円(一時払保険料累計・2月末)を超えている。
<新商品の特徴>
▽年金支払開始までの据置期間が、5年・7年・10年の中から選べるようになり、比較的短期の運用で年金を受け取ることができる。
▽運用通貨は「米ドル」「ユーロ」「豪ドル」の3つの通貨を自由に組み合わせ可能。「米ドルのみ」「ユーロのみ」「豪ドルのみ」「米ドル+ユーロ」「米ドル+豪ドル」「ユーロ+豪ドル」「3通貨」の7つの選択肢から選べる。運用通貨の配分は規定の範囲内で自由に決めることができる。
▽契約が85歳まで可能(据置期間5年の場合)。従来商品では契約年齢は一律80歳までとなっていたが、新商品では据置期間によって契約年齢に幅を持たせた。
 ・据置期間5年:0歳〜85歳、・据置期間7年:0歳〜83歳、・据置期間10年:0歳〜80歳
▽選択した一定期間、年金を支払う「確定年金」として受け取る場合、従来の支払期間は最長20年だったが、新商品では5年・10年・15年・20年・25年・30年・35年・36年と、多彩な支払い期間が選べる。▽一時払保険料から所定の費用を差し引いた積立金に付利する利率の積立利率は、据置期間中の積立利率保証期間および通貨に応じて異なるが、毎月2回設定され、積立利率保証期間中固定される。据置期間中、年1.20%の最低保証がある。
<主な取扱内容>
▽契約年齢:据置期間5年の場合=0〜85歳、据置期間7年の場合=0〜83歳、据置期間10年の場合=0〜80歳(満了時に90歳となる年齢が最大)
▽据置期間(運用期間):5年・7年・10年から選択(据置期間の延長[年金支払開始日の繰下げ]も可能)
▽運用通貨:米ドル/ユーロ(特約)/豪ドル(特約)(ユーロ/豪ドルの特約は金融機関によって取扱いが異なる)
▽保険料支払方法:一時払のみ
▽一時払保険料:<最低額>1万米ドル/1万ユーロ/2万豪ドル、<最高額>5億円相当額(各通貨を円換算し通算)
※単一通貨/複数通貨での運用も選択可(一部、金融機関によって取扱いが異なる)
▽積立利率保証期間:据置期間と同一
▽積立利率:月2回更改(1日〜15日/16日〜月末)最低保証利率1.20%
▽年金種類と受取方法:年金での受取=@保証金額付終身年金、A保証期間付終身年金(5/10/15/20年)、B保証期間付夫婦年金(5/10/15/20年)、C確定年金(5/10/15/20/25/30/35/36年)、年金での受取に代えて以下の方法で受け取ることも可能=@一括受取、A一部は一括受取・残額は年金、B一部は一括受取・残額は据置期間を延長して運用
▽死亡給付金:一時払保険料、積立金相当額 または 解約返戻金のいずれか高い金額
▽契約時費用:据置期間5年4.5%、据置期間7年6.0%、据置期間10年8.0%。契約時に一時払保険料に対して上記の費用(%)を控除。


●対面募集チャネルにもJCBカード決済導入(05年1月26日)
 JCBと保険料決済で提携。3月1日よりアリコジャパンの対面募集チャネル(営業職員約4500人、代理店約1万店)で個人保険の月払保険料をJCBブランドの全てのカードで支払える。
 同社はこれまで通信販売にカード決済を導入し、さらにJCBとの提携でインターネットでの医療保険・ガン保険の申し込み完結サービスも行っている。対面販売でのカード決済はこれに続くもの。これにより、初年度3万件以上の新規保険契約のJCBカード決済が見込まれる。
 利用者は、@早期の保障開始、A金融機関からの口座振替日をカードの口座振替日に集約できる、B保険料に応じてカード会社のポイントが貯められる、などのメリットがある。アリコジャパンには、@保険契約の継続率向上による収益増加効果、Aカード決済による事務関連経費の削減、などのメリットがある。日本国内で生保の個人保険の支払保険料は年間約15兆円にのぼり、JCBは生保業界のカード決済導入を積極化する。


●医療・ガン保険オンライン契約の対象カード会員拡大(05年1月19日)
 オンライン契約の取扱でオーエムシーカードとイオンクレジットサービスの2社と業務提携。クレジットカード会社が新規にシステム開発したカード会員の本人認証機能を利用することにより、クレジットカードの利用者は05年1月20日よりアリコジャパンのホームページ上で医療保険・ガン保険のオンライン契約が可能となる。既にオンライン契約の取扱でジャパンネット銀行とクレジットカード会社2社と提携しており、今回、新たに2社のクレジットカード会社との提携により、オンライン契約の利用者の拡大、取扱保険商品の拡大をめざす。
 オンライン契約は同社が03年10月に日本で初めて医療保険で開始、04年7月からガン保険も利用可能となり、契約件数が増加している。オンライン契約は本人確認を確実にするために、インターネット上で電子的な本人認証を行うモデルを構築するとともに、申込内容の控えについても電子署名を付加したPDFファイルで提供するなどの方法により実現したもの。従来の郵送でのパンフレット・申込書等の取り寄せや、申込書・告知書など書面の記入・返送などが一切不要となり、申込手続きの簡便化・迅速化が図れる。365日24時間申込手続が可能で、契約の引受承諾の場合、原則としてオンライン申込日から保障開始となる。
<新規に利用可能となるカード会員とウェブサイト>
▽株式会社オーエムシーカード:OMC Plus登録会員 ▽イオンクレジットサービス株式会社:イオンネットメンバー登録会員
▽オンライン契約のできるウェブサイト:アリコジャパンのウェブサイト(www.alicojapan.com)のほかに、オーエムシーカードが運営する「@保険(あっと保険)」(www.omc-card.co.jp/hoken/)とイオンクレジットサービスの100%出資子会社であるエヌ・シー・エス興産株式会社が運営する「AEON保険Market」(www.hokenmarket.net)でもオンライン契約が可能。

●豪ドル建利率変動型定額年金を発売(05年1月17日)
 積立利率変動型個人年金保険(米ドル・ユーロ建)に新機能として「豪ドル特約」を追加、1月17日から発売。同社の主力商品である外貨建(米ドル・ユーロ)の定額個人年金保険に「豪ドル特約」を付加することにより、豪ドル建で積立金を運用する。外貨建定額年金は金融機関70行と同社営業職員・代理店で取り扱っている。これまで金融機関による販売実績は、04年10〜12月3ヶ月間累計の一時払収入保険料で約2600億円。新商品については、発売当初は営業職員・代理店で取り扱い、2月以降に順次窓販チャネルに拡大予定。
 新商品の概要は、保険料一時払、最低保険料は主契約と同時の場合は2万豪ドル、単独では5万豪ドル(100豪ドル単位)。据置期間は7年(積立利率保証期間7年)、10年(積立利率保証期間5年)。
<新商品の特徴>
▽多彩な運用通貨の組み合わせ(3通貨は同社のみ):契約時に、以下の7つの選択肢がある。USドルのみ、ユーロのみ、豪ドルのみ、USドル+ユーロ、USドル+豪ドル、ユーロ+豪ドル、3通貨
▽好利回りの豪ドルでの積立金の運用:発売日時点の積立利率は、5年4.12%、7年4.19%(月に2回更新)。
▽通貨間の移転が可能:積立利率の更改時(5年後、または7年後、積立利率計算基準日)に各通貨間で積立金を移転できる。
▽多彩な年金受取方法:確定年金、保証期間付終身年金、保証期間付夫婦年金、また年金原資額の支払いが保証されている保証金額付終身年金。また年金原資を一括して受け取ることも可能。
▽死亡給付金・災害死亡給付金:被保険者の死亡時、積立金相当額または解約返戻金相当額のいずれか高い金額を死亡給付金として支払う。また、不慮の事故等による死亡の場合には積立金の1.1倍相当額または解約返戻金相当額のいずれか高い金額を災害死亡給付金として支払う。

●上半期業績:保有14.3%増、収保等56.3%増(04年11月26日)
 04年度上半期業績を発表。個人保険(個人年金含む)の営業成績は引き続き好調な年金窓販が業績全体を押し上げている。新契約件数は前年同期比2.1%減の57万7076件(うち個人保険は11.9%減の43万7907件、個人年金は81.5%増の11万6623件)。新契約高は9.8%増の2兆250億円(個人保険は9.1%減の1兆2085億円、個人年金は104.1%増の6920億円)となった。保有契約件数は14.7%増の531万6292件(個人保険9.9%増、個人年金182.9%増)、保有契約高は14.3%増の20兆3555億円(個人保険7.2%増、225.1%増)に上った。団体保険の新契約高は29.1%減の1244億円、保有契約高は1.7%増の2兆2708億円。
 収支面では、経常収益は前年同期比56.0%増の9229億円で、うち保険料等収入が56.3%増の8432億円(9月末までの2年間の窓販年金累計保険料は70行で約1兆3000億円)、資産運用収益が57.6%増の784億円などとなり、経常利益は窓販年金準備金繰入などで42.0%減の108億円、中間期純利益は49.6%減の60億円を計上。
 その他の諸指標では、基礎利益は前年同期比59.2%増の152億円。財政状態は、総資産が61.3%増の3兆4977億円。ソルベンシーマージン比率は33.1ポイント低下し946.7%。


●一時金複数払の生活習慣病保険を発売(04年11月5日)
 11月8日より、ガン・糖尿病・高血圧性疾患・心疾患・脳血管疾患を保障する「生活習慣病保険」を発売。生活習慣病による入院、一時金を保障するもので、特徴は生活習慣病に対し入院給付だけでなく、一時金の給付を導入し、さらに複数回の支払を可能としたこと。慢性化・長期化し、繰り返し入院を要する生活習慣病に備えられる。定期タイプ(10年、90歳まで自動更新)と終身タイプがあり、終身タイプは病気やケガで所定の身体障害状態になった場合、その後の保険料払込を免除する。新商品は対面販売および通信販売で取り扱う。
<新商品の主な特徴>
@生活習慣病入院給付金は日帰り入院から1入院180日、通算1,095日まで保障。
Aガンの場合は診断時(初回)、ガン以外の生活習慣病には継続20日以上の入院となったとき、生活習慣病一時金を給付。2年に1回を限度に複数回払(最高10回)。
Bガン診断一時金は最高300万円まで、回数に制限なく複数回払い。
Cケガだけでなく病気を原因とする所定の障害状態で、一生涯の保険料払込免除(終身タイプの場合のみ)。
D低解約返戻金特則を付加することにより、保険料払込期間中の解約返戻金をなくし低廉な保険料を実現(終身タイプの場合のみ)。
E定期タイプ、終身タイプともに死亡保障の有無が選べる。
F生活習慣病一時金は、定期タイプは無事故ボーナス付、終身タイプは無事故ボーナスの有無が選べる。
Gオプションで生活習慣病以外の病気やケガの入院(日帰りから保障)、手術保障をプラスし、生活習慣病に手厚い総合医療保険としても活用できる。

●AIG、第3四半期の純利益25.1 億ドル(04年10月27日)
 04年10月21日(ニューヨーク発):AIG本社は04年第3四半期の純利益が、03年同期の23.4億ドル(一株当たり0.89ドル)に対し、25.1億ドル(一株当たり0.95ドル)になったと発表。また、第3四半期の実現キャピタル・ゲイン(ロス)調整前の純利益は、前年同期の25.8億ドル(一株当たり0.98ドル)に対し、25.4億ドル(一株当たり0.97ドル)となった。04年初めから9ヶ月間の純利益は、前年同期の65.7億ドル(一株当たり2.50ドル)から22.3%増加し、80.3億ドル(一株当たり3.05ドル)となった。
 第3四半期の損害保険事業は米国内外ともに好調で、当期実現キャピタル・ゲイン(ロス)調整前の営業利益は、前年同期の13.2億ドルに対し、8億9,430万ドル。第3四半期の異常災害損失ならびに実現キャピタル・ゲイン(ロス)調整前の損害保険事業の営業利益は、前年同期から17.5 %増加。正味収入保険料は前年同期から19.7%増加し107.3億ドルに達した。うち日本・韓国地域の損害保険事業は大幅な伸びを達成。日本では、企業向けならびに個人向けの傷害保険事業分野が躍進した。
 第3四半期の全生命保険事業とリタイヤメント・サービス事業は、当期、実現キャピタル・ゲイン(ロス)調整前の営業利益は前年同期の18.3億ドルから19.9 %増加し、21.9億ドルに。米国GAAP基準に基づく収入保険料は前年同期から32.1%増加し、73.7億ドルに達した。当期の収入保険料、預り金、その他の報酬の合計は前年同期から27.9%増加し、172.5億ドルとなった。
 日本では住友生命との間で業務提携合意が交わされた。この合意により、住友生命がアリコの生命保険商品を販売することが可能になる。提携の第一弾として、住友生命は約4万人の営業職員を有する販売網を通じて、アリコのガン保険を販売する。また、アリコと住友生命は将来的にその他の保険商品も含めた提携関係の拡大についても検討することで合意した。日本におけるAIG の生命保険会社であるアリコ、AIGスター生命、AIGエジソン生命の3 社は強固な財務力、多様な商品ポートフォリオならびに広範な販売網により、当期、初年度収入保険料は前年同期から31.3 %増加した。


