生保化センター
各種印刷物・資料等への引用・使用については出典(本ホームページ名とURL)を明記してください。



●「ねんきんガイド」で公的年金記録問題を特集(07年11月12日)

 小冊子「ねんきんガイド〜見てわかる年金AtoZ」を改訂(B5判、カラー60ページ)。今回の主な改訂のポイントは、公的年金記録問題について特集ページを設け、問題の概要や政府の対応、また、どのように対応すればいいのかを図表でわかりやすく解説。今年度より始まった離婚時の年金分割についても特集ページを新設。同誌は平成2年度の初版発行以来、累計で168万部頒布されている。
<申込先>https://www.jili.or.jp/buy/entry/consumer.php


●「中学生作文」文科大臣奨励賞に岩間優さん(07年10月26日)
 「第45回中学生作文コンクール」の入賞者が決まった。1,032校・1万7,808編の応募作品の中から、文部科学大臣奨励賞に東京都桜蔭中学校・岩間優さんの作品「母の生命保険」が選ばれたほか、全日本中学校長会賞に2名、生命保険文化センター賞に5名が選ばれた。11月16日に都内・アルカディア市ヶ谷で表彰式を開催。

●「ライフプラン情報ブック」改訂版を発行(07年8月27日)
 生活設計を立てるために必要な情報をわかりやすくまとめた小冊子「ライフプラン情報ブック −データで考える生活設計−」を改訂(B5判、カラー48ページ)。結婚、出産・育児、教育、住宅取得、老後生活などのライフステージごとに、経済的準備に関わるデータを掲載。「世帯主の万一の場合」や「老後生活」に関して、自助努力で準備すべき金額の目安を具体的に計算できるように最新データによるケーススタディで紹介。今回は、結婚費用や教育費などの諸項目に関して、約70点のデータのうち、4分の3程度を最新のものに改訂。平成13年の初版発行以来、累計作成部数は約21万部にのぼる。
<申込方法>
 ホームページからの申込:https://www.jili.or.jp/buy/entry/consumer.php ※ 「ライフプラン情報ブック」は1部税込100円、送料との合計額は260円。


●「生命保険と税金の知識」改訂版を発行(07年8月1日)
 小冊子「知っておきたい 生命保険と税金の知識」改訂版(B5判、カラー44ページ)を発行。保険金・年金などの受け取り時にかかる税金や、所得税などの負担が軽減される生命保険料控除など、生命保険と税金との関わりの中で「知っておきたい項目」「関心の高い項目」を取りあげて解説。具体的な計算事例を多用してわかりやすい内容。
 今回の改訂では、平成19年実施の改正事項である所得税と住民税の定率減税廃止・税率の変更などに対応したほか、巻末のQ&Aのコーナーで新たに「外貨建ての保険」「変額個人年金保険」「利率変動型積立終身保険」などに関わる税金の解説を加えた(4ページ増)。昭和53年の初版以来、累計作成部数は約266万部。
<申込方法>
ホームページから申し込める(https://www.jili.or.jp/buy/entry/consumer.php)。


●「生命保険Q&A」改訂版を発行(07年7月24日)
 「なるほど知っ得!生命保険Q&A」(改訂版、B5判・88ページ)を発行。生命保険の加入から満期までの疑問や最近関心の高い商品などについて、54項目のQ&Aでわかりやすく解説した小冊子。「契約編」「商品編」「資料編」の構成で知りたいQがすぐ引ける。今回の改訂では、「クーリング・オフ制度」の解説について、法令改正などを踏まえて見直したほか、契約の申込み前の手続きとして加わることになった「意向確認」に関する加筆などを行った。
 契約編では「保険料負担の軽減」「告知義務」「各種手続き」など同センターの相談窓口に多く寄せられるQ&Aを数多く掲載。商品編では「医療保険」「無選択型の保険」「変額個人年金保険」など最近話題になっている商品に関連するQ&Aを取り上げている。


●HPをリニューアル(07年7月24日)
 2年ぶりにホームページをリニューアル。前回のリニューアル以降アクセス数は約2.2倍(18年度96万9,215件)となっているが、今回のリニューアルでは「より探しやすく・より分かりやすく」をテーマにさらに利用しやすくした。
<主な改訂点>
1.トップページを一新:2層目以降のコンテンツを表示した一覧性重視のレイアウトとした。これにより目的ページが探しやすく、ワンクリックで辿りつけるようになった。
2.コンテンツの充実:アクセス数が常に上位の『ひと目でわかる生活設計情報』『生命保険を知る・学ぶ』の コーナーについて最新情報に更新するとともに、『生命保険Q&A』の追加、『約款』解説として利用する場合のナビゲーションの新設などコンテンツの充実を図った。


●「定年Go!」改訂版を発行(07年6月19日)
 小冊子「定年GO!−40代・50代で考えるセカンドライフ−」改訂版(B5判、カラー56ページ)を発行。サラリーマンのセカンドライフを実現するための資金計画や生活保障等の手引書。今回の改訂では、年金・医療・介護などの公的保障制度や税制の解説、掲載諸データなどについて最新の情報をもとに大幅に見直した。
<小冊子の特徴>
(1)セカンドライフの必要額の目安が簡単に算出できる。算出に必要なセカンドライフの生活費、住宅関連資金など支出額の見込み、公的年金・退職金・企業年金など収入額の見込みは付表データから選ぶだけ。
(2)自助努力の必要額については、最低必要な額とゆとりある生活のための額が同時に導き出せる。
(3)生命保険については、老後・ 医療・死亡・介護の4局面における準備の仕方を解説。
(4)セカンドライフに関わりの深い健康保険や年金、税金、雇用保険などの仕組みや、「定年前後の手続き」に役立つ便利な情報を集約。
<申込要領>
▽申込方法:FAX またはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記申込先宛に申し込む。インターネットでの申込も可能。1週間ほどで、小冊子と振込用紙(振込手数料無料)を郵送する。冊子代金(1部税込200円)と送料の合計額(1部の場合送料込360円)を振り込む。
▽申込先
☆FAX:03(5719)5150、〒141-0031 
☆ハガキ:東京都品川区西五反田7−13−5 DK五反田ビル3階 (財)生命保険文化センター 「定年Go!」係
☆ホームページURL:http://www.jili.or.jp/


●「第45回中学生作文コンクール」募集開始(07年5月11日)
 「第45回中学生作文コンクール」(生保文化センター主催、文部科学省・金融庁・全日本中学校長会後援、生保協会協賛)の募集開始。昨年度の応募は1,066校から16,790編で、過去開始以来の応募総数は約69万編。
<応募要項の概要>
▽対象:国・公・私立の中学生
▽テーマ:「わたしたちのくらしと生命保険」
▽原稿の枚数:400字詰め原稿用紙2枚以上4枚以内
▽締切り:9月11日<当日消印有効>
▽応募先:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル8F
(財)生命保険文化センター作文係  
(問い合わせ)TEL03-5220-8517
▽各賞
〈個人賞〉文部科学大臣奨励賞1名(奨学金70,000円)、全日本中学校長会賞2名(奨学金60,000円)、生命保険文化センター賞5名(奨学金50,000円)
※以上の全国賞入賞者は、副賞として東京ディズニーリゾートに招待。その他に、地方別生命保険文化センター賞、参加賞もある。
〈学校賞〉
文部科学大臣奨励賞・全日本中学校長会賞・生命保険文化センター賞各入賞校には学校賞(賞に応じて100,000円、80,000円、50,000円)、30名以上の多数応募があった学校には多数応募校賞(応募者数に応じて3,000円〜50,000円)の学校備品代を贈呈。全校生徒数が30名未満の場合でも、全校生徒またはそれに準じた応募校には学校備品代3,000円を贈呈。
▽応募要項の詳細はホームページ参照:http://www.jili.or.jp/


●「医療保障ガイド」改訂版を作成(07年1月12日)
 小冊子「医療保障ガイド-病気やケガに備える生命保険活用術-」を改訂(B5判、カラー44ページ)。今回は昨年10月から順次実施されている公的医療保険制度改正のポイントを特集。公的医療保険制度の基本的な仕組みや、入院時に要する公的医療保険の対象外の諸費用を含めた自己負担額の目安について、ケーススタディ方式で解説。また、生保会社が取り扱う医療保険や各種特約の仕組みや内容、契約上のポイントなども平易に解説している。
<改訂版の主な内容>
病気やケガをしたときの自己負担の仕組み、公的医療保険制度による自己負担、その他の自己負担、退職後の公的医療保険制度、公的医療保険制度の改正のポイント、入院の費用はこれだけかかる、医療関係の生命保険の仕組みと内容、生命保険で病気やケガに備えるには、特約で備える、医療保険で備える、「特約」と「医療保険」の違い、特定の病気に備える、ガン保険、特定疾病保障保険、多様化する医療保障商品、契約にあたって知っておきたいこと、医療保障Q&A
<申込み要領>
▽申込方法:FAXまたはハガキに住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記宛申し込む。インターネット(http://www.jili.or.jp/)でも申し込める。1週間ほどで小冊子と振込用紙(振込手数料無料)を送付する。冊子代金(1部税込200円)と送料の合計額(1部の場合送料込360円)を振り込む。
▽申込先:FAX03(5719)5150
〒141-0031 東京都品川区西五反田7−13−5 DK五反田ビル3階 (財)生命保険文化センター 医療保障ガイド係


●上半期の相談件数1,384件に(06年11月27日)
 今年度上期(4月〜9月)の生命保険に関する相談受付件数は1,384件。生命保険に関する一般相談は1,339件で前年度に比べ316件増加。最も多いのは、「生命保険の仕組みについて教えて欲しい」(181件)で、次いで「各種手続きについて教えて欲しい」(179件)、「告知義務について教えて欲しい」(135件)などが上位を占めた。具体的相談内容別にみると、「告知義務についての相談」の中の「既往症・現症に対する契約成立の可能性について」が最多の74件。また、生命保険会社の経営に関する相談は45件で、昨年度上期と比べ、ほぼ同件数となった。

中学生作文コンクール入賞者決まる(06年10月27日)
 「第44回中学生作文コンクール」(文部科学省・金融庁・全日本中学校長会後援、生保協会協賛)の入賞者が決まった。1,066校より1万6790編の応募作品の中から、文部科学大臣奨励賞に香川県土庄町立土庄中学校2年・根本 卓哉さんの「みんなの愛に支えられて」が選ばれた。なお、全国賞8編および地方別生命保険文化センター賞1等の作品は、ホームページ(http://www.jili.or.jp/)で閲覧できる。

●契約概要実施で「生保契約の手引」を改訂(06年10月2日)
 「生命保険の契約にあたっての手引」の内容を一部改訂した。今回の改訂は、10月から、生保会社の「契約概要」(保険商品の内容を理解するために必要な事項を記載)、「注意喚起情報」(契約にあたって特に注意すべき事項を記載)の交付が完全実施されることに伴なって行ったもの。

●「介護保障ガイド」改訂版を発行(06年9月22日)
 小冊子「介護保障ガイド」を改訂(B5判44ページ)。今回は、4月実施の介護保険法改正の内容を反映させ、在宅サービスと施設サービスについて、どのようなサービスが受けられ、サービスを利用した際の自己負担はどうなっているのかなどの点を分かりやすく解説。新設された地域包括支援センターや予防介護サービスについてもQ&A形式で解説を加えた。 また、介護サービスごとの利用料が分かるよう、在宅サービスについては「基本単価のめやす」(一覧表)を、施設サービスについては負担例を、それぞれ最新のものに改訂。
<申込要領>
 FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記まで申し込む。インターネットでも申し込める。1週間ほどで小冊子と振込用紙(振込手数料無料)を送付。冊子代金(1部税込200円)と送料の合計額(1部注文の場合360円)を振り込む。
▽FAX03(6408)0727
▽〒141-0022 東京都品川区東五反田2-3-4  ビックナインビル7階 GLG内配送センター「介護保障ガイド」係
▽URL:http://www.jili.or.jp/


●「06年度生保全国実態調査」まとまる(06年9月13日)
 「06年度生命保険に関する全国実態調査」結果をまとめた。この調査は、一般家庭における生命保険の加入実態や生命保険・生活保障に対する考え方を把握することを目的として、昭和40年以降3年ごとに実施。
<調査結果の主なポイント>
(1)世帯加入率:今回の調査では、生命保険の世帯加入率は87.5%とやや低下しているが、引き続き9割近い水準を維持している。低下の要因としては、相対的に加入率の低い高年齢層世帯の増加が影響しているものと考えられる。また、生命保険の解約理由や生命保険の非加入理由として経済的要因の割合が最も多いことから、調査対象世帯の世帯年収の減少も影響していると考えられる。機関別にみると、民保76.4%(前回76.1%)、簡保43.3%(前回48.7%)、JA12.7%(前回15.0%)となっており、民保の世帯加入率は若干ながら上昇に転じている。
(2)加入目的:直近に加入した民間生命保険の加入目的は「医療費や入院費のため」(59.5%)、「万一のときの家族の生活保障のため」(54.4%)が主なものとなっている。世帯主年齢別にみると、「医療費や入院費のため」は主に50歳代以降で、「万一のときの家族の生活保障のため」は主に40歳代以下で最も多くなっているなど、世代ごとの保障ニーズの違いを反映した結果となっている。
(3)解約・失効の経験率:平成15年からの3年間における民間生命保険の解約・失効の経験率は13.4%となっている。前回(17.8%)より4.4ポイント減少しており、平成3年(10.4%)以降高まっていた解約・失効経験率は15年ぶりに減少に転じている。
(4)生活保障の準備に対する意識:「公的保障だけで十分」は13.7%、「公的保障と私的保障の両方が必要」は84.5%。このうち後者の回答をした人に、生活保障を準備するための考え方を尋ねたところ、「自助努力のための支援を充実して欲しい(自助努力支援充実)」が75.2%、「今よりも高い社会保険料や税金を払ってよいので、公的保障を充実して欲しい(公的保障充実)」が23.8%となっており、8割近くが自助努力支援の充実を望んでいる。


●「ねんきんガイド」改訂版発行(06年8月21日)
 小冊子「ねんきんガイド 見てわかる年金 A to Z 」改訂版(B5判、カラー60ページ)を発行。今回の改訂のポイントは、国民年金保険料の「申請免除」が多段階免除として今年7月から「4分の1免除」と「4分の3免除」が追加されたことを踏まえて、免除基準となる収入金額(目安)や、免除期間が年金額にどう反映されるのかなどの点を解説。 公的年金の受給額に関する早見表や事例、解説中の金額・数字などは、今年度の最新データに基づいて見直した。また、巻末収録のQ&Aでは、取り扱われる商品種類の数が増えている「外貨建個人年金保険」についての新規項目を設けた。
<申込要領>
▽申込方法:FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記まで申込む。インターネット(http://www.jili.or.jp/)からも申込みできる。1週間ほどで、小冊子と振込用紙(振込手数料無料)が送られるので、冊子代金(1部税込100円)と送料の合計額(1部の場合送料込260円)を振り込む。
▽申込先
ファックス:03-6408-0727
〒141-0022 東京都品川区東五反田2-3-4 ビックナインビル7階 GLG内 配送センター「ねんきんガイド」係
<内容の問い合わせ先>03-3441-8164