●住友生命がアリコと広範な提携、住生がガン保険販売(04年10月8日)
 住友生命とアメリカン・ライフ・インシュアランス・カンパニー(アリコジャパン)が業務提携し、住友生命がアリコジャパンの保険商品を販売するための代理・代行の認可を取得。両社は今後、商品・販売チャネル・サービス等の相互活用を通じ、広範囲にわたる提携業務を進める。
<業務提携の概要>
1 .業務提携の目的
▽住友生命とアリコジャパンは、多様化する顧客ニーズに応えていくため、両社の保険商品ならびに販売チャネルの相互活用を通じ、幅広い保険商品の提供と顧客サービスの向上を図っていく。
▽両社のビジネスモデルやノウハウ等を活かした新しいサービス等の共同開発・展開に向けて検討を進め、両社の事業競争力の強化・収益力向上を目指す。
2 .業務提携の内容
a .住友生命によるアリコジャパンの「ガン保険」販売:住友生命は自社の営業職員チャネル約4万名を通じて、自社の商品に加えてアリコジャパンのガン保険も販売する。これにより、住友生命は多様化する顧客ニーズに対するスピーディーかつ効率的な商品ラインナップの拡充を実現し、最適・最新の保障を提供する。またアリコジャパンは、住友生命の営業職員チャネルを通じ、より多くの顧客にガン保険とそれに付随するサービスをご提供していく。
b .新しいお客さまサービス等の共同開発・展開:両社が共同で実施できる顧客サービス等の開発・展開を検討する。
c .その他両社が合意する業務:多様化するニーズに応えるため、両社で取組んでいく広範囲な提携
業務を検討する。
3 .業務提携の検討:今後、両社で提携委員会を設置し、提携推進とともに各分野における検討内容を具体化し、顧客サービスの向上に努めていく。
<住友生命によるアリコジャパンの「ガン保険」販売について>
〈基本スキーム〉
 住友生命は経営資源の有効活用の観点から、アリコジャパンより募集代理・事務代行の委託を受ける。これに伴い、住友生命の営業職員等の販売チャネル約4万名を通じ、10月から発売している自社の新医療保険「ドクターOK」を含めた商品ラインナップに、アリコジャパンのガン保険を加え「介護と医療のスミセイ」運営の一層の強化に取り組む。なお、アリコジャパンのガン保険販売にあたっては、アリコジャパンが多様な販売チャネルの展開により培ってきた販売・事務等のインフラを有効に活用し、12月28日から販売を開始する予定。
〈販売商品〉
 アリコジャパンのガン保険「終身ガン保険(2001)、ガン保険(2001)」を住友生命用にカスタマイズし、「住友生命のサポートプラン(終身タイプ・定期タイプ)」のネーミングで販売する。


●長崎県消防学校に救急救命関係資機材贈る(04年9月14日)
 長崎コールセンター立地2周年を記念して、救急救命関係資機材(救急救命士訓練用人形「高度救急処置シミュレータU型 SAVEMAN 一式」)を長崎県消防学校に贈呈。同社では、昨年も日本での営業開始30周年を機に、東京都内の消防関係機関に救急救命士育成のための訓練機材を贈呈しているが、同社は02年7月にテレマーケティングオフィス(コールセンター)を長崎に開設、03年4月には、本社機能の一部である顧客サービスの拠点を長崎に移転した。現在、同社にとって、長崎は東京の本部に次ぐ業務の中核地域であり、今後も地域の役に立てるような社会貢献活動を行っていく考え。

●職員・一般代理店扱いの変額年金新商品を発売(04年8月13日)
 変額個人年金保険「北斗七星U」(変額個人年金保険2004)を8月16日より発売。新商品は特別勘定に「米国REIT型」を加えたほか、被保険者の死亡の際に遺族が死亡給付金や死亡一時金を年金として受け取れる特約を追加したもので、営業職員及び保険代理店(銀行窓販を除く)が取り扱う。
<商品の特長>
▽多彩な特別勘定:契約者自身が11本の特別勘定(7本の個別資産型と複数の資産クラスを組み合わせた4本のバランス型)の中から自由に組み合わせてポートフォリオを構築でき、年間15回までなら無料で積立金の移転も可能。
▽契約後は月々1万円からの積立も可:積立金は、一時払(75歳までは、最低50万円から)に加えて、月々1万円からの規則的増額(ただし払込期間10年以上15年未満の場合は最低5万円)や任意の増額をすることにより年金資産を築くことができる。また、規則的及び任意の減額もできる。
▽年金支払開始日の繰延べ:据置期間の途中で積立金を一般勘定に振り替えて運用することもできる(安定運用への切り替え。ただし契約日から5年経過後から取扱う)。
▽多彩な年金受取方法:一括受取の他、確定年金、保証期間付終身年金、保証期間付夫婦年金、また年金原資額の支払いが保証されている保証金額付終身年金がある。
▽年金支払特約及び継続年金:年金支払特約を付加した場合、死亡給付金・死亡一時金を年金として受け取ることができる。また、年金支払期間中に死亡一時金を支払う場合には、死亡一時金に代えて残余年金支払期間中または残余保証期間中、継続して年金を受け取ることもできる(継続年金)。
▽死亡給付金・災害死亡給付金:被保険者の死亡時、積立金相当額または一時払保険料相当額のいずれか高い金額を死亡給付金として支払う。また、不慮の事故等による死亡の場合には、積立金の1.1倍相当額または一時払保険料相当額のいずれか高い金額を災害死亡給付金として支払う。

●AIG上半期業績:純利益30.4%増に(04年7月29日)
 <04 年7 月22 日(ニューヨークAIG本社発表>04 年第2 四半期の純利益が前年同期の22.8億ドル(一株当たり0.87 ドル)から25.7 %増加し、28.6 億ドル(一株当たり1.09 ドル)に達したと発表した。第2 四半期の実現キャピタル・ゲイン(ロス)調整前の純利益は、前年同期の25.2 億ドル(一株当たり0.96 ドル)に対し、19.2 %増加し30 億ドル(一株当たり1.14 ドル)となった。
 04 年上半期の純利益は、前年上半期の42.3 億ドル(一株当たり1.61 ドル)から30.4 %増加し、55.2 億ドル(一株当たり210 ドル)となった。04 年上半期の実現キャピタル・ゲイン(ロス)および会計方針の変更による累積的影響額の調整前の純利益は、前年上半期の48.9 億ドル(一株当たり1.86 ドル)から19.5%増加し、58.4 億ドル(一株当たり2.22 ドル)に。
<モーリス・R ・グリーンバーグ会長のコメント>
 04 年第2 四半期、AIG は損害保険事業全体ならびに米国外生命保険事業とリタイヤメント・サービス事業の業績をはじめとして、全体的に素晴らしい結果を達成した。
 第2 四半期、日本の損保事業は経済回復が当社の成果に貢献した。特に成長目覚しい企業向けおよび個人向けの傷害保険分野が当期の業績に大きく寄与した。日本の生保事業では、AIG エジソン生命の当社生保事業への統合が順調に進んだ。AIG スター生命は新商品の導入ならびに営業基盤の拡充により、初年度収入保険料を伸ばすとともに、効果的に保有契約の保持を進めていることから利益を得ている。日本での年金事業は商品の刷新ならびにパッケージ力、およびAIG 各社の強固な財務力に裏づけされた高い信頼性のおかげで急速に伸びている。さらに、銀行窓販、職域営業、ダイレクト・マーケティングおよび強力な代理店や営業職員チャネルを含めた、AIG の多様な販売チャネルが、今後の成長のための堅固な基盤となっている。


●がん保険のオンライン契約開始(04年7月29日)
 7月30日より通販サイト「アリコジャパン・ドット・コム」(www.alicojapan.com)で、ガン保険のオンライン契約の取り扱いを開始。保険申込手続の完全オンライン化により、郵送でのパンフレット・申込書等の取り寄せや、申込書・告知書など書面の記入・返送などが一切不要。原則365日24時間、いつでも申込手続が可能となる。クレジットカード、銀行口座からの保険料払込手続も同時にインターネットで完結する。
 なお、このサービスの利用可能者は、三井住友カードの個人本会員(VISA、マスターカード)でインターネットサービス『Vpass(ブイパス)』利用者、ジェーシービーのインターネット総合サービス「MyJCB(マイジェーシービー)」に登録の本会員、及びジャパンネット銀行の口座を持つ人。今後、提携機関の拡大に伴い、利用者の範囲を順次拡大する予定。すでに「医療保険オンライン契約サービス」を03年10月8日から取り扱っている。

●無選択型傷害保険を発売(04年7月1日)
 7月2日より簡便な手続きで加入できる傷害保険「傷害保険(無選択型)>」をシニア向けに発売。これまで終身保険、医療保険で診査・告知書を無くして簡便に加入できるシニア向け商品を販売しているが、今回そのラインアップに傷害保険を加えた。高齢者に多い骨折等のケガの保障、高齢者の海外旅行、社会活動への参加、趣味のスポーツなどに伴うケガの保障ニーズに対応した商品。これまで、無選択型の保険商品を通信販売してきたが、新商品は販売チャネルを対面販売にも拡大して取り扱う。
<新商品の主な特徴>
▽満50〜85歳のシニア層向けに販売する。
▽申込書のみで加入できる。
▽骨折などの場合、最高で200万円を一括して支払う。
▽交通事故の場合、倍額を保障(特定損傷治療一時金、災害死亡保険金) 。
▽ケガで入院の場合1泊2日から入院給付金を支払う。

●特別勘定など機能拡充、変額年金リニューアル(04年6月30日)
 投資型年金「プラチナライフ アヴァンセ」(正式名称:変額個人年金保険(災害20%加算型 2004))を7月1日より窓販開始。従来、「プラチナ ライフ」の名称で販売していた変額個人年金保険(災害20%加算型)の特別勘定ラインアップに「VA米国REIT型」を加えたほか、遺族が死亡給付金や死亡一時金を年金として受け取ることが出来る特約を追加したもの。また、みずほ銀行専用商品として特別勘定4本タイプのものを「プラチナ ストーリー」の商品名で、7月1日より販売を開始。
<商品の特長>
▽多彩な特別勘定:11本の特別勘定の中から自由に組み合わせてポートフォリオを構築でき、年間15回までなら無料で積立金の移転も可能。また、複数の資産クラスをバランスよく組み合わせた"年金バランス型特別勘定"も設定。
▽月々1万円からの積立:積立金は一時払 (〜75歳までは最低50万円から) の他、月々1万円からの規則的増額 (但し、払込期間10年以上15年未満の場合は最低5万円) や任意の増額で年金資産を築くことができる。反対に、規則的及び任意の減額もできる。
▽年金支払開始日の繰延べ:据置期間の途中で積立金を一般勘定に振り替えて運用することもできる(安定運用への切り替え。但し契約日から5年経過後)。
▽多彩な年金受取方法:一括受取の他、確定年金、保証期間付終身年金、保証期間付夫婦年金、また年金原資額が保証されている保証金額付終身年金がある。
▽死亡給付金・災害死亡給付金:積立金相当額または一時払保険料相当額のいずれか高い金額を死亡給付金として支払う。また、不慮の事故等で死亡した場合、災害死亡給付金として一時払保険料の20%相当額を死亡給付金に加えて支払う。
▽一時払保険料の規則的増額特約を付加した場合、最短の払込期間を従来の15年から10年に短縮する(払込期間が10年以上15年未満の場合の月々の最低払込額は5万円)。
▽複数の特別勘定を1つの特別勘定群と定め、同じ特別勘定群の中で自由に積立金を移動させることができる。

●米ドル建利率変動型養老保険を発売(04年6月29日)
 7月1日から「積立利率変動型養老保険(貯蓄重視型・米国通貨建)」を発売。主に米国の公社債を中心とする米ドル建債券で積立金の運用を行い、米国の経済状況を反映した運用成果が期待できる。運用成果の還元先の多くを積立金に絞り、貯蓄性を重視した仕組みとすることで、貯蓄ニーズの高い顧客層の要望に応える。
<積立利率変動型養老保険(貯蓄重視型・米国通貨建)の主な特徴>
1.積立利率は、年3%を最低保証。積立金の運用は主に米国の公社債を中心とする米ドル建債券で行う。
米国の経済状況を反映した運用成果の還元が期待できます。
2.満期時に満期保険金を、万一、保険期間中に死亡した場合は死亡保険金(高度障害状態の場合は高度障害保険金)が受け取れる。基本保険金額(死亡・高度障害保険金額・満期保険金額)は最低保証される。資産の運用実績により、積立金が基本保険金額を上回ったときに保険金額が増加する仕組み。
3.解約返戻金の一定の範囲内の契約者貸付により、不意の資金ニーズに対応できる。
4.保険料の払込は日本円で行うこともできる。     

●3月期決算:保有14.6%増、収保等133.6%増(04年5月28日)
 04年3月期決算を発表。個人保険では、通信販売の積極的な拡大も一因として、終身医療保険、無事故給付金付医療保険、平準定期保険等が件数・金額ともに大きく伸展。個人年金保険は、米ドル・ユーロ建による外貨建個人年金保険を新たに発売したこともあり、外貨建個人年金窓販が前年度比10倍を超す新契約件数・金額となったことなどから、個人保険・個人年金の新契約高は前年同期比54.5%増の3兆6182億円、保有契約高は14.6%増の16兆8000億円。団体保険の新契約高は4.2%減の3962億円、保有契約高は8.0%増の2兆2872億円。
 収支面では、経常収益は126.8%増の1兆5079億円で、うち保険料等収入が一時払年金窓販トップシェアを反映して133.6%増の1兆4001億円と1兆円を突破(年金窓販の累計保険料収入は7900億円)、資産運用収益も65.2%増の1053億円などとなり、経常利益は25.4%増の198億円。基礎利益は27.1%増の122億円。資産面では、総資産は54.2%増の2兆8394億円。ソルベンシーマージン比率は4.2ポイント低下し1148.7%。


●逓増定期保険「初期低解約返戻金型」を発売(04年5月12日)
 5月12日より経営者向け商品として逓増定期保険[初期低解約返戻金型]を発売。
 逓増定期保険[初期低解約返戻金型]は、加入後一定期間経過した後に、保険料は一定のまま保険金額が複利で逓増。また、保険金額が逓増開始する時期を選択できることから、事業の発展とともに年々重くなっていく経営者の責任やリスクに応じた保障額が準備できる。万一のことが起こったときの事業保障資金の準備やご勇退時の資金準備などの資金ニーズに活用できる。
<逓増定期保険[初期低解約返戻金型]の主な特長>
▽一定期間経過後、基本保険金額の5倍まで年50%複利で逓増する。保険期間を前・後期で区分し、前期期間は0%・後期期間は50%複利で逓増する。前期期間は、ニ−ズに応じて5・7・10・15年から選べる。
▽死亡・高度障害保険金を事業保障資金、死亡退職金や弔慰金として活用できる。
▽キャッシュバリュ−(解約返戻金)を勇退時の退職慰労金等の財源に有効活用できる。
▽保険契約者貸付を受けることができる。
 

●無事故ボーナス付終身医療保険を発売(04年4月30日)
 無事故ボーナス付の終身医療保険を2004年5月2日より販売開始。無事故ボーナス付の終身医療保険は、従来より販売している終身医療保険に新発売の無事故給付特約を付加した商品。
 無事故給付特約は、主契約(終身医療保険)から入院給付金を支払うことなくこの特約の保険期間である10年もしくは5年を満了した場合に無事故ボーナス(無事故給付金)を支払うもの。また、主契約の入院給付金が支払われたことによりその特約保険期間に対する無事故ボーナスを支払えなくなった場合は、その後の無事故給付特約の保険料の払込みが不要となる。なお、通信販売では、「いっしょうおまかせ入院保険」の名称で販売。
<商品の主な特長>
▽入院をしてもしなくても必ず給付金が受取れる(入院した場合は入院給付金、入院しなかった場合は無事故ボーナスが受け取れる)。
▽無事故の場合、10年(5年)ごとにボーナスが受取れる(無事故とは特約の保険期間の満了日に被保険者が生存して、かつ、この特約保険期間中に主契約(終身医療保険)の入院給付金が支払われなかった場合)。
▽主契約の入院給付金が支払われたことにより無事故ボーナスが受取れなくなった場合は、その後の無事故給付特約の保険料は、特約の払込期間満了まで不要となる。
▽主契約、無事故給付特約についても更新ごとに保険料が上がることはない(更新時に特約保険期間の変更等がない場合)。

●カード会社のHPで医療保険契約受付(04年4月1日)
 4月2日から、JCBと三井住友カードのホームページ上で、医療保険を完全ペーパーレスで契約可能とする「インターネット申し込みサービス」の受け付けを開始。クレジットカード会社のウェブサイトにおける生保会社の医療保険オンライン契約受け付けサービス取り扱いは日本初。
 このサービスは、JCBと三井住友VISAカードのインターネットサービス登録会員(JCBは「My JCB(マイジェーシービー)」)、三井住友VISAカードは「Vp@ssClub(ブイパスクラブ)」)を対象に、それぞれ自社ホームページにおいて、医療保険(引受保険会社アリコジャパン)オンライン契約受け付けサービスを取り扱いもの。保険料の払い込みは、クレジットカードでの引き落とし。
 医療保険申し込み手続きのオンライン化は、カード会社が本人認証機能を開発することにより実現可能となったもので、会員に、@郵送での保険パンフレットの事前取り寄せや、申込書・告知書など書面の記入・返送などが一切不要、A原則365日24時間いつでも申し込み手続きが可能、Bインターネットでの申し込み手続き日から保障開始(申し込み受け付け後の引受承諾の場合)、Cクレジットカードによる保険料払い込み手続きも同時にインターネットで完結、D保険料に応じて各社のポイントがたまる−−といったメリットを提供。
 今後は、がん保険や会員向専用保険商品の追加取り扱いを行うとともに、ニーズに合った各種サービスの充実を図る方針。


●米国AIG本社、03年の純利益68%増(2004年2月17日)
 米国AIC本社は03年通年の純利益が前年度の55.2億ドルから68%増加し、過去最高の92.7 億ドルに達した。
 03 年通年の実現キャピタルゲイン(ロス)および会計方針の変更による累積的影響額の調整前の純利益は前年度から43.6%増加し、102.2億ドルとなった。03年第4四半期の純利益は、前年同期が1億380 万ドルの損失であったのに対し、過去最高の27.1 億ドルとなった。実現キャピタルゲイン(ロス)および会計方針の変更による累積的影響額の調整前の03年第4四半期の純利益は、前年同期の5億3750 万ド
ルに対し27.5 億ドルとなった。02年第4四半期および通年の結果には、税引後で正味18 億ドルの損害保険準備金が含まれている。
 03年通年の法人所得税、少数株主持分、会計方針の変更による累積的影響および税引前実現キヤピタルゲイン(ロス)調整前の純利益は、前年度から45%増加し153.4億ドルとなった。また03年第4四半期の法人所得税、少数株主持分、会計方針の変更による累積的影響および税引前実現キャピタルゲイン(ロス)調整前の純利益は、前年同期の6億7160 万ドルに対し、41.4億ドルとなった。

●SARS、痘瘡を災害死亡扱いに追加(04年1月20日)
 1月20日付で、災害死亡関係の支払い対象に「重症急性呼吸器症候群(SARS)」「痘瘡」を追加。「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(感染症法)が03年11月5日に改正され、同法に定める一類感染症にこれら二つの疾病が追加されたことに伴い、商品改定したもの。なお、新契約だけでなく、既契約についても適用。改定に伴う保険料の変更や契約内容変更の手続きの必要はない。
 従来の対象疾患はエボラ出血熱、クリミア・コンゴ出血熱、ペスト、マールブルグ病、ラッサ熱、急性灰白髄炎、コレラ、細菌性赤痢、ジフテリア、腸チフス、パラチフス、腸管出血性大腸菌感染症だった。
 対象商品(04年1月20日現在)は次の通り。
[個人保険(主契約)]弱体者終身保険、積立利率変動型個人年金保険(米国通貨)、終身保険(無選択型)、変額個人年金保険(災害10%加算型)、夫婦終身保険(無選択型)、変額個人年金保険(災害20%加算型)、生存給付金付終身保険(無選択型)、最低保証付変額生存年金保険、変額個人年金保険、積立利率変動型個人年金保険(災害10%加算型、米国通貨)、長期傷害保険、積立利率変動型個人年金保険(米ドル・ユーロ建)、貯蓄保険(H2)、家族保険
[個人保険(特約)]ファミリー特約、災害死亡給付特約(M型・無選択型含む)、夫婦災害死亡給付特約(無選択型)、災害保障付学資積立特約、新災害保障特約、家族長期傷害特約、傷害特約(M型含む)、終身死亡給付特約
[団体保険(特約)]団体定期保険災害保障特約(S51)、無配当団体定期保険災害保障特約、団体定期保険災害割増特約(S51)、無配当団体定期保険災害割増特約、団体定期保険傷害特約(S51)、無配当団体定期保険傷害特約、団体定期保険こども災害保障特約、無配当団体定期保険こども災害保障特約、団体定期保険こども災害割増特約、無配当団体定期保険こども災害割増特約、団体定期保険こども傷害特約、無配当団体定期保険こども傷害特約
 なお、保険金削減支払い法、特定部位不担保法等の特別条件において、削減または不担保の適用対象外となる感染症の範囲にも、上記2疾患を追加。


●終身医療保険に終身死亡給付特約新設(03年12月26日)
 終身医療保険に付加できる終身死亡給付特約を04年1月2日より発売。新商品は保険期間が終身の死亡保障の特約で、災害死亡時には死亡保障額が倍額になる。また、終身死亡給付特約には解約返戻金があり一定の貯蓄機能もある。
 同社では、99年5月より、死亡保障と解約返戻金をなくして保険料を安くした終身医療保険を日本で初めて発売、この終身医療保険は現在、同社主力商品の一つになっているが、今般、一生涯の医療保障に死亡保障もあわせて備えたいというニーズや、掛捨ての医療保険に抵抗感がある人の要望に応えるため、新特約を発売する。新特約の発売により、終身医療保険と終身死亡給付特約(終身保障100万円・200万円コース)のセットプラン「Duotone」(デュオトーン)を新設。
<新商品の特徴>
▽不慮の事故、所定の感染症による死亡・高度障害状態には普通死亡時の2倍の保険金を支払う。
▽告知書扱いで加入できる。
▽経過期間に応じた解約返戻金がある。
<月払特約保険料例>
保険料払込期間60歳払済、特約保険金額100万円につき:40歳男性3686円、40歳女性3363円

●ケナック氏がAIG本社bQに昇任(03年12月8日)
 AIGカンパニーズは04年1月1日付役員人事を発表。ドナルド・P・ケナック日本・韓国地域社長兼CEOが米国AIG本社副会長兼共同COOに昇任。同役位のマーティン・J・サリバン氏とともに、グリーンバーグ会長に次ぐbQとなる。後任の日本・韓国地域社長兼CEOにはロバート・W・クライド同地域リージョナル・バイスプレジデント兼COOが昇任。日本の生保部門はアリコジャパン、AIGスター生命社長、AIGエジソン生命会長を歴任した戸國靖器氏が統括するもよう。

●上半期業績:保険料等収入105.6%増に(03年11月27日)
 03年度上半期業績を発表。保険成績は、個人保険・年金の新契約高は前年同期比48.9%増の1兆8445億円、保有契約高は11.1%増の17兆8164億円。団体保険の新契約高は10.4%減の1756億円、保有契約高は11.7%増の2兆2326億円。収支面では、経常収益は98.9%増の5914億円で、保険料等収入が105.6%増の5393億円、資産運用収益が50.9%増の497億円などとなり、経常収支残高は187億円余。基礎利益は18.3%増の95億円余。総資産は前年同期比30.4%増の2兆1679億円。ソルベンシーマージン比率は189.3ポイント低下し979.8%。

●公的介護補完の新介護保険を発売(03年11月19日)
 シンプルな保障に絞った新しい介護保険「スマイルケア」を12月2日より発売。これまでの複雑で細分化した給付金の分類を、@介護初期給付金、A介護追加給付金、B死亡保険金の3種類に集約し、保険料も手頃に。また、日本で初めて、65歳未満の被保険者に対して公的介護保険の対象とならない傷病の場合に厚い保障(介護給付金5倍)を提供する特則をオプションで設けた。
 保険期間は終身、契約は口数単位。告知書扱いで、70歳まで加入可。介護状態の判定にはADL(日常生活動作)障害指数を採用し、ADL障害指数270点(公的介護保険認定・要介護3程度)以上の介護状態から給付。介護追加給付金は、ニーズに合わせて支払回数(3・5・10回)を選択できる。
保険料払込期間中に、介護初期給付金・介護追加給付金が支払われた場合はその後1年間の保険料の支払いを免除