●「ライフプランブック」改訂版を発行(06年7月24日)

 「ライフプラン情報ブック」(改訂版、B5判カラー48ページ)を発行。結婚、出産・育児、教育、住宅取得、老後生活などの経済的準備に関わるデータを掲載。「世帯主に万一のことがあった場合」や「老後の生活」では、自助努力で準備すべき金額の目安を具体的に計算できるようケーススタディで紹介。従来のサラリーマン世帯に加え、「自営業世帯ではいくらの資金準備が必要か」のケーススタディを新たに掲載。医療・介護など公的保障制度についても最新の情報を掲載。

●「生命保険Q&A」改訂版を発行(06年6月15日)
 生命保険の基礎知識をQ&A形式で解説した「なるほど知っ得!生命保険Q&A」(改訂版・B5判、カラー88ページ)を発行。同センターに多く寄せられた相談を踏まえて54項目のQ&A形式で説明。今回は、新規の質問として、「生命保険の加入を考えているが、知っておくべきことは何か?」「銀行で生命保険を販売しているが、生命保険会社で契約するのと何か違うのか?」「入院し、手術したのに医療保険の入院給付金・手術給付金を受け取れない。なぜか?」「外貨建保険に興味があるが、その特徴を教えて」の4項目を追加。
 なお、同センターが平成17年度(平成17年4月〜平成18年3月)に受け付けた一般消費者からの生命保険に関する相談件数は2,530件(平成16年度:2,588件)。うち「生命保険に関する一般相談」は2,384件で、残りの146件が「生命保険会社の経営に関する相談」。相談が多い上位項目は、@生命保険の仕組みについて教えて欲しい(17.8%)、A各種手続きの仕方について教えて欲しい(11.5%)、B告知義務について教えて欲しい(10.7%)、C保険料負担を減らしたい(7.6%)、D税金について教えて欲しい(7.1%)など。
<生命保険Q&Aの内容>
▽主な保険用語解説、▽契約編(生命保険の契約、配当金と保険料の払込み、保障内容の変更や継続、保険金・給付金の受け取り、各種手続き、生命保険と税金、生命保険会社の経営と契約者保護)、▽商品編(最近関心の高い商品)、資料編(生命保険に関する相談)


●「第44回中学生作文コンクール」実施(06年5月12日)
 「第44回中学生作文コンクール」(生命保険文化センター主催、文部科学省・金融庁・全日本中学校長会後援、(社)生命保険協会協賛)を実施。
<応募要項>
▽対象:国公私立の中学生
▽テーマ:「わたしたちのくらしと生命保険」
▽原稿の枚数:400字詰め原稿用紙2枚以上4枚以内
▽締切り:平成18年9月12日(当日消印有効)
▽作品応募先:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル8F
(財)生命保険文化センター作文係
▽問い合わせ:TEL03-5220-8517
〈個人賞〉
▽文部科学大臣奨励賞:1名・賞状と奨学金(70,000円)、▽全日本中学校長会賞:2名・賞状と奨学金(60,000円)、▽生命保険文化センター賞:5名・賞状と奨学金(50,000円)、▽地方別生命保険文化センター賞(1等〜佳作、賞状と賞品、各都道府県ごとに選出)
〈学校賞〉
▽文部科学大臣奨励賞・全日本中学校長会賞・生命保険文化センター賞各入賞校には学校賞(賞に応じて200,000円、150,000円、100,000円)、30名以上の多数応募があった学校には多数応募校賞(応募者数に応じて3,000円〜50,000円)の学校備品代を贈呈。


●販売勧誘のあり方を受けて「生保契約の手引」を作成(06年1月20日)
 昨年7月8日に金融庁がまとめた「保険商品の販売勧誘のあり方に関する検討チーム」による中間論点整理「保険商品の販売・勧誘における情報提供のあり方」を受け、 消費者が生命保険の契約にあたって参考になる「生命保険の契約にあたってのポイント」「生命保険商品の選び方」「保障内容の見直し方法と留意点」「生命保険契約時の留意点」などの必須情報をわかりやすくまとめた「生命保険の契約にあたっての手引」を作成し、1月23日から生保文化センターのホームページ(http://www.jili.or.jp/)に掲載。

●上半期の相談受付件数1069件に(05年11月18日)
 今年度上半期(4〜9月)の相談受付件数は1069件で、平均すると毎月約180件の相談に対応。内容は、保険金や給付金の受け取りに関する相談が増加。最も多いのは、「生命保険の仕組みについて教えて欲しい」(196件)で、次いで「各種手続きについて教えて欲しい」(128件)、「告知義務について教えて欲しい」(111件)などが上位。保険金や給付金などの受け取りに関するものが目立ち、「告知義務」については過去の傷病歴や現在の健康状態で生命保険に加入できるかどうかという相談が多く寄せられた。

●「介護保障ガイド」改訂版を発行(05年11月17日)
 小冊子「介護保障ガイド−これからの生活設計と介護−」を改訂(B5判44ページ)。今回は、特集ページで公的介護保険制度の改正ポイントを解説。また、10月から介護施設利用時の居住費・食費が原則として全額自己負担になったことに対応し、介護サービスの利用プランとその自己負担額等を紹介したケーススタディや、介護サービスごとの利用料がわかる「基本単価のめやす」(一覧表)などを最新版に改正。
<申込要領>
 FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記まで申し込む。インターネットでも申し込める。1週間ほどで小冊子と振込用紙(振込手数料無料)を送付。冊子代金(1部税込200円)と送料の合計額(1部注文の場合360円)を振り込む。
▽FAX03(6408)0727
▽〒141-0022 東京都品川区東五反田2-3-4  ビックナインビル7階
GLG内配送センター「介護保障ガイド」係
▽URL:http://www.jili.or.jp/


●文部科学大臣奨励賞に山田麻祐子さんの作品(05年10月28日)
 「第43回中学生作文コンクール」(文部科学省、金融庁、全日本中学校長会後援)の入賞者が決まった。918校より1万4930編の応募があり、審査の結果、文部科学大臣奨励賞に徳島県阿南市立新野中学校 2年・山田麻祐子さんの「祖父の入院と生命保険」が選ばれた。
 なお、全国賞8編および地方別生命保険文化センター賞1等の作品は、HP(http://www.jili.or.jp/)で閲覧できる。


●「ねんきんガイド」改訂版を発行(05年8月2日)
 小冊子「ねんきんガイド・見てわかる年金AtoZ」改訂版(B5判、60ページ)を発行。今回の改訂ポイントは、厚生年金・共済年金受給額の目安がわかる「年金額早見表」について、自分の公的年金が「いつから・いくら受け取れるのか」が簡単に把握できるように工夫。「育児休業等期間中の厚生年金保険料の免除」「若年者納付猶予制度」などの解説を新設し、「国民年金の任意加入制度」に関するコラムを設けた。また、個人年金保険に関しては、基礎用語や年金開始前の死亡・解約時の取り扱いなど、契約時に知っておきたい事柄をまとめた。
<申込要領>
▽申込方法:FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記まで申し込む。インターネットからも申し込める。1週間ほどで、小冊子と振込用紙(振込手数料無料)が送られるので、冊子代金(1部税込100円)と送料の合計額(1部の場合送料込260円)を振り込む。
▽申込先
FAX:03(6408)0727
ハガキ:〒141-0022 東京都品川区東五反田2-3-4  ビックナインビル7階
GLG内配送センター「ねんきんガイド」係
URL:http://www.jili.or.jp/
<内容の問い合わせ先>
03(3441)8164


●「ライフプラン情報ブック」を改訂(05年7月1日)
 生活設計を立てるために必要な情報と基本的な考え方をまとめた小冊子「ライフプラン情報ブック −データで考える生活設計−」を改訂(B5判カラー:44ページ)。結婚、出産・育児、教育、住宅取得、老後生活などの様々な局面ごとに、経済的準備に関わるデータを豊富に掲載するとともに、「世帯主に万一のことがあった場合」や「老後の生活」に関しては自助努力で準備すべき金額の目安を具体的に計算できるようにケーススタディで紹介。今回の改訂ポイントは、生活設計の見直しを行ううえで必要な結婚費用や教育費などの経済的準備に関わる情報について、約5割の項目を最新のデータに改訂。社会保障制度の見直しに対応し、万一の場合の必要保障額や夫婦の老後生活資金など、自助努力で準備すべき金額(目安額)についても最新のデータで算出した。
<申込要領>
▽申込方法:FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記まで申し込む。インターネットからも申し込める。申し込み後1週間ほどで、小冊子と振込用紙(振込手数料無料)が送られるので、小冊子代金1部税込100円と送料の合計額(小冊子1部の場合260円)を振り込む。
▽申込先
FAX03(6408)0727
ハガキ:〒141‐0022 東京都品川区東五反田2−3−4  ビックナインビル7階
GLG 内 配送センター「介護保障ガイド」係
URL:http://www.jili.or.jp/
<内容の問い合わせ先>
03(3441)8164


●新理事長に村井博美氏(05年6月27日)
 6月27日の理事会で、三宅正太郎理事長の後任として、8月1日付で財務省OBの村井博美氏(証券保管振替機構専務取締役)を選任。
<村井博美(むらい・ひろみ)新理事長の略歴): 昭和23年8月生まれ、56歳。昭和46年東京大学法学部卒業。昭和46年7月大蔵省入省、昭和62年7月大臣官房秘書課財務官室長、平成10年7月理財局次長、平成12年6月印刷局長。平成15年6月(株)証券保管振替機構専務取締役。


●「医療保障ガイド」改訂版を発行(05年6月2日)
 公的医療保険制度と生保商品のしくみをまとめた小冊子「 医療保障ガイド−病気やケガに備える生命保険活用術−」(B5判カラー40ページ)改訂版を発行。
《今回の主要な改訂ポイント》
▽入院時の医療費自己負担額(ケーススタディ)をより身近な事例に変更:今回の改訂では、「虫垂炎で7日間入院」という短期入院のケーススタディを加えるとともに、「胃ガンで入院」など既存の掲載事例についても患者調査(厚生労働省)に基づく平均的な入院日数を用いるなど、より身近な事例に変更した。
▽「混合診療」についての解説ページを新設:「混合診療」の見直しについて、従来の自己負担のしくみとの違いについて図表を用いてわかりやすく解説し、特に治療内容と費用負担の面でどのように変わったのか等についてQ&A形式で説明。なお、公的医療保険制度に関する統計データ等については、全編にわたり最新のものに更新ならびに追加した。
<申込要領>
▽申込方法:FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記まで申し込む。インターネットからも申し込める。申し込み後1週間ほどで、小冊子と振込用紙(振込手数料無料)が送られるので、小冊子代金1部税込100円と送料の合計額(小冊子1部の場合260円)を振り込む。
▽申込先
FAX03(6408)0727
ハガキ:〒141‐0022 東京都品川区東五反田2−3−4  ビックナインビル7階
GLG 内 配送センター「介護保障ガイド」係
URL:
http://www.jili.or.jp/

●「中学生作文コンクール」募集開始(05年5月13日)
 「第43回中学生作文コンクール」(生保文化センター主催、文部科学省・金融庁・全日本中学校長会後援、生保協会協賛)を実施。昨年度の応募は913校から1万6379編、これまでの応募総数は約65万編にのぼる。
<募集要項>
▽対象:中学生(国公立・私立)
▽テーマ:「わたしたちのくらしと生命保険」(生命保険・医療保険・介護保険・個人年金保険に触れられていれば題名は自由)。生命保険がくらしの中で果たしている役割や、生命保険について学んだこと、感じたことを書く。
▽原稿用紙の枚数:400字詰め原稿用紙2枚以上4枚以内
▽参考資料(無料):次の参考資料を希望する担当教員はFAX(03-6408-0727)で生命保険文化センター作文係宛申し込む
(1)「しあわせはみんなでつくるもの−生命保険読本−」(生徒向け読本)
(2)「助け合いの歴史−生命保険物語」(生徒向け読本)
(3)「第42回中学生作文コンクール入賞作品集」(教員向け)
▽締切り:平成17年9月13日(火)<当日消印有効>
▽作品応募先:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル8F
(財)生命保険文化センター作文係あて
(問い合せ)TEL.03-5220-8517


●04年度生活保障調査結果まとまる(05年1月13日)
 3年ごとに実施している平成16年度「生活保障に関する調査」結果をまとめた(無作為抽出による6000人対象のアンケート調査)。
<主な調査結果>
▽低下する公的保障への期待:生活保障のための費用は「公的保障だけではまかなえない」とする割合が前回より増加した。公的保障だけでまかなえないとした人の割合をみると、「公的介護保険」が80.2 %と最も高く、次いで「公的年金」79.5%、「公的死亡保障」70.9%、「公的医療保険」63.8%の順。いずれも増加傾向にあるが、「公的医療保険」と「公的年金」で前回より5ポイント近く上昇。
▽高まる公的保険料や医療・介護費用への負担感:公的保障の保険料負担について「高いと思う」と答えた人の割合は、「医療保険」が78.3%(前回より5.6ポイント増加)、「公的年金」は78.2%(6.6ポイント増加)「介護保険」は45.4%(5.0ポイント増加)。公的医療保険の自己負担割合の改定等の影響により、入院1日あたりに要した自己負担医療費は「1万円以上」が60.6%と6割を超え、うち過去1年間の入院1日あたりの自己負担医療費は1万5200円に上昇。将来自分自身が要介護状態になった場合に、介護してもらいたいと考えている場所は、「施設」が50.7%と前回より3.3ポイント増加し、「在宅」を希望する割合(37.4%)を13.3ポイント上回っている。老後に必要な最低日常生活費は1ヵ月当たり24.2万円となり、前回より0.7万円上昇。
▽依然として高い自助努力意識:「現在の生活を切りつめてでも自助努力準備が必要」とする割合が6割以上だが、現状はいずれの保障領域においても6〜7割が準備不足であると認識。

●「生命保険Q&A」全面改訂版を発行(05年1月6日)
 既刊の小冊子を全面改訂し、「なるほど知っ得!生命保険Q&A」(B5判、カラー84ページ)を発行。生命保険に関する基本的な知識のほか、センターに寄せられる生命保険相談の中でも特に多い内容や、最近話題となっている商品に関する内容を盛り込み、50問の質問とその回答という形式でわかりやすく解説。
<主なポイント>
▽本冊子に掲載されている質問を「契約編」と「商品編」に分類し引きやすくしたほか、目次に簡便なQ&Aを掲載し、瞬時に回答の概要が得られる工夫をした。
▽契約編については、知っておきたい基本的な情報のほか、「保険料負担の軽減」「告知義務について」「各種手続」「商品選択のポイント」など最近多く寄せられる上位5項目の相談内容に関連するQ&Aを掲載。※センター相談窓口(電話03-5220-8520)
▽商品編については、「医療保険」「無選択型の保険」「変額個人年金保険」など、最近話題となっている商品に関連するQ&Aを掲載。
▽本文を読むにあたって、「わかりにくい用語」については解説欄を設けるとともに、「特に注意したいポイント」についても一目でわかる欄を設けた。
<「なるほど知っ得!生命保険Q&A」の申込要領>
▽申込方法:FAXまたはハガキに住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記まで申し込む。センターのHPでも申し込める。申し込み後1週間ほどで、小冊子と振込用紙(振込手数料無料)を送る。冊子代金(1部税込200円)と送料の合計額(1部の場合送料込360円)を振り込む。
▽申込先:FAX03(6408)0727 〒141‐0022 東京都品川区東五反田2−3−4  ビックナインビル7階 GLG内配送センター「 生命保険Q&A」係