●医療保険のネット完結サービス開始(03年10月7日)
 クレジットカード会社・銀行との提携により、インターネット上で本人認証ができる仕組み考案、それを利用することで、インターネット保険申し込み完結サービスの取り扱い認可を金融庁から取得し、 10月8日から通販サイト「アリコジャパン・ドット・コム」(http://www.alicojapan.com)で「インターネットによる医療保険申し込み完結サービス」を開始。インターネットで保険申し込み手続を完結する取り扱いは、生保会社としては日本初。
 申し込み手続きの完全オンライン化により、郵送でのパンフレット・申込書等の取り寄せや、申込書・告知書など書面の記入・返送などが一切不要となり、原則365日24時間いつでも申込手続きが可能。また、クレジットカード、銀行口座からの保険料払込手続きも同時にインターネットで完結。インターネットでの申込手続日から保障開始となる(申込受付後の引受承諾の場合)。
《取扱対象商品》
「てごろでがっちり入院保険」「新入院保険」「新よくばり保険」「よくばり保険60」「女性にやさしい入院保険」「医療保険マイプランサーチ」(定期タイプ約8000プラン)
《利用可能顧客》
▽三井住友カード:インターネットサービスVp@ssClub登録個人本会員(VISA・MasterCard)
▽ジャパンネット銀行:口座保有顧客
▽JCBカード:インターネットサービスMyJCB登録個人本会員
 今後、提携機関の拡大に伴い、サービス利用可能顧客の範囲は順次拡大、また、ガン保険など取扱範囲も拡大される予定。


●ユニバーサル保険発売(03年10月6日)
 10月7日から、顧客のニーズに合わせて保険金・保険料・保険期間を自由に設計できる新型の保険、「ISユニバーサル保険」(積立利率変動型保障期間自由設計保険)を発売。保険期間の変更により保障内容を自在に設計できる保険は日本初。家計やライフスタイルに応じて保障内容の見直しが随時できるほか、積立金により効率的な資産形成ができ、加入後も顧客の要望に合わせた保障に柔軟に変化する。同社の営業職員、代理店のコンサルティングによる対面販売。
《商品の特徴》
▽ライフプランに応じた自由な保障設計ができるので、一生涯の保障がこの保険でカバーできる。保険金額・保険料・保険期間のうち、いずれか二つの条件を自由に設定することができ、従来にないきめ細かで柔軟な保障設計が可能(保険期間は最低10年が必要)。
▽計画的な資産形成に役立つ資産運用機能を備えており、積立金に付利する積立利率は年1.5%を最低保証。金融環境により積立利率の上昇が期待でき、それに伴い積立金の増加も期待できる。余剰資金等を任意保険料(一時払込保険料)として払い込むことができ、通常の保険料に加え積立金を積み増すことが可能。
▽積立金は、取り崩して一時金や年金として受け取るなど自在に活用できる。
▽保険料払い込みの自在性により柔軟な保険料設定が可能で、基本保険金額を変えずに保険料のみの変更(増減)ができる。保険期間中に、保険料払い込みの停止および再開ができ、積立金を定期的に取り崩すことにより、この保険の特約保険料を払い込める。
 さらに、来春からはこの保険の積立金を他の契約の保険料に充当する取り扱いも開始。保険契約指定特約を付加することで、この保険の保険料と契約者が同一の他の保険(指定契約)の保険料を、毎回合算して払い込むことができるようになる。また、指定契約の保険料を定期的に取り崩すことにより払い込むことも可能。指定契約の保険料に応じた金額を、この保険の積立金にプラスαとして積み増す「特別積立金制度」がある(保険契約指定特約で指定契約を登録して払い込みを行った場合)。


●複数外貨運用の個人年金発売(03年9月19日)
 10月1日から、日本初の複数外貨で運用できるドル・ユーロ建の個人年金保険「レグルスII」(積立利率変動型個人年金保険〈米ドル・ユーロ建〉)を発売。二つの通貨を選べるという特徴に加えて、積立開始後に両通貨間での積立金の移転ができるという特徴があり、この機能により、将来、世界情勢の変化などで通貨を変更したい場合にも柔軟に対応できる。販売は当初、同社の営業職員、代理店および東京三菱銀行と三菱信託銀行で行う(同社営業職員・代理店で販売する際の商品名は「レグルスII」、両銀行で販売する際の商品名は「アトランティック」)。
 積立利率は市場金利動向に応じて毎月2回設定され、積立利率保証期間中固定(0.5%を下回ることはない)。10月1〜15日までの契約に適用される積立利率は、保証期間7年米ドル建年2.5%程度(ユーロ建2.2%程度)、保証期間10年米ドル建で年3.0%程度(ユーロ建2.5%程度)。据置期間10年の契約には、ボーナス利率として初年度の積立利率を1.0%上乗せする。年金支払い開始の繰り延べも可能で、災害死亡時には死亡時積立金の110%を支払う。
《取り扱い概要》
 健康告知不要で、満80歳まで最高500万ドル(ユーロは米ドル換算)まで加入でき、年金支払い開始までの据置期間は7年または10年で、最長40年(かつ90歳)まで延長できる。保険料の払い込みは円または米ドル・ユーロでの振込による一時払のみ。全額積立金に投入されて積立利率が付利される。受け取り・支払いは円でも米ドル、ユーロでも可能(死亡給付金・災害死亡給付金除く)。年金種類は、確定年金、保証期間付終身年金、保証期間付夫婦年金、保証金額付終身年金から選択できるほか、一括受け取りも選択可能。


●AIGエジソン生命、新社長に片岡氏(03年9月1日)
 8月29日にAIGIがGEエジソン生命と米国GEの自動車・火災保険事業会社の全株式を取得。これに伴い、同日S&PはGEエジソン生命をAA−からAAAに格上げ。今後、新社名をAIGエジソン生命保険株式会社に変更する予定。AIGは同日付でエジソン生命の新経営陣を選任。片岡一則氏(AIG株式会社執行役員兼生命保険部門担当、プロダクト・デベロップメント・オフィサー)が代表取締役社長に、戸國靖器氏(AIGスター生命取締役会長兼任)が代表取締役会長に就任。
<新経営陣>
▽代表取締役社長:片岡一則、▽代表取締役会長:戸國靖器、▽取締役副会長:石坂恭博、▽取締役:笠原孝之、小林保(エイジェンシー営業本部長)、福里通陽(セールス・オペレーション担当)、神戸博幸(マーケティング担当)、神澤俊介(金融機関営業本部長)、西依雄二(数理部長)、長嶋ひろみ人事部長)、▽エグゼクティブ・オペレーティング・オフィサー:二見通(オペレーション担当)、マーク・ロス(情報システム担当)、サミエル・マクドナルド(財務・運用担当)、本庄暢夫(団体保険担当)、湊谷恵雄(セールス・オペレーション担当)、本間正浩(法務担当)、吉川憲一(フィールドセールスサポート担当)、関谷和樹(クオリティ担当)

<会社概要>
▽新会社名:AIGエジソン生命保険株式会社
▽代表取締役社長:片岡一則
▽本社所在地:〒150-8674 東 京都渋谷区道玄坂1-12-1
▽営業開始日:1998 年4 月1 日
▽資本金:665 億900 万円
▽収入保険料:3077 億円 (02 年度)
▽総資産:2兆3149 億円 (03 年3 月31 日現在)
▽社員数:営業社員4699 名、内務社員1453 名 (03 年8 月1 日現在)

●AIG、GEがM&A公式発表(03年6月26日)
 AIGとGEは6月26日、日本のGEエジソン生命と米国のGE損保部門(自動車保険、ホームオーナーズ分野)をAIGが買収することで合意。AIGグリーンバーグ会長も来日、詰めの交渉を行った。買収金額は21〜22億ドルで、9月末ないし03年中に完了予定。当面、株式譲渡以外でエジソン生命の体制に大きな変化はないもようで、AIGのドナルド・P・ケナック日本・韓国地域CEOも本紙に対し、「日本の生保市場の将来は明るい。エジソン生命はAIG傘下生保会社とビジネスモデルが相違する部分・重複する部分があるが、規模を追求するつもりはなく、不経済な合併は考えていない」と述べた。また、グリーンバーグ会長は「世界第2位の日本市場でAIGのプレゼンスが拡大する重要な機会となる。AIGスター生命、アリコジャパンにエジソン生命が参加することで外資系生保のリーダーとなり、かつ強固な販売体制が得られる」とコメント。

●AIG、GEエジソン生命を買収(03年6月25日)
 <25日付日経新聞の報道より>米保険大手のAIGは25日、米GEグループの日本の中核生保会社であるGEエジソン生命保険(旧東邦生命保険)を買収する方向で最終調整に入った。9月末までに全株式を取得する予定。GEの米自動車保険・火災保険部門も併せて買い取る。買収金額は合計3000億円前後の見通し。買収でAIGの日本での生保部門の保険料収入は年間約1兆1000億円と国内六位に浮上、大手に匹敵する規模となる。
 日本で積極的な買収戦略を続けてきたGEの保険部門撤退で、日本に相次ぎ進出した外資系保険会社の優勝劣敗が鮮明になり、再編の引き金になる可能性もある。AIGは週内にもGE側と合意し、買収を正式に発表する見通し。早ければ9月末までの株式取得を目指し、遅くとも年内には買収を完了する。
 AIG傘下の日本の生保会社は1973年に営業を始めたアリコジャパン、2000年に破たんした千代田生命保険を買収したAIGスター生命保険に続き3社目。保険料収入(生保事業)は現在約8000億円。買収で国内八位から六位になる。
※<本紙>AIG、GEエジソン両社は26、27日にも会見し公式発表するもよう。破綻した旧東邦生命の受け皿会社として、GEエジソン生命の経営は00年3月開業以来僅か3年余に止まった。同社は契約者保護機構から3663億円の資金援助を受けており、短期間での売却には国内生保業界から早くも批判が出ている。


●3月期決算:新契約高5.8%増、保有契約高7.4%増(2003年5月30日)
 03年3月期決算概況を発表。保険成績は、個人保険・年金の新契約高は前年同期比5.8%増の2兆3413億円、保有契約高は7.4%増の14兆6549億円。団体保険の新契約高は24.5%増で4137億円、保有契約高は4.8%増の2兆1175億円。収益面では、経常収益は16.4%増の6650億円、うち保険料等収入は18.1%増の5992億円、資産運用収益は1.9%増の637億円、経常利益は36.9%減の157億円、基礎利益は60.5%減の96億円。総資産は15.6%増の1兆8415億円余。ソルベンシーマージン比率は82.4ポイント低下して1152.9%。

●米国優先証券オープン、広島銀行で販売開始(03年5月6日)
 AIG投信投資顧問が新ファンド「AIG米国優先証券オープンAコース(為替ヘッジあり)、同Bコース(為替ヘッジなし)<愛称:マイ・リゾート〜私の楽園〜>」(追加型株式投資信託/国際株式型(一般型)/毎月分配型)を広島銀行の専用ファンドとして設定。当初募集期間は5月6日から5月21日。
 「マイ・リゾート」は、マザーファンドを通じて投資する米国優先証券から受取る利息/配当等収益をもとに毎月分配を行うファンドであり、ファミリー・ファンド方式を採用することによって、将来の為替変動リスクの回避を意図した「Aコース(為替ヘッジあり)」と、将来の収益が為替変動の影響を受ける「Bコース(為替ヘッジなし)」を設定。マザーファンドの運用にあたっては、AIG投信投資顧問のグループ会社であるAIGグローバル・インベストメント・コープ(米国法人)に外貨建資産の運用に関する権限を委託する。
 投資対象となる米国の優先証券は、普通株式と債券の中間形態での資金調達手段(ハイブリッド・ファイナンス)として、90年以降、急速に市場が拡大している投資対象。優先証券には様々なストラクチャーや形態のものが発行されているが、実質発行企業にとってのメリットが、利息/配当の支払余力に結びつき、投資魅力があることから、機関投資家だけでなく個人投資家からも高い支持を得ている。
 新設する「マイ・リゾート」は、広島銀行の専用ファンドとして販売されるが、AIG投信投資顧問では昨年12月5日に同ファンドの姉妹ファンドにあたる「米国優先証券ファンド(愛称:ラストリゾート)」を設定し、5ヵ月足らずの間に170億円を超える純資産規模にまで成長してきている。

<新商品の概要>
▽ファンドの名称:愛称「マイ・リゾート(私の楽園)」= 「AIG米国優先証券オープン Aコース(為替ヘッジあり)」「AIG米国優先証券オープン Bコース(為替ヘッジなし)」
▽基本的性格:追加型株式投資信託・国際株式型(一般型)
▽ファンドの特色:@毎月決算を行い分配を行う。AAIG米国優先証券高格付マザーファンド受益証券を通じて、主として米国のハイブリッド優先証券に投資し、高水準のインカム収入の確保を目指して運用。B組入対象となる優先証券は、取得時において1つ以上の国際的格付機関(S&P社、Moody's社など)からA-またはA3格相当以上の格付を取得している銘柄および同等の信用力を有すると判断した銘柄に限定し、ファンド全体の信用リスクをコントロールする。C原則として、為替フルヘッジを行うAコース(為替ヘッジあり)と、為替ヘッジを行わないBコース(為替ヘッジなし)の2つのコースから選べる。また両コース間でのスイッチングも可能。Dマザーファンドの運用にあたっては、AIGグローバル・インベストメント・コープに外貨建資産の運用に関する権限を委託する。
▽当初募集期間:平成15年5月6日(火)から平成15年5月21日(水)まで。
▽継続募集期間:平成15年5月22日(木)から平成16年8月13日(金)まで。なお、継続募集期間は、上記期間満了前に有価証券届出書を提出することによって更新される。
▽設定日:平成15年5月22日(木)
▽申込単位:100万円以上1円単位。ただし、スイッチングによる申込単位は、1口単位。
▽申込価額:申込受付日の翌営業日の基準価額。
▽申込手数料率:申込金額100万円以上1,000万円未満=2.0%、1000万円以上1億円未満=1.5%、1億円以上10億円未満=1.0%、10億円以上=0.5%、※スイッチングの場合は一律0.5%。
▽信託期間:原則として無期限。
▽決算日:原則として毎月15日(休業日の場合は翌営業日)。
▽収益分配:毎決算時に収益分配方針に基づいて分配。
▽信託報酬:投資信託財産の純資産総額に対し年率1.25%。
▽換金単位:1口単位
▽クローズド期間:平成15年5月22日(木)から平成15年7月11日(金)まで。
▽解約価額:解約の申込受付日の翌営業日の基準価額。
▽解約代金の支払い:原則として解約の申込受付日から6営業日目に支払う。

●ローン返済支援型医療保険を発売(03年4月16日)
 金融機関がローン利用者に割安な医療保険を提供する団体保険「ローン返済支援型医療保障プラン(ローン返済支援特約付医療保障保険・団体型)」を開発。当面、中央三井信託銀行とスワン・クレジット(ソフトバンク・ファイナンスグループ)の新規発売のローン商品に、契約締結日5月1日にて同プランを採用する予定。中央三井信託銀行のローン商品名は「エグゼリーナ」で女性専用の住宅ローン。女性向けのマンション購入専用商品。スワン・クレジットのローン商品名は「ビジネスサポートローン」で個人事業主・中小企業向けの事業性ローン。
 同プランは、金融機関等を保険契約者、ローン利用者(法人の場合は代表者)を被保険者とし、ローン利用者が病気やケガによる入院をしたときに入院給付金が支払われ、返済期間中の入院リスクに備えることができる。団体保険のため、ローン利用者は簡単な告知のみで申込みができ、同種の個人保険より、割安な保険料となる。このプランを金融機関が自行・自社のローン商品に付帯することにより、ローン商品の付加価値の向上が図られる。

【「ローン返済支援型 医療保障プラン」保障内容】
入院給付金:保険期間中に継続して5日以上の入院をしたとき、入院給付金日額×(入院日数−4日)。1入院120日分限度・通算700日分限度。保険期間中の死亡に対して死亡保険金(最高100万円)を設定することもできる。別途、特約を付加することで1入院の支払限度を180日分または360日分とすることも可能。

●AIG、不動産ファンド設立(03年4月9日)
 AIGグループの不動産投資・運用・管理会社であるAIGグローバル・リアルエステイト・インベストメント・ジャパン・コープ(AIGGRE)は3月28日、不動産ファンド(AIGジャパンファンド)を設立し、4月より運用開始。初回クロージングは、主として国内の機関投資家及び事業法人から100億円の出資を確保し、来年3月までに更に出資を募り、基金総額300億円を目指す。また購入する不動産に対するノンリコースローン(融資)を金融機関から調達することで、運用資産規模1000億円程度を目指す。
 AIGジャパンファンドは、円建ての私募ファンドで、15%程度のリターンを目標としている。投資対象は、収益性のある日本国内のオフィスビルが中心であり、日本の不動産市場における専門的知識をもとに有利な条件で案件を発掘し、かつその価値を高めることができると判断する投資案件に重点をおくとしている。
 AIGグローバル・リアルエステイトは、AIGグループの不動産部門として1996年に発足し、以来総額3150億円の日本の不動産および不動産関連資産取引を実行してきた。

●米通貨建災害加算型の積立利率変動型年金を窓販(03年3月25日)
 4月1日より、ドル建ての個人年金保険「レグルス」(銀行での販売名称「シリウスプラス」。正式名称:積立利率変動型個人年金保険・災害10%加算型米国通貨建)を発売。据置期間中、積立利率1.00%を最低保証しつつ、大きな運用成果を目指すため、米国の市場金利に連動して設定される積立利率を適用して将来の年金額を確定する商品。積立利率はその保証期間毎に異なり、5年、7年、10年から選択できるほか、据置期間の延長や、通貨の選択を含めた多彩な受取方法などのフレキシビリティが特徴。さらに、長期(据置期間10年)契約には初年度ボーナス利率が適用される。なお、4月1日から4月15日までの契約に適用される積立利率は保証期間5年で年1.80%、保証期間7年で年2.31%、保証期間10年で年2.82%。同社の営業職員、代理店および金融機関で取扱う(営業職員、代理店で販売する際の商品名は「レグルス」、銀行で販売する際の商品名は「シリウスプラス」)。

<商品概要>
@満80歳まで、最高5百万ドル(円換算で5億円)まで、加入できる(健康告知不要)。
A年金支払開始までの据置期間は7年または10年。その後40年まで延長できる。
B保険料の払込は円またはUSドルでの振込による一時払いのみ。全額積立金に投入されて積立利率が付利される。
C受取・支払は円でもドルでも可能(死亡給付金・災害死亡給付金は除く)。
D年金種類4種類(確定年金、保証期間付終身年金、保証期間付夫婦年金、保証金額付終身年金)から選択できるほか、一括受取りを選択することもできる。 

<商品の特徴>
@積立利率は市場金利動向に応じて毎月2回設定され、積立利率保証期間中固定される(1.00%を下回ることはない)。
A据置期間10年の契約には、ボーナス利率として初年度の積立利率を1.00%上乗せする。
B年金支払開始の繰延べもできる。
C災害死亡時には、死亡給付金に加えて災害死亡給付金も支払う。
D解約返戻金は解約時の市場金利を反映することにより、積立金を上回ることも下回ることもある。

●AIG系生保、長崎の子会社に本社業務一部移管(03年3月12日)
 AIG スター生命とアリコジャパンは、東京本社で行ってきた事務センターなどの本社業務の一部を 3 月12 日より、順次、長崎県に新設するオペレーションセンターに移管。AIG は、AIG カスタマーサービス社とAIG カスタマーファースト社の両社を設立し、AIG スター生命、アリコジャパンそれぞれの業務を委託。
 業務内容については、AIG カスタマーサービス社が契約、保全、収納、保険金等給付などのAIG スター生命およびアリコジャパンの中核機能である事務センター業務を行い、AIG カスタマーファースト社はアリコジャパンの顧客サービス業務におけるコールセンター機能を代行。こ れまで東京本社で行っていたこれらの業務を長崎に集中させることで、大量の保険契約締結・保全などに関する事務を、一元的かつ効率的に処理することが可能になる。
 長崎県での新センター開設および新会社設立を決めた理由としては、既に昨年移転したAIG スター生命とアリコジャパンのコールセンターが順調に運営されていることや、長崎県における人材の質の高さや居住環境、県・市の助成制度などを挙げている。採 用については、2003 年度でAIG カスタマーサービス社が350 名、AIG カスタマーファースト社が170名。2004 年度は両社合わせて約200 名を予定しており、合計700 名を超える現地採用を計画している。これにより、既に進出済みのオペレーションや東京からの移転者を合わせて、AIG の長崎県での事務・コールセンターの合計要員は1000 名を超える規模となる見込み。

<新設する会社>
▽AIG カスタマーサービス 有限会社 ▽AIG カスタマーファースト有限会社
▽本社所在地: 長崎市万才町2-12 NTT コム万才ビル
▽両社代表・取締役社長:太田健自(兼AIG 株式会社常務執行役員)

●長生きするほど受取額が多くなる変額生存年金窓販(03年1月27日)
 03年1月27日より「最低保証付変額生存年金保険」(〜生存年金〜「リタイアメント ライフ」)を発売。同社では93年に日本初の長生きの生存リスクに備えるための「高齢者生存保障保険」を発売したが、「リタイアメント ライフ」は同じ仕組みを用いた、いわば「高齢者生存保障保険」の「年金版」といえるもの。当初、銀行等金融機関で窓販。
 この商品の特徴は、契約時に決められた基本年金額を最低保証しつつ(予定利率の2%を最低保証)、かつ「生存保障効果」により年金額の増額が期待できること。「生存保障効果」とは、資産運用の成果を直接契約者に還元することはもちろん、死亡・解約等により消滅した契約からの積立金の分配を受けることにより、継続する契約は年金支払開始時以降受取る年金額の増額が期待できるというもの。現在、この「生存保障効果」を用いた保険商品を販売しているのは同社のみ。
 
<新商品の特徴>
 ▽長生きするほど、より多くの年金が受取れる:運用成果および、他の消滅契約により、基本年金額へのプラスαが期待できる。資産運用は契約日から年金支払開始日前日までは特別勘定で行い、積立金は特別勘定資産の運用実績に応じて増減する。また、保険契約が死亡給付金の支払、解約その他の事由により消滅した場合には、その保険契約の積立金の全部または一部が他の有効契約に割り当てられる(生存保障効果)。
 ▽年金支払開始日に生存していた場合、基本年金額は最低保証される:実際に支払われる年金額(年金原資)は、年金支払開始日の前日末の積立金額に基づき決定する。
 ▽災害死亡時には、死亡給付金の10%を災害死亡給付金として、死亡給付金に加えて支払う。
 ▽支払保険料は、生命保険料控除枠とは別に、個人年金保険料の控除の対象となる(「個人年金保険料税制適格特約」を付加した場合)。
 ▽年金で受取る場合、4つの年金種類(確定年金、保証期間付終身年金、保証期間付夫婦年金、保証金額付終身年金)の中から選択できる。

●「こども医療保険」を発売(2002年12月2日)
 12月2日から、入院・手術・通院の基本的な医療保障に、日本で初めて子供を対象として、再生不良性貧血や胆道閉鎖症といった難病と、重篤な疾患の最終的な治療手段である臓器・骨髄の移植手術を給付事由に加えた、子供のさまざまな医療保障を総合的に提供する新商品「こども医療保険」を発売。 この保険は、子供を取り巻くリスクに対する家族への経済的なバックアップを行い、特約により学資金の積立機能を持たせ、年々高まる教育費用への備えと、両親が万一の場合の養育資金を確保することも可能にした。
《商品の特長》
  がんその他の特定疾病(悪性新生物、良性脳腫瘍、再生不良性貧血、T型糖尿病、慢性腎不全、胆道閉鎖症)の治療や臓器移植(給付対象となる臓器は、心臓・肺・肝臓・腎臓・すい臓・小腸)・骨髄移植に対して一時金(最高500万円)を支払い、病気、ケガによる継続2日以上の入院・手術・通院に加え、不慮の事故による骨折、熱傷等の治療も保障。無事故の場合、5歳、10歳、15歳および保険期間(被保険者22歳まで)満了時に無事故祝金を支払い(0歳加入の例)、5年経過後から学資給付金を支払う。学資給付金は自動的に据え置かれ、据え置き後いつでも一括引出しを可能とする等、自在性がある。また契約者が万一の際には、子供が22歳になるまでの育英年金の支払いとその後の保険料の払い込みを免除(お子さまプラン)。保険期間満了後は、告知を省略して他の医療保険に契約できる。被保険者は生後3カ月〜15歳。告知書扱いで医師の診査はない。病気の保障については責任開始の日から90日の不填補間がある(ケガの場合なし)。
《保険料例》
 子供0歳歳加入(基本パッケージ、こども医療保険料払込免除特約付)、入院給付金日額5000円、通院給付金日額2500円、手術給付金20・10・5万円(手術の種類により)、特定損傷給付金3万円(不慮の事故1回につき)、こども悪性新生物治療給付金250万円(最高)、こども特定疾病治療給付金250万円(最高)、こども臓器・骨髄移植給付金500万円(最高)、無事故祝金5万円−−の場合、月払保険料は男子2625円、女子2425円。