●セカンドライフの資金計画用小冊子(04年12月16日)
 小冊子「定年Go!−40代・50代で考えるセカンドライフ−」を新刊(B5判カラー56ページ)。会社員や公務員のセカンドライフの資金計画や生活保障等について、わかりやすくまとめた手引き書。企業内の定年退職準備講座等のテキストとしても活用できる。
<新冊子の特徴>
(1) 老後資金の算出に必要なセカンドライフの生活費や住宅関連資金などの支出、公的年金をはじめ退職金・企業年金の収入などの数値は、付表データから選ぶだけ。
(2) 自助努力の必要額については、最低必要な額とゆとりある生活のための額が同時に導き出せるので目標が立てやすい。
(3) 生命保険については、老後・医療・死亡・介護の4つの資金準備の仕方についてわかりやすく解説している。
(4) セカンドライフにおいても関わりの深い健康保険や年金、税金、雇用保険などの仕組みや、定年前後の手続きに役立つ情報をわかりやすくまとめている。
<申込要領>
▽申込方法 FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記まで申し込む。インターネットからも申し込める。1週間ほどで、小冊子と振込用紙(振込手数料無料)が送られる。冊子代金1部税込200円と送料の合計額(1部の場合送料込360円)を振り込む。
▽申込先:FAX03(6408)0727    
〒141‐0022 東京都品川区東五反田2−3−4  ビックナインビル7階
GLG内配送センター「定年Go!」係


●「生保ファクトブック」発行終了(04年11月)
 生保文化センターは毎年、生保契約動向や業界動向を集約していた「生命保険ファクトブック」の発行を終了した。これに伴い、生保協会発行のデータ小冊子「生命保険の動向」の中にファクトブックの内容を引き継ぐ。「生命保険の動向04年版」の内容は、ハイライト(業界動向)、契約状況、収支と負債・資本、資産、営業体制を集約。

●中学生作文コンクール入賞者決まる(04年10月25日)
 「第42回中学生作文コンクール」(文部科学省、金融庁、全日本中学校長会後援、生命保険協会協賛)の入賞者が決決定。今回は全国913校より16379編の応募があり、文部科学大臣奨励賞など全国賞8編と各都道府県ごと選出の入賞作品が決定した。
<全国賞入賞者と作品名>
▽文部科学大臣奨励賞:佐藤元さん(北海道宗谷郡猿払村立拓心中学校3年)「足ながおばさんとベストアシスト」
▽全日本中学校長会賞:青木優子さん(千葉県安房郡千倉町立千倉中学校2年)「お母さん、ありがとう」、吉田彩さん(徳島県板野郡松茂町立松茂中学校1年)「お守り」
▽生命保険文化センター賞:盛禎央さん(青森県弘前市立第三中学校3年)「明日の為に、愛してくれる人の為に」、秋葉めぐみさん(東京都足立区立第十二中学校3年)「私の家族を支えるもの」、木村美晴さん(東京都筑波大学附属中学校3年)「父の生命保険」、城内小実さん(静岡県静岡市立清水第三中学校2年)「暮らしと心を支える保険」、中邑祥吾さん(京都府洛南高等学校附属中学校2年)「幸せの重さ」


●「ねんきんガイド」を改訂(04年9月3日)
 小冊子「ねんきんガイドー見てわかる年金A to Zー」を改訂(B5判、カラー60ページ)。 この小冊子は、老後の生活設計を考える上で柱となる公的年金について、図表やイラストをもとに基礎知識をコンパクトにまとめたもの。個人年金保険の基本的な仕組みを解説し老後に向けた準備を考える上で参考となる情報も掲載。平成2年度の初版発行以来、累計で123万部頒布されている。
 今回の改訂の主要なポイントは、@平成16年の公的年金制度の大改正について特集ページを設け、改正のポイントを図表を使ってわかりやすく解説、A国民年金の保険料免除についての解説を新たに掲載するなど、公的年金の仕組みについての説明を充実させた点で、統計データ等も全編にわたり最新のものに更新、追加した。
<申込要領>
● 申込方法:FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記まで申し込む。インターネット(http://www.jili.or.jp/NWtx/h16/nw04.html)からも申し込める。1週間ほどで、小冊子と振込用紙(振込手数料無料)を送付する。冊子代金(1部税込100円)と送料の合計額(1部注文の場合260円・税込)を振り込む。
● 申 込 先  FAX:03(6408)0727    
〒141‐0022 東京都品川区東五反田2−3−4  ビックナインビル7階
GLG 内 配送センター「ねんきんガイド」係


●「介護保障ガイド」改訂版発行(04年8月6日)
 小冊子「介護保障ガイド−これからの生活設計と介護−」を改訂(B5判40ページ)。平成13年1月の初版以来、累計約18万部が発行されている。今回の改訂のポイントは、公的介護保険制度の内容を解説するとともに、最新の統計データを追加、改定した。民間の介護保険や介護特約の解説文や図表を見直し、最近の保険商品の動向を集約した。
<申込要領>
FAX(03‐6408‐0727)、またはハガキ(〒141‐0022 東京都品川区東五反田2−3−4  ビックナインビル7階GLG内配送センター「介護保障ガイド」係)に、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、申し込む。インターネット(http://www.jili.or.jp/)でも申し込める。冊子代金と送料の合計額(1部注文の場合260円・税込)が必要。


●「生命保険と税金の知識」を改訂(04年7月21日)
 生命保険と税金の関わりについて解説した小冊子「知っておきたい 生命保険と税金の知識」(B5判カラー40ページ)を改訂。保険金・給付金・年金の受取時にかかる税金や、契約者変更など契約形態の変更に伴う税金の取り扱い、所得税などの負担を軽減する生命保険料控除など、具体的な事例を用いて分かりやすく解説。今回の改訂では、専業主婦やパートタイマーが満期保険金や年金を受け取る場合の所得税、「生命保険契約に関する権利」の評価方式などがポイント。この小冊子は昭和53年の初版以来の発行部数が240万部に達している超ロングセラー。1冊送料・税込み230円.。
<内容>
 http://www.jili.or.jp/NWtx/h16/nw02.html

●「ライフプランブック」改訂版を発行(04年7月9日)
 「ライフプラン情報ブック」(改訂版)を発行。この小冊子は、結婚、出産・育児、教育、住宅取得、老後生活など、ライフプランの経済的準備に関わるデータを掲載するとともに、「世帯主に万一のことがあった場合」や「老後の生活」に関しては自助努力で準備すべき金額(必要保障額)の目安を具体的に計算できるようにケーススタディで紹介している。今回の改訂では、掲載諸データについて、全編にわたる見直しや最新値への洗い替えを行った(内容は同センターのホームページ参照)。

●中学生作文を募集(04年5月12日)
 「第42回中学生作文コンクール」(生保文化センター主催、文部科学省・金融庁・全日本中学校長会後援、生命保険協会協賛)を実施。昭和38年の第1回以来の応募作品総数は約64万編に達している(昨年度の応募は972校から1万4106編)。
<募集要項の概要>
●対象:全国の中学生(国・公・私立)
●テーマ: 「わたしたちのくらしと生命保険」(生命保険・年金に触れられていれば題名は自由。生命保険がくらしの中で果たしている役割や、生命保険について学んだこと、感じたことを書く)。
●原稿用紙の枚数:400字詰め原稿用紙2枚以上4枚以内
●締切り:平成16年9月7日(火)<当日消印有効>
●作品応募先:〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル8F (財)生命保険文化センター作文係
●問い合わせ先:TEL.03-5220-8521
 

●事務所移転(04年3月22日)
 平成16年3月22日より、事務所が下記に移転した。
<移転先>
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1新国際ビル8F  TEL:03-5220-8510(代表) FAX:03-5220-9090
<最寄り駅>
● JR「有楽町駅」国際フォーラム口より徒歩2分
● 東京メトロ「有楽町駅」A3出口より徒歩0分、都営三田線「日比谷駅」B3、B4出口より徒歩1分

●「生活設計と金融・保険調査」まとまる(04年3月12日)
 「生活設計と金融・保険に関する調査 第6回−サラリーマンの老後のライフスタイルと生活設計に関する調査−」をまとめた。
 この調査では現役のサラリーマンが抱く老後のライフスタイルについて、働き方、遊び方(趣味・生きがい)、住まい方の3つの切り口で捉え、30歳代、40歳代、50歳代の三世代を比較しながら各世代の特徴についてまとめている。
【調査結果のポイント】
<<50歳代の特徴>>
  老後を目前にしている50歳代は、現在の勤務先においてフルタイムで「できるだけ長く続けたい」と考えている。また、フルタイム就労の引退後については希望としては「働きたくない」とする割合が三世代のなかで高いが、現実の予想としては6割が違った形で働き続けるだろうとしている。この背景として「公的年金の支給開始の遅れ」や「給付額の減少」という不安があると考えられる。老後の住まい方についても、「現在住んでいる地域・街」に住み続けることを考えており、別荘などとの複数の住まい方を考える人は少ない。老後に新しく始めたい趣味としては「旅行」をあげる割合が高く、人とのつきあいでは「ボランティアなどの社会活動」に関心をもっている。
<<40歳代の特徴>>
  40歳代は、フルタイム就労の引退後に「新たな事業や商売」、「シルバー人材センターの仕事」、「有償ボランティア」などの違ったところで働き続けたいと考える割合が高い。この世代は公的年金や退職給付制度に対して不安をもつ割合が高く、こうした不安の高さが、しっかりとした収入が得られる新しい働き方を望んでいると考えられる。同時に、引退までに老後の生活資金となる金融資産を積極的に準備しようとする人たちも多く、「個人年金保険」の加入率が高い。また今後も「個人年金保険」、「株式」、「外貨建て金融商品」など多様な準備手段を希望している。老後の楽しみ方としては「旅行」をあげる割合は50歳代と同様に高いが、「スポーツ」に特に関心が高いのが40歳代の特色である。また、40歳代は老後に別荘などとの複数の住まいで暮らしたいと考えている層が多い。
<<30歳代の特徴>>
 30歳代はさすがにまだ老後が遠いため「退職時期」や「老後の働き方」、「住まい」などについても「予想がつかない」と回答する割合が高い。しかし、おぼろげながら厳しい老後になるとは予想している。老後の生活費予想額、退職金の期待額などでは三世代の中で最も低い回答となった。比較的質素な生活が余儀なくされると考えている。
 老後収入の内訳でも三世代の中で公的年金の割合が低く、就労収入の割合が最も高く、働き続けなければ暮らせないと予想している。老後の楽しみ方としては「外食・グルメ」や「映画・ビデオ作品鑑賞」などをあげる割合が高いことが目立っている。また、人とのつきあいで「配偶者」や「子や孫」などの近い家族との親密なつきあいを望んでいる。

●生活設計調査まとまる(03年12月11日)
 「生活設計と金融・保険に関する調査・第5回-中高年独身層の生活設計に関する調査-」をまとめた。今回の調査では、35歳〜54歳の中高年独身者のライフスタイルや消費生活、老後生活像、生活保障に対する意識を捉えることにより、多様化するライフコースの中で増加する中高年独身層の実態と今後の方向性を探っている。

《調査結果の概要》
1.独身生活に感じるメリットは3パターン(複数回答)
@自己実現型:「家庭以外に視野が広がる」、「広い友人関係を保ちやすい」、「仕事を続けられる」、「生活が単調にならない」、「現在の家族との関係が保てる」、「異性との交際が自由」など独身でいることによって築くことができる社会関係や人間関係に強くメリットを感じている層であり、全体の37.4%がこの層に属している。
A自由気まま型:「行動が自由」、「時間が拘束されない」、「生き方が自由」など独身でいることによる自由や拘束のなさに強くメリットを感じている層であり、全体の62.8%と過半数がこの層に属している。
B経済メリット型:「家族扶養の責任がなく気楽」、「経済的に裕福」、「住環境の選択幅が大きい」など独身でいることによる経済的なメリットを強く感じている層であり、全体の39.9%がこの層に属している。

2.自己実現型は生活全般が充実:独身生活メリットパターン別に性別をみると、自己実現型は女性が72.6%と多く、経済メリット型は男性が56.3%と多くなっている。
@自己実現型は楽しみや生きがいが多彩:自己実現型の楽しみや生きがいについてみると、「文化的活動、観光旅行等」(55.1%)、「スポーツ、レクリエーション活動等」(41.9%)、「芸術鑑賞、収集活動等」(40.9%)、「家族との交流」(39.3%)、「仕事やボランティア活動」(25.4%)などいずれの項目も高くなっており、自己実現型は多彩な楽しみや生きがいを有している。
A自己実現型は余暇活動が充実:独身生活メリット別に余暇活動をみると、自己実現型は平日については「自己啓発活動」(25.1%)、 「友人・知人との交流」(39.3%)、「趣味などの活動」(33.7%)で高く、休日についても「自己啓発活動」(32.7%)、「友人・知人との交流」(57.8%)で高くなっている。

3.現在の生活についてはある程度満足
@現在の生活に「満足」は34.0%:生活満足度について「満足している計」でみると、経済面(16.9%)、仕事面(24.7%)は低くなっているが、友人・知人との交遊面(55.7%)、家族関係(55.2%)、休暇・余暇活動面(42.7%)などの生活局面での満足度は総じて高く、生活全般については「満足している計」が34.0%と「不満である計」の20.6%を上回っている。
A女性で高い生活満足度:生活満足度について性別にみると、すべての面で女性の方が男性より生活満足度が高くなっており、生活全般の満足度は、男性の26.4%に対し、女性は40.5%と大きく上回っている。

4.女性に多い結婚否定派
@ 「結婚するつもりはない」は女性で49.4%:結婚意向について性別にみると、「結婚するつもりはない」が男性は25.3%と低いのに対し、女性49.4%と約半数に達している。女性は、生活満足度も高く、自己実現型が多いことからみても、独身生活を主体的に選択し、積極的な生活を過ごしている人が多いものと思われる。
A「今後子どもをほしいと思わない」は女性で71.3%:今後の子どもの保有意向についてみると、「子どもをほしいと思わない」が男性は41.3%であるのに対し、女性は71.3%と7割以上の女性が子どもをほしがっていない。

5.将来に対する不安の高い独身中高年層
@独身生活の最大のデメリットは「将来に対して不安」で57.4%:独身生活のデメリットについてみると、「将来に対して不安」が57.4%と最も高くなっている。特に女性は66.7%と男性の46.7%を大きく上回っている。また、女性は「経済的に苦しい」が40.9%と男性の5.9%を大幅に上回る。
A女性で高い生活不安:生活不安についてみると、「家族の病気や事故」(81.2%)、「収入の不安定化」(75.9%)、 「収入の減少」(73.2%)、「老後の経済的生活」(69.8%)など全般に生活不安が高くなっている。特に女性は全般に生活不安が高くなっており、現在の生活には満足しているものの、将来の生活には不安を抱えている状況がみてとれる。
B生活保障に対する今後の追加準備意向が高い中高年独身層:「老後保障」の79.5%をはじめ、「介護保障」(77.3%)、「医療保障」(73.3%)など総じて高く、独身中高年層の生活保障ニーズは高い。