●上半期業績:新契約高2.5%減、保有契約高6.7%増(02年11月26日)
 02年度上半期業績を発表。保険成績は、個人保険・年金の新契約高は前年同期比2.5%減の1兆426億円。個人保険・年金の保有契約高は6.7%増の14兆335億円。団体保険の新契約高は52.3%増の1959億円、団体保険の保有契約高は6.8%増の1兆9990億円。 収支面では、経常収益は13.1%増の2973億円で、保険料等収入が10.7%増の2622億円余、資産運用収益が30.5%増の329億円余。基礎利益は33.3%減の81億円余。資産面では、総資産は前年同期比16.4%増の1兆6630億円。ソルベンシーマージン比率は144.6ポイント低下し1169.1%。
●18行で変額年金窓販(02年9月27日)
 10月1日から、金融機関窓口での保険販売に向けて開発した「ビューティフルライフ」と「プラチナライフ」の2種類の変額年金保険を発売。同時に、既存年金商品の米ドル建「積立利率変動型個人年金保険米国通貨建2002(シリウス)」も10月から金融機関窓口で販売する。
 「ビューティフルライフ」「プラチナライフ」は、投資の方針や経験などで自分に最適の運用が選べ、複数の特別勘定の中からライフプランに合わせて自由に選択できる。「ビューティフルライフ」は年金バランス型3種類と個別資産型8種類、「プラチナライフ」は年金バランス型3種類と個別資産型7種類。年金バランス型には株式の組み入れ割合により、年金バランス30(30%)・50(50%)・70(70%)がある。年金受取方法は、一括受取や4種類13通りの年金受取方法の中から顧客の事情に合わせて自由に選択できる。また、ライフプランの変化や運用状況により年金支払開始日の繰り上げ・繰り下げが可能。万一の時には一時払保険料を最低保証し、災害死亡時には一時払保険料の10%(ビューティフルライフ)または20%(プラチナライフ)を上乗せして支払う。特約を付加することで、万一の場合の最低保証額(一時払保険料)の増額も可能。
《販売予定金融機関》
▽ビューティフルライフ=三井住友銀行
▽プラチナライフ=住友信託銀行、新生銀行、HSBC、コスモ証券、大垣共立銀行、高知銀行、さくらフレンド証券、スルガ銀行、仙台銀行、百五銀行、みちのく銀行他、全12金融機関
▽シリウス=新生銀行、HSBC、大垣共立銀行、沖縄海邦銀行、高知銀行、西京銀行、滋賀銀行、スルガ銀行、仙台銀行、千葉興業銀行、新潟縣信用組合、西日本銀行、百五銀行、広島銀行、福岡シティ銀行、みちのく銀行、山口銀行他、全18金融機関


●貯蓄重視型・積立利率変動型終身保険を発売(2002年9月2日)
 9月2日から、積立利率変動型終身保険(貯蓄重視型)を発売。同社では、1997年7月に最低保証があり運用成果を増加死亡保険金と積立金に反映する仕組みを持つ「積立利率変動型終身保険」の円建てを99年2月に米ドル建てを発売し、保有・新契約高においてはトップの主力商品となっている。さらに今回、既存の保険本来の機能に加え、運用成果の還元を「積立金」に絞ることで、貯蓄性を重視した積立利率変動型終身保険(貯蓄重視型)を発売することになったもの。この仕組みの終身保険は業界初。
《商品の特徴》
 増加保険金発生の仕組みを変更することにより、従来の積立利率変動型終身保険に比べて積立利率上昇時の貯蓄効果を高めた。死亡時には、「基本保険金額」か「積立金額+(基本保険金額を上回る部分×1%)」のいずれか大きい額を支払う。予定利率ならびに最低積立利率は1.5%。保険料払込期間を3年・5年と短期にすることにより、貯蓄効果を高め、ペイオフ対策・相続税対策としても活用できる。運用状況により、10年・20年経過時に継続ボーナスが積み増しされ、特約を付加することにより年金としても受け取ることができる。
[保険料例]
 40歳加入、 保険金額1000万円 保険料払込期間3年の場合、月払保険料は男性19万7400円、女性18万4830円、年払保険料は男性228万8680円、女性214万2850円。


●第2四半期の純利益37%増(02年7月30日)
 7月25日(ニューヨーク発):AIGは2002年第2四半期の純利益が、2001年同期の13.1億ドルから37.0%増加し、18億ドルに達したと報告。また、2002年上半期の純利益も、2001年上半期の31.7億ドルから19.3%増加し、37.8億ドルとなった。2002年第2四半期の正味実現キャピタル・ゲイン(ロス)、および、2001年に実施された会計方針の変更による累積的影響、および買収、リストラクチャリングならびに関連費用を控除した修正利益は、前年同期から9.8%増加し22.1億ドルとなった。2002年上半期については、前年から10.4%増加し、43.4億ドルに。

●AIGオープンテニスに特別協賛(2002年7月15日)
 在日AIGカンパニーズは、9月30日から都内・有明で開催される「AIG OPEN 2002 」にスポンサー協賛。同大会は、1973年以来続く日本のテニス界の有力な国際大会のひとつで、アジアにおいてもトップレベルの大会。 今年の出場選手として、今年度の全英オープンテニス男子シングルスで優勝したレイトン・ヒューイット(ATP世界ランキング1位)、ファン・カルロス・フェレーロ(同8位)、カルロス・モヤ(同14位)、アランチャ・サンチェス・ヴィカリオ(WTA世界ランキング32位)選手のほか、日本からは杉山愛(WTA世界ランキング29位)選手らの参加が予定されている。今大会では元テニスプレーヤーの伊達公子さんとメアリー・ジョー・フェルナンデスさんのエキシビジョンマッチも行われる。
<AIG OPEN 2002 開催要領>
▽大会期間:本戦9月30日(月)〜10月6日(日)
▽大会会場:都内江東区有明コロシアム並びに有明テニスの森公園コート
▽ 開催種目:男子シングルス 56名・ダブルス 28組、女子シングルス 30名・ダブルス 16組
▽ エキシビジョンマッチ:10月4日(金)19時開始予定


●AIG、中国蘇州で生保事業開始(2002年7月12日)
 7月11日(ニューヨーク発)、AIGは全額出資子会社のアメリカン・インターナショナル・アシュアランス・カンパニー・リミテッド(AIA)が中国江蘇省の蘇州で全額出資による生命保険事業の認可を取得したと発表。蘇州で外資系保険会社に免許が与えられるのは、AIGが初めて。
 92年AIGは、外資系企業として初めて上海で保険の事業免許を取得後、95年には広州、99年には佛山および深センで取得した。02年5月には北京での認可も得ている。さらに、AIAの広州支店の営業所を広東省の東莞および江門に開設する認可も近く得られる予定。
 蘇州への今回の進出について、AIGのモーリス・R・グリーンバーグ会長は、「蘇州は活発な輸出と外国資本の着実な流入のある重要な商業・産業拠点であり、非常に大きな成長の可能性を秘めた魅力的な市場。AIGは中国では、事業展開している各地域に利益をもたらしつつ、事業を拡大させ成功を収めてきている。蘇州でも他の地域と同様に優れた成果を挙げるために、卓越した専門家チームを結成している」とコメント。


●シニア層向け無選択型医療保険発売(2002年6月28日)
 7月1日から、55〜80歳までのシニア層を対象にした告知書の提出が不要な医療保険を新発売。これまで同社では「たすかります入院保険」として無選択型の医療保険を業界に先駆け発売してきたが、このたび従来の商品に比べ、契約年齢範囲の拡大や更新規定の新設により最長85歳までの長期保障の提供が可能な新商品を開発。保険加入が困難な高齢者層に対して、告知書等による危険選択を行うことなく、医療保障を提供する。

<「はいれますシニア入院保険」 正式名称:医療保険(無選択型2002)の特徴>
▽満55〜80歳なら通信販売で手軽に加入できる医療保険。
▽ 告知書の提出や医師の診査が不要。
▽ 病気、ケガによる入院・手術・通院を保障。
▽1入院に対する入院給付金の支払限度は45日型、60日型がある。
▽ 保険期間は5年で、更新により最長85歳まで保障を継続することができる。
 なお、病気の保障について、責任開始の日から90日の不てん補期間がある(ケガの場合は不てん補期間はない)。疾病の責任開始日以前に発病または入院していた場合、その病気での入院・手術は保障の対象とならない。なお、従来商品(「たすかります入院保険」)の契約者は、満期時に新商品への変更特約を付加することで、新商品同様に最長で85歳までの継続保障を提供することが可能。
<保険料例>
 60歳加入、契約口数5口、入院給付金日額5千円、通院給付金日額2千5百円、手術給付金5・10・20万円(手術の種類により):月払保険料:男性 9280円、女性9050円


●変額個人年金に5特別勘定追加、計14本に(2002年6月14日)
 6月17日から、変額個人年金保険「北斗七星」に「世界債券型(円ヘッジあり)」など五つの特別勘定を追加。この結果、これまでの短期金融市場型、日本バランス型、世界債券型(円ヘッジなし)、日本株式型(大型A)、日本株式型(大型B)、日本株式型(小型株)、世界株式型、欧州株式型、米国株式型の9本に加え特別勘定は計14本となり、選択肢が広がる。

(1)「世界債券型(円ヘッジあり)」特別勘定=「世界債券型(円ヘッジ無)」特別勘定に加えて、新たに円ヘッジを行い為替変動リスクを抑えた「世界債券型(円ヘッジ有)」特別勘定を追加。
(2)「コンポジション」特別勘定=これまでの特定の資産クラスに分かれた特別勘定(日本株式型、世界株式型など)に加えて、あらかじめさまざまな資産クラスに分散して投資・運用する「コンポジション」特別勘定を追加。株式型の投資信託の組入比率に応じて、小さいほうから「コンポジション25、50、75、100」の4種類を用意。運用に際しては、AIG/サンアメリカインターナショナルファンドを中心とした投資信託を活用する。他の特別勘定と組み合わせることもできる。

《追加特別勘定の運用方針》
▽世界債券型(円ヘッジ有)=世界の債券市場(エマージング市場等を除く)で、投資適格債券に投資することにより、インカムゲインおよび一部キャピタルゲインを追求。
▽コンポジション25=資産の安定性を重視し、債券型の投資信託を中心とした資産配分を行う。株式投資信託の組入比率は25%程度を上限としたうえで、効率的な分散投資を図る。
▽コンポジション50=債券型と株式型の投資信託をバランスよく組み合わせた資産配分を行う。株式投資信託の組入比率は50%程度を上限としたうえで、効率的な分散投資を図る。
▽コンポジション75=株式型の投資信託を比較的高い比率で組み入れ、資産の長期的な成長を目指した資産配分を行う。株式投資信託の組入比率は75%程度を上限としたうえで、効率的な分散投資を図る。
▽コンポジション100=ほぼ全額株式型の投資信託を組み入れ、資産の積極的かつ長期的な成長を目指した資産配分を行う。原則として株式投資信託の組入比率は100%を上限としたうえで、効率的な分散投資を図る。


●3月期決算:新契約高2.8%増、保有契約高7.7%増に(2002年6月4日)
 新契約高は個人保険・年金が前年同期比2.8%増の2兆2130億円余、団体保険が60.9%増の3323億円余。保有契約高は個人保険・年金が7.7%増の13兆6505億円余、団体保険が18.1%増の2兆196億円余に。保険料等収入は18.3%増の4933億円余、基礎利益は6.5%減の245億円余、経常利益は20.3%減の250億円余に。総資産は25.1%増の1兆5927億円余。ソルベンシーマージン比率は92%低下して1235.3%。

●役員異動(2002年5月31日)
 6月1日付で新任役員人事。
 ▽常務執行役員 平野 哲
 同社では2002年より役員呼称を変更し、常務取締役を常務執行役員と改称。

●AIG、四半期普通株式配当11.9%アップ(2002年5月16日)
 AIGの取締役会は15日、普通株式について1株当たり4.7セントの四半期現金配当を決定。この配当は2002年9月6日現在の登録株主に対し、2002年9月20日に支払われる。普通株式の四半期現金配当において前配当の11.9%の増額に相当する。AIGの株式はニューヨーク、ロンドン、東京、パリ、スイスの各証券取引所に上場されている。
 【AIGの活動】
 時価総額世界bPのグローバル保険・金融グループ。企業向け損害保険では米国最大、生命保険でも米国トップクラスの規模。AIG傘下の各社は世界約130の国や地域で、損害保険・生命保険を多様な販売網を通じて個人・法人の顧客に提供。AIGはまた、金融サービス事業、リタイヤメントセービング事業、資産運用事業も世界で幅広く展開。金融サービス事業には航空機リースや金融商品、トレーディングやマーケットメーキング、消費者金融事業が含まれる。AIGのリタイヤメントセービング事業は全米最大規模であり、株式、債券、オルタナティブ投資、不動産を含め資産運用事業においても、個人向け・法人向けともにリーディングカンパニーとしての地位を保持している。AIGはムーディーズ社およびスタンダード&プアーズ社より最上級のトリプルAの長期債務格付けを取得している。