6.アクティブな老後生活像を描く独身中高年像
@老後金融資産は多様な使途予定:老後を迎えるまでに準備する金融資産の使途予定についてみると、「医療費」が79.5%と最も高く、ついで「介護費用」(75.8%)、「日常生活費」(70.9%)と必要不可欠な使途が上位になっているが、 「交際費」(64.9%)、「レジャーや娯楽・趣味」(62.6%)など老後生活を積極的に楽しむための費用も高くなっており、老後の資金使途は多種多様になっている。
A多様でアクティブな老後ライフスタイルを描く自己実現型:老後のライフスタイルについてみると、「レジャーや娯楽・趣味」(83.2%)、「友人や知人との交流」 (83.1%)、「旅行」(72.5%)など、アクティブに活動して老後生活を楽しもうと考えている人が多くなっている。特に、自己実現型はどのライススタイル像も高くなっており多様で活動的な老後ライフスタイル像を描いていることがわかる。

7.老後経済生活には厳しい見通し
@老後の金融資産準備予想額は二極化:老後を迎えるまでに、どれくらい金融資産を準備できるかについてみると、「500万円未満」が28.0%と3割近くに達しており、老後の金融資産準備に厳しい見方をしている人が多くなっている。しかし、「3000万円以上」も18.6%と多いことから、老後金融資産準備予想額は二極化している。
A老後のフローの収支は月々6.6万円の赤字の見通し:老後の生活費としての月々の必要額をみると、平均25.1万円となっているが、公的年金、企業年金、労働収入などを合わせた老後の月々の定期的な収入の見込みは平均18.5万円となっている。フローの収支は平均で月々6.6万円の赤字となっている。老後金融資産予想額も低い人が多いことから、老後の経済的生活に対し全般的には厳しい見通しとなっている。
 
<報告書の内容> http://www.jili.or.jp/pdfjili_report5.pdf

●03年度全国実態調査まとまる(03年12月9日)
 「平成15年度・生命保険に関する全国実態調査」報告書を作成。本調査は一般家庭の生命保険加入状況や生活保障に対する考え方などを把握することを目的にほぼ3年ごとに実施しているもの。既報の通り、本年9月に速報版として調査結果を発表しているが、本報告書では年代別、世帯年収別など詳細なデータを掲載。

《調査項目》
1.生命保険(個人年金保険を含む)の加入状況
2.年金型商品と個人年金保険の加入状況
3.民保の特定の保障機能を持つ生命保険や特約の加入状況
4.直近加入の生命保険(個人年金保険を含む)
5.民間生命保険の解約・失効の状況
6.加入保障内容の充足感
7.生活保障に対する考え方
8.生命保険(個人年金保険を含む)の今後の加入・追加加入意向
《回答世帯の基本属性》http://www.jili.or.jp/PBtx/pb05.html

●小冊子のセット本を販売(03年11月4日)
 既刊の消費者向け小冊子7冊のセット本『備えあれば保険あり-平成16年度版-』(税込み価格640円)を作成し、各地の三省堂書店(一部店舗を除く)で取り扱う。生命保険の基礎知識から死亡・医療・老後・介護の各生活保障分野まで一通り理解できるもの。

《セット内容》
1.「生命保険いろはにほんと」(2001年11月改訂版)
2.「知っておきたい生命保険と税金の知識」(2003年6月改訂版)
3.「新版 医療保障ガイド」(2003年7月改訂版)
4.「ねんきんガイド-見てわかる年金AtoZ」(2003年7月改訂版)
5.「介護保障ガイド」(2003年6月改訂版)
6.「ライフプラン情報ブック」(2003年8月改訂版)
7.「定年指南」(2003年9月改訂版)

《各小冊子の紹介ページ》
http://www.jili.or.jp/PBtx/f_pub_b.html  

●中学生作文コンクール入賞者決まる(03年10月31日)
 全国の中学生を対象に実施した第41回中学生作文コンクールの入賞者が決定。このコンクールは文部科学省と全日本中学校長会の後援、生保協会の協賛で、昭和38年から生命保険を題材に毎年実施されているが、03年度は「わたしたちのくらしと生命保険」をテーマとした作文募集に、全国972校から1万4106編の応募があり、文部科学大臣奨励賞など全国賞8編と、地方別の入賞作品が決まった。表彰式は11月14日午後5時から如水会館(東京都千代田区一ツ橋2−1−1)「富士の間」で行われる。

《全国賞入賞者・作品名》
▽文部科学大臣奨励賞(1名、賞品:賞状と奨学資金7万円)=岐阜県・養老郡養老町立高田中学校3年・古川祐莉「祖父が残してくれた鍵」
▽全日本中学校長会賞(2名、賞品:賞状と奨学資金6万円)=東京都・東京大学教育学部附属中等教育学校1年・松原匠「保険との出会い」、佐賀県・佐賀龍谷中学校2年・石橋茉莉「安心させてくれた生命保険」
▽生命保険文化センター賞(5名、賞品:賞状と奨学資金5万円)=青森県・弘前市立第三中学校1年・土岐千尋「父からのクリスマスプレゼント」、宮城県・柴田郡大河原町立大河原中学校2年・我妻聡「私達のくらしと生命保険」、愛知県・名古屋市立東星中学校3年・松本純子「備えに」、徳島県・板野郡松茂町立松茂中学校3年・西村悠介「メジャーで測れないもの」、宮崎県・宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校1年・松本麗「二十年選手のミシン」
 


●03年版ファクトブックを発行(03年9月30日)
 平成14年度の生命保険事業に関する統計資料を分かりやすくまとめた「2003年版 生命保険ファクトブック」(A4判、カラー96ページ)を作成。保険種類別の契約動向、男女別・年代別・都道府県別の加入状況や生命保険会社の収支・資産運用状況などの各種統計資料を、グラフや図表を豊富に活用し、見やすく紹介している。また、平成14年度の生命保険業界および隣接業界の動向や、5月に発表した平成14年度「企業の福利厚生制度に関する調査」のサマリーも掲載。

<主な内容>
・ ハイライト 平成14年度の動き
・ 第1章 生命保険の契約動向
・ 第2章 生命保険会社の収支と負債・資本
・ 第3章 生命保険会社の資産運用
・ 第4章 生命保険会社の営業体制と教育制度
・ 第5章 企業と生命保険 〜平成14年度「企業の福利厚生制度に関する調査」より〜
・ 統計編
・ 生命保険事業の歩み
・ 生命保険会社一覧

<申込要領>
●申込方法: FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号・部数を明記のうえ、下記まで申し込む。インターネットからも申し込める。10日ほどで、小冊子と振込用紙(振込手数料無料)を送る。小冊子と送料の合計額(小冊子1部の場合460円)を振り込む。   
●申込先 : FAX:03(6408)0727    
〒141‐0022 東京都品川区東五反田2−3−4  ビックナインビル7階 GLG内 配送センター 「03年ファクトブック」係

●シニア向け生活設計読本の改訂版(03年9月19日)
 「定年指南−シニアサラリーマンの生活設計読本」(B5判、カラー44ページ)の改訂版を作成。セカンドライフを意識し始める40歳以上のサラリーマンを対象に、定年後のさまざまな気がかりを解決するため、社会保障制度、企業保障、税金、資産運用、生命保険の活用法などを分かりやすく解説した生活設計読本。この小冊子は、平成7年の初版発行以来、累計で33万部発行されている。

《主な改訂ポイント》
 @公的医療保険、雇用保険等の社会保障制度や税制等について、今年度の制度改正に対応しながらコンパクトに仕組みを解説=医療費の自己負担割合や高額療養費の変更(公的医療保険)、失業給付の変更(雇用保険)、相続税率の変更や相続時精算課税制度の創設(税制)など、社会保障制度や税制の改正に対応し、分かりやすく解説。
 Aセカンドライフに必要な保障と生命保険の活用法について、最新の生命保険商品も含め大幅改訂し、内容を充実=終身保険や医療保険・ガン保険のさまざまなバリエーションについて解説を加えたほか、介護保険の保険料例の追加、解説内容の大幅な見直しなどを行い、内容を充実させた。
<申込要領>
 冊子希望者は、FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号・冊子名・部数を明記し、〒141−0022東京都品川区東五反田2−3−4 ビックナインビル7階、GLG内配送センター「定年指南」係(FAX:03−6408−0727)まで申し込む。インターネット(http://www.jili.or.jp)からも申し込める。1週間ほどで小冊子と振込用紙 (振込手数料無料) が送付される(送料込み1部260円)。


●生保の全国実態調査:第3分野商品加入率が急増(03年9月11日)
 3年ごとに実施している全国実態調査の結果がまとまった。生活保障への不安意識では、死亡・医療・老後保障のいずれについても不安を持つ世帯が70%台で前回を上回った。介護保障については前回を下回ったものの86%の世帯が不安意識を抱いている。医療保障で疾病入院給付金日額2万200円と前回200円低下。第3分野商品の世帯加入率は、がん保険・同特約加入率は55.5%で7.9ポイント上昇、特定疾病保障保険・同特約は47%で7.7ポイント上昇、介護保険・同特約は16.4%で9.5ポイントの著増。
 生保の世帯加入率は89.6%と90%台を割り込んだ。普通死亡保険金額は3697万円、年間払込保険料は53万1000円と、デフレ不況の影響でいずれも前回より減少。保険料控除制度の維持・拡充を望む世帯が90.6%と9割を超えている。


●一般向けの生保セミナー(03年8月18日)
 9月3日(水)・9月6日(土)の2日間、都内千代田区内幸町2―1―4 日比谷中日ビル7Fの生命保険文化センター会議室で、一般消費者向けの生命保険セミナーを開催今回は、生命保険の基礎知識を解説する「入門編」と、最近関心の高い医療保険などについて解説する「医療編」、利率変動型積立終身保険・無選択型保険など最近注目されている保険の種類を解説する「商品編」の3つのテーマ。

<開催日時・テーマ>
▽「入門編」:平成15年9月3日(水)14:00から15:30 、「医療編」:19:00から20:30
▽「商品編」:平成15年9月6日(土)14:00から15:30
<申込>同センターホームページへ


●ライフプランブック改訂版を発行(03年8月15日)
 小冊子「ライフプラン情報ブック−データで考える生活設計−」を改訂(B5判カラー44ページ)。結婚、出産・育児、教育、住宅取得、老後生活などの様々な局面ごとに、経済的準備に関わるデータを豊富に掲載、「世帯主に万一のことがあった場合」や「老後の生活」に関しては自助努力で準備すべき金額(必要保障額)の目安を具体的に計算できるようにケーススタディで紹介している。

《今回の主な改訂ポイント》
● 社会保障制度(公的医療保険、公的年金など)の見直しに対応し、自助努力で準備すべき金額(必要保障額)の目安について最新のものに改訂した。
● 今回の改訂では、生活設計をたてたり、見直しを行ううえで必要な経済的準備に関わるデータのうち、特に結婚費用や教育費のデータを充実させた。
※同センターでは、実際に生活設計をたてるための記入シート付き小冊子「新・ライフプラン ガイドブック」を発行している。具体的なライフプランの策定にあたっては、「情報ブック」と「新・ライフプラン ガイドブック」とのセット活用が効果的。

<申込要領>
●申込方法:FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号・冊子名・部数を明記のうえ、下記まで申し込む。インターネットでも申し込める。1週間ほどで、小冊子と振込用紙(振込手数料無料)を送付。 「ライフプラン情報ブック」単独の場合、一冊送料込み230円。 「新・ライフプラン ガイドブック」と各1冊ずつセットの場合、送料込み470円。   
●申込先:FAX:03(6408)0727  〒141‐0022 東京都品川区東五反田2−3−4  ビックナインビル7階 GLG内配送センター「出版物」係

●年金ガイドブック改訂版を発行(03年7月25日)
 小冊子「ねんきんガイド 見てわかる年金A to Z 」の改訂版を発行(B5判、カラー56ページ)。公的年金や個人年金について図表やイラストを用いて基礎知識をコンパクトに解説。平成15年度からの公的年金制度の改正等に伴い改訂したもの。平成2年度の初版発行以来、累計で113万部頒布されいる。

《今回の主な改訂ポイント》
● 物価スライド制の仕組みを解説:平成15年度の物価スライドの実施(復活)を受けて、物価スライド制の仕組みを解説するとともに、公的年金の年金額を改めた。
● 総報酬制の仕組みを解説:厚生年金等での総報酬制(賞与からも月収と同じ保険料率で保険料を徴収し、年金額にも反映する制度)の導入に対応し、年金額計算の仕組みや老齢厚生年金の年金額早見表を加えた。
※総報酬制とは、です。
● 在職老齢年金の仕組みを解説:定年後も働いている人、または働きたいという人が増えている中で、在職老齢年金(60歳以降働いていると老齢厚生年金の額が調整される制度)の仕組みの解説と、年金額の早見表を新たに加えた。

<申込要領>
●申込方法:FAXまたはハガキに住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記まで申し込む。インターネットでも申し込める。1週間ほどで、小冊子と振込用紙(振込手数料無料)を送付。小冊子と送料の合計額(小冊子1部の場合260円)を振り込む。
●申込先 : FAX:03(6408)0727 〒141‐0022 東京都品川区東五反田2−3−4  ビックナインビル7階 GLG内配送センター「ねんきんガイド」係


●医療保障ガイド改訂版を発行(03年7月16日)
 公的医療保険制度の改正や生命保険商品の多様化に対応し、小冊子「新版 医療保障ガイド−病気やケガに備える生命保険活用術―」を改訂(B5判カラー40ページ)。
 
<今回の改訂ポイント>
1. 公的医療保険制度の改正に対応:4月より、3歳から69歳までの人は3割負担に統一されるなど医療費の自己負担割合や、高額療養費制度(自己負担額の高額化を抑える制度)なども変わった。こうした制度改正に対応して解説内容を見直し、公的医療保険制度を分かりやすく説明。
2. 入院時医療費の自己負担額のケーススタディを変更:医療費の自己負担割合の変更などに伴いケーススタディを見直し。今回は事例の見直しも行い、病気だけでなくケガ(骨折で入院)のケースも掲載。
3. 最新商品の特徴点を解説中に盛り込む:医療保障に関する様々な生命保険商品の特徴点を分かりやすく解説。

<申込要領>
●申込方法: FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記まで申し込む。インターネットからも申し込める。1週間ほどで小冊子と振込用紙(振込手数料無料)を送付する。小冊子と送料の合計額(小冊子1部の場合260円)を振り込む。
●申込先 : FAX:03(6408)0727 〒141‐0022東京都品川区東五反田2−3−4  ビックナインビル7階 GLG内配送センター「医療保障ガイド」係

●研究誌発行(03年7月3日)
 研究誌 JILI FORUM No.12「個人と企業の新たな関係―激動期の福利厚生・退職給付制度―」(2003年6月)を発行。
<特集 個人と企業の新たな関係―激動期の福利厚生・退職給付制度―>
▽企業は“福祉”に関与しなくてもよい:京都大学大学院教授 橘木俊詔
▽多様就業型社会における社会保障と企業内福祉:厚生労働省労働基準局勤労者生活部企画課長 伊岐典子
▽生活者と企業福祉:中央学院大学講師 永野俊雄
<研究ノート>
▽ペイオフ一部解禁に伴う定期性預金の預け換え行動とその規定要因 長井毅
▽金融商品への関与と知覚リスクが金融商品選択に与える影響 原田裕介
▽金融商品選択時におけるIT活用による知識獲得効果 原田裕介

●「保険と税金」ガイドブック改訂版(03年6月18日)
 小冊子「知っておきたい生命保険と税金の知識」(B5判カラー40ページ)を改訂。万一の場合に受け取る「保険金」や、「年金」「給付金」は、契約者・被保険者・受取人が誰かによって、対象となる税金の種類が異なる。また、支払う保険料に対する支援措置として、所得税などの負担を軽減する生命保険料控除などがあります。この小冊子では、これらの保険と税金の情報を具体的な事例を用いて分かりやすく解説。昭和53年の初版発行以来、累計で231万部発行。

<今回の改訂ポイント>
〇 生命保険に関する税制改正のポイントがわかる解説ページを新設。
〇 個人年金保険の年金を受け取った時の税金について、契約形態の例示を増やすなど、より分りやすく改訂。
〇 税制改正に伴い記述内容を改めた。
・ 「相続税率、贈与税率の改正」に伴い、これらの税金がかかる場合の計算事例を改めた。
・ 「生命保険に関する権利の評価額の計算方法」の改正に伴い、記述内容を改めた。
・ 平成16年1月から実施される「配偶者特別控除の廃止」に関する記述を盛り込む。

<申込要領>
●申込方法: FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記まで申し込む。インターネットからも申し込める。1週間ほどで、小冊子と振込用紙(振込手数料無料)を送付。小冊子と送料の合計額(小冊子1部の場合230円)を振り込む。
●申込先:FAX:03(6408)0727 〒141‐0022 東京都品川区東五反田2−3−4  ビックナインビル7階 GLG内配送センター「税金の知識」係

●介護保障ガイド改訂版を発行(03年6月6日)
 小冊子「介護保障ガイド−これからの生活設計と介護−」を改訂(B5判40ページ)。平成13年1月の初版以来、累計約13万部発行。

<今回の改訂ポイント>
● 公的介護保険については本年4月から、介護サービスの分類と各サービスの基本単価(介護報酬)が変更され、また、保険料も見直された。これに伴い、「介護サービス利用の具体例」(介護サービスの利用プランと自己負担額の例)や巻末掲載の「基本単価のめやす」「公的介護保険の保険料」を、最新データに基づき変更した。
● 生保会社が取り扱う介護保険の仕組みについて、図表などを増やし、分かりやすく改訂した。
● 介護保障の様々な保険商品についてもその特徴点などを解説中に盛り込んだ。

<申込要領>
●申込方法: FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記まで申し込む。インターネットでも申し込める。1週間ほどで、小冊子と振込用紙(振込手数料無料)を送付する。 冊子代金と送料の合計額(1部注文の場合260円)を振り込む。   
●あて先:FAX:03(6408)0727 〒141−0022 東京都品川区東五反田2−3−4 ビックナインビル7階GLG内配送センター「介護保障ガイド」係


●企業の福利厚生制度を調査(03年5月16日)
 平成14年度「企業の福利厚生制度に関する調査」をまとめた。今回の調査では、(1) 従業員に対しても、福利厚生制度の利用状況や制度に対する意識等を調査、(2)従業員5人〜29人の企業も対象に加え、小規模企業の実態も把握、(3)急増傾向を示している非正規従業員層に対する福利厚生制度についても調査するなど、調査内容の見直しを行った。

<今回の調査結果の概要>
▽社会保障制度への企業負担の増大が深刻化、従業員も負担と給付の両面で不安感が強い。
▽重視される福利厚生制度の内容で、企業と従業員がともに重視するのは「医療」と「自己啓発」。
▽福利厚生制度の今後の方針では、賃金と福利厚生制度の関係については企業と従業員にギャップがある。
▽退職一時金制度の再構築を検討する企業の4分の1は給付水準の変更を検討している。
▽今後、退職給付制度を成果主義化する企業は全体の約4割に達する。
▽財務面のメリットを中心に確定拠出年金への関心が高い大規模企業。
▽生活保障に関しては企業も従業員も「医療保障」を最も重視−
▽ 従業員拠出型制度に対する意向では、従業員の利用意向は5〜6割


●中学生作文コンクールで募集(03年5月8日)
 文部科学省・全日本中学校長会の後援、生命保険協会の協賛のもと、第41回中学生作文コンクールを実施。昭和38年の第1回以来今年で41回目を迎える。これまでの応募作品総数は累計約62万6千編(昨年度の応募は全国1003校の中学校から1万7430編)にのぼる。

<募集要項>
●対象:全国の中学生(国・公・私立)
●テーマ: 「わたしたちのくらしと生命保険」(生命保険・年金に触れられていれば題名は自由)
●内容:生命保険がくらしの中で果たしている役割や、生命保険について学んだこと、感じたことをまとめる。
●原稿用紙の枚数:400字詰め原稿用紙2枚以上4枚以内。
●締切り:平成15年9月9日(火)<当日消印有効>
●作品応募先:〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-1-4 日比谷中日ビル7F
(財)生命保険文化センター作文係あて  
●問い合わせ:TEL.03-5510-3353
 
●既婚女性の生活設計意識調査(03年3月19日)
 「生活設計と金融・保険に関する調査 第4回−既婚女性の生活設計に関する調査−」をまとめた。女性の社会進出が進んで専業主婦が減り、女性のライフコースが多様化していくなかで、家計管理や生活保障などの家計行動についても女性のライフコースの多様化が大きな影響を与えるものと予想される。こうした状況変化を踏まえ、既婚女性の出産や家事・育児、就労に関する意識、今後の生活設計、自分自身の生活保障に関する意識を捉えることにより、既婚女性の生活意識・生活設計の多様化の実態と今後の方向を探ったもの。
 
 [調査結果のポイント]
1. 実現性の高い理想のライフコースは再就職・継続就労コース。
2. ますます増加が予想される既婚女性有職者層。
3. 既婚女性の就業促進には夫の家事・育児への積極的参加が求められている。
4. 家事・育児の外部サービス活用化が既婚女性の就労には不可欠なこと。
5. 就労の拡大は少子化をもたらすこと。
6. 既婚女性の就労は家計管理の決定主体を妻サイドにシフトさせること。
7. 少子化の進展は女性の老後保障の必要性意識を高める。
8. 既婚女性の就労は女性の生命保険の必要性意識を高める:「必要」と回答したのは、死亡保障について@有職者38.9%、Aうちフルタイム45.2%、B専業主婦34.7%、医療保障には@59.5%A63.5%B55.8%、老後保障は@49.1%A56.3%B42.2%の割合。

●3月に生命保険セミナー、受講無料(03年1月27日)
 今回は、生命保険を選ぶ時のポイントなどの基礎知識を解説する「入門編」と、最近関心の高い医療保険について解説する「医療保険編」の2つのテーマで実施。
 
<セミナーの概要>
▽開催日時とテーマ
  Aコース : 平成15年3月5日(水) 14:00〜15:30 「入門編」
  Bコース : 平成15年3月5日(水) 19:00〜20:30 「入門編」
  Cコース : 平成15年3月6日(木) 19:00〜20:30 「医療保険編」
▽会場: 東京都千代田区内幸町2-1-4、日比谷中日ビル7F・生命保険文化センター会議室
▽講師: 同センター職員
▽問合先: TEL.03-5510-3353 <e-mail>seminar@jili.or.jp
▽定員: 各回とも定員50名
▽その他: ・受講料、教材費は無料です。 申し込み受付後、10日程度で受講証を郵送。

●中学生作文コンクール入賞者決まる(02年11月6日)
 全国の中学生を対象に実施した第40回中学生作文コンクールの入賞者が決定。このコンクールは文部科学省と全日本中学校長会の後援ならびに生保協会の協賛を得て、昭和38年から生命保険を題材に毎年実施されているが、今年度、「わたしたちのくらしと生命保険」をテーマに作文を募集したところ、全国1003校から1万7430編の応募があり、文部科学大臣奨励賞など全国賞8編と、地方別の入賞作品が決定したもの。
《全国賞入賞者・作品名》
▽文部科学大臣奨励賞(1名、賞品:賞状と奨学資金7万円)=青森県・東津軽郡三厩村立三厩中学校2年・工藤奈津美さん「リボンもかけない贈り物」
▽全日本中学校長会賞(2名、賞品:賞状と奨学資金6万円)=東京都・筑波大学附属中学校2年・宮岸暖さん「祖父の贈り物」、愛媛県・東予市立東中学校3年・川又夕さん「今を生き、そして未来へ」▽生命保険文化センター賞(5名、賞品:賞状と奨学資金5万円)=福島県・石川郡浅川町立浅川中学校1年・田子里美さん「鏡の中の母」、新潟県・上越教育大学学校教育学部附属中学校2年・中嶋夕湖さん「悲しみからの再出発 〜十八歳で手にした保険金〜」、富山県・大門町大島町中学校組合立大門中学校2年・新谷美野里さん「お父さんの命」、山梨県・駿台甲府中学校1年・嶋田修一郎さん「生命保険−家族への愛を、ありがとう」、岐阜県・海津郡南濃町立養南中学校2年・佐藤公美さん「生命保険は父母の愛」
 なお、表彰式は平成14年11月15日午後5時から、東京都千代田区一ツ橋2−1−1(電話:03−3261−1101)の如水会館「富士の間」で行われる。


●高い元本保証ニーズ、「金融資産選択調査」で(02年10月24日)
 「生活設計と金融・保険に関する調査 第3回−金融資産選択に関する調査」をまとめた。わが国では、生活保障の基盤である社会保障制度が変容し、自助努力による生活保障準備と金融資産の形成がこれまで以上に重要な課題となっている。一方、金融資産の選択を取り巻く環境も変わってきおり、金融商品・サービスの選択の幅が広がる半面、生活者には選択に対する責任がこれまで以上に求められるようになってきた。そこでこの調査では、生活者の金融商品・サービスの選択行動、選択意識をとらえることにより、金融資産選択の方向性を探っている。

《調査結果のポイント》
1.過去1年間の保有金融商品の増減
 近年の景気低迷に伴う収入の減少等で「普通預貯金」を取り崩した家計が36.1%、 株価の下落等で「株式」の残高が減少した家計が13.3%。
(1)過去1年間に「普通預貯金」の残高が増えた家計は25.6%。これに対し、「普通預貯金」の残高が減った家計は36.1%だった。ペイオフ一部解禁への対応等で普通預貯金にシフトした家計がある一方で、近年の景気低迷に伴う収入の減少等で「普通預貯金」を取り崩す家計が多いことを示している。
(2)過去1年間に「株式」の残高が増加した家計は4.1%にとどまる一方、減少した家計は13.3%と高くなっている。「株式」の保有比率が高い60歳代では減少割合が28.2%と3割近くに達している。株価の下落等による家計金融資産の減少をうかがい知ることができる。
2.金融商品選択の方向性
 金融商品の選択の方向性としては、安全性や流動性といった金融商品の特性を重視しつつも、リスク性資産の購入による収益性にも配慮した金融資産形成を志向。
(1)生活者が金融商品を選択するうえでどのような点を重視しているのかをみたところ、「元金の保証」が47.7%と最も高く、「いつでも換金できる」(37.6%)、「利回りが高い」(31.8%)の順。「普通預貯金」の残高が減った家計が多いとはいえ、依然保有金融資産総額の6割以上を貯蓄型商品が占めており、生活者は安全性や流動性といった金融商品の特性を重視して資産形成を行っていることが分かる。
(2)金融商品を選択するうえでの今後の期待をみると、現在の重視点同様「元金の保証」が42.6%と最も高いものの、2番目には「利回りが高い」(36.1%)が挙がっている。また、今後「株式」を購入・積み増したいとする割合も15.1%と高い。これらを考慮すると、生活者はリスク性資産の購入により収益性にも配慮した金融資産形成を志向し始めていると推察される。
3.金融取引の方向性
 金融取引の方向性としては、より多様な金融商品に、そしてより多数の金融機関に、手持ちの資産を分散する傾向が高まる。
(1)過去1年間の金融商品選択の傾向については、「複数の金融商品に分散させた」が7.4%、「特定の金融商品に集中させた」が9.0%だった。また、今後の金融商品選択に対する意向をみると、「複数の金融商品に分散させたい」が19.3%と、実態値(7.4%)より10ポイント以上高くなっている。
(2)過去1年間の金融機関との取引の傾向については、「複数の金融機関に分散させた」が14.2%、「特定の金融機関に集中させた」が12.4%だった。また、今後の金融機関との取引に対する意向をみると、「複数の金融機関に分散させたい」が25.9%と、実態値(14.2%)より10ポイント以上高くなっている。
(3)生活者の6割以上が「自分がどのような金融商品やどのような金融機関を選んだかによって生じた利益や損失については自分で責任を持つことは当然である」と認識している。こうした自己責任意識の高まりも相まって、金融取引の方向性としては、今後一層多様な金融商品に、そしてより多数の金融機関に資産を分散する傾向が高まるものと予想される。
4.銀行・証券・生保に期待されるもの
 銀行に対しては地理的な利便性、証券会社に対しては取引コストの低減、生保会社に対しては商品開発力を期待。
(1)各家計におけるメーンの銀行、証券会社、生保会社に対する期待で最も高かったのは、いずれも「経営内容の良さ(財務的健全性)」だった。メーンの金融機関に対しては、業態を問わず健全性への期待が高くなっている。
(2)健全性に次ぐ期待項目では銀行、証券会社、生保会社によってそれぞれ相違。銀行に対しては地理的な利便性を、証券会社に対しては取引コストの低減を、生保会社に対しては商品開発力をそれぞれ期待している。
 ・メーン銀行に対しては、「自宅からの近さ」(37.2%)、「取引手数料が低い」(36.7%)を期待している。
 ・メーン証券会社に対しては、「取引手数料が低い」(40.6%)、「魅力ある金融商品の提供」(39.6%)を期待している。
 ・メーン生保会社に対しては、「魅力ある金融商品の提供」(31.0%)、「経営姿勢が良くクリーン」(27.5%)を期待している。
5.14年4月のペイオフ一部解禁に伴う金融資産預け替え行動
 1000万円超定期預金保有層の預け替え行動をみると、「預け替えた」は36.3%となっている。また、その引き出した預金の預け入れ先をみると、「他銀行の預金」が71.1%だった。
6.金融資産形成の目的
「老後の資金準備」が金融資産形成の最大の目的であり、4人に1人が20歳代からすでに老後の準備を開始している。
(1)金融資産形成の目的をみると、「老後の資金準備」が65.7%で最も高く、「病気やケガの準備」(64.6%)、「万一死亡の時の準備」(45.8%)の順。
(2)老後の準備開始年齢をみると、20歳代から準備を開始した割合が23.3%と4人に1人の割合に達しており、平均も40.3歳となっている。
7.老後生活に向けた今後の金融商品選択
 老後生活に向けた今後の金融商品選択においては、多様化の傾向がみられる。
(1)生活者は、老後生活に向けた金融商品を選択するうえで「元金の保証」「病気・事故への不安の緩和」「いつでも換金できる」といった安全性や保障性、流動性を重視している。
(2)具体的な保有商品をみると、「定期預貯金」が39.6%と最も高く、「普通預貯金」(35.2%)、「終身保険」(28.1%)、「個人年金保険」(27.1%)の順。老後資金準備の中核をなす金融商品は、貯蓄型商品や保険型商品であることが分かる。
(3)今後の準備意向をみると、「定期預貯金」などの保有割合の高い金融商品は、今後の保有意向のほうが低くなっているのに対し、保有割合の低い金融商品では逆に今後の保有意向のほうが高くなっている。老後生活に向けた今後の金融商品選択においては、多様化の傾向がみられる。