●米国AIGが新経営陣選任(2002年5月1日)
 AIG取締役会は5月1日付でマーティン・J・サリバン氏とエドマンド・S・W・ツェー氏を共同最高執行責任者(COO)に選任。また、サリバン氏をAIGの副会長に、ハワード・I・スミス氏を副会長兼最高財務責任者兼最高管理責任者に選出した。取締役会はフランク・G・ザーブ氏を取締役会エグゼクティブ・コミッティーの議長に任命した。ザーブ氏は全米証券業協会(National Association of Securities Dealers, Inc)ならびにナスダック・ストック・マーケット・インクの前会長であり、2001年からはAIGの取締役に就任している。
 AIGは、最も高位の上級エグゼクティブ7名で構成される"Office of the Chairman"を創設した。モーリス・M・グリーンバーグ会長以外のメンバーは、サリバン氏、ツェー氏、スミス氏、エグゼクティブ・バイスプレジデント兼日本・韓国地域社長に選出されたドナルド・P・ケナック氏、米国内損害保険事業担当エグゼクティブ・バイスプレジデントのクリスチャン・P・ムーア氏、およびエグゼクティブ・バイスプレジデント兼最高インベストメント責任者に選出されたウィン・J・ヌーガー氏から成る。
 さらに、ジェイ・S・ウィントロブおよびジョン・A・グラフの両氏を、リタイヤメント・セービング事業担当のエグゼクティブ・バイスプレジデントに、ロドニー・O・マーティン・ジュニア氏を、生命保険事業担当のエグゼクティブ・バイスプレジデントに、リチャード・W・スコット氏を投資担当シニア・バイスプレジデントに選出。
 新しい経営陣・組織の変更について、グリーンバーグ会長は「AIGは保険、金融サービスならびにリタイアメントセービングと資産運用事業を国際的に拡大し成功を収めてきている。この結果、現在のAIGは数年前と比べ格段と異なった多角的な組織へと変貌を遂げてきている。新陣営はこうした変化に対応し、今後AIGが戦略と事業計画を実行していくことのできる最強の組織となると考えている。本日発表した諸氏は、専門家として卓越した実績を有する人物であり、当社の今後の成功にとって重要な貢献をしてくれるものと確信している。また、フランク・ザーブ氏が取締役会エグゼクティブ・コミッティーの議長就任を受諾してくれたことを非常に喜ばしく思っている。ザーブ氏は、米国金融サービス業界の著名なリーダーであり、同氏の経験ならびに助言は、AIGの将来にとって大きな利点をもたらしてくれることになる」とコメント。


●長崎コールセンターを開設(2002年2月27日)
 AIGスター生命とアリコジャパンは27日、長崎コールセンターを開設。都内に従来からあるコールセンターを長崎県長崎市(住友生命ビル内)に移設するもの。長崎に開設した理由は、優れた人材の確保と長期雇用が期待でき結果的に質の高いサービスが提供できること、長崎市からのファシリテイー・通信費や賃金等の助成金制度が充実していること。また、社員の通勤の便を考慮し、オフィス環境が整備された官公庁街の一角のビルに入居。
 コールセンターの当初の業務は、AIGスター生命では、お客の問合せ対応や保全業務。アリコジャパンでは通信販売商品に関わるサービスを主に、お客からの商品や申込に関しての問合せや各種DMのフォロー業務。両社とも、中期的には従来のコールセンターの機能に加えて、お客と共に問題点を確認し、その解決方法を提案できるコンタクトセンターの役割を目指している。
 業務開始に伴い、長崎コールセンターのTSR(テレフォン・セールス・レプレゼンタティブ)はすべて現地で新規採用を行う計画。TSRの育成プログラムについては、コールセンター未経験者であってもスキルが身に付く研修カリキュラムを組み、TSRの能力に応じたキャリアアップ制度も備えている。
 2002年末にはAIGスター生命が常時150名規模、アリコジャパンが70名規模のコールセンター体制の実現を目指している。なお、アリコジャパンは東京のコールセンターも並行して運営します。
 ●AIGスター生命長崎カスタマーサービスセンター:フロア面積約1,300u、 ブース数最大約150席
 ●アリコジャパン長崎テレマーケティングセンター:フロア面積約600u、ブース数最大約70席

●変額年金のファンド拡大と新機能追加(2002年1月21日)
 21日から、変額個人年金保険「北斗七星」の特別勘定(特別勘定及び特別勘定が投資するファンド)を増やすとともに新機能を追加。
1. ファンドの追加 : 現在7つあるファンドを2つ増やし、9ファンドとする。
 最も投資ニーズの高い資産である"日本株式"において、新たに2つのファンドを追加。
 (1) 日本株式型(大型B) (副運用会社ドイチェ・アセット・マネジメント・リミテッド): 日本企業の株式及び株式関連証券に投資することにより資産の拡大を目指す。
 (2) 日本株式型(小型株) (運用委託先メリルリンチ・インベストメント・マネジャーズ) :日本の小型株式を中心に企業の収益性、成長性、安定性を総合的に勘案して選定した銘柄に分散投資する。
2. 新機能の追加、取扱い変更
 (1) 規則的増額:月々1万円から増額できる。(ただし一時払最低保険料は50万円。) :これまでは随時増額(10万円以上10万円単位)のみの取り扱いだったが、毎月決まった金額を自動的に追加投入することができるようになった。毎月の口座引き落としにより、あらかじめ定められた金額を増額保険料として充当。また、この機能を利用することにより"ドルコスト平均法"の効果が働き、運用リスクを平準化することができる。
 (2) 契約年齢、年金受取り開始年齢の拡大 :@契約年齢の範囲を現行0〜67歳から0〜74歳に拡大、A保証期間付終身年金、確定年金、保証期間付夫婦年金の年金支払開始年齢の上限を現行の75歳から85歳に引き上げる(ただし、被保険者が75歳となった契約応当日以降、毎月所定の追加純保険料を積立金より控除)。
(3) 支払い保険料を最高5億円に引き上げ:1保険契約の上限について、現行の一時払保険料2億円から5億円に引き上げ、より多額の資金を将来の準備に充てることが可能に。


●100歳までの長期平準定期保険を発売(2002年1月2日)
 2日から保険期間が100歳満了の長期平準定期保険を発売。法人・個人向け商品として開発し、高齢化社会に備え、フレキシブルに対応できる商品とした。非喫煙者でかつ一定の健康基準を満たせば保険料の割引が受けられる「優良体料率」も採用。
【主な特長】
1.「優良体料率」の採用
 非喫煙者、年齢、血圧、身長・体重の割合など一定の基準を満たすと、「優良体料率」の保険料が適用される。保険金額1500万円の場合、標準体料率に比べ優良体料率の方が男性で6.0%〜7.3%、女性で2.9%〜3.9%位安くなる。男性の場合、46〜54歳が一番割引率が高くなり、最大で47歳男性の7.3%。
2.解約返戻金の有効利用が可能
 保障期間を長期にすることにより、終身保険と同等のキャッシュバリュー(解約返戻金)が実現。まとまった資金を法人の場合は事業運転資金や退職金・弔慰金の財源等として、また、個人の場合は教育費、住居資金、年金の補完等様々な目的に利用できる。また、保障はそのままにして、<契約者貸付><保険料自動振替貸付><払済定期保険への変更>の取り扱いも可能。
3.特約の付加により、不慮の事故への保障を対応
 災害死亡給付特約・傷害特約をプラスすることにより、不慮の事故等による死亡・高度障害を80歳まで保障。主契約の保障に加えて、事故等による死亡・高度障害の場合、最大1億1000万円の保障が上乗せできる。
4.年金受取も可能
 年金支払特約を付加することにより、保険金を年金として受け取ることができる。


●初の終身保障の長期傷害保険を発売(2002年1月2日)
 2日から長期傷害保険<終身型/定期型>を発売。新商品は、生保会社アリコジャパン初の傷害保険。終身保障、保険料払込免除など独自の特色がある。
【主な特長】
1.長期保障の実現(終身保障は日本初)
傷害保険は保険期間1年の定期型が主流だが、今回開発した長期傷害保険では、保険期間10年の定期型に加えて、傷害保険において日本で初めて解約返戻金のある終身型を実現。
2.保険料の払込免除(日本初)
傷害保険で日本で初めて保険料の払込免除規定を設定。
@主契約の保険料の払込免除:主契約の被保険者が不慮の事故で障害状態2級、3級に該当した場合、次期以後の保険料の払込は免除。主契約に付加されている家族特約等のすべての特約の保険料の払込も同様に免除。
A家族特約の特別取扱い:上記@に加えて家族用の特約については、主契約の被保険者が不慮の事故で死亡または高度障害状態(1級または障害給付金支払割合100%)に該当した場合も保険料の払込が免除される。
3.災害による死亡・障害状態の保障
主契約で保障される災害死亡保険金および障害給付保険金に加えて、特約として「追加障害年金」「追加障害給付金」の2つの給付金がある。この2つの給付金は、身体に重度の障害が残った場合の「治療費や就業不能による経済的な負担」を少しでも軽減し、その後の生活を支援する目的の保障。
@追加障害年金(日本初):不慮の事故で障害給付金の支払割合が通算して100%になった場合、その事故の日から1年後の応当日より毎年追加障害年金を支払う。(生存しているとき最高で10年間10回まで)
A追加障害給付金:不慮の事故で障害給付金の支払いが通算して100%になった場合、その事故の日から180日後に生存しているとき追加障害給付金を支払う。


●オリックス生命と個人年金の販売代理で提携(2001年12月11日)
 12月12日からアリコジャパンと個人年金分野における販売代理で提携。
《販売提携の内容と背景》
 オリックス生命の通販部を統括するダイレクト事業部がアリコジャパンと販売委託契約を締結し、アリコジャパンのドル建個人年金(積立利率変動型個人年金保険〈米国通貨建〉、商品名:シリウス)の販売を行う。
 オリックス生命は法人向けの保険契約を主力としており、販売チャネルは直販営業員を持たず代理店店経由のみだったが、平成9年から通信販売型ダイレクト保険で個人市場に本格的に参入している。この個人市場を対象に、通販手法を主とする直接募集型の販売を今後も展開していくが、オリックス生命では今後消費者ニーズが急速に拡大すると思われる個人年金分野での品揃えが遅れており、とくに現状の低金利環境下では、比較的高い利回りが提供できる外貨建個人年金が魅力ある商品として期待されている。 システム費用、商品開発費等を考慮すると、自社で商品開発するよりも、他社商品の販売代理をするほうが経営効率が高いと判断、今回の販売代理となったもの。
 オリックス生命の通販の既存顧客は、一時払養老保険を主として販売してきたことから貯蓄志向が高いと思われ、一方、アリコジャパンの通販の顧客層は、医療、がん俣険を主としており保障ニーズが高いと思われ、両社の通販チャネルの顧客層は異なると考えられる。オリックス生命の有する顧客層にアリコジャパンの一時払年金商品等の資産形成型商品を販売することができれば、オリックス生命の顧客にとって、商品の選択肢広がるという意味で利便性の向上につながる。この商品は、オリックス生命では通信販売を統括するダイレクト事業部門での販売に限定し、代理店チャネルでの販売は行わない。
 問い合わせ先はオリックス生命ダイレクト事業部コールセンター(専用フリーダイヤル:0120−562−250)まで。
[シリウスの主な内容]
 ▽据え置き期間中、積立金に付利する利率(積立利率)を、その時々の金利情勢を基に定期的に更改し、将来の年金額を増加させる仕組みのUSドル建の一時払個人年金で、契約時に設定したUSドル建の年金額は確実に受け取ることができる。
 ▽保険料、解約返戻金、年金、死亡給付金など、保険に係る金銭の授受はUSドルで行われる。ただし、保険料については、保険料円入金特約を付加することにより、日本円で払い込む。
 ▽契約時の積立利率は毎月2回設定され、契約後はその利率が3年間適用される。
 ▽契約後の積立利率は、その時々の金利情勢に基づいて積立利率計算基準日に更改され、積立利率の更改に当たっては最低保証がある。
 ▽万一の場合にも保障があり、年金支払開始日前の病気死亡時には、積立金相当額を死亡給付金として受け取れる。年金支払開始日前の災害死亡時には、一時払保険料の2倍相当額を災害死亡給付金として受け取れる。
 ▽年金支払開始日以後の死亡時には未払年金の現価を受け取れる。
 ▽年金での受け取りに代えて年金原資の一括受け取りも可能。
 ▽契約年齢が20〜78歳の場合、一時払保険料30万ドルまで簡単な告知で申し込める。