●「医療保障ガイド」改訂版を作成(02年10月10日)
 医療費の自己負担の仕組みや費用の目安を知り、 自助努力のための基礎知識をまとめた小冊子「新版 医療保障ガイド−病気やケガに備える生命保険活用術―」を改訂(B5判・カラー40ページ)。
 同小冊子ではまず、公的医療保険制度の基本的な内容、自己負担の仕組みを分かりやすく解説、気になる病気別の自己負担額については、公的医療保険対象外の諸費用を含めてケーススタディーで目安を掲載。そのうえで、自助努力として備えるために生命保険会社が取り扱う医療保険・各種特約などの基本的な内容やさまざまなバリエーションを紹介している。
《改訂ポイント》
1.2002年10月施行分の公的医療保険制度の改正に対応=高額療養費制度(医療費の自己負担額を抑える制度)や高齢者(70歳以上)の医療制度など、10月施行分の公的医療保険制度の改正に対応して記述内容を改めた。
2.2003年4月予定の健康保険制度の改正ポイントを解説=医療費の自己負担割合変更(現行の2割を3割へ)や総報酬制の導入など、2003年4月予定の健康保険制度の改正ポイントが分かる解説ページを設けた。また、改正ポイントの関連ページにも注書きを明示、改正ポイントを分かりやすく補足説明。
3.急速に進む生命保険商品の多様化を踏まえ、最新商品の特徴点を簡潔に分かりやすく解説。
 冊子希望者は、FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号・冊子名・部数を明記し、〒100−0011東京都千代田区内幸町2−1−4 日比谷中日ビル7階、生命保険文化センター「医療」係(FAX:03−5510−3355)まで申し込む。インターネット(http://www.jili.or.jp)からも申し込める。10日ほどで小冊子と振込用紙 (振込手数料無料) が送付される(1冊260円、送料込み)。


●「2002年版ファクトブック」作成(02年9月27日)
 平成13年度の生命保険事業に関する統計資料を分かりやすくまとめた「2002年版 生命保険ファクトブック」を作成(A4判、96ページ)。保険種類別の契約動向、男女別・年代別・都道府県別の加入状況や生命保険会社の収支・資産運用状況などの各種統計資料を、グラフや図表を豊富に活用し、見やすく紹介、平成13年度の生命保険業界および隣接業界の動向について、主要トピックスを集めて分かりやすく解説している。構成は、▽ハイライト=平成13年度の動き、▽第1章=生命保険の契約動向、▽第2章=生命保険会社の収支と負債・資本、▽第3章=生命保険会社の資産運用、▽第4章=生命保険会社の営業体制と教育制度、▽第5章=生活保障と生命保険(平成13年度「生活保障に関する調査」から)、▽統計編、▽生命保険事業の歩み、▽生命保険会社一覧。
 冊子希望者は、FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号・冊子名・部数を明記し、〒100−0011東京都千代田区内幸町2−1−4 日比谷中日ビル7階、生命保険文化センター「ファクトブック」係(FAX:03−5510−3355)まで申し込む。インターネット(http://www.jili.or.jp)からも申し込める。10日ほどで小冊子と振込用紙 (振込手数料無料) が送付される(送料込み1部460円)。


●「ライフプラン情報ブック」を改訂(2002年9月4日)
 「ライフプラン情報ブック−データで考える生活設計」を改訂(B5判・カラー44ページ)。この小冊子は、生活設計を立てるために必要な基本的な考え方やヒント・参考情報を分かりやすくまとめたもので、結婚、教育、住宅、資産形成、健康などさまざまな局面について、経済的準備に関する諸データを中心に役立つ情報を満載。「世帯主に万一のことがあった場合」と「老後生活」に関しては、「必要保障額」(自助努力として準備すべき額)の目安を具体的に計算できるようケーススタディーで計算例を紹介。
 今回の改訂では、生活設計を立てる際に必要な結婚費用や教育費など経済的準備に関する諸データを最新のものに洗い替え、冊子全体にわたって解説・コメントなども見直した。必要保障額の計算例も諸データの洗い替えに伴い再計算している。
 なお、同センターでは、実際に生活設計を立てるための記入シート付き小冊子「新・ライフプラン ガイドブック」を発行しているが、具体的なライフプランの策定に当たっては、「新・ライフプラン ガイドブック」とセットでの活用が効果的。
 冊子希望者は、FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号・冊子名・部数を明記し、〒100−0011 東京都千代田区内幸町2−1−4 日比谷中日ビル7階、生命保険文化センター 「出版物」係(FAX:03−5510−3355)まで申し込む。インターネット(http://www.jili.or.jp)からも申し込める。10日ほどで小冊子と振込用紙 (振込手数料無料) が送付される(「ライプラン情報ブック」単独の場合、1冊送料込み230円、「新・ライフプラン ガイドブック」と各1冊ずつセットの場合、送料込み470円)。


●「年金ガイド」改訂版を発行(2002年8月28日)
 老後生活資金のベースである公的年金と、自助努力として準備する個人年金保険の基本的な仕組みを解説した小冊子「ねんきんガイド見てわかる年金AtoZ」改訂版(B5判、カラー・56ページ)を発行。「年金のしくみは複雑で分かりにくい」という声に応えて、公的年金と個人年金保険に関する基礎知識をコンパクトにまとめたもので、年金のことが「見て分かる」よう図表やイラストを多用、公的年金の受取額についても、目安が分かる早見表を掲載している。
《改訂ポイント》
▽公的年金制度の改正を反映=2002年4月から、厚生年金の被保険者の年齢上限引上げ(69歳まで)や60歳台後半で働く人が受け取る厚生年金の減額(在職老齢年金)など各種の制度改正が実施されたが、これらを踏まえ、現在の公的年金制度を正しく理解できるよう記述を見直している。
▽変額個人年金保険の解説を充実=変額個人年金保険を取り扱う生命保険会社が増え、商品内容も多様化していることを踏まえ、資産運用の仕組みや税制上の取り扱い、契約時の留意点など変額個人年金保険に関する解説を充実させた。
▽このほか、Q&Aのコーナーに確定拠出年金の仕組みに関する解説を加えたほか、掲載諸データを最新のものに洗い替えるなどの改訂を併せて行っている。
 冊子希望者は、FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記し、 FAX:03−5510−3355、〒100−0011 東京都千代田区内幸町2−1−4 日比谷中日ビル7階生命保険文化センター 「ねんきんガイド」係まで申し込む。インターネットからも申し込める(http://www.jili.or.jp/ )。
10日ほどで小冊子と振込用紙 (振込手数料無料) を送られるので、小冊子と送料の合計額 (小冊子1部の場合260円) を振り込む。

 
●中学生の作文募集(2002年5月9日
文部科学省・全日本中学校長会後援、生保協会協賛のもと、第40回中学生作文コンクールを実施。課題は「わたしたちのくらしと生命保険」(内容が生命保険・年金に触れられていれば、題名は自由)。中学生作文コンクールは昭和38年の第1回以来今年で40回目を迎え、これまでの応募作品総数は約60万8000編に達している。昨年度は945校から1万7366編の応募があった。
− 募 集 要 領 −
1.課題(作文のテーマ): 「わたしたちのくらしと生命保険」(作文の題名は自由) 。生命保険がくらしの中で果たしている役割や、生命保険について学んだこと、感じたことを書く。(例)「将来の安心のために」、「思いやりのかたち」、「わが家の生活設計」、「高齢社会に備えて」、「社会保障制度と生命保険」など。同協会で作文を書くにあたっての参考資料を用意しているので、FAX(03-5510-3355)で「生命保険文化センター作文係」宛申し込む。
(1)「しあわせはみんなでつくるもの−生命保険読本−」(生徒向け読本)
(2)「第39回中学生作文コンクール入賞作品集」(先生向け)
(3)「2001年版生命保険ファクトブック」(生命保険に関する統計資料/先生向け)
2.応募方法
(1)原稿の枚数 :400字詰め原稿用紙2枚以上4枚以内(なるべくA4サイズ以上のもの)
(2)記入要領:たて書き。1枚目の1行目に題名、2行目に学校名、3行目に学年・組・氏名(フリガナ)・性別を明記。1枚ごとに2つ折りし、右上をとじる。
(3)作品の送付:担当の先生を通じて「応募票」に取りまとめのうえ、下記まで送付する。個人からの応募も受け付ける(直接下記に送付)。
〈作品応募先〉
〒100‐0011 東京都千代田区内幸町2−1−4 日比谷中日ビル7F
(財)生命保険文化センター 作文係  TEL:03-5510-3353
(4)締切り:平成14年9月10日(火)<当日消印有効>
3.各賞および賞品
(1) 個人賞
●文部科学大臣奨励賞:1名、賞状と奨学資金(70,000円)
●全日本中学校長会賞:2名、同上(60,000円)
●生命保険文化センター賞:5名、同上(50,000円)
※ 以上の全国賞入賞者には副賞として東京ディズニーリゾートへ招待する。
●地方別生命保険文化センター賞
・1等:各都道府県ごとに1名、賞状と賞品(8,000円相当) ・2等:各都道府県ごとに選出(全国で100名程度)、 賞状と賞品(6,000円相当) ・3等:各都道府県ごとに選出(全国で150名程度)、賞状と賞品(4,000円相当)
(2)学校賞:文部科学大臣奨励賞・全日本中学校長会賞・生命保険文化センター賞各入賞校ならびに50名以上の多数応募があった学校には、学校備品代(応募者数に応じて5,000円〜50,000円)を贈呈。なお、全校生徒数が50名未満の場合でも全校生徒が応募した学校には学校備品代5,000円を贈呈。
(3)参加賞:応募者全員に記念品として「光るボールペン−ライトペン−」を贈呈。
4.発表:文部科学大臣奨励賞・全日本中学校長会賞・生命保険文化センター賞の全国賞入賞者ならびに地方別生命保険文化センター賞の1等入賞者については11月上旬頃、その他については12月上旬頃までにそれぞれ学校宛に通知。
5.表彰式:平成14年11月15日(金)。文部科学大臣奨励賞・全日本中学校長会賞・生命保険文化センター賞の入賞者および付添いの方2名(先生と保護者各1名)を東京に招いて表彰式を行う。
6.作品集の制作および配布:文部科学大臣奨励賞・全日本中学校長会賞・生命保険文化センター賞の入賞作品を収録した作品集を制作し、全国の中学校へ寄贈。

●新版 「生命保険Q&A」作成(2002年4月18日)
 生命保険の基礎知識をQ&A形式でまとめた小冊子「新版 生命保険Q&A-こんなときどうしたらよいか-」を作成(A5判カラー88ページ)。
 この小冊子では、どんな保険を選べばよいか、見直しはどうすればよいか、保険料の払込が困難になったとき、保険金などを受け取ったときの税金はどうなる?など様々な気がかりに答えるとともに、 契約者保護のしくみや新しい商品など最新の情報についても詳しく説明している。
 生命保険について消費者の関心が高い事柄や知っておきたい事柄を52の質問とその回答という形でわかりやすく説明。知りたい事柄を目次とキーワードで見つけて、必要なときにそのページを開けば、基本的な知識が得られる形式。
 この小冊子は昭和52年の初版発行以来、累計65万部が発行、利用されている。今回は最新の情報に基づいて従来の記述を全面的に見直し、新版として発行するもの。図表やイラストをさらに増やしながら、サイズもB5変形判からA5判へと変更。
【申込要領】
●申込方法: FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、下記まで申し込む。インターネットからも申し込める。10日ほどで、小冊子と振込用紙 (振込手数料無料) を送付する。小冊子と送料の合計額 (小冊子1部の場合260円) を振り込む。   
●あて先 : FAX:03(5510)0073
〒100−0011 東京都千代田区内幸町2−1−4 日比谷中日ビル7階
(財)生命保険文化センター 「新版Q&A」係
URL:
http://www.jili.or.jp/

●生活設計と金融・保険に関する調査まとめる(2002年4月18日)
 第2回「生活設計と金融・保険に関する調査」の結果、主なポイントは次の通り。
1. 現在の健康状態
(1) 現在の健康状態については、4人に1人が健康とはいえないと感じている。
(2) 入院、通院、鍼灸・整体等の経験についてみると、4人に1人が「現在通院中」。
(3) 日常生活で感じるストレスについては、男性は仕事、女性は普段の生活に関するストレスを強く感じている。
2. 健康・医療に対する不安
(1) 健康・病気については、「長期入院が必要な病気」「慢性的で治りにくい病気」に対して不安を感じている。
(2) 経済上、生活上では、「医療費負担」「公的医療保険適用外の自己負担」に9割が不安を感じている。
(3) 医療制度・治療技術については「医療制度変更に伴う医療費自己負担増」に最も不安を感じている。
(4) 不安の構造について主成分分析により集約してみると、健康や医療に関わる不安は以下の5つに集約された。
・ 長期疾病不安........罹患期間の長期化に対する不安
・ 難病疾病不安........難病や死に直結しやすい病気等に罹患することに対する不安
・ 医療費負担不安....自己負担費用が重くなることに対する不安
・ 生活家計不安........家族の生活や家計に負担がかかることに対する不安
・ 治療技術不安........治療の適切さに対する不安
(5) これら5つの不安因子と健康状態や属性との関連性について分析したところ、長期疾病不安は健康状態、過去の入院経験に関連がみられた。
3. 受けたい医療サービスと追加費用負担許容意識
(1) 重視度と追加費用負担許容意識がともに高いサービスには、「完治させるための治療、検査、処置」「正確な診断、適切な処置」「十分な知識・技能を持つ医師による診断」といった治療行為そのものに関するサービスや「安全・衛生管理」のように医療機関として必須と思われるサービスが含まれる。
(2) 重視度は低いが追加費用負担許容意識が高いサービスには、「最新の医療技術・設備による治療」など先進的なサービスが含まれる。
(3) 重視度は高いが追加費用負担許容意識が低いサービスには、「症状、治療法等の説明」や「患者への接し方が誠実」など、医療従事者の態度に関するサービスが含まれる。
(4) 重視度と追加費用負担許容意識がともに低いサービスには、「予約診療ができる」など時間を無駄にしないサービスや「プライバシーの確保」などアメニティに関するサービスが含まれる。
4. 多様化する健康・医療ニーズ
(1) 重視度と追加費用負担許容意識の関係を性別にみると、男性は、「待ち時間が少ない」や「食事の質や時間を自由に選べる」といった時間が省けるサービスやアメニティに関するサービスについて追加費用負担を許容する傾向がみられる。一方、女性では「患者への接し方が誠実」など医療従事者の態度に関するサービスについて追加費用負担を許容する割合が高い。
(2) 年齢別では、ほとんどのサービスで高年齢層ほど追加費用をかけてでも受けたいと感じているが、「症状、治療法等の説明」など情報提供サービスについては若年層ほど重視している。
(3) 本人年収別では、ほとんどのサービスで高収入層ほど追加費用をかけてでも受けたいと感じているが、「快適な環境提供」や「気軽に相談」など快適性や医師との意思疎通に関するサービスについては低収入層ほど重視している。
5. 医療保障準備の実態とニーズ
<医療保障準備の実態>
(1) 医療関係保険・特約の加入状況についてみると、72.1%と7割以上の人が加入している。入院給付金日額、成人病入院特約等含む入院給付金日額、通院給付金日額、特定疾病等診断給付金額の平均は、それぞれ7.8千円、10.5千円、4.8千円、2,293千円となっている。
(2) 医療費の準備が「足りている」としているのは、23.3%で2割強にとどまり、充足度は低い。
(3) 重回帰分析により医療費用準備の充足度に影響を与える要因を分析すると、加入入院給付金日額が高いほど医療費準備に対する充足度が高くなっている。また、医療費負担不安、長期疾病不安、生活家計不安、難病疾病不安が高いほど医療費用準備に対する充足度が低くなっている。定期的に健康診断や人間ドックを受診している層で医療費用準備の充足度が低い。
<医療保障準備のニーズ>
(1) 医療関係保険・特約の目的・使途をみると、「入院や手術費などの医療費の自己負担分」が78.4%と、「入院に伴って発生する諸費用」が62.1%、「入院することによって得られなくなる所得」が36.1%となっている。 
(2) 重回帰分析により、実際に加入している入院給付金日額に影響を与える要因を分析すると、収入が高い人ほど十分な医療保障準備を行っている。過去3年間の同居家族入院経験のある人も高くなっている。年齢では30歳代がやや高くなっている。また、十分な医療準備を行っている人は、医療費負担不安が低くなっている。
(3) 必要と感じている入院給付金日額に影響を与える要因について分析すると、本人年収、国民健康保険加入者、男性、同居家族入院経験、30歳代、40歳代、非持家層で必要医療保障金額が高い。意識面をみると、長期疾病不安や治療技術不安、高度な診察・診療利用意向が必要入院給付金日額を高める方向に働いている。
(4) 必要入院給付金日額と加入入院給付金日額のギャップについて分析すると、属性面では、国民健康保険加入者、男性、非持家層でギャップが大きい。意識面でみると、高度な診療・治療利用意向、医療費負担不安、生活家計不安、治療技術不安が高い層でギャップが大きくなっている。


●2001年版ファクトブック発行(2002年3月27日)
 2000年度の生命保険事業に関する統計資料を分かりやすくまとめたデータブック(A4判・96ページ)で、保険種類別の契約動向、男女別・年代別・都道府県別の加入状況や生命保険会社の収支・資産運用状況などの各種統計資料を、グラフや図表を豊富に活用し、見やすく紹介。また、2000年度の生命保険業界および隣接業界の動向について、主要トピックスを集めて分かりやすく解説している。主な統計資料を英語で表記した「英語版」(A4判・17ページ)も作成。
 冊子の構成は、@ハイライト 平成12年度の動き、A生命保険の契約動向、B生命保険会社の収支と負債・資本、C生命保険会社の資産運用、D生命保険会社の営業体制と教育制度、E生命保険と生活保障(平成12年度「生命保険に関する全国実態調査」より)、F統計編、G生命保険事業の歩み、H生命保険会社一覧。
 申込は、FAX(03−5510−0073)またはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、〒100−0011 東京都千代田区内幸町2−1−4 日比谷中日ビル7階 生命保険文化センター 「ファクトブック」係 まで申し込む。インターネットからも申し込める(http://www.jili.or.jp/ )。10日ほどで冊子と振込用紙(振込手数料無料)が送付されるので、冊子代金と送料の合計額(1部注文の場合460円)を振り込む。問い合わせは電話03−5510−0072(電話では申込不可)。


●第5回「生活者の価値観に関する調査」(2002年3月20日)
 生活者の意識の底流にある価値観をとらえることを目的に、1976年(第1回)から時系列調査として実施。今回調査は5回目(25年目)。調査では、「生き方」「働き方」「家族」「社会」の四つの分野に関する83の質問により価値意識をとらえ、これらを基に因子分析手法を用いて価値観を抽出している。また、生活者の価値観が、家族や社会とのかかわりなど基本的な生活意識局面に与える影響についても把握している。前回(96年)調査では四つの価値観に集約されたが、今回調査では、「集団重視から自分重視への傾向」や「利己性や他者への依存性」を強めつつ多様化が進み、五つの価値観に集約された。また、若年層固有・高齢層固有といった年代層別の特徴が薄まり、価値観の個人化も進んだ。 
《調査結果の概要》
 生活者のものごとの考え方に関する価値意識として、「生き方」「働き方」「家族」「社会」の4分野に注目し分析した結果、次のような特徴と傾向が明らかになった。
(1)「生き方」に関する価値意識=@習慣にとらわれる考え方の衰退、A若年層を中心にみられる自己中心・努力回避の傾向、B 同じ年代層の中でも考え方の多様性が広がる
(2)「働き方」に関する価値意識=@仕事に楽しみややりがいを重視する傾向が着実に増加、A能力主義的な考え方も増加 、B働き方に関する考え方の年代間較差が縮小
(3)「家族」に関する価値意識=@家族に対する責任意識は依然として高い、A家族の個々の立場を尊重する傾向が強まっている、B性別役割分業意識は大きく後退、C 結婚観は伝統的な考え方が依然支配的
(4)「社会」に関する価値意識=@社会に貢献したいとする意識はあるが、実行しようとする意識は低下傾向、A自己主張しようとする意識の顕著な高まり、B同調できる限定的な仲間のみを重視する傾向が若年層で増加


●「医療保障ガイド」を全面改訂(2002年3月5日)
 平成4年度の初版発行以来、55万部のベストセラーとなっている小冊子「新版 医療保障ガイド−病気やケガに備える生命保険活用術−」を全面改訂(B5判、40ページ)。
 @医療保障準備について考えるための情報を図表やグラフを使って分かりやすくまとめた、A入院時の自己負担の目安を病名別ケーススタディでまとめ、公的医療保険による自己負担と、意外にかかる保険対象外の費用・雑費も解説、B医療関係の生命保険については、基本的な商品内容の解説に加え、多様化する給付金の支払条件など最近の商品の特徴を分かりやすくまとめた、C医療保障に関する身近な疑問に答えるQ&Aコーナーも充実−−が改訂ポイント。
 申し込みは、FAXまたはハガキに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、FAX:03−5510−0073、〒100−0011東京都千代田区内幸町2−1−4日比谷中日ビル7階 生命保険文化センター「医療」係まで。インターネットからも申し込める(http://www.jili.or.jp/)。小冊子と振込用紙(振込手数料無料)が送付されるので、冊子代金と送料の合計額(1部注文の場合260円)を振り込む。


●生命保険のガイドブック改訂版を作成(2001年11月15日)
 自分に合った生命保険を的確に選んだり既契約の生命保険を上手に生かすために必要な生命保険の基礎知識を分かりやすくまとめた小冊子「新版 生命保険いろはにほんと−自分に合った選び方・活かし方」の改訂版を作成(B5判、カラー52ページ)。
《主な改訂ポイント》
▽商品やサービスの多様化に合わせて解説を充実=最近次々と登場している新しいコンセプトの商品・サービスをまとめて分かりやすく整理・解説。
▽知っておきたい参考情報を充実=更生特例法による会社更生手続きの解説など、「破綻から業務再開までの流れ」「保険金額がどうなるのか」といった「契約者保護の仕組み」に関する内容を充実。
 この冊子は平成11年の初版以来25万部が発行されており、今回も希望者に配布。申し込みは、はがきまたはFAXに住所・氏名・電話番号を明記し、〒100−0011 東京都千代田区内幸町2−1−4 日比谷中日ビル7階財団法人生命保険文化センター「いろは」係まで(FAX:03−5510−0073)。インターネットからも申し込み可能(http://www.jili.or.jp/)。10日ほどで小冊子と振込用紙(振込手数料無料)が送付されるので、冊子代金と送料の合計額(1部注文の場合260円)を振り込む。


●中学生作文コンクール入賞者決まる(2001年11月)
 第39回中学生作文コンクールに全国945校から1万7366編の応募があり、審査の結果、文部科学大臣奨励賞など全国賞8編と、地方別の入賞作品が決定。
《全国賞入賞者》
[文部科学大臣奨励賞](1名、賞状・奨学資金7万円)
▽北海道 猿払村立拓心中学校3年・佐藤麻美「母さんの応援団長」
[全日本中学校長会賞](2名、賞状・奨学資金6万円)
▽福島県 浅川町立浅川中学校2年・酒井宏典「我が家の自慢」
▽東京都 筑波大学附属中学校1年・川本晃史「生命保険の有難さ」
[生命保険文化センター賞](5名、小乗・奨学資金万円)
▽青森県 佐井村立牛滝中学校1年・横内彩乃「偶然の連続」
▽宮城県 仙台市立五橋中学校3年・木村恵利香「祖母の生命のかがやき」
▽高知県 吾川村立吾川中学校2年・片岡恵「人生のパートナーとして」
▽熊本県 熊本大学教育学部付属中学校1年・梅田佳代子「ゆとりの生命保険」
▽鹿児島県 神村学園中等部2年・今吉彩乃「家族への愛情のあらわれ」


●「生活保障に関する調査」まとまる(2001年11月7日)
 平成13年度「生活保障に関する調査」(9回目)をまとめた。
《調査結果の概要》
(1)生活保障における不安意識は引き続き高い水準
 「不安感あり」は医療保障が87.8%、介護保障が87.1%、老後保障が80.9%、死亡保障が71.0%といずれも高水準。
(2)公的保障のみには頼れないという意識は依然高く、自助努力を重視する志向
 必要な費用は公的保障だけで「まかなえるとは思わない」とする割合は、公的介護保険が79.1%と最も高く、次いで公的年金(75.8%)、公的死亡保障(68.4%)、公的医療保険(58.8%)の順。私的な生活保障に準備について、現在の生活を切りつめてでも自ら準備すべきであるとの考え方が約6割。
(3)私的な準備は進んでおらず、生活保障に対する充足感も低水準
 生活保障のための私的な経済的準備をしている割合は減少傾向にあり、老後保障で約6割、介護保障で約4割。私的準備に公的保障や企業補償を含めた現在の生活保障に対する充足感は、いずれの保障局面でも6〜7割が「充足感なし」。
(4)ゆとりある老後生活費は月額37.3万円
 老後を夫婦2人で暮らしていくうえで、必要と考える最低日常生活費は月額23.5万円、ゆとりある老後生活費は月額37.3万円。
(5)4人に1人が介護経験あり
 介護経験のある人の割合は25.0%と、4人に1人の割合。介護機関は平均38.1カ月(3年2カ月)で、4年以上が約3割。
(6)施設介護などの外部サービスの利用意向が高まる
 将来自分自身が要介護状態になった場合に、介護してもらいたいと考えている場所は、「施設」が47.4%、「在宅」が43.9%。在宅での介護を志向する場合でも、何らかの形で「外部サービスを利用」とした割合は75.1%
(7)入院1日当たり自己負担費用は1万2900円
 過去1年間に「入院経験あり」とした人の通算入院日数は平均27.3日、自己負担費用の平均は24.7万円となっており、1日当たりの自己負担費用は1万2900円。


●「ライフプラン情報ブック」を作成(2001年10月31日)
 生活設計を立てるために必要な基本的な考え方やヒント・参考情報を分かりやすくまとめた小冊子(B5判・カラー・44ページ)で、結婚、教育、住宅、資産形成などさまざまな局面の生活課題について、経済的準備に関する諸データを中心に役立つ情報を掲載。
《主な内容》
1 今日の生活設計と生活課題
2 生活課題と資金準備(結婚、出産・育児、教育、住宅に関するデータ・情報)
3 生活保障と資金準備(遺族の生活保障・必要保障額の算出方法、病気・けが、老後の生活保障、自助努力により準備すべき夫婦の老後資金の算出方法、介護、災害・事故)
4 生活の充実のために(職業選択、自己啓発、資産形成、生きがい、健康)
5 その他のデータ(葬祭関連費用など)
6 参考資料(私的保障の主な種類、確定拠出型年金の概要)
 なお、従来「新・ライフプラン ガイドブック」の付属資料としていたが今回、死亡・医療・老後・介護などの生活保障に関するデータや考え方などを追加し、簡便に活用できるよう単独の小冊子に変更した。具体的なライフプランの策定に当たっては、「新・ライフプラン ガイドブック」とセットでの活用が効果的。
▽申込方法=ハガキまはFAXに、住所・氏名・電話番号・冊子名・部数を明記し、〒100−0011 東京都千代田区内幸町2−1−4日比谷中日ビル7階 生命保険文化センター「出版物」係(FAX:03−5510−3355)まで申し込む。インターネット(http://www.jili.or.jp/ )からも申し込める。10日ほどで小冊子と振込用紙 (振込手数料無料) を送付。「ライフプラン情報ブック」単独の場合、1冊送料込み230円。「新・ライフプラン ガイドブック」と各1冊ずつセットの場合は送料込み470円。


●「生活設計と金融・保険調査」まとまる(2001年10月25日)
 第1回「生活設計と金融・保険に関する調査」をまとめた。金融資産選択行動と生活保障意識の調査結果は次の通り。
▽保有金融資産額は平均1001.3万円。構成比は預貯金69.0%と7割近くを占め、依然として安全性指向が強いポートフォリオ。
▽金融商品購入時に重視する機能などは性別により大きく異なり、金融商品の機能として、女性は元利の保証性や保障(保険)機能を重視。購入前の情報収集では、じょせいは「手数料・払込金額」を重視する。また、金融商品・金融機関を選択する際に最も重視するのは「経営が健全であること」で、男性は「金融商品の分散投資」、女性は「なじみのある金融商品・金融機関」を重視する。
▽生活での最大の不安は世帯収入の減少・伸び悩みで、国に望む自助努力支援策として6割超が「税制面の優遇」支援策を期待。生命保険料控除を知っていたのは81.3%、適用経験ありは80.1%で、生命保険料控除を「拡充してほしい」は72.3%、「存続してほしい」は22.3%。仮に生命保険料控除が廃止・縮小された場合の家計への影響では、「家計の支出を抑えると思う」が41.3%に上り、「影響ない」は27.1%にとどまった。


●新会長に宮澤一橋大名誉教授(2001年8月1日)
 加藤一郎会長(成城学園名誉学園長)が退任、後任に宮澤健一氏(一橋大学名誉教授)が就任。また、新理事に橘木俊詔氏(京都大学経済研究所教授)、波多健治郎氏(明治生命会長)が就任。