●2000年度決算:個人保険保有8.9%増に(2001年6月7日)
 新契約高は個人保険2兆794億円(前年度比7.0%増)、個人年金保険726億円(同249.9%増)、団体保険2066億円(同125.6%増)。保有契約高は個人保険11兆5742億円(同8.9%増)、個人年金保険234億円(同1012.4%増)、団体保険1兆5153億円(同1.5%増)。全種目の保険料等収入は4272億円(同22.5%増)、資産運用収益は559億円(同32.3%減)、経常利益は314億円(同82.7%増)、当期未処分利益は362億円(同34.3%増)。総資産は1兆2729億円(同16.5%増)。ソルベンシーマージン比率は1327.9%。なお、基礎利益は262億円。

●AIG、エイミック投信投資顧問を100%子会社に(2001年5月24日)
 三菱信託銀行とAIGの子会社であるAIGグローバル・インベストメント・コープ(AIGGIC)は、共同事業として設立したエイミック投信投資顧問(エイミック)の出資構成につき、2001年6月29日をめどにAIGGICが三菱信託の保有株を全額取得することで合意。AIGGICが三菱信託の保有株を取得することにしたのは、2001年4月の三菱東京フィナンシャル・グループ(MTFG)設立を踏まえ出資関係の見直しを行う中、AIGが日本でのアセットマネジメントビジネスの強化を図る目的から。なお、エイミックの新会社名は、7月1日から「AIG投信投資顧問株式会社」となる予定。
 これにより、エイミックはAIGGICの100%子会社となるが、三菱信託とAIGは今後とも、投信商品の販売や受託などにより引き続きさまざまな協力を図っていく。


●AIG、第1・四半期の純利益15・2%増に(2001年5月2日)
 2001年第1・四半期の純利益が前年同期比13・8%増の15億3180万ドル、会計方針変更要素と正味キャピタルゲイン(ロス)を除いた修正純利益は15・2%増の15億7170万ドルに。公表米ドルベースの分野別保険料増加率は全損保15・1%増、米国外損保1・6%増、全生保31・8%増、米国外生保2・6%増。米国損保市場での料率引き上げ傾向、生保事業・金融サービスの伸展が奏功。米国外損保事業のコンバインドレシオは93・14%と良好な水準。金融サービス事業の営業利益は17%増。
 グリンバーグAIG会長は生保事業の業績に関して、「主力のアリコとAIAが卓越した成果を達成した。日本の千代田生命の更生計画が承認され、現在、AIGスター生命の社名でAIGの子会社として事業を開始している。これにより日本の生保市場でのプレゼンスを大幅に拡大できるようになった。インドの大市場でも生損保合弁会社が営業認可を取得、素晴らしいスタートを切った」と述べている。

●AIG子会社「AIGスター生命」が業務開始(2001年4月20日)
 更生会社千代田生命は、このほど株式会社への組織変更を行い、新社名を「AIGスター生命保険株式会社」と変更、4月20日に業務開始。なお、株式の払い込みに合わせて、劣後ローン300億円の調達も完了。
《新会社の会社概要・事業方針》
[会社概要]
▽商号=エイアイジースター生命保険株式会社(英文名…AIG STAR LIFE INSURANCE CO.,LTD.)
▽資本金=300億円
▽株主構成=AIG Life Holding Company(Japan),Inc.
▽本店所在地=東京都目黒区2丁目19番18号
▽従業員数=8479名
▽営業拠点数=営業統括部46拠点、営業所418拠点
[役員]
▽代表取締役社長=戸國靖器(とくに・せいき)
▽常務取締役1名、取締役6名、監査役3名
[事業方針]
 AIGスター生命は、個人および団体向け保険を中心に、顧客一人ひとりに最も適した、かつ競争力のある保険商品を、より効率的に提供する。AIGグループの一員として、新会社はトレーニング、商品、テクノロジー、その他の分野でAIGからの支援を受ける。 21世紀に新たな出発をするAIGスター生命は、@常に顧客に視点でものを考え、顧客と顧客が大切にしている人に安心と満足を届けていく会社になる、A他社にまねできない独自の価値を創造し、提供していくユニークな会社になる、B堅固な財務体質の下、日本において最も生産性の高い生命保険会社になる方針。


スポンサーに米国AIG、千代田生命更生計画案提出(2001年2月23日)
 千代田生命の坂井更生管財人はかねて交渉中だった米国AIGを事業再建のスポンサーとする更生計画案をまとめ、東京地裁に提出。AIGは600億円の資本拠出を行う。生保契約者保護機構の資金拠出は求めない。AIGは今後の関係人集会、地裁認可などを経て4月中旬に買収完了する予定。新会社は同グループ傘下のアリコジャパンとは別会社で運営する。なお、AIGは時価総額世界bPの最優良保険企業で、130カ国で生損保事業を展開。


●AIG、ノーリッチ・ユニオンを買収(2001年1月11日)
 AlGは、傘下子会社が英国を本拠とするCGNUの子会社からノーリッチ・ユニオン・ホールディングズ(カナダ)リミテッドの約1億5900万カナダドル相当の発行済株式資本を、現金および特別配当の形で購入した(1月10日:ニューヨーク)。
 ノーリッチ・ユニオン・ホールディングズ・カナダ・リミテッドは、カナダの大手直販生命保険会社であるノーリッチ・ユニオン・ライフ・インシユアランス・カンパニー(カナダ)(略称ノーリッチ・ユニオン)の親会社。この取引には当局の承認が必要となるもので、2001年上半期には購入が完了するものと見込まれている。
 今回の買収について、AIGのジェリー・ウィンドルフ(Gerry Wyndorf)生命保険担当副社長は、「ノーリッ・ユニオンは、カナダにおけるAIGの既存の生命保険事業を大幅に強化することになる。現在AIGはカナダにおいて、同国の生命保険会社の中でトップ5に入るAIGライフ・インシュアランス・カンパニー・オブ・カナダが独立ブローカーを通じて保険を販売している。今回の買収は、当社にとって素晴らしい機会であり、代替チャネルが得られることで、成長の可能牲と多様化化という両面が獲得できることになる」と語っている。
 CGNUは英国最大の保険グループで、保険料収入ベースでは業界6位。同グループは2000年5月30日にCGUとノーリッチ・ユニオンが合併して誕生したもの。


●上半期・個人保険保有8・6%増に(2000年11月28日)
 平成12年度上半期の業績発表。個人保険の新契約高は前年同期比4・8%増の9531億7200万円。保有契約高は8・6%増の11兆431億円に。全種目保険料等収入は28・4%増の2085億4400万円。資産運用収益は285億7500万円。総資産は16・9%増の1兆1652億4000万円。ソルベンシーマージン比率は1138・3%。格付けはS&PがAAA、ムーディーズがAaa格。

●無選択型終身保険の特許出願(2000年9月7日)
 加入時の告知・診査等が不要な日本初の無選択型の終身保険「入れます」の保険料計算方法全般にわたり、ビジネスモデル特許を出願。「入れます」は50〜80歳の中高齢者が無条件で加入できる。

●第2・四半期の純利益、10%増の14億1000万ドルに(2000年7月27日)
AIGの2000年第2・四半期のキャピタル・ゲイン(ロス)を控除した利益は前年同期から13.1増加し14億3000万ドルに、また2000年上半期については前年度から14.2%増加し27億9000万ドルとなった。
 2000年第2・四半期の純利益は、前年同期の12億8000万ドルから10.2%増加し14億1000万ドルに、また2000年上半期の純利益は、前年同期の24億8000万ドルから11.2%増加の27億5000万ドルとなった。


●日本初の無選択型医療保険の通販開始(2000年3月10日)
 診査も告知も不要な無線宅型の医療保険「はいれます入院保険」は、満60歳から75歳までの人が加入できる。ただし、加入後90日間に発病した病気は保障しない。1入院につき45日が支払限度、通算最高120日限度。
 男性60歳、入院日額4000円、手術の種類により手術給付金4・8・16万円、退院後の通院日額2000円の契約例で、月払保険料は7424円。


●AIG、ブラックストーン、キッシンジャーの3社が戦略的新会社設立(2000年2月20日)

 自社外からの高レベルの戦略的助言を求める企業に対し、財務顧問サービスを提供するために設立.。3社それぞれが固有の価値・技能・関係を持ち寄る。
 前米国国務長官ヘンリー・キッシンジャー氏が会長を務めるキッシンジャー・アソシエイツは、多くの国際企業のCEOや上級経営幹部に戦略的助言を提供。ブラックストーン・グループはプライベートエクイティーファンド、不動産ファンド、資産流動化ファンド、劣後ファンドの設立業務を行うとともに、国際間M&A分野で先駆的存在で、巨額資金が動くM&A・企業再構築事業に大使顧問事業を展開。
 3社による新事業で、多国籍企業に新しいレベルのサービスを提供。


●AIGの純利益が18%増で50億6,000万ドルに(2000年2月16日)
 1999年度決算によると、AIGの純利益は18.1%増加し過去最高の50億6,000万ドルに達した。また、1999年第4・四半期の純利益は前年同期の11億2,000万ドルから17.2%増加し13億1,000万ドル、総収入は前年の357億2,000万ドルから13.8%増加し406億6,000万ドル。
 1999年の損害保険事業をみると、正味収入保険料は前年度比11.2%増の162億2,000万ドル、一方、生命保険事業の1999年の収入保険料は前年比16%増の119億4,000万ドルとなっている。

●iモード用サイトを開設(2000年2月1日)
 NTTドコモのiモード一般サイト(http://www.alico.co.jp/imode/index.htm)で最新ニュース、保険手続きQ&A、保険と税金、年金関連情報、資料請求などを情報提供。
 年金関連情報では、変額個人年金保険「北斗七星」のユニット価格、ドル建積立利率変動型個人年金保険「シリウス」の積立利率や円入金特約レートなどの最新情報も提供中。


●インターネットでの入院給付金請求サービス開始(1999年11月)
 インターネットのホームページ(http://www.alico.co.jp)アクセスすると、入院等の給付金の請求書類を24時間いつでも必要なときに取り出せるサービスで、保険会社・代理店を通じて請求書類を入手する手間を省いた。
 給付金請求のステップは、(1)「アリコのホームページ」へアクセス、(2)「病気・ケガ入院の給付金請求」をクリック、(3)「保険種類」「給付金支払い要件」「必要な書類」を確認する、(4)契約者はプリンタで出力した請求書類を郵送するか、e−Mailで必要書類を取り寄せ同社に郵送するという流れ。
契約者のプリンタから出力できる必要書類は、「請求書および記入例」「入院証明書(診断書)」「通院証明書および記入例」「事故証明書および記入例」。
 給付金請求できる保険商品は、医療保険・無事故給付金付医療保険・終身医療保険。給付金の種類は入院給付金・手術給付金・通院給付金・退院給付金で、家族特約によるこれらの給付金も請求できる。


変額年金と米ドル建積立利率変動型年金を発売
 変額個人年金保険「ファンド選択型年金・北斗七星」は、親会社AIG傘下の米国退職年金市場大手・サンアメリカ社のノウハウを活用。特別勘定の運用実績により年金原資が変動する保険料一時払の変額年金商品で、年金開始以降は年金原資を一般勘定に振り替えることにより、定額年金での安定的な受け取りを可能としたもの。
 特別勘定は、リスク・リターンの低いものから高い方へ、@短期金融市場型、A日本バランス型、B日本株式型、世界債券型、C世界株式型、欧州株式型、米国株式型の4つのグループの中から7つのファンドが選択でき、ファンド間の積立金の移転も可能。積立金の移転方法は、@任意に金額と勘定を指定、A一定期間、毎月指定金額を指定勘定に移転(ドルコスト平均法)、B当初指定した積立金構成割合を保つよう、半年ごとに積立金を移転(積立金配分自動調整)の3つ。運用状況をにらみながら、年金開始日を変更できる。年金原資の最低保証はない。

 年金種類は、5・10・15年保証期間付終身年金、5・10・15年確定年金の6タイプ。一時払保険料は100万円から1億円(10万円単位)。
 
積立利率変動型個人年金保険「米ドル建・シリウス」は、米ドル建終身保険に続く弟2弾。積立利率(予定利率)が国債金利水準(ドル金利スワップレートやロンドン銀行間取引金利)により3年ごとに見直されるため、国内金融商品より高利回りが期待できる。契約時に定めた年金額(予定利率2%)は最低保証される。年金開始以降は米ドル貨の定額年金での受け取りとなる。一時払保険料は1万ドルから30万ドルまで(円入金特約もある)。年金種類は、5・10・15年保証期間付終身年金、5・10・15年確定年金の6タイプ。

●割安な民間版の終身健康保険が登場!
 死亡保障と解約返戻金を無くすことにより、保険料を低料化した「終身医療保険」を新発売。ほとんど民間版の健康保険といえる。<災害・疾病入院給付金日額7000円(730日保障)、手術給付金・種類により7・14・28万円>の契約例で、月払保険料は男性30歳4599円(女性4746円)。男性40歳6503円(女性6895円)。なお、死亡保障の付くタイプもある。