●「ねんきんガイド」の改訂版作成(2001年7月25日)
 公的年金と個人年金保険の基本的な仕組みを解説した小冊子「ねんきんガイド 見てわかる年金AtoZ」を改訂(B5判・カラー52ページ)。まず公的年金の基本的仕組みを解説し、年金額については早見表で容易に目安が分かるよう工夫。国民年金、厚生年金、共済年金についてそれぞれ事例を挙げて解説しているため、自営業者、サラリーマン・公務員とその配偶者など幅広く活用できる内容。そのうえで、自助努力商品である個人年金保険について、契約例を示しながら内容・特徴などを分かりやすく解説。今回の主な改訂ポイントは、次の通り。
▽2001年4月から特別支給の老齢厚生年金の支給年齢が段階的に引き上げられることに対応して新たな繰り上げ支給の制度がスタート。これに伴い、厚生年金加入者の繰り上げ支給制度についての項目を追加、具体的な計算例などを交えて解説。
▽変額個人年金保険を取り扱う生保会社が増え、その商品内容も多様化していることに対応、変額個人年金保険の解説を充実させ、基本的な仕組みや契約時の留意点などを分かりやすくまとめた。
▽このほか、諸データを最新のものに洗い替えている。
 冊子の申し込みは、ハガキまたはFAXに住所・氏名・電話番号を明記し、〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-1-4 日比谷中日ビル7F 財団法人生命保険文化センター「ねんきんガイド」係まで(FAX03-5510-3355)。なお、インターネットからも申し込める(http://www.jili.or.jp)。申し込みから10日ほどで、冊子と振込用紙が送付されるので冊子と送料の合計額(1部260円)を振り込む。


●「生保と税金」小冊子の改訂版作成(2001年6月21日)
 生命保険の税金のかかわりについて分かりやすく解説した小冊子「知っておきたい 生命保険と税金の知識」(B5判、カラー40ページ)を改訂。
 主な改訂ポイントは、@贈与税の基礎控除額の引き上げに対応して記述内容を改め、A7月以降の生損保の第三分野相互参入に対応しこれら保険契約の生命保険料控除の取り扱いについて解説を加えた。このほか、諸データも最新のものに。
 この冊子は、1978年の初版発行以来、累計215万部発行、保険金・年金・給付金にかかる税金、保険料控除などについての情報を、具体的事例で分かりやすく解説している。申し込みはハガキまたはFAX(03-5510-3355)で、住所・氏名・電話番号を明記し〒100-0011東京都千代田区内幸町2-1-4 日比谷中日ビル7F財団法人生命保険文化センター「税金パンフレット」まで。インターネット(http://www.jili.or.jp)でも申し込める。10日ほどで小冊子と振込用紙(振込手数料無料)が送付されるので、冊子と送料の合計額(1部の場合は230円)を振り込む。


●生命保険テーマに中学生作文募集(2001年4月26日)
第39回中学生作文コンクールを実施(文部科学省・全日本中学校長会後援、生命保険協会協賛)。課題は「わたしたちのくらしと生命保険」(生命保険・年金に触れれていれば題名は自由)。同コンクールは、1963年の第1回以来今年で39回目を迎え、これまでの応募作品数は約59万1千編に達している(昨年度の応募は全国981校の中学校から2万181編)。
《募集要項》
(1)作文を書くに当たっての参考資料を用意(@「しあわせはみんなでつくるもの−生命保険読本−」、A「第38回中学生作文コンクール入賞作品集」、B「2000年版生命保険ファクトブック」)。希望者はFAX(03-5510-3355)で「生命保険文化センター作文係」あて申し込む。
(2)原稿の枚数=400字詰め原稿用紙2枚以上4枚以内(A4サイズ以上のものを使用)。(3)記入要領=縦書き。1枚目の1行目に題名、2行目に学校名、3行目に学年・組・氏名(フリガナ)・性別を明記。1枚ごとに二つ折りにし右上をとじる。
(4)作品の送付=担任の教諭を通じて「応募票」に取りまとめ送付(個人からの応募も受け付けている)。
 ▽作品応募先…〒100-0011東京都千代田区内幸町2-1-4 日比谷中日ビル7F 財団法人生命保険文化センター作文係(電話03-5510-3353)
(5)締め切り=2001年9月14日(金)(当日消印有効)
(6)各賞および賞品
 @個人賞…文部科学大臣奨励賞・1名(賞状と奨学資金7万円)、全日本中学校長会賞2名(賞状と奨学資金6万円)、生命保険文化センター賞5名(賞状と奨学資金5万円)、地方別生命保険文化センター賞(1等・各都道府県ごとに1名〈賞状と賞品1万円相当〉、2等・各都道府県ごとに選出〈全国で150名程度、賞状と賞品8000円相当〉、3等・各都道府県ごとに選出〈全国で250名程度、賞状と賞品6000円相当〉、佳作・全国で700名程度、賞状と賞品2000円相当〉)
 A学校賞=文部科学大臣奨励賞・全日本中学校長会賞・生命保険文化センター賞の各入賞校ならびに50名以上の多数応募があった学校には、それぞれ学校備品を贈呈。応募者50名未満の場合でも、全校生徒が応募した学校には別途学校備品を贈呈。
 B参加賞=応募者全員に記念品として「ストラップ付ウォレット(財布)」を贈呈。
(7)発表=文部科学大臣奨励賞・全日本中学校長会賞・生命保険文化センター賞の全国賞入賞者ならびに地方別生命保険文化センター賞1等入賞者については11月下旬頃、その他については12月上旬頃にそれぞれ学校あてに通知。
(8)表彰式=2001年11月16日(金)、文部科学大臣奨励賞・全日本中学校長会賞・生命保険文化センター賞の各賞入賞者および付き添い2名(教諭と保護者各1名)を東京に招いて実施。
(9)作品集の制作・配布=作品集を制作し、全国の中学校および図書館へ寄贈。


●「就労様式多様化と生活設計」で調査(2001年4月19日)
企業の変化と働く側の意識変化が相まってワークスタイルが多様化しつつある現状を把握するとともに、ワークスタイルの多様化が家族や家計、そして生活設計に及ぼすであろう影響について考察することを目的に、「ワークスタイルの多様化と生活設計に関する調査」を実施。
《調査結果の主なポイント》
(1)就労意識が多様化する中、就労価値観は四つの志向に集約=@会社や仕事に軸足を置く伝統的な就労意識は薄れ、家族や自分の生活を重視する意識が高まりを見せるなど就労意識は多様化、A伝統的な就労価値観である「会社中心志向」から脱した「専門生きがい志向」「快楽優先志向」「能力至上志向」という新しい就労価値観が浸透していく。
(2)ワークスタイルが多様化=@出勤日や時間帯が変則的な勤務や交代勤務など勤務形態は多様化、A転職、転業・独立の経験は50.5%と、2人に1人が転職、B自己啓発は、経験者の割合が約4割に達するなど一般化しつつある。
(3)ワークスタイル多様化の今後の方向性=@転職を志向する割合は約4割に及び、さらにワークスタイルの多様化を促進、A「能力格差型」「業績格差型」貸金制度は今後さらに広まる(正規雇用)、Bフレックスタイムや裁量労働制など勤務形態に柔軟性が望まれ(正規雇用)。
(4)ワークスタイルの多様化が社会にもたらす変容=@成果・能力主義制度等の浸透が転職志向を高め、人材の流動化を促進する、A自己啓発の活発化に伴い転職・独立型ワークスタイルが増大、B収入が少なく不安定なフリーターが親の経済基盤を浸食。
(5)ワークスタイルの多様化が生活設計に与える影響=@収入や雇用の不安定性が新たな生活不安を増大させる可能性が高まる、A成果主義賃金制度の浸透に伴い、将来の資金準備計画が困難になる、B非正規雇用等の増加が、老後保障を弱体化させる可能性、C就業設計や職業能力設計を重視する生活設計より重要になる、D生活保障基盤が希薄なSOHOは自助努力による生活防衛行動に走る。


●2000年版ファクトブック発行(2001年2月22日)
 2000年度の生保事業のデータブックで、保険種類別・男女別・年代別・都道府県別の加入状況、生保会社の収支・資産運用状況、営業・教育体制などを図表入りで解説。購読希望者はハガキ、FAX、インターネットで申し込む。1部460円。
 【申込先】
 〈住所〉〒100−0011東京都千代田区内幸町2−1−4日比谷中日ビル内 (財)生命保険文化センター「ファクトブック係」
 〈FAX〉03(5510)3355
 〈URL〉
http://www.jili.or.jp/

●「医療保障ガイド」「介護保障ガイド」を作成(2001年1月25日)
 公的医療保障制度の改定の動きなどを受けて、医療保障に関する国民的関心が高まる中、小冊子「医療保障ガイド−病気やケガに備える生命保険活用術−」改訂版を作成。公的医療保障制度の仕組みを分かりやすく解説するとともに、病気やケガに備える生命保険についてニーズに合わせて上手に利用するための基礎知識を紹介。公的医療保険については基礎的な内容に加え、自己負担の仕組みや、病気の状況別の手術・入院費用の目安などをケーススタディーで分かりやすく説明。生命保険については商品の多様化が急速に進む中、主な特徴や留意点を最新の情報を含めて紹介。
《改訂のポイント》
 2001年1月から施行された「健康保険法」等の改正点を踏まえ、新しい公的医療保険制度に対応して記述内容を刷新。病気やケガに備える生命保険商品について、保障対象の多様化・給付条件の短期化や保障期間の長期化・加入条件の緩和など、新しいタイプの特徴を簡潔にまとめた。掲載している各種統計データについても、最新のものに差し替えている。B5判、カラー32ページ。
また、生活設計の視点から介護を考える小冊子「介護保障ガイド−これからの生活設計と介護−」も作成(B5判、40ページ)。介護を「生活設計上のリスク」としてとらえ、リスクマネジメントの視点から介護に対する備えを解説している。介護のリスクを生活設計の中でどのように位置付けるかを考え、公的介護保険制度に対する理解を深め、さらに、自助努力の仕組みとしての民間介護保険について知ることを目的としている。各種情報を図表やチャートにまとめ、イラストも多用、分かりやすく解説したユニークな内容。
 《主な構成》
▽PART.I 「長寿社会の生活設計−介護はみんなの課題です−」 ▽PART.II 「公的介護保険の仕組みと内容」 ▽PART.III 「生命保険会社の介護保険の仕組みと内容」 ▽介護保障Q&A、巻末資料
【申込要領】 ハガキまたはFAXに、住所・氏名・電話番号を明記のうえ、〒100−0011 東京都千代田区内幸町2−1−4 日比谷中日ビル7階(財)生命保険文化センター「医療保障ガイド」「介護保障ガイド」係まで申し込む。FAX03(5510)3355。インターネットでも申し込める(http://www.jili.or.jp/)。10日ほどで、小冊子と振込用紙 (振込手数料無料) が送付されるので、小冊子と送料の合計額 (小冊子1部の場合 260円)を振り込む。


●「生命保険Q&A」改訂版を作成(2000年12月20日)
 消費者が知りたい生命保険の基礎知識をQ&A形式でまとめた小冊子「生命保険Q&A〜こんなときどうしたらよいか」の改訂版を作成(B5変形判、カラー80ページ)。改訂のポイントは、@新商品の登場に合わせ新タイプの商品に関する情報を追加(外貨建て保険、利率変動型保険など)、A多様化する販売チャネルについての解説を追加(通信販売、代理店制度など)、B生保会社の経営に関連する情報の整理・充実。
<申し込み要領>
はがきまたはFAXに住所・氏名・電話番号を明記、郵便番号100−0011 東京都千代田区内幸町2−1−4 日比谷中日ビル7階、財団法人生命保険文化センター「Q&A」係まで申し込む。インターネットでも申し込み可能。FAX…03-5510-3355 URL…http://www.jili.or.jp/
10日ほどで小冊子と振込用紙を送付、小冊子と送料合計額(1部310円)を振り込む。


●全生保加入率は91・8%、減少続く(2000年12月)
 平成12年度の生保全国実態調査の結果まとまる。民間保険・簡易保険・JA共済の全生保の世帯加入率(個人年金保険含む)は91・8%で、前回の平成9年度(93%)より1・2ポイント減少。平成6年度の95%をピークに減少傾向続く。内訳は民保79%(前年度80・8%)、簡保52%(53・4%)、JA15・7%(17%)。世帯員加入率は世帯主87・9%(89・4%)、配偶者76・6%(75・7%)と配偶者の加入率が増加。
 世帯加入件数は全生保4・6件(4・9件)、民保3・1件(3・2件)、簡保2・7件(2・8件)、JA2・4件(2・6件)といずれも減少。世帯加入金額は普通死亡保険金額で全生保4141万円(4566万円)、民保3781万円(4180万円)、民保の世帯主で2561万円(2791万円)と保障のリストラが進んでいる。年間払込保険料は全生保61万円(67万6000円)、民保43万3000円(49万4000円)。


●中学生作文コンクールの入賞者決まる(2000年11月9日)
 第38回中学生作文コンクールの全国賞8編・地方別入賞作品が決定。文部大臣奨励賞には静岡県富士市立元吉原中学校2年・山崎翔太さんの「安心と頑張りのエネルギー」、全日本中学校長会賞には千葉県千葉市立末広中学校3年・三橋泰子さんの「両親が残していってくれたもの」など2編、このほか生命保険文化センター賞に5名が選ばれた。

●「ねんきんガイド」改訂版作成(2000年9月6日)
 公的年金と個人年金保険の基本的仕組みを解説した小冊子「ねんきんガイド〜見てわかる年金A toZ」の改訂版では、公的年金の保険料についての項目を新たに追加。また新たに「女性と年金」のページを追加、夫婦での年金受け取りパターンを解説。B5判、カラー48ページ、260円。
<申し込み方法>
はがきまたはFAXに住所・氏名・電話番号を明記し、郵便番号100-0011東京都千代田区内幸町2-1-4日比谷中日ビル7階・ 財団法人生命保険文化センター「ねんきんガイド」係まで。FAX03-5510-3355。


●「新・ライフプラン ガイドブック」改訂版作成(2000年9月6日)

個人化・多様化が進む時代をいかに自分らしく生きるかという視点から、新たな生活設計方法を提案。@自分らしい生き方の実現に向け、短期・中期・長期の課題を明らかにする、A生活を取り巻くさまざまなリスクを確認、その対応を考える、B自分自身の生活設計と家族の生活設計の調整を図る−−というステップを各シートに記入しながら進め、自分自身のライフプランが立てられる。参考資料として、生活設計に必要な最新の資料・情報を網羅した「データブック」をセット。「新・ライフプランガイドブック」=A4判、32ページ(5枚の記入シート付)、「新・ライフプランデータブック(生活設計資料集)」=A4判、40ページ、1セット510円。
<申し込み方法>
はがきまたはFAXに住所・氏名・電話番号を明記し、郵便番号100-0011東京都千代田区内幸町2-1-4日比谷中日ビル7階 ・財団法人生命保険文化センター「新ライフプラン」係まで。FAX=03-5510-3355。


●誰でも分かる生命保険の小冊子発行(2000年2月22日)
 「新版・生命保険いろはにほんと〜自分にあった選び方生かし方〜」の改訂版を発行(B5版48ページ)。生命保険の基礎知識と選び方のポイントを一般消費者向けに分かりやすく解説。今年度版では、転換制度の注意点や、新しいタイプの変額個人年金、外貨建保険、予定利率変動型保険などの解説を追加。
 小冊子頒価・送料合計260円。
<問い合わせ先>電話03(5510)3350